ベンツのキャンピングカーはおしゃれで快適!特徴や人気車種を徹底解説
ドイツが誇る高級カーブランド「メルセデスベンツ」には、キャンピングカーがあるのを知っていますか。メルセデスベンツのキャンピングカーは日本での知名度は高くはありませんが、海外ではおしゃれで快適だと人気です。
そこで今回は、メルセデスベンツキャンピングカーの特徴や価格を詳しく紹介します。気になる中古販売価格相場やレンタカー情報なども合わせてチェックしていきましょう。
※目次※
2.国産とメルセデスベンツのキャンピングカーの違いはあるの?
6.内装がもはや家以上!大型キャンピングカーVARIO alkoven
・ベンツのキャンピングカーは国産のものより大きく、長期間快適に過ごせるよう装備が充実している
・ベンツのキャンピングカーは種類が豊富なので、ニーズに合わせて選べる
・日本未販売のものもあるので、気になる車種を手に入れたい場合は中古車を探すと良い
メルセデスベンツにはキャンピングカーがある
メルセデスベンツにキャンピングカーがあるのを知らなかった人も多いでしょう。まずは、メルセデスベンツのキャンピングカーの特徴や日本製のキャンピングカーとの違いなど、みなさんが疑問に感じている点について解説していきます。
メルセデスベンツのキャンピングカーの特徴とは
メルセデスベンツが作るキャンピングカーには、『スプリンター』という車をベースにコーチビルダー(車体製造業者)が独自の仕様にカスタムしたものが多くなっています。このスプリンターという車は1995年の発売から現在に至るまで作られている商用車で、仕事用だけでなくレジャー用としても使われる万能車です。
メルセデスベンツのキャンピングカーは、ニーズによって選べる種類の豊富さが魅力でしょう。デザインはスタイリッシュでおしゃれなものが多く、室内も車の中とは思えないほど高級感のある作りになっています。さらにドライバーが運転しやすい機能が充実しているので、キャンパーたちの間でも人気のようです。
2020年10月現在メルセデスベンツの特設サイトでは、4つのキャンピングカーの内外装デザインを見られます。サイト内はドイツ語表記ですが、気になる人はチェックしてみてはいかがでしょうか。
ベンツのキャンピングカーを選ぶときのポイント
ベンツをはじめ海外製のキャンピングカーを購入する際は、サイズ・メンテナンスといった2つのポイントに注意しましょう。
・サイズが合っているか
海外製のキャンピングカーは、日本製に比べ大きいものが多くなっています。また内装もその国のユーザーの体のサイズに合わせて作られているため、口コミで「乗りやすい」と評判でも日本人には合わない場合もあるでしょう。
しかしドイツ製のメルセデスベンツなど、ヨーロッパ製のキャンピングカーは、アメリカ製のものよりコンパクトに作られているため、日本人でも違和感なく使える可能性が高いといえます。
・メンテナンスが充実しているか
キャンピングカーは長距離を走ることが多いため、定期的なメンテナンスが必要になります。購入する際に複数のキャンピングカーで迷った場合は、メンテナンスが充実している業者を選びましょう。
ベンツのキャンピングカーは日本でも買える?
メルセデスベンツのキャンピングカーは、日本未発売のものが多いようです。そのため、欲しい車が日本国内で購入できないことがあります。ディーラー経由で購入できないとなると、メルセデスベンツのキャンピングカーを手に入れる方法は中古か並行輸入になるでしょう。
並行輸入で購入する際は、アフターサービスが不十分なケースがあるので注意してください。
国産とメルセデスベンツのキャンピングカーの違いはあるの?
国産キャンピングカーと海外製メルセデスベンツのキャンピングカーは、どのような点が異なるのでしょうか。ここからは、それぞれのキャンピングカーの特徴や違い、メリットを詳しく紹介してきます。
どちらのキャンピングカーを選ぶべきかで悩んでいる人は、参考にしてみてください。
海外ではモーターホームと呼ばれている?
