レンジローバーは究極のラグジュアリーが備わったSUV!基本スペックを紹介
レンジローバーは、イギリスの自動車メーカーであるランドローバーが販売する高級SUVです。剛性に優れたフレームや極上の車内空間が備わったSUVとして、50年以上にわたって安定した人気を誇っています。
SUVの輸入車をお探しの方の中には、レンジローバーについて詳しく知りたいという方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、レンジローバーの概要や特徴についてご紹介します。新車販売価格や中古車販売価格もまとめていますので参考にしてください。
※目次※
・レンジローバーはランドローバーのフラッグシップ。50年以上の歴史の中で5代のモデルが登場した。
・レンジローバーの魅力はデザイン性に優れたエクステリアやラグジュアリーな車内空間。現行モデルでは3つのタイプを設定。
・レンジローバーを購入するならネクステージがおすすめ。ランドローバーの正規販売店としてレンジローバーを豊富に取りそろえている。
レンジローバーはランドローバーのフラッグシップモデル
現在では高級SUVとしてユーザーからの支持を得ているレンジローバーですが、元々は悪路でもスムーズに走行できるオフロード性能と快適性を両立させた車として販売されました。
ここでは、レンジローバーが発売されるまでの流れについてまとめました。レンジローバーとランドローバーとの違いについても解説します。
エレガントなプレミアム四輪駆動車として開発
レンジローバーは、ランドローバーの開発で培ってきたクロスカントリービークル技術やノウハウを生かしながらも、全く新しいジャンルの乗用車として開発を進めました。
アルミニウムを使用したボディパネルや高級素材を使用したインテリアなど、先進のテクノロジーや最新のデザインが搭載されているのが特徴です。
1970年に発売を開始した初代モデルは優れた走行性能や高い耐久性能が備わっており、第1回のパリ・ダカール・ラリーにおいては優勝という成績を収めています。
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レンジローバーとランドローバーとの違い
ランドローバーは自動車メーカーの名称ですが、車の名前として使用されていた時期がありました。
ランドローバーが発売されたのは1948年です。戦時中に活躍したアメリカ製のジープである「ウィリス」を目標に開発が進められました。当時のイギリスでは鉄鋼が不足しており、アルミニウムを使用した四輪駆動車として販売されます。
ランドローバーを販売したローバー社はイギリスの国営会社に買収され、ランドローバーというブランドを新たに設立しました。1987年にはランドローバー車が設立され、さまざまな4WD車の販売を手がけています。
レンジローバーの華麗なる歴史を振り返ろう
レンジローバーは50年以上の歴史を誇る人気のモデルです。新しい機能や装備の採用やグレードの見直しなど、定期的に改良を図ってきました。
2005年にはレンジローバーの派生モデル、2013年にはハイブリッドモデルなどが登場します。ここでは、レンジローバーの歴史について見ていきましょう。歴代モデルの特徴やグレードなどをご紹介します。
1970年:初代モデルが誕生
レンジローバーが登場したのは1969年です。最初の試作車両として26台のレンジローバーがプロトタイプとして発表されました。
翌年の1970年には初代モデルが誕生します。高い性能とスタイリッシュなデザインを融合させており、富裕層を中心に注目を集めました。1981年には4ドアモデルのレンジローバークラシックが登場します。
プロトタイプでは、イタリア語でベールやカバーを意味する「ヴェラール(VERAL)」という名前が使われました。2017年には、レンジローバーの派生モデルとしてヴェラールの名前が使われます。
1994年:第2世代が登場
2代目モデルが登場したのは1994年です。高級感を一段と高めており、独特のシルエットに加えて従来の丸形ヘッドランプから角形ヘッドランプにデザインを変更しました。
日本では1995年4月に発売されます。2種類のパワートレインと2つのグレードが設定されました。
グレード |
排気量 |
サイズ |
4.0SE |
3.947L |
4,715mm×1,890mm×1,810mm |
4.6HSE |
4.552L |
初代モデルの全長と比較した場合、2代目モデルではサイズがアップしています。快適性を向上させるための装備として、オートエアコンが搭載されました。
2001年:第3世代を発売
3代目モデルが登場したのは2001年です。シングルシェルのモノコックボディを採用しており、優れた耐久性と車両の軽量化を両立させています。デザインでは最高級のヨットの装備からヒントを受けており、メタリックフィニッシュが採用されました。日本では2002年4月に発売されます。
グレード |
排気量 |
サイズ |
SE |
4.398L |
4,950mm×1,955mm×1,865mm |
HSE |
||
ヴォーグ |
2005年には、派生モデルとしてレンジローバースポーツが誕生しました。スーパーチャージドエンジンを搭載しており、圧倒的なパフォーマンスを体感できます。
2012年:第4世代が登場
4代目モデルが登場したのは2012年です。日本国内では2013年10月に登場します。SUVでは初となるオールアルミニウムのモノコックボディを採用しました。軽量化と高剛性を両立させており、燃費性能も向上しています。
一方でサイズは先代モデルよりも大きくなっており、2タイプのパワートレインが設定されました。
グレード |
排気量 |
サイズ |
3.0V6スーパーチャージドヴォーグ |
2.994L |
5,005mm×1,985mm×1,865mm |
