ベンツ500Eってどんな車?ポルシェが手がけたって本当?

ネクステージのサイトを検索お気に入りを見る

ベンツ500Eってどんな車?ポルシェが手がけたって本当?

ベンツ500Eってどんな車?ポルシェが手がけたって本当?

車についての知識があまりなくても、「ベンツ」や「500E」という言葉を聞いたことがある方はいるのではないでしょうか。そこでこの記事では、ベンツ500Eの特徴の詳細や相場についてご紹介します。

 

500Eについて知っておけば、ベンツについての知識をより深めることができるかもしれません。ベンツ500Eと関連があるとされるポルシェとの関係についても解説します。高級車に詳しくなりたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

※目次※

1. ベンツ500Eの歴史とポルシェとの関係

2. ベンツ500Eの特徴

3. ベンツ500Eの相場は?

4. ベンツ500Eを探している人にもおすすめの中古車

5.まとめ

 

■POINT

 

 

・ベンツ500Eはメルセデス・ベンツのモデルだが、開発も製造も同じドイツの自動車メーカーであるポルシェが手がけている

・ベンツ500Eは中古でも販売されているが、中古車価格であっても500万円~800万円と非常に高額

・ベンツ500Eを探しているけれど中古車でも500万円以上は出せない……とお悩みの方はネクステージに相談するのがおすすめ

 

 

世界のクルマが2,000台以上!正規輸入中古車をチェック >

 

ベンツ500Eの歴史とポルシェとの関係

ベンツ500Eってどんな車?ポルシェが手がけたって本当?

ベンツ500Eは1991年に生産が開始された車です。生産しているのはメルセデス・ベンツですが、生産にはドイツの自動車メーカーであるポルシェも関係しているといわれています。ここではベンツ500Eの歴史と、ポルシェとの関係について詳しくご紹介します。

 

1991年から1995年まで製造

ベンツ500Eは、1991年~1995年まで製造されていたセダンタイプのモデルです。1986年に発売開始したW124シリーズのスポーティバージョンであり、W124シリーズからエクステリアがスタイリッシュに変化しています。

 

1994年からミディアムクラスはEクラスへと名称を変更し、それにともなって500EもE500に名称が変わりました。1995年に製造は終了となり、1991年~1995年で累計10,479台を製造したといわれています。

 

ベンツ500EはW124シリーズに比べるとコンパクトですが、V8エンジンを搭載していることから高級スポーティセダンと呼ばれています。抜群の加速力があるため、スポーツカー好きにとっては最上級の車だといえるでしょう。

 

エンジンの開発をポルシェに依頼

ベンツ500Eはメルセデス・ベンツのモデルですが、チューニングは同じドイツの自動車メーカーであるポルシェが手がけています。チューニングはポルシェのバイザッハ研究所が担当しており、製造過程が珍しい車種だといえるでしょう。

 

ほかのシリーズはメルセデス・ベンツが開発・製造を手がけています。ポルシェがチューニングを行い、メルセデス・ベンツがエンジニアの提案を承認しながら開発が進められました。

 

ポルシェはスポーツカーのテストコースだけではなく、優秀なエンジニアとドライバーも雇用しています。作られた500Eをテストコースにて実験走行をし、さまざまな手を加えることによって完璧な形になったといえるでしょう。

 

生産数の約3分の1が日本へ

ベンツ500Eは1991年~1995年まで製造されており、累計10,479台が作られました。日本への正規輸入台数は1,184台と少ないですが、最盛期には3,000台ほどが日本にあったといわれています。最盛期を過ぎてからは海外への再輸出も増え、現在は3,000台もないようです。

 

数は少なくなったものの、現在もベンツ500Eの人気は衰えていません。メルセデス・ベンツの車であるにもかかわらずポルシェがチューニングを手がけたという点や、最高級スポーティセダンという点がベンツファン以外からも注目を浴びています。現在でも希少で価値のある車として、ベンツ500Eを手に入れたい方もいるのではないでしょうか。

 

ベンツ500Eの特徴

ベンツ500Eってどんな車?ポルシェが手がけたって本当?

