ベンツのDクラスはどうして存在しないの?気になる理由とそのほかのクラスについて
高級なイメージがあるメルセデス・ベンツを、一度は乗ってみたいと思ったことがある方もいるのではないでしょうか。新車で購入すると高価なベンツですが、中古車になると国産車並みの価格になることもあるため、手を出しやすいと感じるかもしれません。
そこでこの記事では、各クラスの用途や特徴、存在しない「Dクラス」についてご紹介します。ベンツは用途別にアルファベットでクラス分けされており、各クラスに特徴があるのがポイントです。記事を読むことでベンツに詳しくなれるでしょう。
※目次※
4.自分に合ったベンツを手に入れるなら中古車がおすすめの理由
・ベンツは用途別にアルファベットでクラス分けされていて、「Dクラス」は存在しない!
・ベンツは中古車市場でも人気があり、状態のよい車がリーズナブルな価格で購入できる可能性もある
・中古車を購入する際には車の状態や乗り心地を十分に確認しよう。お店選びも重要!手数料などの諸費用も忘れずに確認しよう
ベンツにDクラスが存在しない理由
メルセデス・ベンツは、アルファベットを使用してクラス分けをしています。A、B、Cと続いた後、次のクラスはEクラスになっており、「D」クラスが存在しません。ベンツではこのアルファベットを見れば、各クラスの用途や特徴がわかるようになっています。
たとえばCクラスは上質感ももち合わせつつ、「コンパクト(compact)」なボディサイズに特徴があり、「エグゼクティブ(executive)」の意味合いもあるといわれているEクラスは高級感溢れる装いが魅力的です。このようにベンツはアルファベット順にクラス分けされていないことから、これまでDクラスが誕生する背景がなかったといえるでしょう。
今後ベンツのDクラスは誕生するのか
それでは今後、ベンツのDクラスは誕生するのでしょうか。新たにクラスを設定するのには、その分新技術の開発や用途の設定が必要です。
また、新車種の開発には開発資源の確保や安全性の担保など、市販化するまでに一定の期間を要するため、すぐにDクラスが誕生する可能性は低いといえるでしょう。ベンツの既存のクラス展開はすでに多様な技術と装いを網羅しており、当面の間はこれらを進化させていくと考えることもできます。
Dクラスを待つ前に知っておきたい!ベンツのおすすめ車種
ベンツには複数のクラスがありますが、各クラスによって価格、評判、燃費、サイズ、乗り心地などが異なります。コンパクトなAクラスに対して、Gクラスはベンツの中でもクロスカントリーSUVとして位置づけられているなど、各クラスによって用途と特徴があるところがポイントです。ここでは各クラスの特徴をご紹介します。
Aクラス
エントリーグレードであるAクラスは5ドアハッチバックで、ベンツでは最小クラスの車種です。そのコンパクトさから女性からの評価も高く、人気車種のひとつだといえるでしょう。ベンツの中では価格設定もリーズナブルです。
Aクラスには運転速度に応じて適切な車間距離を保つ「ディスタンスパイロット・ディストロニック」や、目視では確認できない車の存在を知らせる「ブラインドスポットアシスト」、自動ブレーキ「アクティブブレーキアシスト」などが備わっています。
Bクラス
Bクラスは5ドアハッチバックで車を構成する基本部品をAクラスと共有しているため、インテリアはAクラスと同じであり、Aクラスの派生車種といえるでしょう。2005年に登場して以来、現在は2012年にフルモデルチェンジしたデザインが販売されています。
サイズ感はAクラスと同じですが、全高が高いことが特徴的です。コンパクトカーとミニバンの要素を兼ね備えているため、実用的かつ快適に使用できるでしょう。
Cクラス
Cクラスは日本の市場で最も販売されているクラスです。ボディタイプはセダン、ステーションワゴン、2ドアクーペ、オープンタイプのカブリオレがあります。
ファブリック素材やレザー、本革などが使用されているグレードもあり、AクラスやBクラスと比較すると外装や内装に高級感を感じられるでしょう。搭載しているエンジンはディーゼルモデルに加え、プラグインハイブリッドモデルもあります。
