メルセデスベンツGLBの特徴とは?7人乗りSUVの魅力や相場情報まとめ
現在世界中でSUV車が人気であることをご存じの方も多いことでしょう。各メーカーがバリエーション豊かなSUV車を次々と発表していますが、メルセデスベンツも例外ではありません。日本では、2020年6月25日に6年ぶりのGLAフルモデルチェンジと同時に、9車種目となるSUV車GLBを発表しました。
2020年第3四半期には、GLBはモデル別販売台数でSUV2位を記録しています。この記事ではメルセデスベンツGLBの人気の理由に迫り、ライバル車と性能や燃費を比較してみました。是非参考にしてみてください。
※目次※
・メルセデスベンツGLBは、先進的な安全性能や、高級感あふれるモダンなインテリアが魅力!
・GLBのライバル車アウディ Q3やBMW X3との性能や燃費を比較してみよう!
・メルセデスベンツの中古車購入なら、お客様満足度の高いネクステージへ!
メルセデスベンツGLBは7人乗りSUV!
SUVの中でも最近はコンパクトサイズが人気が高いようです。それを意識した形で2020年6月にメルセデスベンツは人気SUVのGLAとGLCの間に新たにGLBを追加しました。GLAと共通プラットフォーム・パワートレインです。200mという高さの車高ゆえに悪路走行性が高いオフローダー仕様であることが人気の理由かもしれません。
その他にも魅力的なポイントが幾つかありますのでご紹介します。
GLBとは?
GLBの最大の特徴は、4,700mmの全長を保ちつつGLAよりホイールベースを100mm延長して3列シート7人乗りに仕上げていることです。3列7人乗りSUVで有名なのはマツダCX-8ですが、輸入車としてはGLBが初めてとなります。
7人乗りかつソフトなサスペンション、スムーズなDCTのおかげで乗り心地も穏やかなことを考えるとミニバンが人気なファミリーユースを意識していることが伺えるでしょう。
2列目シートは140mmの調整可能な前後スライド機構を採用していますので、快適な足元を確保できますし、3列目シートをラゲッジスペースに格納することもできます。メルセデスベンツの公式サイトでは3列目シートの推奨最大身長を168mmとしており、決して広い空間ではないことを覚えておくことが必要です。
メルセデスベンツの車名の法則
メルセデスベンツでは、車名のアルファベットでクラスやランクを表示しています。2021年12月現在で使われているのは、「A・ B・ C・ E・ S・ G」です。一部の車種を除き、基本的にはアルファベットが進んでいくにつれて、内燃機関の性能ややインテリアの豪華さが上がり、グレードが高いクラスとなります。その中で、Gクラスの他と異なる点は、GクラスはSUV車専用のクラスという点です。GLBもSUVなので、Gクラスに該当します。また、Lにはロングという意味があり、クラスを問わず車格が大きい車種に使われるので、GLBは車格の大きいSUV車となるのです。
メルセデスベンツGLBの特徴を見てみよう
GLBには、先進的な運転支援、安全機能が複数搭載されています。また、メルセデスベンツのSUV車が醸し出す堅牢さと頼もしさが存分に感じられる外装と、ラグジュアリーかつ使い勝手のよいインテリアが人気の理由のひとつです。ここでは、GLBの運転支援機能、エクステリア、インテリアの特徴について解説していきます。
優れた安全性能
メルセデスベンツには先進運転支援システム『ADAS』が標準搭載されています。嬉しいことにモデルによって差がありません。ADASには前の車との車間距離を設定どおり保ってくれるアクティブディスタンスアシスト・ディストロニックやアクティブステアリングアシストをからめた衝突被害軽減ブレーキが含まれています。
Sクラス並みの運転支援・安全性能を誇り、自動運転の最新技術が搭載されていることを考えると人気が高いのも納得ではないでしょうか。
洗練されたエクステリア
GLBの外観は四角いと表現されることが多いですが、これは最大限のスペース効率を追求した結果でしょう。樹脂パーツを取り付けたフェンダーアーチからは洗練された力強さが伝わります。グリルはメルセデスベンツSUV共通のツインルーバーデザインが採用されており、オプション設定でスポーティさを強調したAMGラインを選択できるのも魅力の一つです。
クローム仕上げのアンダーガードと2本のパワードームのボンネットがフロントまわりの躍動感を強調し、ボディ下部のプロテクター装備により本格的SUVの存在感を醸し出しています。
心地よいモダンなインテリア
メルセデスベンツAクラスと同じプラットフォームのGLBのインテリアは、同じく心地よいモダンな仕上げという印象です。ダッシュボード上部には10.25インチワイドスクリーン・ディスプレイが2枚レイアウトされています。
5つの円形エアアウトレットやアンビエントライトにもこだわりが感じられ、外観の力強さに加えてラグジュアリーさも表現しているインテリアはGLBが人気がある理由かもしれません。
メルセデスベンツGLBの基本スペックとは?
