8人乗りの外車はある?多く乗り入れできるおすすめの車は?
家族向けのファミリーカーとして人気の国産車は、8人乗りタイプも多く販売されています。しかし、外車にも8人乗りが可能な車があるのか気になるという方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、8人乗りの外車・輸入車について解説していきます。人気の車種の特徴を知る機会にもなるでしょう。日本で外車を運転する際には、ストレスを感じにくいボディサイズを見極めることも大切です。車種選びのポイントもふまえておすすめの外車をチェックしましょう。
※目次※
・8人乗りの外車は、日本ではほとんど販売されていない。しかし7人乗りであれば多くのメーカーから購入可能。
・最大7人が乗車できるおすすめの外車をご紹介。6メーカーから8車種をピックアップ!
・7人乗りの外車を購入する際は、日本の道路で走行しやすいボディサイズを選ぼう。車幅が1.8メートル以下なら安心!
8人乗りの外車はあるのか
日本国外では、8人乗りの大きな車はそれほど普及していません。日本ではさまざまな車メーカーが最大8人乗りの車種を販売しているため、「購入するなら8人乗り」と考える方もいるでしょう。以下のような車が知られています。
- ・ヴォクシー(トヨタ)
- ・セレナ(日産)
- ・フリード(ホンダ)
- ・デリカD:5(三菱)
- ・ビアンテ(マツダ)
大人数が乗車できて容量の大きいミニバンやワンボックスカーは、ファミリーカーとして人気を集めています。ほかにも多数の車種がありますが、外国ではほとんど見られません。ミニバンタイプの車は一般的ではなく、セダンやSUVなどが普及しているためです。しかし、7人乗りであれば比較的多くの車種が選択できます。
7人乗りのおすすめの外車は?
メルセデス・ベンツをはじめ、多くの人気メーカーが7人乗りの車を販売しています。高級車ならではのインテリアや機能を体感できるため、お気に入りの車種を手に入れられるようチェックしておきましょう。7人乗りにおすすめの外車を、基本スペックと魅力ポイントをあわせて8車種ご紹介します。
メルセデス・ベンツ GLS
メルセデス・ベンツから販売されるSUVのプレミアムモデルが「GLS」です。砂漠地帯でもスムーズな走行を維持できるのが特徴といえます。トランスミッションには電子制御9速のオートマチックを搭載しているため、素早く軽快なギアチェンジが体感できるでしょう。以下は「GLS 350 d 4MATIC Sports」の基本スペックです。
- ・新車価格:1,261万円
- ・ボディサイズ:全長5.14メートル×全幅1.98メートル×全高1.85メートル
- ・車両重量:2,580キログラム
- ・ホイールベース:3.075メートル
- ・駆動方式:4WD
- ・総排気量:2,986cc
- ・燃費:リッター 11.3キロメートル
ほかのメーカーと比較しても高額な車種ですが、7人がゆったり座れるシートとラグジュアリーなデザインはGLSならではの魅力といえます。
メルセデス・ベンツ Vクラス
「Vクラス」は、世界的な人気を誇るメルセデス・ベンツのワゴン車です。7人乗りの3列シートはシーンに合わせてアレンジが可能で、リアシートを向かい合わせるかたちにしたり、2列目を取り外してラゲージスペースを拡大したりできます。以下は「V 260 ロング」の基本スペックです。
- ・新車価格:752万円
- ・ボディサイズ:全長5.15メートル×全幅1.93メートル×全高1.88メートル
- ・車両重量:2,270キログラム
- ・ホイールベース:3.2メートル
- ・駆動方式:FR
- ・総排気量:1,991cc
- ・リッター15.3キロメートル(ディーゼルエンジンの場合)
全長5メートルを超えるボディが快適な車内空間を実現しています。7人でのお出かけだけでなく、小人数でのアウトドアも満喫できるでしょう。
プジョー 5008
「5008」は、プジョーが「3008」のコンセプトをベースに開発したSUVです。前身モデルよりもボディをサイズアップし、よりいっそうダイナミックな外観になりました。テールゲートはハンズフリーで開閉できる機能を搭載しているため、両手がふさがった状態でもスムーズな積み下ろしが可能です。以下は「5008 Allure」の基本スペックとなります。
- ・新車価格:421万7,000円
- ・ボディサイズ:全長4.64メートル×全幅1.84メートル×全高1.65メートル
