話題沸騰のランドローバー・ディフェンダーのフルモデルチェンジとは?ランドローバーは今が購入チャンス
1974年に登場して以来、45年間で合計3,500万台以上を売り上げ、FFハッチバックの代名詞として君臨しているVolkswagen(フォルクスワーゲン)「ゴルフ」。Volkswagen(フォルクスワーゲン)「ゴルフ」がフルモデルチェンジをして第8世代として2019年に誕生し、2020年になって欧州市場で発売され、日本への導入は2020年末以降の予定なのはご存じでしょうか。
いっぽう、ラグビーワールドカップ2019のファイナル戦会場にて、もうひとつの人気車が新顔のデビューを果たしました。優勝した南アフリカに優勝トロフィーを届けるという輝かしいサプライズの場面、日本代表の主将、リーチ・マイケル選手の運転で登場したのが新しくなったランドローバー・ディフェンダーでした。個性あふれるそのフォルムは、7万人を超える観客をさらに湧き立たせたのです。
本格派のオフローダーとして人気を博してきたランドローバー・ディフェンダー。そこでこの記事ではフルモデルチェンジしたその新型の魅力について語るとともに、ランドローバーの中古車購入のチャンスについてもご紹介します。
※目次※
・72年の時を経て、フルモデルチェンジした新型ランドローバー・ディフェンダーの魅力をより深く知っておこう!
・長く愛されているランドローバーの中古車についても詳しく紹介。各車種の特徴もしっかりと押さえておこう
・根強い人気のランドローバーの従来モデルは、フルモデルチェンジした今がまたとない購入のチャンス!
新型ランドローバー・ディフェンダーの秘めた魅力
ジャガー・ランドローバーは本格派のオフローダーであるディフェンダーシリーズ「ランドローバー・ディフェンダー110」をフルモデルチェンジして2020年4月に日本上陸を開始。先んじて導入されていた限定車が即完売したこともあり、注目を浴びています。
新しいランドローバー・ディフェンダーの魅力について、ご紹介します。
伝統を引き継ぐデザイン
実に72年の時を経てのフルモデルチェンジをしたランドローバー・ディフェンダー。
そのアイコン的なデザインの、最も大事なエッセンスである「シンプルさ」は健在です。どこか無骨な、伝統的スクエアスタイルと車体側面の段付きは、まさにディフェンダー、といういでたちです。
伝統の踏襲だけにはもちろんとどまりません。初代ディフェンダーの特徴であるアルパインライト・ウィンドウやサイドヒンジのリアテールゲート、背面スペアタイアなどが斬新な形で取り入れられ、伝統と現代のデザインが融合された、新しい世紀の最新SUVとして異彩を放っています。
堅実ながら新しいインテリア
あえて露出されたボルトや、構造体も兼ね備え視認性を重視した見切りの低いマグネシウム合金のダッシュボード、サイドヒンジのリアテールゲートなどが目を引きます。ディフェンダーのアイデンティティである堅実さを表現しているのかのようです。
デザインの総指揮であるジェリー・マクガハンは「あえてハイテクな車のようには見せたくなかった」と語っています。
新型ディフェンダーには「インフォテイメント(情報とエンターテインメントの提供を実現する)システムのモニターなどの最新鋭のデジタル技術デバイスが搭載され、伝統の中に最先端が内在するという、ディフェンダーの堅実さが新しい世紀の形に合わせ表現されたインテリアとなっています。
劣悪な走行環境を走破する最新性能
ディフェンダーといえば、ランドローバーの中でも一番に悪路の走破性に重点を置いたモデルです。それまでの技術としては当然のこととしてラダーフレームを採用してきました。
しかし新型ディフェンダーが採用したのは、軽量なアルミニウムを使用した初のフル・モノコックボデイです。砂漠や高地、北極圏などの過酷な環境で、実に193万kmにも及ぶテストをクリアするという、ランドローバー最強のボディ構造を実現しています。
全車に搭載されたフルタイム4WDが前後に最適なトルク配分を実現、オン・オフロードに関係なくあらゆる走行状況に対応した走りを叶えてくれるのです。
新型ランドローバー・ディフェンダーのグレード特徴
