輸入車のモデル年式とは?モデル年式を知るための確認方法と必要な理由

ネクステージのサイトを検索お気に入りを見る

輸入車のモデル年式とは?モデル年式を知るための確認方法と必要な理由

輸入車のモデル年式とは?モデル年式を知るための確認方法と必要な理由

輸入車のモデル年式は、国産車の年式と意味合いが異なります。この輸入車特有のモデル年式の存在を知らなかったり、日本で一般的に使われる年式との違いがわからなかったりする人は多いのではないでしょうか。

 

年式は正しく理解しておかないと、輸入車の故障時など困ることもあります。国内における年式との違いやVINコードといった用語の意味をきちんと把握しておけば、米国車や欧州車のモデル年式も理解できトラブルを減らすこともできるでしょう。そこでこの記事では、モデル年式の意味や確認方法、必要な理由を解説します。

 

※目次※

1.輸入車のモデル年式って何?

2.輸入車のモデル年式を知るにはVINコードが必要

3.モデル年式が必要になる場合

4.中古輸入車を購入するとき

5.まとめ

 

■POINT

 

 

・輸入車のおける年式にはモデル年式と初度登録年月の2種類がある!

・17桁のVINコードの読み取り方を知っておけば、トラブル時にもスムーズに対応できる。

・年式は中古車を買う際の判断材料のひとつとして正しく認識しておこう!

 

 

世界のクルマが2,000台以上!正規輸入中古車をチェック >

 

輸入車のモデル年式って何?

輸入車のモデル年式とは?モデル年式を知るための確認方法と必要な理由

モデル年式はヨーロッパを主とした輸入車における考え方で、国産車の年式がもつ意味とは異なります。輸入車を日本で販売する場合は、車両の日本への移動などで時間がかかり、製造と登録に誤差が生じるためです。ここからは、輸入車のモデル年式と国内で一般的に使われる年式との違いについて解説します。

 

輸入車のモデル年式とは製造された年のこと

輸入車のモデル年式とは、車が製造された年のことです。米国車の場合はモデルイヤーを指すこともあります。アメリカではその年の半ばから、ヨーロッパでは9月以降に生産された車は翌年モデルとなるので注意が必要です。

 

輸入車を日本で販売する場合は、本国での製造から日本での販売までに時間を要するため、モデル年式と年式(初年度登録年月)にズレが生じます。たとえば、2010年10月に製造された輸入車を日本で同年11月に登録すると、モデル年式は2011年で登録年式は2010年になるでしょう。

 

一方で、国産車は車の製造された年と登録された年には誤差が生じることはほとんどありません。

 

もうひとつの年式の意味は「初度登録年月」

年式のもうひとつの意味は、「初度登録年月」という国内で車を登録した年です。軽自動車の場合は初度検査年月と呼ばれます。

 

新車であれば、年式と購入年は同じです。一方、中古車の場合は、最初の持ち主が購入した年が年式となるため年式と購入年は異なります。

 

一般的に古い車を低年式、新しい車を高年式と呼び、中古車の販売価格を大きく左右するポイントです。中古車を購入するときは、ひとつの目安にするとよいでしょう。

 

輸入車のモデル年式を知るにはVINコードが必要

輸入車のモデル年式とは?モデル年式を知るための確認方法と必要な理由

米国車や欧州車など輸入車のモデル年式を調べるには、VINコードを確認することが必要です。メーカーにより違いはありますが、17桁のVINコードには、車に関するさまざまな情報が詰まっています。ここからは、新車や中古車どちらを詳しく知るためにも欠かせないVINコードについてみていきましょう。

 

VINコードとは

VINコードとは、シリアルナンバーとも呼ばれる17桁の個体識別番号です。VINコードには生産国や車のメーカー、モデル年式など重要な情報が含まれています。

 

米国車や欧州車はVINコードを採用しており、メーカーによって多少の違いはありますが、基本的な仕様は同じです。1981年以降、米国車ではメーカー問わず共通の形式で記載されるようになりました。

 

VINコードは、車体のフロントガラスの内側やダッシュボードの左側などに記載されています。ほかにも、左側の運転席のドアヒンジのBピラーコーションステッカーに記載されることもあるようです。

 

VINコードの読み方

VINコードは、それぞれの桁で記載する内容が決まっています。1桁目が意味するのは製造国です。1はアメリカ、2はカナダ、3はメキシコ、4・5はアメリカ、6はオーストラリアを指します。

 

2桁目はメーカーです。Tはトヨタ、Nは日産、JはJEEPとなります。3桁目~8桁目は車両の特性として、ドアの数、2WDか4WDか、エンジン、グレード、安全装備、プラットフォームの種類などを意味します。

 

9桁目は、シリアルナンバーが正確かをチェックするものです。10桁目はモデル年式、11桁目は組み立て工場略号、12桁目~17桁目は製造連番を表します。

 

