ベンツのCLAとはどのような車なのか｜特徴を徹底解説

メルセデス・ベンツの「CLAクラス」は、従来のAクラスをベースにした「4ドアクーペ」です。高級車のイメージが強いメルセデス・ベンツの中では、比較的リーズナブルな価格で購入できます。これまでなかなか手が出なかった方でも、「CLAクラスなら購入できるかもしれない」と興味がある方もいるのではないでしょうか。

 

そこでこの記事では、「CLAクラス」について詳しく解説します。CLAクラスの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。最後まで読むことでCLAクラスならではの特徴がわかり、よりお得に購入する方法を知ることができます。

 

※目次※

1.メルセデス・ベンツのCLAクラスとは

2.現行CLAクラスは居住性も性能もアップ

3. CLAクラスの注目すべき機能

4.ヨーロッパではPHVも登場

5.CLAクラスとAクラスの違いはどこか

6.メルセデス・ベンツ CLAクラスは中古車がおすすめ

7.まとめ

 

 

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メルセデス・ベンツのCLAクラスとは

「Aクラス」をベースにした「4ドアクーペ」というカテゴリのモデルがCLAクラスです。CLAクラス独自のスポーティーでスタイリッシュなデザインが施され、セダンのように2列シートで4人以上が乗車できる4ドアタイプになります。

 

CLAクラスはメルセデス・ベンツが販売しているクーペの中でもっともコンパクトなサイズであるため、大きな車は運転できるか不安という方でも安心でしょう。

 

初代のCLAクラスは2013年に登場し、2019年にフルモデルチェンジを経て二代目が発売されました。以前はノッチバックスタイルでしたが、現行の二代目のスタイルはファストバックを採用しています。

現行CLAクラスは居住性も性能もアップ

CLAクラスは大きく分けて「CLAクーペ」と「CLAシューティングブレーク」の2種類があり、ラゲッジスペースの広さなどそれぞれ特徴が異なります。CLAクラスに興味があるものの、どちらのモデルを購入しようかお悩みの方もいるでしょう。ここでは、居住性や性能がアップした2種類の現行CLAクラスを紹介します。

 

現行CLAクーペの特徴

メルセデス・ベンツの現行CLAクーペには、5つのモデルがあります。それぞれの特徴やスペックの違いを、以下の一覧表で確認しましょう。

「CLA180」「CLA 200d」「CLA 250 4MATIC」の車体サイズは共通しており、全長4,690mm×全幅1,830mm×全高1,430mmになります。トランスミッションは電子制御7速A/T、エンジンはターボチャージャー付きDOHC 直列4気筒です。

 

「Mercedes-AMG CLA 35 4MATIC」の車体サイズは、全長4,695mm×全幅1,835mm×全高1,405mmで、全長は5つのグレードの中で最も長くなっています。全高については1,405mmであるため、低重心なボディ設計といえるでしょう。

 

現行CLAシューティングブレークの特徴

シューティングブレークはステーションワゴンタイプです。CLAシューティングブレークは5つのモデルが用意されています。

総排気量は「CLA180シューティングブレーク」のみ1,332ccです。他4つのモデルはいずれも1,900cc~2,000cc程度となっており、排気量の違いがひとつの特徴といえます。

 

加速性能を重視したい方は、「CLA200dシューティングブレーク」「CLA250 4MATICシューティングブレーク」がおすすめです。加速性能以外にもより走りを楽しみたいという方は、AMGモデルの「Mercedes-AMG CLA35 4MATICシューティングブレーク」「Mercedes-AMG CLA45S 4MATIC+シューティングブレーク」を選ぶとよいでしょう。

 

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CLAクラスの注目すべき機能

人工知能を搭載したメルセデス・ベンツならではの「MBUXシステム」や最高水準の安全性能など、CLAクラスには注目したい機能が備わっています。快適性の高い室内空間と広さを確保したラゲッジスペースは、ロングドライブも苦にならないでしょう。ここでは、CLAクラスの代表的な機能を紹介します。

 

性能が向上したMBUX

CLAクラスには、会話するように「はい、メルセデス」と話しかけるだけで、さまざまな機能を起動できるMBUX（メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス）が標準装備されています。人工知能を搭載しているため、何度も対話を繰り返しているうちにドライバーの好みや傾向などを分析して、常に最適化されるのが特徴のひとつです。

 

例えば、エアコンを起動してほしいときに「少し暑い」と呼びかけるだけで、適正な室内温度に調節するなどの利便性があります。センターディスプレイはタッチパネルになっており、スマートフォンのように直感的な操作が可能です。

 

最高水準ともいえる安全性能

CLAクラスには、最高水準の安全性能が備わっています。車の自動運転へ近づいた「インテリジェントドライブ」は、130年以上に渡ってメルセデス・ベンツが追求してきた安全技術を結集した機能です。

 

ウインカーを点滅させるだけで車線変更できる「アクティブレーンチェンジングアシスト」や、注意力の低下を知らせてくれる「アテンションアシスト」など、ドライバーを疲れさせない工夫や危機回避のためのさまざまな機能が搭載されています。

 

