ベンツ ゲレンデの燃費はどのくらい?気になる維持費や購入のポイントについて解説します!
ゲレンデの愛称で親しまれているメルセデス・ベンツのGクラスは、軍用車であった「ゲレンデ・ヴァーデン」を一般車両の仕様にした車です。クロスカントリー車として高い性能を誇ります。
ゲレンデのオーナーになりたいと思っている方の中には、燃費や価格面から購入を悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
ゲレンデには、燃費性能の高いモデルもあります。中古車であれば、新車よりも購入価格を抑えられる点がメリットです。そこでこの記事では、ゲレンデの燃費やスペック、購入のポイントについてご紹介します。
※目次※
1.ベンツが発売しているゲレンデ(ディーゼル)の燃費とスペックについて
・ベンツ ゲレンデの購入前には、スペックや燃費を確認しよう
・必要な費用は、購入費用だけではない。乗り続けるために必要な維持費についてしっかりと理解しておこう
・ゲレンデの購入は中古車がおすすめ。上手な中古車購入方法をチェックおこう
ベンツが発売しているゲレンデ(ディーゼル)の燃費とスペックについて
ディーゼルエンジンのゲレンデは、クロスカントリービーグルです。オフロードでは力強い走りを楽しめます。
オンロードでは俊敏性の高いスポーティな走りも可能で、街中のドライブも楽しめる車です。ここでは、メルセデス・ベンツのGクラスに現在ラインアップされている車種を見ていきましょう。あわせて過去に販売されたおすすめの車種の燃費やスペックもご紹介します。
(参考:Gクラス(メルセデス・ベンツ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】)
G350 ブルーテック
G350 ブルーテックは、2013年8月~2015年12月まで生産・販売されていました。燃費性能に優れた3LV6クリーンディーゼルエンジンを搭載しています。他のモデルと比べて、当時の消費税率による税込価格が1千万円を切る新車販売価格は、破格の値段として話題となりました。
アクセルペダルの重さもブルーテックの特徴のひとつです。ぐっとアクセルペダルを踏み込めば、加速感のよさと安定した走りが楽しめます。ブルーテックのスペックや燃費性能は以下のとおりです。
年式 |
2015年4月モデル |
車体寸法(全長×全幅×全高) |
4,530mm×1,810mm×1,970mm |
車両重量 |
2,510kg |
駆動方式 |
フルタイム4WD |
使用燃料 |
軽油 |
燃費(JC08モード) |
8.5km/L |
G350d
日本で販売されているゲレンデの中でも、G350dは最も人気があります。G350dの主な魅力とは、悪路でも気にせず進める力強い走りです。コーナリング走行時には、特に魅力を感じられます。
全高に比べて全幅が短いことから見通しが良く、どっしりとした安定感のある走りが魅力です。G350dのスペックや燃費性能を前モデルと現行モデルでまとめました。
年式 |
2021年1月モデル |
車体寸法(全長×全幅×全高) |
4,660mm×1,930mm×1,975mm |
車両重量 |
2,460kg |
駆動方式 |
フルタイム4WD |
使用燃料 |
軽油 |
燃費(WLTCモード) |
9.9km/L |
年式 |
2016年11月発売モデル |
車体寸法(全長×全幅×全高) |
4,575mm×1,860mm×1,970mm |
車両重量 |
2,550kg |
駆動方式 |
フルタイム4WD |
使用燃料 |
軽油 |
燃費(JC08モード) |
10.3km/L |
G550
G550は、前述した2台と燃料が異なります。G550は、無鉛プレミアムガソリン、いわゆるハイオクで走る車種です。低速域からトルクが回転するため、車の発進の瞬発力の良さと加速性はG550の魅力だといえます。
装備にもこだわり、G350dのオプション装備である本革シートがG550では標準装備です。G550のスペックや燃費性能を前モデルと現行モデルでまとめました。
年式 |
2021年1月モデル |
車体寸法(全長×全幅×全高) |
4,660mm×1,930mm×1,975mm |
車両重量 |
2,450kg |
駆動方式 |
フルタイム4WD |
使用燃料 |
無鉛プレミアムガソリン |
燃費(WLTCモード) |
7.4km/L |
年式 |
2015年12月発売モデル |
車体寸法(全長×全幅×全高) |
4,575mm×1,860mm×1,970mm |
車両重量 |
2,560kg |
駆動方式 |
フルタイム4WD |
使用燃料 |
無鉛プレミアムガソリン |
燃費 |
記載なし |
相場一覧表
現行モデルは、2018年にフルモデルチェンジをして発売された2代目モデルです。初代は、1990年に発売されました。ゲレンデを購入しようと考えている方の中には、新車や中古車の相場価格が気になる方もいるのではないでしょうか。
中古車市場では初代モデルと現行モデルのベンツ Gクラス「愛称ゲレンデ」が販売されており、年式によって価格に大きな差が見られます。ネクステージにおける2022年3月現在のゲレンデ相場価格についてまとめます。