Eクラス
「executive」を意味するEクラスは、ベンツの中でも中核モデルと位置付けられており、Cクラスよりもボディサイズがひと回り大きいのが特徴です。
ヘッドライトにはマルチビームのLEDライトを装備しており、対向車にとって適切な配光をコントロールできます。また、フロントグリルやドアミラー、リアにカメラを装備しているため、360度全方位をモニターで確認できるのが魅力といえるでしょう。
Gクラス
ベンツの中では、GクラスをクロスカントリーSUVとして位置付けています。Gクラスに搭載しているエンジンは、オフロード車としては最高レベルの動力性能を有しているため、高級車に必須の快適性に加え、雪道や急勾配の上り坂も走破できるパワーを兼ね備えているのが特徴です。
クラスの名称は、軍用として使用されていた車種を乗用車向けに一部アレンジして開発された「ゲレンデヴァーゲン」に由来するといわれています。
Mクラス
現在のGLEクラスの前身モデルとして販売していたのがMクラスです。1998年に発売を開始してから、ベンツの中核モデルとして人気を集めてきました。その後、Eクラスと同レベルの安全性および快適性を備え、SUVのボディタイプを表す「GL」を組み合わせた「GLE」クラスに改称されました。
トランスミッションには9速オートマチックを採用しています。アイドリングストップ機能も搭載されていることから、大きな車体でありながら燃費のよさが魅力といえるでしょう。
Sクラス
Sクラスは、ベンツでの中でも多くのフラッグシップモデルがそろっています。その全長・全幅から迫力を感じるでしょう。発売当初は後部座席に車両のオーナーが座ることを想定していたため、後部座席の快適性が特徴的でしたが、現在は運転者を魅了するモデルも販売されています。
歩行者だけではなく飛び出し検知機能を備えた自動ブレーキや、カーブを曲がる際に車両自体を傾斜して安定させる「マジックボディコントロール」を搭載しているのが魅力のひとつです。
自分に合ったベンツを手に入れるなら中古車がおすすめの理由
中古車はどのような用途で使用するのかを十分に検討してから探しに行くことで、必要な機能を備えた最適な車選びができる可能性が高まります。ベンツは中古車市場でも人気があり、豊富な在庫の中から気に入った中古車に出会える可能性が高いでしょう。ここではベンツを探す際に中古車をおすすめする理由をご紹介します。
各クラスとも中古車市場の規模が小さくない
ベンツをはじめとする輸入車ブランドの中古車市場の規模は、モデルなどによって多少の差はあるものの小さくはありません。ベンツの中古車は中古車販売店などでも多く取り扱っています。
特にコンパクトなボディが魅力的なCクラスは、日本の道路でも快適に運転できるでしょう。手が届きやすい価格に設定されていることもあり、安定的な人気を誇っています。プレミアムグレードのEクラスは抜群な乗り心地に定評があり、中古車市場でも高評価を得ているモデルです。
程度のよいものがみつかりやすい
最近は中古輸入車の流通量が増えているため、費用の面から購入を諦めていた人でも輸入車を手に入れやすいでしょう。
流通量の増加とともに、よいクオリティのままで中古車市場に出回る中古車も増えつつあります。前の保有者が丁寧に取り扱っていた場合には、中古車であっても状態がよいものが多く、費用と品質がバランスよく保たれている車に出会えることもあるでしょう。
外国産の車に強い中古車取扱業者がある
欲しかった車が安価で手に入るとはいえ、購入後のアフターフォローや保証については多くの人が気になるところではないでしょうか。
中古車取扱業者の中には、輸入中古車の販売や保証に強い業者もあります。リーズナブルな価格でメンテナンスを実施し、納車後の不具合については無償で修理をするなど、安心して車に乗るためのフォロー体制が充実している業者を選びましょう。
クラスの違いを理解して用途に合った車を選択できる