新型ランドローバー・ディフェンダーは2019年のラグビーワールドカップやジャパンプレミアイベントでも登場しました。3ドアのショートボディである「NEW DEFENDER 90」、主力となる5ドアのロングボディ「NEW DEFENDER 110」の2つのグレードで展開しています。2つのグレードの概要は以下のとおりです。
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サイズ*欧州参考値 (mm) |
最高出力(kW/PS) |
最高速度(km/h) |
加速(秒)0-100km/h |
NEW DEFENDER 90
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全長4,583× 全幅2,008× 全高1,974 ホイールベース2587 |
221/300 |
191 |
8.0 |
NEW DEFENDER 110
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全長5,018× 全幅2,008× 全高1,967 ホイールベース3,022 |
221/300 |
191 |
8.1 |
NEW DEFENDER 90
NEW DEFENDER 90はファミリー仕様のコンパクトハッチバックほどのサイズで、標準仕様で5名乗り。シフトレバーをダッシュボードに取り付けることで取り付けられる、オプションのジャンプシートを選ぶと6名の乗車が可能です。
最高速度は191km/h、最高出力は221/300 kW/PS)、NEDCによる燃費は13.2km/リットル、総排気量は1997cc。トランスミッションはオートマチックです。力強い走行性能は、走るたびに虜にしてくれる魅力を備えています。
これはランドローバー最強のオフローダーならではのスペックですが、渡河水深は850mmとなっています。価格は499万円より。
NEW DEFENDER 110
NEW DEFENDER 110もNEW DEFENDER 90 同様、基本の乗車店員は2名ですが、7人乗り仕様のオプション選択も可能です。
他にもNEW DEFENDER 110では2列目シートに乗った人が開け閉め可能な、ファブリック性のルーフの選択ができます。ルーフテント、サイドラダーなどの搭載が、アドベンチャーへの意欲を掻き立ててくれます。またそんな冒険時につきもののオフロードも、軽々と乗りこなせる性能を備えているのです。
最高速度は191km/h、最高出力は221/300 kW/PS)、NEDCによる燃費は13.2km/リットル、総排気量は1997cc。トランスミッションはオートマチックです。渡河水深は900mm。価格は589万円より。
長く愛されているランドローバーの中古車
これまで、新型ランドローバー・ディフェンダーの魅力について説明してきましたが、旧型のランドローバーもやはり絶大な人気を誇っているのは紛れもない事実です。旧型のランドローバー・ディフェンダーももちろんですが、ランドローバー・レンジローバースポーツ、レンジローバーイヴォーク、デイスカバリー スポーツなども人気です。
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シフト |
乗車定員 |
車体寸法(mm) |
ランドローバー・レンジローパースポーツ HSE ABA-LW3SA |
8AT |
5人 |
4,885×1,985×1,800 (全長×全幅×全高) |
レンジローバーイヴォーク ネクステージ |
6AT |
5人 |
4,355×1,900×1,635 (全長×全幅×全高) |
デイスカバリー スポーツ 7ジャーニースペシャルエディション |
9AT |
7人 |
4,610×1,895×1,725 (全長×全幅×全高) |
ランドローバー レンジローバースポーツ
ランドローバーの最上位クラス、フラッグシップモデルであるレンジローバー。パリ・ダカールの初代王者としても知られています。そのレンジローバーのスポーツモデル、レンジローバースポーツは、SUVではありますが、オンロードでの性能に重点が置かれています。
エクステリアはイヴォークやディスカバリースポーツと比べると、少しクラシカルな印象です。インテリアはラグジュアリーな作りで、インテリアには木材や本革などが使用され、モダンかつ大人向けのデザインとなっています。