・G350 ブルーテック
中古車価格 |
在庫なし |
・G350d
新車価格 |
1,251万円 |
中古車価格 |
在庫なし |
・G550
新車価格 |
1,705万円 |
中古車価格 |
在庫なし |
ベンツのゲレンデの燃費を意識したい理由
ゲレンデ以外の車を購入する場合でも、エコカー減税などの導入により燃費性能を意識する方も多いのではないでしょうか。ここでは、燃費性能でどのようなことが変わるのかを具体的に解説します。
運転のしやすさが変わるため
燃費が良いと、運転がしやすくなるといわれています。長距離運転の場合、燃費の良い車は長い距離を走れるのに対し、燃費が悪いと目的地に着くまでに何度も給油が必要です。そのため、目的地に到着するまでに時間も余計にかかってしまいます。
高速道路の運転中は、ガソリンスタンドは一般道ほど多くないため、ガソリン量に注意しながら車を運転しなくてはなりません。燃費の良い車であれば、ガソリンの量を気にすることなく長距離運転が楽しめます。
毎月のガソリン代が変わってくるため
前述したとおり、燃費の良い車は少ないガソリンで長距離の走行が可能です。例えば、燃費が10km/L場合は1Lのガソリンで10kmを走れるのに対し、燃費が15km/Lの場合は1Lで15km走ることになります。
1Lのガソリンで長い距離を走る車のほうが、 燃費の悪い車よりもガソリンを給油する回数が減るため、ガソリン代の節約につながることはメリットです。ゲレンデに乗って出かける機会の多い方は、燃費の良いモデルを選べばガソリンや軽油代を節約できます。
気になるベンツ ゲレンデの維持費、どのくらいかかる?
車に乗り続けるには、維持費がかかります。ゲレンデの購入を考えている方の中には、維持費が気になる方もいるのではないでしょうか。維持費の負担がかかり過ぎると家計を圧迫して、車を所有することが難しくなってしまいます。
せっかく手に入れたゲレンデを手放すことにならないためにも、ゲレンデにかかる維持費を把握しておきましょう。
保険料
車の保険料は、自賠責保険と任意保険の2種類の保険に加入することが一般的です。自賠責保険は、正式には自動車損害賠償責任保険といい、車を保有しているオーナーに加入が義務付けられています。
ゲレンデを自家用乗用自動車で使用する場合、2022年3月時点の自賠責保険は以下のとおりです。自賠責保険料は変動するため、都度確認しましょう。
- ・保険期間24カ月:2万10円
- ・保険期間37カ月:2万7,770円(新車購入時は「37か月」での支払い)
任意保険とは、自分の意思で加入を決定できる自動車保険などのことを指します。対物保険など、自賠責保険を補う保険に加入する方が多い傾向です。
任意保険料は、車両年数やオーナーの年齢などによって変化します。多くの場合、保険会社のホームページに自動車保険料のシミュレーターがあるため、計算してみましょう。
車検・定期点検
車検代は、法定費用と点検整備費用、部品交換費用によって構成されています。法定費用とは、自賠責保険と自動車重量税、そして印紙にかかる費用です。
自動車重量税は、車両の重量に対して支払う税金を指します。2022年3月現在、エコカー減税が導入されており、条件を満たしていれば減額となる場合もあるため確認してみましょう。印紙代は、運輸支局へ支払う車検の手数料です。
車検の点検整備費用は、依頼する業者によって異なります。部品交換が必要な場合は、部品によっても価格は異なるため覚えておきましょう。定期点検の際に車に異常が見つかった場合にも、修理や部品交換などで費用がかかる場合もあります。
修理・部品
ゲレンデは、ドイツ車です。基本的にドイツの環境や道路事情にあわせて作られています。そのため、細部までメンテナンスを行わなければ不具合が起こりやすい傾向にあるなど、国産車とは異なる点を念頭に置きましょう。頑丈に見えても内部の機械は繊細なため、定期的なメンテナンスが必要です。
車を使用していれば、修理や部品の交換が必要になる時期が来ることは避けられません。ドイツ車と国産車では仕様が異なるため、修理は専門の知識をもった業者に依頼することをおすすめします。部品の在庫がなかった場合は、ドイツ本国から取り寄せなければなりません。輸送費などが上乗せされるため、国産車の部品交換代と比べると価格は高くなる傾向にあります。
ガソリン代
ガソリンは、車が走るために必要な燃料です。ゲレンデには、G350dのように軽油を使用するディーゼルエンジン搭載モデルと、G550のようにハイオクガソリンを使用するガソリンエンジンモデルの2種類があります。目安として、1年間のガソリン代を計算してみましょう。
一般的に、1年間の走行距離の目安は1万kmといわれています。軽油・ガソリン価格は、2022年3月18日現在の全国平均価格です。
・G350d(軽油)の場合(2020年2月のカタログ燃費を参考に算出)
- 1万km÷9.9km/L×147.1円/L=約14万8,585円
・G550(ガソリン)の場合(2020年2月のカタログ燃費を参考に算出)
- 1万km÷7.4km/L×168.6円/L=約22万8,108円
ベンツ ゲレンデを賢く購入するには?