最高級のスポーティセダンといわれているベンツ500Eはメルセデス・ベンツ提案の元、ポルシェがチューニングを行った車種です。発売から20年以上が経過している今でも人気を集めているベンツ500Eには、どのような特徴があるのでしょうか。ここではベンツ500Eのスペックについて詳しくご紹介します。

 

エンジン

500EはW124シリーズを元に作られた車です。W124シリーズに使われていたエンジンは直列6気筒と直列4気筒のガソリンエンジンでしたが、最新のエンジンを搭載するためボディの前部が大きく改良されています。

 

エンジンには当時の最新エンジンである、M119型のV型8気筒5.0L自然吸気エンジンを採用しました。大排気量エンジンであるため加速力は抜群で、時速200kmのスピードが出ます。

 

大排気量エンジンなので重量も重たそうなものですが、採用された最新エンジンは重量を最小限に抑えているのが特徴です。それでも車体は1,700kgと重たいですが、ハンドリング性能は向上していると評価されています。

 

サスペンション

W124シリーズとは異なるエンジンを採用するため、ボディの前部を大きく改良したことにともなって、サスペンション部分も大きく改良しています。従来と異なる大排気量エンジンを搭載するために、サスペンションもそれに合ったものにしておかないと、完璧な車として仕上がらないためです。

 

フロント部分のサスペンションはSL320(R129型)から、リアサスペンションはステーションワゴンに採用されていたレベライザーを流用しました。これによって加速時にも安定して、フラットな状態で速度を上げることが可能です。

 

ブレーキ

大排気量エンジンであるM119型のV型8気筒5.0L自然吸気エンジンに対応するには、足回りを徹底してチューニングする必要があります。サスペンションだけではなく、ブレーキに関しても同様です。強烈な加速力に対応するには、強いブレーキ力も必要だといえるでしょう。

 

ベンツ500Eは、フロント300mm、リア275mmの巨大なブレーキローターを搭載しています。開発当時はこのサイズでしたが、マイナーチェンジ後はさらに大きく拡張され、より強力なブレーキ力を実現しました。

 

エクステリア

エクステリアにW124シリーズからの大きな変化はありません。基本的にはデザインはほぼそのまま受け継がれていますが、エンジン部分を変更したことで車体サイズが大きくなっています。

 

ベンツ500Eの全幅は1,795mmです。W124から55mmほど広くなっただけなので、エクステリア全体に大きな変化があるとはいえないでしょう。そのほかの変更部分としては、エンジン部分の変更にともないタイヤサイズ変更によるフロントバンパーの変更があります。

 

W124のヘッドライト部分についていたフォグランプはほかの場所に移動し、ヘッドライト部分にはドライビングライトがついているのも特徴のひとつです。

 

インテリア

エクステリア同様、インテリアもW124とほぼ変わらない仕様です。実用性を重視したレイアウトで、シートは本革やベロアなどの4種類のタイプから選べます。また車内インテリアはカラー展開が豊富なため、好きなカラーを設定して自分好みの車内デザインへ変えられる楽しみがあります。

 

W124とほぼインテリアに変わりはありませんが、最上級グレードはほかとの差別化を図っています。ウッドパネルに上質な木材を採用する、下位グレードにはついていない装備をすべて追加する、冷暖房の風量などを自動で調節する機能などが標準装備です。

 

ほかのグレードに比べると、最上級グレードはカラー展開が少なくなっています。主にブラックですが、日本仕様ではクリームベージュやブルーといったカラーも展開されていました。

 

オプション

ベンツ500Eのシートはハーフレザーが採用されていましたが、オプションにてフルレザーにすることが可能です。生産末期には限定車が販売され、限定車は本革のシートが標準装備となりました。