ただし、AMGモデル以外のCLAクラスではオプションで選択する必要があるので、購入の際は注意が必要です。

 

フレキシブルさが増した居住空間とラゲッジスペース

CLAクラスは広めの居住空間を確保しており、フレキシブルさが増しています。シートはホールド性が高く大きめの設計で、分割可倒式を採用しているのが特徴です。

 

ラゲッジスペースが広いため、さまざまな荷物を積み込めるでしょう。CLAクーペも十分な空間が用意されており、ラゲッジスペースの容量は460L（VDA方式）と充実しています。

 

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ヨーロッパではPHVも登場

2020年6月に、CLAシューティングブレークのPHV（プラグインハイブリッド）モデルの受注をヨーロッパで開始しました。PHVは外部電源から直接バッテリーに充電できます。環境に優しい電気自動車とハイブリッド車のメリットを兼ね備えた自動車です。

 

名称は「CLA 250 e シューティングブレーク」で、燃費は71.4km/L（欧州複合モード）と環境性能の高さが際立ちます。「MBUX」システムは標準搭載され、「近くの充電ステーションを調べて」と声をかけるだけで、最寄りの充電ステーションまでアシストしてくれる機能も魅力のひとつです。

 

また3種類の走行モードが用意されており、「コンフォート」「スポーツ」「ECO」から選択できます。「エレクトリック」と「バッテリーレベル」というMBUXを活用したドライブプログラムが体験できるなど、走行パフォーマンスを重視したドライブを意識したモデルといえるでしょう。

CLAクラスとAクラスの違いはどこか

CLAクラスとAクラスの大きな違いとして、ボディサイズが挙げられます。例えば、CLA180は4,690mm×1,830mm×1,430mm（全長×全幅×全高）であるのに対し、A180は4,420mm×1,800mm×1,420mm（全長×全幅×全高）です。CLA180のほうが全長は270mm大きく設計されており、全幅と全高もわずかながらサイズが上回っています。

 

また、エンジンはAクラスとCLAクラスで同等のものを使用しており、DOHC直列4気筒ターボチャージャー付です。最高出力はA180とCLA180は100Kw（136PS）、A200dとCLA200dは110Kw（150PS）ですが、CLAクラスにのみ「CLA250 4MATIC」グレードが設定されており、最高出力が165Kw（224PS）となっています。

メルセデス・ベンツ CLAクラスは中古車がおすすめ

メルセデス・ベンツのCLAクラスを購入するなら、中古車の検討をおすすめします。最新モデルだけではなく、旧型のモデルも含めた多彩な選択肢の中から理想の一台を探せたり、安価に購入できたりすることがあるためです。

 

ここでは、2020年9月時点でのCLAクラスの中古車市場の現状や主なグレードの価格を紹介します。出回りやすいモデルにも差があるので、こまめにチェックしましょう。

 

異なるシリーズも視野に入れられる

新車市場では、ディーラーに最新モデルをすすめられることも少なくありません。最新の装備を搭載したモデルも魅力的ではありますが、新車価格は高く、ラインアップの選択肢が少ない点はデメリットといえるでしょう。

 

一方で中古車市場なら、年式の古いモデルから最新の登録済み未使用車まで、豊富な選択肢からお気に入りの一台を探せます。新車に比べて販売価格も安いので、手が届かなかった上位グレードの購入を選択肢に入れられるのもメリットのひとつです。

 

CLAクーペの中古車

ネクステージでは、CLA180やCLA220のグレードが豊富にそろっています（2020年9月18日現在）。販売価格はCLA180の2015年式で209万9.000円~、CLA220の2018年式で279万9,000円~となり、リーズナブルな価格で高級感のあるモデルが見つかるでしょう。

 

予算を上げるとAMGラインの中古車の在庫もあるため、より性能や高級感を重視して選びたい方も満足できるラインアップです。レーダークルーズコントロールやシートヒーター、フルセグといった機能を搭載しているモデルもあります。

（参考： 『CLAクラス（メルセデス・ベンツ）の中古車一覧』 ) 

 

CLAシューティングブレークの中古車

ネクステージでは、CLAシューティングブレークのCLA180モデルの在庫が豊富にあります（2020年9月18日現在）。

 

販売価格は2017年式のCLA180モデルで206万9,000円~、2015年式のCLA250モデルで264万9,000円~となり、比較的リーズナブルな価格の上位グレードも見つかるでしょう。2015年式や2016年式が多くありますが、中には2018年式の在庫もあるため、新車に近い状態の中古車に出会えるチャンスも期待できます。

（参考： 『CLAクラス シューティングブレーク（メルセデス・ベンツ）の中古車一覧』 ) 

 

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まとめ

 CLAクーペとCLAシューティングブレークは、AMGを含めると合計10種類のモデルがあります。輸入車として憧れる方も多いメルセデス・ベンツですが、従来のクラスには手が出なかった方でも、CLAクラスなら比較的リーズナブルな価格で購入できるでしょう。

 

大手販売店のネクステージは、中古車の販売実績が豊富にあり、輸入車の保証サービスが充実しています。中古車の購入を検討している方は、ぜひネクステージまでご相談ください。

 

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