5.0V6スーパーチャージドヴォーグ |
4.398L |
|
オートバイオグラフィー |
4.398L |
2021年:第5世代が誕生
レンジローバー初のハイブリッドモデルが登場したのは2013年です。電気モーターの搭載により、圧倒的なパワーと優れた燃費性能の両立に成功しました。
7年後の2021年にはレンジローバーの5代目モデルが登場します。日本国内では2022年1月に受注がスタートしました。
5代目モデルではグレード構成が見直されており、2タイプのパワートレインや2種類のボディサイズが設定されています。また、5人乗りのモデルに加えて、7人乗りのモデルの販売を開始しました。
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ランドローバー・レンジローバーの豆知識!グレードやスペックも徹底調査
レンジローバーの4つの魅力を探っていこう
レンジローバーには先進のテクノロジーを取り入れた高級SUVです。洗練されたデザイン、卓越したパフォーマンス、高級素材を使用したインテリア、優れた安全性能など、多目的に利用できる乗用車として安定した人気を誇っています。
ここでは、レンジローバーの現行モデルの魅力について見ていきましょう。4つの項目に分けてご紹介します。
伝統のシルエットに新たなデザインを融合
エクステリアはシンプルで上品なデザインが特徴です。窓、柱、パネルの継ぎ目はできる限り排除しており、圧倒的な存在感と風格を漂わせています。
フロントマスクには120万個のマイクロミラーを搭載しており、状況によっては反射しないように配慮がなされました。
設定されたボディカラーは28色です。アイシーホワイト、ペトロリックスブルー、トルマリンブラウンなどオプションとして用意されているカラーもあり、使用目的や予算に合わせて選べます。
質感にこだわったインテリア
インテリアでは質感にこだわったデザインが採用されました。運転席にはフローティングガラスを使用した13.1インチのタッチスクリーン、運転中に必要な情報を的確に表示するドライバーディスプレイなどの装備が搭載されています。
現行モデルでは車内の快適性も意識されており、シートごとに温度や風量を設定できる4ゾーンクライメートコントロールやアレルギー物質やウイルスなどを除去するイオン空気洗浄システムプロなどが装備されました。
オンロードとオフロードの両方に対応した走行性能
5代目モデルに搭載されたパワートレインは4つです。3.0Lのディーゼルエンジン、3.0Lのガソリンエンジン、4.4Lのガソリンエンジン、4.4LのV8スーパーチャージドガソリンエンジンとなっており、マイルドハイブリッドシステムやプラグインハイブリッドが採用されました。
電子制御エアサスペンションやオールホイールステアリングなどの機能や装備を搭載しており、さまざまなシーンで滑らかな走りを体感できます。ディーゼルエンジン搭載モデルのWLTCモードでの燃料消費率は以下の通りです。
グレード |
燃料消費率 |
SED300スタンダードホイールベース |
10.5km/L |
HSED300スタンダードホイールベース |
10.5km/L |
オートバイオグラフィーD300スタンダードホイールベース |
10.5km/L |
安全で快適なドライブをサポートする先進のテクノロジー
5代目モデルでは、事故を未然に防いだり事故による被害を軽減したりするための機能が搭載されました。
LEDヘッドライトは、夜間走行時での視認性や安全性を高める装備です。車体の体勢を維持するアダプティブダイナミクス、操作性能や快適性を高めるダイナミックレスポンス付きの電子制御エアサスペンションなどの機能が備わっています。
現行モデルでは、設定した車間距離を維持するアダプティブクルーズコントロール、歩行者との接触を警告音やブレーキで回避するエマージェンシーブレーキなどのアシスト機能も搭載されました。
レンジローバーの現行モデルのラインアップ
レンジローバーの現行モデルのグレードは8つです。3つのタイプに複数のグレードが設定されました。
モデルによってボディサイズ、装備内容、パワートレインなどが異なるため、購入計画を立てる際には前もってモデルごとの違いを確かめておきましょう。ここでは、タイプ別に現行モデルのグレード構成や基本スペックをご紹介します。
スタンダードホイールベース
スタンダードホイールベースには、レンジローバー、オートバイオグラフィー、レンジローバーSVの3つが設定されました。それぞれに複数のパワートレインが設定されています。
レンジローバーがスタンダードグレード、オートバイオグラフィーは上級グレード、レンジローバーSVは走行性能を強化したグレードです。
グレード |
レンジローバー |
オートバイオグラフィー |
レンジローバーSV |
全長 |
5,065mm |
5,065mm |
5,058mm (欧州仕様車値) |
全幅 |
2,005mm |
2,005mm |
2,209mm (欧州仕様車値) |
全高 |
1,870mm |
1,870mm |
1,870mm (欧州仕様車値) |
パワートレイン |
D300 AWD MHEV |
P530 AWD |
P550 AWD PHEV |
615 AWD |
総排気量 |
2,993cc |
4,394cc |
2,997cc |
4,395cc |
最高出力 |
221kW |
390kW |
404kW |
452kW |
最大トルク |
650N・m |
750N・m |
800N・m |
750N・m |
ロングホイールベース
ロングホイールベースには、レンジローバー、オートバイオグラフィー、レンジローバーSVの3つが設定されました。スタンダードホイールベースと同じように複数のパワートレインが設定されています。
ロングホイールベースは名前の通り、スタンダードホイールベースよりも全長が長いのが特徴です。