GLBは、GLB 180、GLB 200 d 4MATIC、Mercedes-AMG GLB 35 4MATICの3つのモデルが販売されています。それぞれの基本スペックには違いがあり、自分がこだわりたいスペックを確認してから購入を検討することが望ましいでしょう。ここでは、3種類のモデルの基本スペックを紹介していきます。
GLB 180
GLBのエントリーモデルといえるGLB 180の基本スペックは以下の通りです。
ステアリング |
右 |
排気量 |
1,331cc |
エンジン |
ガソリン |
燃料 |
無鉛プレミアム・ガソリン |
駆動方式 |
FF |
ミッション |
電子制御7速A/T(7G-DCT) |
最小回転半径 |
5.5m |
全長×全幅×全高(mm) |
4,640×1,835×1,700 |
車両重量 |
1,620kg |
最高出力(kW[ps]/rpm) |
100[136]/5,500 |
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) |
200[20.4]/1,460~4,000 |
(2021年12月時点の情報です)
GLB 200 d 4MATIC
ディーゼルエンジンを採用しているGLB 200 d 4MATICの基本スペックは以下の通りです。
ステアリング |
右 |
排気量 |
1,949cc |
エンジン |
ディーゼル |
燃料 |
軽油 |
駆動方式 |
4WD |
ミッション |
電子制御8速A/T(8G-DCT) |
最小回転半径 |
5.5m |
全長×全幅×全高(mm) |
4,640×1,835×1,700 |
車両重量 |
1,810kg |
最高出力(kW[ps]/rpm) |
110[150]/3,400~4,400 |
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) |
320[32.6]/1,400~3,200 |
(2021年12月時点の情報です)
Mercedes-AMG GLB 35 4MATIC
さらにハイパワーなエンジンを搭載しているMercedes-AMG GLB 35 4MATICの基本スペックは以下の通りです。
ステアリング |
右 |
排気量 |
1,991cc |
エンジン |
ガソリン |
燃料 |
無鉛プレミアム・ガソリン |
駆動方式 |
4WD |
ミッション |
電子制御8速A/T(DCT 8G) |
最小回転半径 |
5.7m |
全長×全幅×全高(mm) |
4,650×1,845×1,670 |
車両重量 |
1,790kg |
最高出力(kW[ps]/rpm) |
225[306]/5,800~6,100 |
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) |
400[40.8]/3,000~4,000 |
(2021年12月時点の情報です)
メルセデスベンツGLBとライバル車を性能や燃費で比較
ベンツGLBの基本スペックが分かったところで、実際に維持することを考えると燃費がどうなのかが気になることでしょう。GLBの燃費性能についてご紹介します。GLBのライバル車とも評されることが多い同じミッドサイズSUVカテゴリーのアウディ Q3とBMW X3の燃費についても解説しますので比較してみてください。
ベンツGLBのカタログ燃費
『GLB 180』のエンジンはDOHC直列4気筒ターボチャージャー付で、カタログ燃費はWLTCモード平均値13.4km/Lです。詳細項目は、市街地モード10.3km/L・郊外モード13.7km/L・高速道路モード 15.2km/Lとなっています。ディーゼルモデルの『GLB 200 d 4MATIC』バージョンの場合のWLTCモード平均値は17.9km/Lです。