ドライビングシートに座るとスポーツモデルであることを実感する、低い目線のドライビングポジションを取れます。これはSUVの高いスポーツモデルであることの証左です。どっしりとしたシートの感触は、悪路での運転でも快適に体を預けられる仕様になっています。
排出量は3,000cc、最大出力は340ps(250kW)/6,500rpm、JC08燃費は8.4km/L、ネクステージでの取り扱い価格は559.9万円です。(HSE ABA-LW3SA )
ランドローバー レンジローバーイヴォーク
レンジローバーイヴォークは2012年3月より日本で発売され出した。3ドア・クーペと5ドア・クーペ、その2つのクーペのデザインから新たに生まれた車種です。
低いルーフのクーペらしいやコンパクトなボディはレンジローバーの中で異彩を放つ存在です。モダンなエクステリアデザインは超薄型マトリックスLEDヘッドライトの存在でより美しさを増します。
エンジンを切るとオートマティカルにドアハンドルがせり出す「デプロイヤブルハンドルシステム」が採用されています。
排出量は2000cc、最大出力240ps/5500pm、JC08燃費は9.0km/L、ネクステージの取り扱い価格は299.9万円です。
ランドローバー ディスカバリー スポーツ
ランドローバーの中でもエントリーモデルとして親しみやすいのがディスカバリー スポーツです。車としての成り立ちはレンジローバーイヴォークに最も近いとされています。
オンロードでの走行性能の高さにも定評があります。もちろんオフロードでも力を発揮する仕様で、渡河水深600mm、210mmの最低地上高となっています。
車高の高さから来るアイポイントの高さは、ランドローバーの伝統を感じさせるポジショニングであり、ドライバーの気分をも引き上げてくれます。
イヴォークと比べると25cmほど長いボディのため、後部座席の居住性が良く、見晴らしがいいのも特徴です。
排出量は2000cc、最大出力240ps(177kW)5500rpm、JC08燃費は10.3km/L、ネクステージ取り扱い価格は499.9万円です。(7ジャーニースペシャルエディション)
ランドローバーはフルモデルチェンジした今が買い時
中古市場でも高い人気のランドローバー。現在でも中古市場では1,000万円を超える高値で取引されるものもありますし、800万円前後というものは当たり前のように存在しています。それだけ根強い人気を誇っているのです。
そんな大人気の高額旧型車の取引価格が下がる、そんなタイミングがあります。それが、フルモデルチェンジした新型車の登場時期です。
新型の発売で従来モデルの在庫が充実する
新型モデルへの移行は、2つに分けてデザインなどの一部だけが変わるマイナーチェンジと搭載エンジンやデザイン全体など、車全体として大きく変わるフルモデルチェンジがあります。マイナーチェンジと違ってフルモデルチェンジ後の従来車は旧型車扱いとなります。旧型車扱いとなった車種の相場は下がる傾向です。
また新型の発売により、熱心なファンが新型に乗り換えるために、下取りに出す従来モデルの車も増え、中古市場に従来モデルの在庫が増えます。結果的に旧モデルの相場が下がり購入のチャンス到来、となるのです。
新品に近いランドローバーが手に入る
フルモデルチェンジによる新型の発売は、全国数ある新車ディーラー展示車や試乗車が中古車市場へと流れてくる、そういうタイミングでもあるのです。
レンタカー業界でも入れ替えが行われます。メーカーからするとレンタカーは宣伝効果のある事業なので、フルモデルチェンジのあとは次々と新型と従来型の車両の入れ替えを行います。
このようにフルモデルチェンジ後は、展示車や試乗車、レンタカーなど、状態のいい新車同然のランドローバーが中古車市場に流れてくる絶好のチャンスでもあるのです。
まとめ
以上、ランドローバー・ディフェンダーのフルモデルチェンジした新型の登場についてと、従来型ランドローバーの中古車購入のチャンスについてお伝えしてきました。
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