 

スピーカーはダッシュボード・リアドア・リアシェルフに2個ずつ搭載されており、合計6個が装備されています。オプションでプレミアムオーディオに設定することもできたので、中古車を選ぶときのポイントとなるでしょう。

 

そのほかの情報

ベンツ500EはW124を元に開発が進められた車ですが、W124との大きな違いは搭載エンジンでしょう。搭載エンジンが最新型のエンジンに変わり、加速力は一気に強力になりました。時速100km到達までに6.5秒という驚異的なパワーがあるエンジンです。

 

このエンジンは、メルセデス・ベンツのSLクラス(R129型)、Sクラス(W140型)にも搭載されています。現在、国産車でV型8気筒5.0L自然吸気エンジンを採用しているメーカーはトヨタのみです。

 

ベンツ500Eの燃費は、5.4 km/L~6.2km/Lとなっています。現代のハイブリッド車と比べると、燃費は悪いでしょう。しかし燃費が気にならないほどの魅力が、ベンツE500にはあるといえるのではないでしょうか。

 

500EとE500の違い

1991年発売当初の名称はベンツ500Eでしたが、1993年にE500という名称に変更しました。これはミディアムクラスがEクラスへと名称が変わったためです。名称は異なりますが、どちらもまとめて500Eと呼ばれています。

 

500Eは1992年モデル、E500は1993年モデルです。モデルは異なるものの、車のスペックについてはほとんど変わりありません。左ハンドル・5ドア・車体サイズと重量・エンジンの種類・排気量・最高速度・燃費など、2つの情報は基本的に同じものです。

 

大きく異なるのは販売価格でしょう。ベンツ500Eの発売価格は1,550万円ですが、E500の発売価格は1,300万円です。後継であるE500のほうが250万円ほど安くなっています。

 

ベンツ500Eの相場は?

ベンツ500Eってどんな車?ポルシェが手がけたって本当?

ベンツ500Eは、セダンやスポーツカー好きからすれば喉から手が出るほど欲しい車のひとつでしょう。ただメルセデス・ベンツとポルシェの共同開発という、異色の経歴をもつベンツ500Eはかなりの高額では……と考える方もいるのではないでしょうか。ここではベンツ500Eの発売当初の価格、中古車価格についてご紹介します。

 

当時の販売価格は「1,550万円」

ベンツ500Eの1991年発売当初の価格は1,550万円です。1993年に発売されたベンツのほかの車種であるE220セダンの発売当初価格は580万円と、ベンツ500Eの約3分の1程度の価格でした。最新エンジンを搭載した高級スポーティセダンならではの価格といえるでしょう。

 

500Eは1993年、メルセデス・ベンツ車の呼称変更にともない500EからE500に変更されました。E500になってからは若干値が下がり、1,300万円で販売されています。

 

中古車の相場は500万円~800万円程度

ベンツ500Eは中古車でも販売されています。しかし中古車価格であっても500万円~800万円と非常に高額です。そのほかの車種であれば100万円以下で販売していることもありますが、ベンツ500Eに関しては500万円以下の値で見つけることは難しいでしょう。

 

500万円もあれば国産車の新車を購入することも可能です。ただ500Eが欲しいと考えている方の多くは、こだわりがあったりや外車を希望していたりするのではないでしょうか。後ほどベンツ500Eを探している方におすすめの車をご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

 

中古車市場でも希少性が高い

ベンツ500Eは1991年~1995年まで製造され、累計10,479台が作られたといわれています。最盛期は日本に3,000台ほどありましたが、最盛期を過ぎてからは海外に再輸出を行っているため、日本にある500Eの数は減少しています。

 

日本にある台数が少ないことから、ベンツ500Eは希少価値の高い車だといえます。希少価値が高いということは、なかなか手に入らないということでもあります。そのため、中古車であっても価格が高騰する理由のひとつです。

 

ベンツ500Eを探している人にもおすすめの中古車

ベンツ500Eってどんな車?ポルシェが手がけたって本当?