『Mercedes-AMG GLB 35 4MATIC』は、WLTCモードカタログ燃費平均値が11.2km/Lです。市街地モード8.3km/L・郊外モード11.4km/L・高速道路モード12.8km/Lとなっています。
アウディQ3
フルモデルチェンジしたアウディ Q3は本国デビューから遅れる事2年、2020年に日本で発売開始されました。欧州発SUVの特徴であるユーティリティー性の高さや正統的なSUVスタイルが人気の理由かもしれません。従来型より100mm近く全長が長くなっており、ホイールベースも75mm長くなっています。存在感のある見た目以上に軽快で上質な走りやすさが実現していることがポイントです。
カタログ燃費はWLTCモード平均値14.2km/Lとなっており、市街地モード11.1km/L・郊外モード14.3km/L・高速道路モード16.0km/Lとなっています。
(2021年12月時点の情報です)
(参考:『Q3(アウディ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
BMW X3
BMW X3には10グレードあり、ガソリンモデル2,000cc・ガソリンモデル3,000cc・ディーゼルモデル2,000ccの中で細かく分かれていることが特徴です。ガソリンモデル2,000ccのカタログ燃費はWLTCモード平均値13.4~ 14.2km/L、ガソリンモデル3,000ccのWLTCモード平均値は11.6km/Lです。ディーゼルモデル2,000ccのWLTCモード平均値は16.6km/Lとなっています。
エンジンは縦置きタイプで2,000ccモデルは直列4気筒DOHCガソリンまたはディーゼルが搭載されており、3,000ccは直列6気筒DOHC搭載です。瞬発力がポイントで、オンロード・オフロードの両方において優れた走行性能と快適な乗り心地が人気の理由でしょう。
(2021年12月時点の情報です)
(参考:『X3(BMW)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
メルセデスベンツGLBの維持費は?
輸入車は購入後の維持費が高いというイメージがあるかもしれません。実のところどうなのか主な維持費項目を取り上げて解説します。購入の際の参考にしてください。
自動車税
GLBの排気量は3つのグレードともに2,000cc以下です。1年に一度支払う義務がある自動車税は排気量によって区分されています。ですから、国産車か輸入車かどうかにかかわりなく排気量別の税金を支払う必要があることを覚えておきましょう。2019年10月以降購入のベンツGLB自動車税は年間3万6,000円です。
車検・メンテナンス費用
必ず支払う必要がある維持費には初回は3年目、それ以降は2年ごとに行う車検代があります。車検代の主な項目は自動車重量税・自賠責保険料・検査手数料です。車の状態や車検を実施する場所により消耗部品の交換代や工賃などの諸費用の価格が変わってきますので、車検の際も見積もりを取るようにしましょう。
一般的にベンツの車検の相場は15~20万円くらい、部品交換代などが加わると30万円近くになると言われています。なお、メルセデスベンツを新車で購入する場合は自動で「メルセデスケア」が付いており、新車購入から3年間はメンテナンス費用等が無料で受けられるサービスがありますので維持費についてはあまり心配が要らないかもしれません。
年間ガソリン代
年間ガソリン代の計算をしたい場合は自分の年間走行距離を知る必要があります。実燃費は生活環境によって大きく異なってきますので、カタログ燃費とどれほどの差があるかを確かめておくことができるでしょう。例えば年間走行距離が1万kmの場合で実燃費14.0km/L・ガソリン価格130円として計算した場合の年間ガソリン代はi0,000÷14×130=92,857……となり約9万3,000円です。
メルセデスベンツGLBやライバル車の中古車相場は?
