ベンツの中核モデル「Eクラス」!新型の価格や特徴&中古車購入のすすめ
ベンツの豊富なラインアップの中で、中核モデルとして注目を集めるのがEクラスです。2020年9月には、大型マイナーチェンジを果たしています。そんな、新型Eクラスの魅力を知りたい方もいるのではないでしょうか。新たな魅力や価格など基本情報を知っていれば、数あるベンツの中からEクラスを選ぶときに役立ちます。
そこでこの記事では、新型Eクラスの改良ポイントと新ラインアップを紹介します。新型誕生とともに型落ちした旧モデルの価格や、Eクラスをお得に入手する方法もチェックしましょう。
※目次※
・新世代のベンツを感じられる大型マイナーチェンジ!ポイントはダイナミックに生まれ変わったエクステリア
・ステアリングやナビゲーションもバージョンアップしてより便利に!操作性と機能性を併せ持つEクラス
・中古車は価格と納期どちらも文句なし!安く買いたいなら新型発表後がおすすめ
ベンツの中核モデル!Eクラスとは?
Eクラスはセダンやステーションワゴンなど、さまざまなボディタイプを展開する人気モデルです。ここではEクラスの特徴と歴史を紹介します。新型Eクラスの詳細をお伝えする前に、基本情報を押さえておきましょう。
ベンツEクラスの特徴
ベンツEクラスは世界で累計1,400万台を超える台数を販売した実績があり、グローバルなファン獲得に成功したモデルといえるでしょう。現行モデルの販売開始後、2017年には日本における輸入車販売台数4位、2018年には5位にランクインするほどの人気を誇ります。
ベンツのEクラスは、「セダン」「ステーションワゴン」「クーペ」「カブリオレ」と、ボディタイプが多岐にわたることもポイントです。
ベンツEクラスの歴史
以下に、現在に至るまでのベンツEクラスの大まかな歴史をまとめました。その誕生は、1946年までさかのぼりますが、初代Eクラスは1985年に登場したW124型です。現行型は、初代から幾度かモデルチェンジを繰り返しW213型が5代目として2016年から日本で販売されています。
1946年 |
W136/191型を発表 |
・W114/115型のルーツ |
1968年 |
W114/115型を発表 |
・愛称は「コンパクトクラス」 |
1976年 |
W123型が登場 |
・W114/115型の後継車 |
1982年 |
W201型が登場 |
・「ミディアムクラス」と名称を改める |
1985年 |
W124型が登場 |
・1993年Cクラス登場後、「Eクラス」へと名称を変更 |
大型マイナーチェンジした新型Eクラスの魅力
新型Eクラスは、5代目Eクラスに大幅な変更を施したことで話題になっています。車の核心となるパワートレインは7種類、第一印象を大きく左右するフロントマスクは4種類から選択可能です。ここでは、新型Eクラスの魅力を確認しましょう。
ダイナミックなエクステリアデザイン
新型Eクラスは、標準装備にAMGラインエクステリアを加え、上品なアウトラインと躍動感あるスポーティーな雰囲気が融合した仕上がりです。
フロントマスクは、よりダイナミックに見えるよう台形に変化しています。また、セダンのハイグレードに限ってはエクスクルーシブを採用し、ファンから高い支持を受けるベンツらしいフロントマスクのデザインになりました。フロントエンドにも、アグレッシブさを感じさせるヘッドライトを取り入れていることが特徴です。
新世代ステアリング
各AMGモデルとスポーツモデルには、先進的なデザインを押し出した新世代ステアリングがベンツで初めて採用されました。これによって、スポーツカーに乗っているような感覚で乗車可能です。インテリアはスポーティーさを強調しながらも、上質な空間になっています。
また、ナビゲーションや安全運転支援システムに関連した設定・操作をステアリングスポーク部に集めていることもポイントです。手元を動かす範囲が必要最小限で済むため、ドライバーは運転に集中しやすくなります。
日本初のARナビゲーション搭載
従来のナビゲーションシステムでは、正確な情報の読み取りが難しく、進行方向が分かりにくいといった課題がありました。しかし、新型EクラスではARナビゲーションを採用することで、信号の色を含めた路上映像をディスプレイに映し出します。そのため、不慣れなエリアでも安心して走行可能です。
また、購入から3年間は無料で使用できるMBUXも搭載しています。MBUXは、言葉・ジェスチャー・指先の情報をキャッチし、オーナーの好みや行動を学習してサポートする革新的なシステムです。