- ・車両重量:1,560キログラム
- ・ホイールベース:2.84メートル
- ・駆動方式:FF
- ・総排気量:1,598cc
- ・燃費:リッター14.3キロメートル
7人乗りのシートはすべてが独立しており、乗車人数や荷物の大きさに合わせてシートアレンジが可能です。
BMW X5
「X5」は、BMWからはじめて販売されたSUVです。オフロードでの優れた走行性と、車内の快適性の両立を重視しています。ベースグレードでは5人乗りの2シートですが、サード・ロー・シートを追加することで7人乗りにアップグレードが可能です。以下はサード・ロー・シートを搭載した「X5 xDrive35d M Sport」の基本スペックとなります。
- ・新車価格:1,031万円
- ・ボディサイズ:全長4.935メートル×全幅2.005メートル×全高1.77メートル
- ・車両重量:2,270キログラム
- ・ホイールベース:2.975メートル
- ・駆動方式:4WD
- ・総排気量:2,992cc
- ・燃費:リッター14.4キロメートル
ボルボ XC90
「XC90」は、ボルボが販売するSUVです。新車価格はベースグレードで800万円以上と高級車に位置づけられるでしょう。2019年10月現在で5つのグレードを展開しています。以下は「T5 AWD Momentum」の基本スペックです。
- ・新車価格:813万7,963円
- ・ボディサイズ:全長4.95メートル×全幅1.93メートル×全高1.775メートル
- ・車両重量:2,060キログラム
- ・ホイールベース:2.985メートル
- ・駆動方式:4WD
- ・総排気量:1,968cc
- ・燃費:リッター12.9キロメートル
ボディデザインの美しさはもちろん、ドライバーが運転に集中しやすいようなコックピット周辺機能にもこだわっています。ボルボのアイデンティティでもあるT字型のヘッドライトで、夜間でも快適なドライブを楽しめるでしょう。
アウディ Q7
「Q7」は、アウディが販売するプレミアムSUVです。市街地からオフロードまで、地面のコンディションを問わない走行性能を誇っています。以下は7人乗りの「Q7 45 TFSI quattro」の基本スペックです。
- ・新車価格:827万円
- ・ボディサイズ:全長5.07メートル×全幅1.97メートル×全高1.735メートル
- ・車両重量:2,020キログラム
- ・ホイールベース:2.995メートル
- ・駆動方式:4WD
- ・総排気量:1,984cc
- ・燃費:リッター12.6キロメートル
ベースグレードでは5人乗りですが、オプションで3列シートに対応できます。電動分割可倒式シートを搭載するため、状況に応じてフルフラットへのアレンジも可能です。
フォルクスワーゲン ゴルフトゥーラン
「ゴルフトゥーラン」は、フォルクスワーゲンが販売する7人乗りの車です。2019年10月のマイナーチェンジでボディデザインが変更され、後部まで伸びるルーフラインが個性的な車となりました。以下は「ゴルフトゥーラン TSI Trendline」の基本スペックです。
- ・新車価格:299万9,000円
- ・ボディサイズ:全長4.535メートル×全幅1.83メートル×全高1.67メートル
- ・車両重量:1,560キログラム
- ・ホイールベース:2.785メートル
- ・駆動方式:FF
- ・総排気量:1,394cc
- ・燃費:リッター18.5キロメートル
リアシートをすべて倒すと1,857リットルもの容量が確保できるため、ゴルフバッグやサーフボードの積み込みもストレスにならないでしょう。
フォルクスワーゲン シャラン
「シャラン」は、フォルクスワーゲンが販売するミニバンです。初代は1995年発売と歴史も古く、2019年10月現在ではディーゼルモデルも販売しています。以下は「シャラン TSI Highline」の基本スペックです。
- ・新車価格:498万6,000円
- ・ボディサイズ:全長4.855メートル×全幅1.91メートル×全高1.765メートル
- ・車両重量:1,820キログラム
- ・ホイールベース:2.92メートル
- ・駆動方式:FF
- ・総排気量:1,394cc
- ・燃費:リッター15キロメートル
オプションでは電動パノラマルーフが追加できるため、7人でのドライブでも圧迫感によるストレスを軽減できます。旅行やアウトドアが好きな方にも適した車種といえるでしょう。
7人乗りの外車の特徴は?