メルセデスベンツの税金等は国産車と同じですので、きちんとメンテナンスして大きな部品交換などがない限りは維持費についてそこまで心配する必要はないかもしれません。
しかし新車購入のための初期費用はやはりかかります。中古車市場には程度が良い車もたくさん流通していますので、費用を抑えるために中古車の購入という選択肢を検討することができるでしょう。
メルセデスベンツGLBの中古車相場
2020年6月に販売開始されたベンツGLBは、少しずつ中古車市場にも出回り始めています。
2021年12月現在ネクステージにて販売しているものは、販売価格は「200d ディーゼルターボAT」グレードが608万円~658万円で「200d AMGライン ディーゼルターボ AT」グレードは668万円となっています。「250 4マチック スポーツ 4WD AT」グレードは在庫がありません。
登録済未使用車もまだ多く出回っているので、どちらを購入するかよく検討してみましょう。
アウディQ3の中古車相場
2021年12月現在、アウディQ3の2020年モデルはGLB同様あまり市場に出回っていません。ネクステージでは、2014、2016年モデルが販売中です。中古車相場価格は158万円~214万円です。
BMW X3の中古車相場
2021年12月現在も販売中のBMW X3 2017年モデルは中古車市場で探すことができます。年式やグレード・走行距離により価格に大きく幅があります。ネクステージでは、相場価格は174万円~579万円です。
国産コンパクトSUVも視野に
ベンツGLBの新車価格は一番安いグレードでも500万円を上回りますので、自分好みだからといってすぐに購入するのは難しいかもしれません。他の輸入車SUVもほぼ変わらない金額設定です。
それに対して国産SUV車は約300~400万円程の価格設定で、500万円ほど出すとすれば国産SUV車の上級グレードが手に入るかもしれません。
GLBと同じミッドサイズSUVの国産車はマツダCX-30・レクサスUX・スバルXV等があります。自分の予算を考えてまずは国産SUV車の購入を視野に入れることができるでしょう。
国産コンパクトSUVも視野に
ベンツGLBの新車価格は一番安いグレードでも500万円を上回りますので、自分好みだからといってすぐに購入するのは難しいかもしれません。他の輸入車SUVもほぼ変わらない金額設定です。
車の購入費用を抑えるなら中古車もおすすめ
メルセデスベンツ前モデルの中古車は市場に多く流通しており、手が届く価格で販売されていることが多いようです。中古車で購入することにより初期費用を抑え、その金額を年間維持費に回すことができるかもしれません。
SUVをお得に手に入れるならネクステージへ!
SUV車の人気が高まるにつれて、各自動車メーカーも新型SUV車の投入が盛んになってきています。市場に出回る数が増えた分、中古車市場でも状態のよい中古車が出回るようになりました。納得のいく一台を購入するなら、中古車販売に強いネクステージがおすすめです。ここでは、中古車購入のメリットや、ネクステージの特色について解説します。
車の購入費用を抑えるなら中古車もおすすめ
メルセデスベンツ前モデルの中古車は市場に多く流通しており、手が届く価格で販売されていることが多いようです。中古車で購入することにより初期費用を抑え、その金額を年間維持費に回すことができるかもしれません。
ネクステージなら自分好みのSUVが探せる!
SUV車の人気が高まり街でもよく目にするようになるにつれて、一度は自分もSUV車に乗ってみたいと思う方がおられるのではないでしょうか。新車購入も良いですが、手始めに中古車に乗って自分好みのSUV車を探すという方法もあることでしょう。ネクステージでは数多くのSUV車を取り扱っています。数ある車種・グレードの中から自分に合う車を見つけることができるかもしれません。
PRバラエティ豊かなベンツのSUV
まとめ
この記事では不動の存在感と人気を誇るメルセデスベンツがラインナップしているSUV車のうちのGLBについてご紹介しました。走行性能に加え、日本にはない欧州独特のデザインセンスの車に乗ってみたいという気持ちがくすぐられるかもしれません。
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