世界最高水準の安全技術
インテリジェントドライブの搭載も魅力のひとつでしょう。インテリジェントドライブにより、ドライバーの疲れを軽減したり、同乗者や歩行者の安全を守ったりできる安全性が確保されます。検知レーダーやステレオカメラといった、最先端のテクノロジーを採用していることも魅力です。以下に、搭載された安全技術の一部をまとめました。
安全技術 |
内容 |
ドライブアウェイアシスト |
・車両前方または後方の約1m以内に障害物を検知すると、速度を時速2kmまでに制限する機能 ・誤発進の可能性を警報音で通知 |
アクティブブレーキアシスト |
・衝突の危険をディスプレイと音で通知 ・ドライバーの反応がない場合は、自動(被害軽減)ブレーキが作動 |
アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック(自動再発進機能付)&アクティブステアリングアシスト |
・ステアリングに手を添えているだけで、車両前走車と適切な距離を維持。車線の維持も可能 |
新型Eクラスのラインアップと価格
デザイン性と機能性のどちらも併せ持つ新型Eクラスは、大変魅力的なモデルといえるでしょう。幅広い価格帯で豊富なラインアップを展開しているため、さまざまな使用用途や希望予算に合わせて購入が可能です。ここでは、新型Eクラスのラインアップと価格を紹介します。
Eクラス セダン
以下にEクラス セダンのグレード・搭載エンジン・価格をそれぞれまとめました。「E 350 e Sports」と「E 350 de Sports」はプラグインハイブリッドとなっています。走り心地も考えながら、ぴったりの1台を選びましょう。
グレード |
搭載エンジン |
価格 |
E 200 スポーツ(BSG搭載モデル) |
DOHC 直列4気筒ターボチャージャー付 |
769万円 |
E 200 4MATIC スポーツ(BSG搭載モデル) |
DOHC 直列4気筒ターボチャージャー付 |
794万円 |
E 220 d スポーツ |
DOHC 直列4気筒ターボチャージャー付 |
793万円 |
E 300 スポーツ |
DOHC 直列4気筒ターボチャージャー付 |
910万円 |
E 350 e スポーツ(プラグインハイブリッド) |
DOHC 直列4気筒ターボチャージャー付 |
895万円 |
E 350 de スポーツ(プラグインハイブリッド) |
DOHC 直列4気筒ターボチャージャー付 |
918万円 |
E 450 4MATIC エクスクルーシブ(ISG搭載モデル) |
DOHC 直列6 気筒ターボチャージャー付 |
1,144万円 |
Mercedes-AMG E 53 4MATIC+(ISG搭載モデル) |
DOHC 直列6 気筒ターボチャージャー付 |
1,259万円 |
Mercedes-AMG E 63 S 4MATIC+ |
DOHC V型8気筒ツインターボチャージャー付 |
1,867万円 |
(2020年10月15日時点)
Eクラス ステーションワゴン
広さが欲しいという場合は、実用性の高いステーションワゴンがおすすめです。プラグインハイブリッドへのこだわりがなければ、こちらも選択肢に入れるとよいでしょう。
グレード |
搭載エンジン |
価格 |
E 200ステーションワゴン スポーツ(BSG搭載モデル) |
DOHC 直列4気筒ターボチャージャー付 |
810万円 |
E 200 4MATIC ステーションワゴン スポーツ(BSG搭載モデル) |
DOHC 直列4気筒ターボチャージャー付 |
837万円 |
E 220 d ステーションワゴン スポーツ |
DOHC 直列4気筒ターボチャージャー付 |
831万円 |
E 300 ステーションワゴン スポーツ |
DOHC 直列4気筒ターボチャージャー付 |
953万円 |
E 220 d 4MATIC オールテレイン |
DOHC 直列4 気筒ターボチャージャー付 |
938万円 |
E 450 4MATIC ステーションワゴン エクスクルーシブ(ISG搭載モデル) |
DOHC 直列6 気筒ターボチャージャー付 |
1,203万円 |
Mercedes-AMG E 53 4MATIC+ ステーションワゴン(ISG搭載モデル) |
DOHC 直列6 気筒ターボチャージャー付 |
1,288万円 |
Mercedes-AMG E 63 S 4MATIC+ Stationwagon ステーションワゴン |
