外車の税金は国産車に比べて高いの?維持費の傾向や安く抑えるポイント
外車は日本国内でも高い人気がありますが、国産車と比べると費用面で高くなりがちです。外車を購入したいけれど、「費用面が不安」という方もいるのではないでしょうか。
この記事では、外車にかかる維持費を中心に、国内でかかる税金など、国産車と比べてどれくらいの差があるのかをご紹介します。税金や維持費を安くするためのポイントも、あわせてご紹介するので、参考にしてみてください。
※目次※
・外国に比べて日本は車に課せられる税金が安い。国内で使用する際に外車と国産車でほとんど差はない
・外車はガソリン代や修理費が高くなりやすいため、少しでも安く抑えるためのポイントを確認しよう
・ネクステージでは全国にある豊富な在庫を対象に探せるため、欲しい外車を手に入れやすい!
外国に比べて日本の車の税金は高いの?
車の税金を支払う時期に差し掛かると、税額の高さに溜め息をつく方もいるのではないでしょうか。日本の車の税金は、世界的に見ても高いと言われています。
ここでは、日本とヨーロッパを比較しながら車の税金について見ていきましょう。また、日本の自動車税(種別割)の金額についても紹介します。
税金はヨーロッパよりは安い
日本の車の税金は、ヨーロッパよりも安いことをご存じでしょうか。注目すべきは付加価値税と燃料税です。
ヨーロッパの付加価値税の税率は20%と、日本よりも10%高いのです。物を購入するときに税率が10%も違えば、買い物の大小に関係なく支払う金額も大きく変わってくるでしょう。
ヨーロッパの燃料税は、日本の2倍近い金額になっています。日本の場合、車を所有しているだけで支払わなければならない税金がありますが、総合的にはヨーロッパのほうが若干高いと言えるでしょう。
自動車税(種別割)の税率は引き下げられた
自動車税は、2019年10月1日から名称が「自動車税(種別割)」に変更されました。同時に、同日以降に初回新規登録を受けた乗用車を対象に、自動車税(種別割)の税率が引き下げられています。
自動車税(種別割)の税率引き下げには、同時期にスタートした消費税増税が関係しています。なお、軽自動車は税率の引き下げの対象外となっているため、把握しておきましょう。
税額は、次の項目で紹介するので具体的な金額を知りたい方はチェックしてみてください。
国内でかかる車の税金は外車も国産車も同じ金額設定
日本国内において、自動車税(種別割)や自動車重量税などの税金の基準は、外車も国産車も同じです。いずれにしても、指定された時期に、定められた額を支払わなければなりません。
では、自動車にかかる税金にはどのようなものがあるのでしょうか。
自動車税種別割
自動車税(種別割)とは、日本国内で自動車を所有している方に対して発生する税金です。毎年4月1日時点の自動車の車検証に記載されている持ち主に対して請求されます。
税額は、自動車の用途ごとに、総排気量・最大積載量で定められています。年数が経過し、環境負荷が大きくなった車に対して、重税が行われる仕組みです。以下では、利用の多い乗用車の自家用車に該当する金額を示しています。
総排気量 |
自家用(白ナンバー) |
|
令和元年10月1日以後 初回新規登録 |
令和元年9月30日以前 初回新規登録 |
|
電気自動車 |
2万5,000円 |
2万9,500円 |
1L以下 |
2万5,000円 |
2万9,500円 |
1L超~1.5L以下 |
3万500円 |
3万4,500円 |
1.5L超~2L以下 |
3万6,000円 |
3万9,500円 |
2L超~2.5L以下 |
4万3,500円 |
4万5,000円 |
2.5L超~3L以下 |
5万円 |
5万1,000円 |
3L超~3.5L以下 |
5万7,000円 |
5万8,000円 |
3.5L超~4L以下 |
6万5,500円 |
6万6,500円 |
4L超~4.5L以下 |
7万5,500円 |
7万6,500円 |
4.5L超~6L以下 |
8万7,000円 |
8万8,000円 |
6L超~ |
11万円 |
11万1,000円 |
自動車重量税
自動車重量税とは、自動車の重量に応じて支払う税金です。新車購入時や車検の際に、次回の車検の期間までの分をまとめて納付します。
税額は、車両重量0.5tごとに増加するのが特徴です。納付は、車検や新規登録の際に、自動車重量税納付書へ印紙を貼り付けて提出します。