モデル年式が必要になる場合

輸入車のモデル年式とは?モデル年式を知るための確認方法と必要な理由

米国車や欧州車に記載されているモデル年式は、車に関するあらゆる手続きで必要になるものです。たとえば、車の修理で部品を注文するときや車の税金の計算をするときに必要になります。自動車保険の契約をするときも知っておかなければいけません。ここからは、モデル年式が必要となるシーン別に詳しく解説していきます。

 

修理などで部品を注文するとき

修理などで部品を注文するときにモデル年式は必要です。正規輸入車ではない場合や正規ディーラーが存在しない場合は、部品を並行輸入する必要があります。その際にモデル年式を伝えなければいけません。

 

モデル年式を伝える際は、国内における初度登録年月と混同しないように注意しましょう。正しい年式を伝えなければ、見当違いの部品を取り寄せることになり兼ねません。VINコードをきちんと読み取り、間違いのないようにしましょう。

 

税金の計算をするとき

車の税金を計算するときも年式は必要です。ガソリン車の場合は初度登録から13年、ディーゼル車の場合は11年が経過すると、自動車税が上がります。

 

登録年数が長くなれば税金も高くなるため、少しでも自動車税を抑えたいのであれば、高年式の中古車を購入するといいでしょう。

 

自動車保険を契約するとき

自動車保険を契約するときも年式の把握は必要です。自動車の年式が分からない、または古すぎると、自動車保険への加入ができないことがあります。自動車保険に加入する場合は、事前に年式をチェックしておきましょう。

 

自動車保険の保険料は、年式と車種によって算出されます。少しでも保険料を抑えたい場合は車種にも注目するとよいでしょう。

 

低年式の車は、事故を起こしたときに支払われる保険金が少なかったり、補償範囲が狭くなったりとデメリットが目立ちます。自動車保険の補償内容を重視するのであれば、高年式の自動車を購入したほうがよいでしょう。

 

中古輸入車を購入するとき

輸入車のモデル年式とは?モデル年式を知るための確認方法と必要な理由

中古輸入車を購入するときは、年式も判断材料とするのがよいでしょう。走行距離や車検の有無、修復歴などチェック項目のひとつに年式も加えましょう。しかし、低年式だと安全性に不安があり、高年式なら安全というわけではありません。総合的に判断するためにも、年式だけで決めず車の状態をきちんと把握して中古輸入車を選びましょう。

 

年式も判断材料とするのがよい

中古輸入車を購入するときは年式も判断材料にするとよいでしょう。年式が古すぎると、先述したように自動車税や自動車保険の契約内容で不利になることもあるからです。

 

ほかにも、購入後に不具合が起きたり、パーツ交換頻度が高くなったりと、何かとトラブルが起きる可能性も高くなる傾向にあります。安全性を求めるのであれば、少しでも年式が新しい車を選ぶようにしましょう。

 

一方で、年式が古くても丁寧に取り扱われ、メンテナンスも行き届いている、状態が良い中古輸入車も存在します。走行距離や外装・内装の状態などをチェックしつつ、年式も判断材料にするのがよいでしょう。

 

高年式だからよいとは限らない

中古輸入車は高年式だからよいとは必ずしもいいきれません。年式以外も確認しておくと購入後も安心して乗車できます。車検の有無や走行距離はどれくらいか、修復歴の有無など細かくチェックしましょう。こうした項目に何か不備があれば、たとえ高年式でもリスクが高い自動車を選ぶことにつながってしまう恐れもあるからです。

 

高年式だからとそのほかの条件をチェックせずに選ぶのは避けたほうがよいでしょう。低年式でも、状態が良くリスクが低い中古輸入車もあります。年式は、良質な車を選ぶにあたり、総合的な判断をするひとつのチェック項目に過ぎないと考えておくとよいでしょう。

 

まとめ

輸入車のモデル年式とは?モデル年式を知るための確認方法と必要な理由

自動車の年式には、モデル年式と初度登録年月の2つがあります。輸入車を購入した場合は2つの年式に差が生じるため、それぞれ正しく理解することが大切です。

 

年式は自動車税や自動車保険の内容も左右する要素であるため、年式が分からない車や年式が古すぎる車はできるだけ避けるのがおすすめです。一方で、年式は判断材料のひとつとして捉え、走行距離や車体の状態など総合的に判断して決めるようにしましょう。

 

ネクステージでは国産車はもちろん、輸入車についても豊富な中古車在庫を取り揃えております。トラブルリスクのある修復歴車(事故車)は販売せず、低年式車もお求めやすい価格でご用意しておりますので、中古車の購入をご検討の際はぜひご相談ください。

輸入車のモデル年式とは?モデル年式を知るための確認方法と必要な理由



今人気の中古輸入車をチェック


 

 

■中古輸入車在庫台数日本一「正規輸入車専門店 ユニバース」

輸入車のモデル年式とは?モデル年式を知るための確認方法と必要な理由

 

■オシャレな輸入車カタログ|supreme_cars

輸入車のモデル年式とは?モデル年式を知るための確認方法と必要な理由

 

シェアページトップへ