7人乗りの車は3列シートを搭載する必要があるため、ミニバンやワンボックスタイプの車種が多く見られました。しかし、近年ではSUVが人気を集めています。
ミニバンはデザインのバリエーションが少ないデメリットがありますが、SUVであれば見た目のかっこよさや個性的なボディデザインも楽しめるでしょう。オフロード走行を想定したモデルも多く、スペックが高い車を見つけやすいのもSUVの魅力です。
ミニバンの販売が少ない外国では、とくにSUVの走行性や実用性を重視する傾向にあります。低燃費の外車も次々と登場しているため、今後は日本国内で7人乗りの外車を選ぶ方も増えるのではないでしょうか。
7人乗りの外車を選ぶ際の注意点
7人乗りの外車を購入する際は、日本と外国の道路の違いやライフスタイルを考慮して選ぶことが大切です。日本の道路は外国よりも狭い場所が多いため、車幅が大きい車ではストレスに感じてしまうかもしれません。また、車検代や税金が高くなるケースも見られます。国産車では気にならない部分も重視して、満足に運転できる外車を選びましょう。
日本の道路に合ったサイズにする
運転しやすい外車を手に入れるために、ボディサイズをしっかり確認することが重要です。車のボディサイズは、全長・全幅・全高の3点から判断できます。外車において、とくに重視したいのは全幅(車幅)です。
日本国内では、全幅1.8メートルを上回る車は走行にストレスを感じるといわれています。運転に慣れていない車であれば外壁や対向車と接触するリスクも高まるため、なるべく1.8メートル以下のサイズから選択できると安心です。
車検代が高くなりやすい
正規ディーラーや中古車販売業者での取り扱いが多い国産車に比べて、外車は消耗部品や純正パーツの在庫が限られています。車検の際に部品交換・修理が必要になった場合、費用が高額になりやすい点は理解しておきましょう。
また、車両重量によって課税額が変動する重量税にも注意しなければなりません。外車は重量のあるモデルが多い傾向にあるからです。重量税は500キログラムごとに金額が異なるため、ほしい外車の税金がどのくらいになるのか事前に確認しておいたほうがよいでしょう。
外車のボディサイズを比較
今回ご紹介した8車種のボディサイズ(全長×全高)を散布図に表したものが以下です。
メルセデス・ベンツのVクラス「V 260 ロング」が全長・全高ともに大きく、GLS「GLS 350 d 4MATIC Sports」もそれに迫るボディとなっています。ドイツ車は重厚なデザインが魅力ですが、外車の運転に慣れていない方にとっては「運転しづらい」と感じるかもしれません。
7人乗りの車はボディサイズが大きい場合がほとんどですが、全高(車高)を1.7メートルまでに抑えたゴルフトゥーランや5008は比較的小さいサイズといえます。
全幅は1.8メートルを上回る車種も多く見られますが、ゴルフトゥーランは1.83メートル、5008は1.84メートルにとどめています。国産車に比べると大柄ですが、このように比較することで最適なサイズを選びやすくなるでしょう。
まとめ
家族や友人との旅行を目的として「8人乗りの外車がほしい」と考える方もいますが、2019年10月現在、外車からは8人乗りタイプの車がほとんど販売されていません。しかし、SUVやミニバンタイプの7人乗りは多数登場しています。新車では手が出ないと感じる方は、中古車の購入を視野に入れるのもひとつの方法です。
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