以下では、中古車に多い自家用2年の税額を表でまとめています。
車両重量 |
2年自家用 |
||||
エコカー |
エコカー (本則税率) |
エコカー外 |
|||
右以外 |
13年経過 |
18年経過 |
|||
0.5t以下 |
免税 |
5,000円 |
8万2,000円 |
1万1,400円 |
1万2,600円 |
0.5t以上~1t |
1万円 |
1万6,400円 |
2万2,800円 |
2万5,200円 |
|
1t以上~1.5t |
1万5,000円 |
2万4,600円 |
3万4,200円 |
3万7,800円 |
|
1.5t以上~2t |
2万円 |
3万2,800円 |
4万5,600円 |
5万400円 |
|
2t以上~2.5t |
2万5,000円 |
4万1,000円 |
5万7,000円 |
6万3,000円 |
|
2.5t以上~3t |
3万円 |
4万9,200円 |
6万8,400円 |
7万5,600円 |
外車に乗るなら税金以外の費用も考慮しよう
税金面では、外車も国産車も差がないことがわかりました。しかし、外車に乗りたいのであれば、税金以外の費用を考慮する必要があります。
外車は、税金の他にも費用が高くなりやすいポイントがあります。購入前に確認しておきましょう。
修理費用が高くなりやすい
外車の維持費は、国産車と比べると1割~3割ほど高額になると言われています。正規ディーラーから中古車販売店まで多くの業者が部品を取り扱う国産車に対し、外車の部品は車両と同様に輸入しなければならないためです。
交換したい部品の在庫が切れている場合は、外国から新たに輸入します。仕入れるだけでもコストがかかるため、部品そのものの価格よりも高額になるケースが多くなります。
また、国産車と外車の部品代を比べると外車のほうが高い傾向にあります。具体的な価格はメーカーや車種により異なりますが、車両価格が高ければ高額な部品が使われていることも多く、費用がかさみます。
一般的に、修理費用は国産車より1割以上高額になるケースが多いことを理解しておくと安心です。
ガソリン代が高くなりやすい
外車は、国産車と比べると燃費性能の点で劣っている傾向があります。海外では日本のような渋滞が発生することが少なく、頻繁に発進と停車を繰り返すような走り方では燃費が悪くなることがあるためです。
また、外車はハイオクガソリンの使用が指定されているものが一般的です。これは「オクタン価」の違いによるものです。海外のガソリンのオクタン価は95以上であるのに対し、日本のレギュラーガソリンのオクタン価は89となっています。
レギュラーガソリンを無理に使うことでエンジンのノッキング(異常爆発)を起こしてしまう可能性があるため、オクタン価が96と高いハイオクガソリンを使う必要があるのです。
外車の維持費を安くするなら税金よりも修理費に注目しよう
では、維持費を安くするためにはどうしたら良いのでしょうか。ここで大切なのが「修理費」です。税金にも免税などの対策ができるものもありますが、長年乗り続けるのであれば負担になりやすい修理費も検討しましょう。
ここでは、維持費が安めな外車の種類と、修理費に関する注意事項をご紹介します。
外車でも広く普及していれば維持費は安め
「国産車と同じくらいの維持費で済む外車が欲しい」という方は、日本国内で人気のある車種を選ぶ方法があります。全国的に広く普及している車種であれば、部品を多く取り扱う店舗も増えるでしょう。
例えば、イタリアの車メーカー、フィアットが販売する「500」やドイツのフォルクスワーゲン「ゴルフ」が人気車種のひとつです。いずれも世界的に人気を集めており、部品も比較的安い価格で交換できます。
フィアットの「500」は車両本体価格もリーズナブルに設定されているため、購入から維持費まで総合的に節約できるでしょう。修理代を安くして維持費を抑えるのであれば、広く普及している人気車種に絞って選ぶことがおすすめです。
車検費用が50万円程度になる場合もある
外車を車検に通す際、整備・点検といった内容は国産車と変わりません。しかし、交換や整備が必要なパーツによっては車検費用として50万円程度を費やす可能性もあります。外車の車検時は、修理すべき部分と今すぐに修理が必要ではない部分を明確にしておくと安心です。