日本でキャンピングカーと呼ばれる車は、海外では「モーターホーム」といいます。海外でキャンピングカーといっても伝わらないので注意しましょう。ちなみにアメリカで呼ばれる「RV(レジャービークル)」もモーターホームのことを指します。
日本でキャンピングカーというと、キャンプやレジャー、小旅行などで使うのが一般的でしょう。しかし海外では、レジャーで使うというより住宅と同じように「長時間」過ごせる居住空間と位置付けられているようです。
国産とメルセデスベンツの違いとは
海外のキャンピングカーは、日本のものに比べボディが大きいのが特徴です。これはベースとなる車のサイズが違うことが関係しています。国産のキャンピングカーは、居住スペースがさほど広くはないので、「住む」より「レジャーシーンで利用する」使い方が一般的です。
メルセデスベンツのモーターホームのベースとなる車はボディが大きいものが多いため、居住スペースが広くとれます。また、キッチンやベッドなど生活必需品も完備しており、家で過ごすような快適ライフが車の中でもできるでしょう。
国産とメルセデスベンツそれぞれのメリットは?
<国産キャンピングカーのメリット>
- ・国産キャンピングカーは、全長約5mのものが多く、大型車に慣れていない人でも乗りこなせる
- ・月極駐車場やパーキングに停められるサイズ感なので、駐車場所に困りにくい
- ・修理パーツが手に入りやすいので、旅先で故障しても安心
<メルセデスベンツをはじめとする海外製キャンピングカーのメリット>
- ・ヨーロッパのキャンピングカーは、女性をターゲットとしているためデザインがおしゃれ
- ・ヨーロッパ製のものはアメリカ製に比べコンパクトだが、キッチンやベッドなど必要なものが揃っている
- ・キッチンやお風呂など生活必需品が揃っているため、車だけで長期間寝泊まりができる
- ・車の足回りの性能が高いため、低燃費で長距離走れる
メンテナンスのしやすさや使い勝手の良さを求めるなら国産、長期間利用したい場合や車内生活をより快適にしたい人は、海外製のキャンピングカーがおすすめです。
スプリンターのフルモデルチェンジ!ハイマー
キャンピングカーのベースとして人気のスプリンターは、先進電子システムの導入や内装・外装を刷新し、フルモデルチェンジしました。フルモデルチェンジ後のスプリンターで作られたのがハイマーの『BMCシリーズ』です。気になる特徴を紹介しましょう。
ハイマーとは?
新しく登場したBMCシリーズは、新型スプリンターの前輪駆動モデルをベースに作られています。このBMCシリーズのラインナップは、『BMC-I』と『BMC-T』の2つです。どちらも、室内のデザインや車体の長さが異なる4つのモデルがあります。
フルモデルチェンジ後のスプリンターを使ったキャンピングカーは、これまでのものよりボディの幅が約70㎜大きくなり快適感が増しているようです。
また、最新の電子式セーフティテクノロジーの導入によって、より安全で快適なドライブができるようになっているのも魅力のひとつでしょう。
仕様や新車・中古の価格相場
ここではハイマーのBMCシリーズの仕様を紹介します。(記載している情報は一部です。)
<BMCシリーズ仕様>
- ・サブバッテリー
- ・給排水タンク(180/150L)
- ・暖房システム
- ・電装システム
- ・177馬力の2.2L直列4気筒ディーゼルターボ
- ・9速ATトランスミッション
- ・電子式セーフティテクノロジー
- ・自動ブレーキシステム
【BMC-Tの追加仕様】
- ・ドライビングアシストパッケージ(レーンキープセンサー、ライトセンサー、ハイビームアシスト)など。
<ハイマーキャンピングカーの新車価格>
同じくスプリンターをベースに作られた『HYMER ML-T580 4WD』の新車は、1,548万円で販売されていたようです。(2017年2月時点)
<ハイマー中古市場価格の相場>
『スプリンター ハイマーB 655SL』の中古価格は、約1,400万円です。(2020年6月現在)
日本での取り扱いが少ないため、中古車の数も多くはありません。気になるものが見つかれば、早めに購入を検討しておくと良いでしょう。
2020年新改良モデルマルコポーロ
メルセデスベンツの車種の中でも珍しい、大人数用のファミリーカー『Vクラス』をベースに作られたのが、キャンピングカー『マルコポーロ』です。そのマルコポーロにキャンピング仕様の「V 220 d マルコポーロ・ホライゾン」をプラスした新モデルが2020年5月に登場しました。
マルコポーロとは?