グレード |
レンジローバー |
オートバイオグラフィー |
レンジローバーSV |
全長 |
5,265mm |
5,265mm |
5,052mm(欧州仕様車値) |
全幅 |
2,005mm |
2,005mm |
2,209mm(欧州仕様車値) |
全高 |
1,870mm |
1,870mm |
1,870mm(欧州仕様車値) |
パワートレイン |
D300 AWD MHEV |
P530 AWD |
P550 AWD PHEV |
615 AWD |
総排気量 |
2,993cc |
4,394cc |
2,997cc |
4,395cc |
最高出力 |
221kW |
390kW |
404kW |
452kW |
最大トルク |
650N・m |
750N・m |
800N・m |
750N・m |
ロングホイールベース7席シート
ロングホイールベース7席シートは、レンジローバーの7人乗車モデルです。スタンダードグレードのレンジローバーと上級グレードのオートバイオグラフィーの2つが設定されました。
ロングホイールベース7席シートのサイズは、ロングホイールベースと同じです。ただし、7人仕様になっており、家族や友人との大人数での移動に適しています。
グレード |
レンジローバー |
オートバイオグラフィー |
全長 |
5,265mm |
5,265mm |
全幅 |
2,005mm |
2,005mm |
全高 |
1,870mm |
1,870mm |
パワートレイン |
P530 AWD |
総排気量 |
4,394cc |
最高出力 |
390kW |
最大トルク |
750N・m |
レンジローバーの売買価格をチェック
レンジローバーなどの高級車を購入する際には、事前の販売価格のチェックがおすすめです。
新車と中古車では販売価格に大きな違いがあります。予算内に収まる方法を確かめておくなら、スムーズにお気に入りの1台が手に入るでしょう。
ここでは、レンジローバーの現行モデルの新車販売価格、ネクステージでの中古車販売価格や買取相場をご紹介します。
レンジローバーの新車販売価格
レンジローバーの現行モデルの新車販売価格は1,960万円~3,267万円です。レンジローバーSVは他のグレードよりも高い価格で設定されています。
スタンダードホイールベース |
新車販売価格 |
レンジローバー |
1,960万円~ |
オートバイオグラフィー |
2,204万円~ |
レンジローバーSV |
2,807万円~ |
ロングホイールベース |
新車販売価格 |
レンジローバー |
2,287万円~ |
オートバイオグラフィー |
2,529万円~ |
レンジローバーSV |
3,267万円~ |
ロングホイールベース |
新車販売価格 |
レンジローバー |
2,309万円~ |
オートバイオグラフィー |
2,489万円~ |
レンジローバーの中古車販売価格
2023年10月時点におけるネクステージでの中古車販売価格の支払総額は696万4,000円~2,378万9,000円です。新車販売価格が1,900万円以上するレンジローバーですが、中古車なら700万円以下での購入を期待できます。
モデル |
中古車の支払総額 |
現行モデル |
2,299万4,000円~2,378万9,000円 |
4代目モデル |
696万4,000円~2,041万2,000円 |
中古車なら、現役モデルに加えて先代モデルの購入が可能です。一般的に新型モデルが発売されると古いモデルは価格が下がる可能性が高いため、お得に手に入れられます。
レンジローバーの買取相場
2023年10月時点におけるネクステージでの買取相場は6万5,000円~2,057万4,000円です。買取価格は車両のコンディション、年式、走行距離などの要素によって変動しますが、レンジローバーなら2,000万円以上の高価買取を期待できるでしょう。ネクステージでの過去の買取事例は以下の通りです。
グレード |
年式 |
走行距離 |
買取価格 |
オートバイオグラフィー |
2022年式 |
1,517km |
2,057万4,000円 |
ヴォーグ |
2021年式 |
5万5,097km |
730万円 |
オートバイオグラフィー |
2019年式 |
1万3,540km |
1,247万6,000円 |
ヴォーグ |
2019年式 |
3万6,835km |
900万円 |
(参考:『レンジローバー(ランドローバー車)の買取相場・査定実績一覧』)
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3.3万km
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6.2万km
HSE
ディフェンダー

1.1万km
110X-ダイナミックHSE D300 エアサスペンション装
ディスカバリースポーツ

6.6万km
ゴーアウトエディション
レンジローバースポーツ

902km
オートバイオグラフィー D300
ディフェンダー
DATE

420km
130X-ダイナミックHSE D300 エアサスペンション装
ディスカバリースポーツ
DATE

850km
ダイナミック HSE P300e
ディフェンダー

0.4万km
110SE P300 エアサスペンション装着車
もっと見る >
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まとめ
レンジローバーは50年以上の歴史を誇る高級SUVで、これまでにさまざまなモデルを販売してきました。現行モデルでは、3つのタイプと8つのグレードで販売を展開しています。
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