車検での整備は、店舗によって「修理すべき」と判断する部分が異なります。業者側は修理する場所が多いほうが売り上げにもつながるため、すべて任せてしまうと想像以上の費用を要求されるかもしれません。
車検の整備を依頼する前に、しっかり車を見てもらって契約書の内容を確認しましょう。なぜ修理が必要なのか、どのくらい劣化しているのかなど項目をひとつずつチェックします。修理が必要ないと感じた場合は、店舗側に説明して内容を調整してもらいましょう。
外車にかかる税金や維持費を安くするポイント
外車にかかる税金や維持費を安くするためには、日頃から費用を安く抑える意識が大切です。以下ではこれから外車を購入することを検討している方にも分かりやすいように、外車にかかる税金・維持費を安くするポイントについてご紹介します。
車選びにこだわる
外車の維持費を安くするには、少しでも節約につながるような車を選ぶことが重要です。2年に一度の重量税はどのくらい支払う必要があるのか、全国的に普及している車種か、といったポイントが判断基準のひとつになります。
人気があり普及率が高い車種であれば、修理が必要になった場合にも部品交換費用や整備費用の節約に効果的です。可能であれば店舗側にも相談して、メンテナンス費用の相場を理解しておくと選びやすくなるでしょう。
近年は低燃費の外車も多く販売されているため、燃費の良さで選ぶこともおすすめの方法です。燃料補給の頻度が減るだけでなく、重量税の減税を受けられる可能性もあります。「車両価格が安いから」という理由も大切ですが、長期的な計画をたてて選ぶようにしましょう。
交換する部品を緊急度の高いものだけにする
車検や定期的なメンテナンスの際には、「どの部品をなぜ交換・修理するのか」を理解して同意することが大切です。業者側にすべて任せてしまっては、緊急性の低い部品まで交換するプランを勧められるかもしれません。
「なるべく車を新しい状態にしたい」という方であれば問題ありませんが、節約に効果的とは言えないでしょう。交換や修理の必要性がある部品だけ依頼すると、維持費も安く済ますことができます。
自分だけで判断できない場合は、周囲の方に相談することもひとつの方法です。業者だけではなく、なるべく多くの情報を集めて整備内容を決めましょう。契約を結ぶ前に業者としっかり話し合い、納得できる内容でメンテナンスを依頼することが重要です。
税金の安い外車を探すならネクステージがおすすめ!
税金の安い外車を探しているのなら、ネクステージがおすすめです。ネクステージは全国に200店舗以上を展開しています。(2022年5月現在)
豊富な販売実績を持つネクステージなら、お望みの1台を見つけられるかもしれません。
外車のラインアップも豊富
ネクステージでは、軽自動車やSUVをはじめとする専門店や外車ディーラー事業も行っており、在庫台数は3万台を誇ります。(2022年5月現在)国産車だけではなく外車のラインアップも豊富で、修復歴のある車やメーター改ざん車などの車は販売していないため、安心してご乗車いただけます。
また、「遠方の地域にある販売店の車を見てみたい」というご要望にも、対応可能です。全国どこの店舗にある車でもリーズナブルな価格で取り寄せを行います。
外車購入時にも保証がある
ネクステージで購入した車を安心して使っていただくために、さまざまな保証サービスをご用意しています。外車の場合は、購入から1ヶ月の間は無料保証期間となっており、その間に起こったエンジンやトランスミッションなどの不調や故障などに対して部品交換などの修理も受け付けています。
その他に、有料保証サービスとして「サービスサポート」を用意しており、期間中のオイル交換や無料点検、トラブルが発生した際はロードサービスを利用できます。加入には条件があり、外車の場合は「初年度登録から13年未満、かつ総走行距離10万km以下」の車が加入できます。
まとめ
外車は、税金では国産車とほとんど差はありませんが、修理費やガソリン代などの維持費がかかりやすいことが分かりました。「外車は高いかも……」と悩んでいる方は、中古車を選択肢に含めるのもおすすめです。
ネクステージでは、国産車・外車のいずれも在庫が豊富にあるため、欲しいと思う1台を見つけられるでしょう。中古車の購入をお考えの方は、ぜひネクステージまでお問い合わせください。
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