マルコポーロは、普段使いからレジャーまでさまざまなシーンで活用できると話題になったキャンピングカーです。「V 220 d マルコポーロ・ホライゾン」は、メルセデスベンツの『Vクラス』に、車中泊できるようポップアップルーフや回転シート、フルフラットになるベンチが付いたキャンピング仕様のアウトドアミニバンとなっています。
ドイツで販売するモデルには、シンク付きタイプも販売されたようです。洗練されたクールなデザインの外観はそのままに、高級感のあるワンルームのような空間に仕上がっています。
ホップアップルーフを装備すれば、最大5人宿泊が可能と、コンパクトなボディの中に快適に過ごせる工夫が詰まった車といえるでしょう。
仕様や新車・中古の価格相場
V220dマルコポーロ・ホライゾンには、ポップアップルーフ、サイドオーニング、最大230度回転可能な前席シート、フルフラット機能付ベンチシート、シートヒーターとベンチレーター(セカンドシート)が付いています。
エンジンは、2.2Lの直列4気筒クリーンディーゼル、トランスミッションは「7G-TRONIC PLUS」です。「360°カメラシステム」をはじめとする安全運転支援システムや駐車アシスト機能(アクティブパーキング アシスト)が標準装備されるなど安全面が強化されています。
<V220dマルコポーロ・ホライゾン 新車販売価格>
約940万円(2020年5月現在)(参考:clicccar.com)
<マルコポーロの中古販売価格の相場>
約310万円~約920万円(2020年10月現在)
ベンツのキャンピングカーは中古車もおすすめ
今記事内でも紹介した通り、ベンツのキャンピングカーは日本で取り扱いがない商品があります。輸入する手間や時間をかけたくないなら中古車を購入するのもひとつの手です。
ここでは、先ほど紹介した車種以外で中古販売のあるメルセデスベンツのキャンピングカーを2つ紹介していきましょう。
トランスポーター
『トランスポーター』は、約200万円~400万円(2020年10月現在)で買えるものがあるようです。オーソドックスなフォルムと比較的手頃な価格なので、初めてのキャンピングカーとして購入してみても良いでしょう。
LMCリバティ
『LMC リバティ』は、約700万円(2020年10月現在)で買えるものがあります。トランスポーターに比べ、中古車の取り扱いが少なくなっているため、購入を検討している人は注意しましょう。
内装がもはや家以上!大型キャンピングカーVARIO alkoven
メルセデスベンツのバス『アクトロス』をベースに「VARIOmobil」が作ったキャンピングカーが『VARIO』シリーズ。『VARIO alkoven』は、そのフラッグシップ(最上級)モデルです。
このVARIOが他と大きく違う点は、車両後部にガレージが付いていることです。内装はホテルの一室のようにラグジュアリーで、リビング、食洗器付きキッチンなども完備しています。ベッドが車内後部だけでなく運転席上にも付いているのも特徴的です。キャンピングカーとは思えないスケールの車といえるでしょう。
ベンツのキャンピングカーはレンタルできる?
メリットがたくさんあるメルセデスベンツのキャンピングカーですが、予算上購入が難しい人もいるでしょう。そんな人におすすめなのが、レンタルです。
レンタカー会社のオンラインサイトなら、キャンピングカーを利用したいと思ったらいつでも予約可能なので、忙しい人でも気軽に利用でき便利でしょう。気になるキャンピングカーを購入前に試してみたい人にもおすすめです。
まとめ
種類豊富なメルセデスベンツのキャンピングカーは、ラグジュアリーでクールなデザインが魅力です。加えて機能面も優れているので、家の中のような快適な生活が車の中でできます。
日本国内では出回ることが少ないメルセデスベンツのキャンピングカーを購入したい人は、中古車も検討してみましょう。ネクステージには中古車のラインナップが充実しています。お目当てのベンツのキャンピングカーが見つかるかもしれないので、気になる方は検索してみてください。
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