ベンツのゲレンデは、高額な部類に入る車種だといえます。ゲレンデの購入を考えている方の中には、中古車で購入しようと考えている方もいるのではないでしょうか。
中古車で購入する際には、できるだけ質のよいゲレンデを購入したいと思うことは自然なことです。ここでは、自分が納得できるゲレンデを購入できる賢い方法についてご紹介します。
相場を常にチェック
中古車でゲレンデを購入する際には、常に相場をチェックしておきましょう。中古車市場の価格は、常に変動します。車のマイナーチェンジやフルモデルチェンジ後は、それまで販売されていた車が旧型タイプとなるため、車の価格は下がる傾向です。
相場価格だけをチェックしていると、それ以外の情報が入りにくく、相場価格が下がる時期の予測がつきません。マイナーチェンジやフルモデルチェンジの情報は、メルセデス・ベンツの公式Webサイトなどで確認できます。せっかくの買いどきを逃さないためにも、情報収集をしっかりと行いましょう。
決算期を狙う
質の良い中古車を安く購入したいと考えている方は、決算期が狙い目です。決算期である3月直前の2月は、少しでも売り上げ台数を伸ばすために販売価格を安く設定する傾向にあります。
9月の中間決算期も同様に、売り上げ台数を伸ばすために価格を安く設定する傾向です。ただし、中間決算よりも年度末の決算期のほうが重要視される傾向にあります。
業者の行うキャンペーン情報もチェックしておきましょう。業者がキャンペーンを行うということは、車を多く販売したいと考えている時期だといえます。キャンペーン中は値引きがあったり、特典がついたりするため、お得に車を購入できるチャンスです。
純正パーツの有無をチェック
純正パーツの有無をチェックすることも重要です。中古車販売業者は、さまざまな種類の中古車を幅広く取り扱っています。1社の車を取り扱っているカーディーラーと比べると、専門的な知識が限られているかもしれません。
専門知識をもった中古車販売業者を見分ける方法のひとつに、純正パーツの有無が挙げられます。ゲレンデの純正パーツをきちんと使用して車の修理を行っている業者であれば、正しい知識と純正パーツを購入できる確かなルートをもっているため、安心してゲレンデを購入可能です。
試乗した際の感触をチェック
ゲレンデを購入した後に、想像していた乗り心地と違うなど後悔することもあるかもしれません。そのような状況を防ぐためにも、試乗してからの購入をおすすめします。
試乗をすれば、実際の視界や加速性などを確認できるため安心です。シートの乗り心地や車内、ラゲッジルームの広さなども実際に確認でき、使い勝手などもイメージできます。試乗することで、購入前にもっていたゲレンデへの想像や印象と、実際の運転のしやすさや乗り心地などのギャップを埋められることはメリットです。
修理歴をチェック
ゲレンデを中古車で購入するなら、修理歴のチェックも大切です。修理歴のある車には、なんらかの理由で車が破損したり、傷が入ったりした外板部分を修理したという事実があります。大きな破損だった場合、購入した後で不具合が生じるかもしれません。
修理歴は、定期点検整備記録、または分解整備記録に修理歴が記載されているため確認しましょう。ただし、記載されていない場合もあるため、購入前に自分の目で見て確認することも大切です。
修理歴ではなく「修復歴」と記載されていた場合はさらに注意しましょう。修復歴とは、過去に事故によって車の骨格部分まで破損した車を修復したという記録です。修復歴のある車も購入後に車の不具合が起こる可能性があるため、あわせてチェックしましょう。
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まとめ
メルセデス・ベンツのゲレンデは、世界中で根強い人気をもつ車です。価格も高額であることから、購入を諦めている方もいるのではないでしょうか。中古車であれば、購入価格を抑えて無理なくゲレンデを手に入れることができるため検討してみましょう。
ネクステージでは、ゲレンデの中古車を取り扱っています。輸入車の正規ディーラーも展開しており、経験や知識をもとに価格以上に良質な車の提供を実現しています。ゲレンデの購入をお考えの方は、ぜひネクステージへご相談ください。
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