車を選ぶ際は、「どのような目的で車に乗るのか」を事前に理解しておくことが重要です。日常的に使用する場合は快適性や燃費を考慮する必要がある一方、遠方への旅行やアウトドアに使用する際には悪路であっても走行できるだけの動力性能が必要になるでしょう。使用目的に欠かせない機能を理解しておくことで、最適な車選びができます。
また、車に乗るのが毎日なのか週末だけなのかも重要です。どれだけ車に乗るかによって走行距離は大きく変わってくるため、購入後すぐに買い替える必要がないよう、あらかじめ走行距離を考えてから車を選ぶとよいでしょう。
ベンツを中古で購入する際に知っておきたい情報
中古でベンツを購入する際には、いくつか注意しておきたいポイントがあります。中古車といっても車の購入は安いものではありません。購入後になってから損をした、すぐに壊れたなどといったことがないように、目当ての車の安全性や購入する際に発生する諸費用についても事前に確認することが大切です。
販売店の評判
車選びは店選びといっても過言ではないでしょう。ではどのような店が「よい店」なのでしょうか。まずはスタッフの接客です。挨拶や丁寧な説明をしているか確認しましょう。
展示車の状態も忘れずに確認します。これにより商品に手入れが行き届いているかがわかるでしょう。また、口コミなどから購入を検討している店の評判をチェックしておくことが重要です。諸費用も販売店によって変わってくるため、販売手数料が高く設定されているかどうかも事前に確認しておきましょう。
お目当ての車の状態
購入したいと思える車に出会った場合は、その車がどのような状態かを念入りに確認します。前オーナーの車の扱い方がわかるのが外装や室内の清潔さともいわれており、汚い車はメンテナンスも粗悪に行われていた可能性が高いといえるでしょう。
また、これまでのメンテナンス歴を記録した整備点検記録簿を確認することも重要です。整備点検記録簿がない場合は、車の購入を慎重に検討する必要があります。
車の乗り心地
お目当ての中古車が見つかったときは、試乗をして乗り心地や快適性などに問題がないかを確認しましょう。車の走行はスムーズか、ブレーキを使用する際に異音が鳴らないかなどが主なチェックポイントです。
また、外装の塗装が割れていないか、運転席シートが著しく劣化していないかなども見ておきましょう。オイル漏れについては、車の下を覗きオイルパンやドレンボルト周辺にオイルにじみがないかどうかで確認ができます。
メーカーの動向
自分に合う車に出会うためには、自動車メーカーの動向を知ることが大切です。インターネットと車がつながる「つながるクルマ」、制御技術を駆使した「自動運転」、CO2排出量の低減を目指す「電動化」など、自動車メーカーは新技術の開発に取り組んでいます。
多様な車種が開発されると中古車市場に出回る車も豊富になるため、中古車選びをする際には自動車メーカーがどういった技術に力をいれているのかを理解しておくとよいでしょう。
価格
中古車の魅力のひとつは、安さです。古い年式や長い走行距離など、不人気な条件であるほど安くなります。特に2回目の車検を終えた年式の車は価格が安くなる傾向があるため、年式を見る際のポイントともいえるでしょう。
車本体の購入価格だけではなく、年式や走行距離、燃費など複数の要素から総合的に判断することが重要です。同じ車でも業者によって販売価格が異なるため、事前に相場を調べておくとよいでしょう。
まとめ
ベンツには個性豊かなさまざまなクラスがありますが、今のところDクラスは存在しません。高級なイメージが強いベンツも、中古車であればリーズナブルな価格で手に入れられるでしょう。しかし、中古車と聞くと安全性に不安を感じる人もいるかもしれません。
ネクステージには熟練の専門バイヤーが多数在籍しています。修復歴車は取り扱っていないため、安心して車を選べるでしょう。バンパー修理保証がついているなど、アフターサービスも充実しています。ベンツの中古車をお探しの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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