ベンツ500Eを探しているけれど中古車に500万円以上は出せない……とお悩みの方もいるのではないでしょうか。本当は500Eが欲しいが、金銭的な面で厳しいという方におすすめの車があります。500Eと変わらない性能と人気力から、お手ごろな車種をご紹介します。

 

メルセデス・ベンツEクラス

Eクラスは最も生産量が多い車種ではありますが、500Eのスポーティさを感じるモデルを揃えています。メルセデス・ベンツEクラスのE200、4マチック アバンギャルド レーダーセーフティには、衝突被害軽減システムや衝突安全ボディといった安全性能のほか、運転支援システムも充実しています。

 

フロント・サイド・リアの全周囲にカメラが付いているため、駐車がしやすいという点も特徴です。修復歴がなく走行距離も短ければ、新車と変わらない快適感を感じることができるでしょう。

 

またメルセデス・ベンツEクラスのE200、4マチック アバンギャルド レザーPKGには、レーンアシストやパークアシストといった運転支援ステムのほか、安全性能も備わっています。

 

アラウンドビューモニター付きであれば、駐車時は上方向から車の状態を確認することが可能です。中古車を選ぶときは、オプションがどのくらい装備されているかもポイントになります。

(参考:『メルセデス・ベンツEクラス』)

 

メルセデスAMG

メルセデスAMGは、500Eと同じようなパワフル感を感じることができます。メルセデスAMG CLAクラス シューティングブレーク CLA45 4マチック シューティングブレークには、安全装備や運転支援システムだけではなく、エアバッグやスマートキーといった標準装備が充実しています。

 

シートには高級感を演出する革が施されており、前席はシートヒーター付きです。冬の寒い時期もシートが温まることで体もすぐに暖かくなり、快適なドライブを楽しめるでしょう。また、メルセデスAMG Cクラス C63 Sクーペもおすすめです。 1オーナーで、本革やLEDヘッド・フルセグの19インチテレビなど細部にこだわった車もあります。

 

初期装備で、運転支援システムとしてレーンアシストなどが搭載されています。駐車時にハンドルの向きによって動く方向が画面に表示されるため、駐車が苦手な方でも楽に車を停められるでしょう。1オーナー車は、きれいで新しい車が欲しいという方におすすめです。

 

メルセデスAMG SLC SLC43も、オプション装備を多く備えたものが多く中古で出回っています。天井部分の開閉やレザーシートなど、高級感あふれる仕上げにしてあるタイプがあります。収納スペースも広いため、荷物が多くても安心です。2人乗りのため家族の車には向きませんが、特別な仕様の1台が欲しいという方に最適でしょう。

(参考:『メルセデスAMG』)

 

まとめ

ベンツ500Eってどんな車?ポルシェが手がけたって本当?

メルセデス・ベンツとポルシェによって作られたベンツ500Eは、高級スポーティセダンです。多くの人から人気を集めているため、車好きからすれば憧れの車といえるでしょう。ただし500Eは台数が少ないことから中古でも価格が高額というデメリットがあります。

 

500Eが欲しいけれど500万円以上の費用を出すことは難しい……という方はネクステージに一度ご相談ください。ネクステージでは、500Eが欲しい方におすすめのモデルをいくつもご用意しています。お客様のご希望に沿った購入価格のものをご提案しますので、こだわりがある方こそお気軽にお問い合わせください。

ベンツ500Eってどんな車?ポルシェが手がけたって本当?



良質なメルセデス・ベンツを探す

 

■世界のクルマを360°画像でチェックする (universe-cars.jp)

ベンツ500Eってどんな車?ポルシェが手がけたって本当?

 

■オシャレな輸入車カタログ|supreme_cars

ベンツ500Eってどんな車?ポルシェが手がけたって本当?

 

シェアページトップへ