DOHC V型8気筒ツインターボチャージャー付 |
1,912万円 |
(2020年10月15日時点)
Eクラス クーペ
クーペは、セダンやステーションワゴンと比べて選べるグレードは少なくなりますが、SUVクーペに憧れる方にはおすすめです。
グレード |
搭載エンジン |
価格 |
E 200 クーペ スポーツ(BSG搭載モデル) |
DOHC 直列4気筒ターボチャージャー付 |
832万円 |
E 300クーペ スポーツ |
DOHC 直列4気筒ターボチャージャー付 |
919万円 |
E 450 4MATICクーペ スポーツ(ISG搭載モデル) |
DOHC 直列6気筒ターボチャージャー付 |
1,167万円 |
Mercedes-AMG E 53 4MATIC+ クーペ |
DOHC 直列6気筒ターボチャージャー付 |
1,305万円 |
(2020年10月15日時点)
Eクラス カブリオレ
カブリオレは、予算面でクーペと同等モデルとなります。オープンカーが欲しいという方は、こちらのモデルがおすすめです。
グレード |
搭載エンジン |
価格 |
E 200 カブリオレ スポーツ(BSG搭載モデル) |
DOHC 直列4気筒ターボチャージャー付 |
871万円 |
E 300 カブリオレ スポーツ |
DOHC 直列4気筒ターボチャージャー付 |
956万円 |
E 450 4MATICカブリオレ スポーツ(ISG搭載モデル) |
DOHC 直列6気筒ターボチャージャー付 |
1,226万円 |
Mercedes-AMG E 53 4MATIC+ カブリオレ(ISG搭載モデル) |
DOHC 直列6気筒ターボチャージャー付 |
1,364万円 |
(2020年10月15日時点)
ベンツEクラスにお得に乗る方法!
新車に比べると、中古車はあらゆる面でお得です。最大のメリットは、車両価格が安いことでしょう。新車であれば、予算の関係でグレードのランクを下げざるを得ない方もいるかもしれません。しかし中古車であれば、同予算でグレードアップも狙えます。できるだけ車の購入費用を節約したい方は、中古車も選択肢に入れてみるとよいでしょう。
また、納車期間が短い点も中古車を購入するメリットです。一般的には、契約から1週間~2週間で納車完了となります。すぐに車を使用したい方にも中古車はおすすめです。
ベンツEクラスの中古車相場
ネクステージが保有する在庫では、169万9,000円~519万9,000円がベンツEクラスの中古車相場になります。(2020年10月15日時点)車検切れであっても、年式が新しく装備が充実しているモデルは人気です。
ここでは、新車と中古車の価格差をE 220dステーションワゴン スポーツを例に紹介します。年式は2017年、次回車検は2022年5月、走行距離は1万8,000kmです。新車との価格差は341万1,000円です。
EクラスE220dステーションワゴン スポーツ |
新車:831万円 |
中古車:489万9,000円 |
(2020年10月15日時点)
比較すると、新車の6割程度の価格で購入できるベンツEクラスもあることが分かります。店舗へ足を運ぶ前に、価格や在庫状況を調べてみましょう。
(参考: 『「Eクラス ステーションワゴン」の中古車一覧』)
中古車を買うなら新型発表後の今がおすすめ!
新型発表後、現行モデルに乗っているオーナーでも買い替えを考える人もいるでしょう。そうすると、中古車市場に旧型の流通数が増えることから、市場価値もグンと下がると予想できます。
少しでもお得にベンツEクラスの中古車を買いたいのであれば、新型発表後の今がグッドタイミングです。すぐに購入できない場合は、3月~5月、9月を狙って購入を再検討するとよいかもしれません。この時期も車の需要と供給の関係から、価格が下がりやすくなる傾向にあります。
まとめ
ベンツの中でも高い人気を獲得しているEクラスは、新世代のベンツとして大幅にマイナーチェンジしました。中古車の購入を考えている方は、旧型の価格が下がる今が狙い目でしょう。
数ある在庫からこだわって1台を選びたい方や、保証が充実した販売店から購入したいという方は、ネクステージでの購入がおすすめです。ベンツを含めた輸入車向けの中古車の保証プランもございます。興味のある方は、ネクステージへご相談ください。
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