ジャガーのモデルや各グレードの特徴とは?ジャガーの魅力を徹底解説
ジャガーは、古くは1922年のサイドカーメーカーを起源としています。そこでの成功をもとに四輪へと進出し数々の高級車を製作。さらに「グループC」や「F1」といったレースにも力を入れ、高級かつ高性能のイメージが定着したといえます。
高級・高性能車であるジャガーは新車となると手に入れるハードルが高くなりがちですが、中古車であれば現実的な価格で手に入れることも可能です。この記事ではそんなジャガーの魅力と選び方のポイントを紹介します。
※目次※
・1922年から歴史を積み重ね、1935年に車名変更や第一弾モデルが登場した
・現行ジャガーは「SUV」「サルーン/スポーツブレイク」「スポーツカー」の3つに分けられる
・中古ジャガーを購入するなら全国に在庫を豊富にもつネクステージの専門スタッフに相談しよう
感性に訴える作品を生み出す「ジャガー」
ジャガーの歴史は、1922年のサイドカーメーカーが起源にあります。そこで成功を収めると四輪に進出し、「オースチン・セブン スワロー」(1927年)を製作しました。当時は社名は別にありましたが「ジャガー」と改めたのは1935年のこと。同時にジャガー
としての第一弾モデル「SSジャガー2 1/2リッター」を発表しました。
一代目のジャガーが誕生したのは1935年
「オースチン・セブン スワロー」発表の翌年(1928年)の社名は、「スワロー・コーチビルディング・カンパニー」でした。その後経営者の離脱があり、1933年に「SSカーズ」に社名を変更します。そこで作られたモデルが「SS1」および「SS2」です。この頃には、すでに気品のあるボディデザインを用いていたようです。
そして1935年に「SS」を昇華させるような形でシャシーとボディを新設計し、高性能エンジンを積んだモデルを発表しました。その車名こそ「SSジャガー2 1/2リッター」でした。それまでのモデルから一線を画す意味を込めて「ジャガー」と名付けたといわれwています。
信頼される車の開発を行っている
ルマン24時間レースに「グループCカー」と呼ばれるプロトタイプレーシングカー出場し優勝経験もあるジャガーは、市販車においても厳しい条件で開発を行っています。
例えばギアボックス(トランスミッション)の開発でも、最先端のラボに設置した静動試験機で12週間の試験を行ない、その後マイナス40℃になるスウェーデンや50℃にもなるアリゾナの砂漠、そして自動車開発の聖地「ニュルブルクリンク・北コース」を8,000kmも走るようです。このような厳しい開発を自らに課しているからこそ、ジャガーは高い信頼性を保ち続けることができているのではないでしょうか。
現行ジャガーのモデル間のグレードの違い
現行のジャガーのモデルラインアップは、「SUV」「サルーン/スポーツブレイク」「スポーツカー」の3つに大きく分かれています。信頼性と高性能という点は3つのカテゴリ全てに共通していますが、それぞれボディタイプや嗜好に合わせて個性を磨いています。ここでは、モデルごとのラインアップや特徴をご紹介します。
SUVモデル
オフロード車を彷彿とさせる腰高なボディを持ち、現在も世界的に人気のあるカテゴリがSUVです。ジャガーのSUVは「F-PACE」「E-PACE」「I-PACE」の3車種をラインアップしています。
「F-PACE」はSUVらしく迫力のある大きめのボディを持つモデルです。「E-PACE」は都市部でも運転のしやすいコンパクトボディのSUVで、プラグインハイブリッド(PHEV)モデルも用意しています。そして「I-PACE」は最先端の電気自動車です。
スポーツカーモデル
初代ジャガーである「SSジャガー2 1/2リッター」が高性能を追求していたこともあり、気品と性能を備えたスポーツカーモデルは最もジャガーらしいモデルといえるかもしれません。
現在ラインアップしているスポーツカーモデルは「F-TYPE」の1車種のみですが、ボディタイプはクーペとコンバーチブルの2種類。エンジンは直列4気筒以外にV型8気筒のスーパーチャージドエンジンが選べます。
サルーンモデル
気品と性能を兼ね備えたジャガーの中で、性能を重視したのがF-TYPEであるなら、気品を重視したのがサルーンモデルといえるかもしれません。
ジャガーのサルーンモデルは「XE」と「XF」があります。「XE」がスポーツ性能を高めた若々しいスポーツサルーンで、「XF」は落ち着いた大人の雰囲気を持つビジネスサルーンです。ジャガーの祖国である英国は「紳士の国」と言われていますが、まさしく紳士的な雰囲気を持っているのがサルーンモデルといえそうです。
ジャガーのモデルと各グレードの特徴
ジャガーのモデルは「SUV」「スポーツカー」「サルーン」の大きな3つのカテゴリに分かれていることを紹介しました。
ここからは、より詳細に各モデルの特徴やグレード・価格などを紹介します。ガソリンエンジンの他にディーゼルエンジン、プラグインハイブリッドなど多彩にラインアップしているので、どんなモデルが自分に一番合うのか、押さえておきましょう。
F-PACE
F-PACEはジャガーのSUVの中で最大サイズのモデルです。高い視界やゆとりのある室内のおかげで快適性が高いといえます。グレードは「R-DYNAMIC」と「SVR」に大きく分かれ、「R-DYNAMIC」にはディーゼル・ガソリン・ガソリンPHEVの3つを用意。SVRはV8エンジンを積んだハイパフォーマンスモデルです。
グレード |
R-DYNAMIC HSE[P250 AWD(オートマチック)/P400 AWD(オートマチック)PHEV] R-DYNAMIC SE[D200 AWD(オートマチック)MHEV/P250 AWD(オートマチック)/P400 AWD AUTOMATIC PHEV] SVR[P550 AWD(オートマチック)] |
新車価格 |
872万円~1,461万円 |
ネクステージの中古相場 |
359万9,000円~1,598万9,000円 |
(2023年2月現在の情報)
(参考:『Fペイス(ジャガー)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
E-PACE
E-PACEは、SUVの中でも「コンパクトSUV」に入るモデルです。ボディサイズが小さいことから、市街地や狭い路地裏での取り回しがしやすいのが特徴です。ただE-PACEの場合は前後21インチの大径ホイールを履いていてスポーティさや重厚感を強調しています。パワートレインはディーゼル、ガソリン、PHEVを用意しています。
グレード |
R-DYNAMIC HSE[D200 AWD (オートマチック) MHEV/P250 AWD(オートマチック)/P300e AWD (オートマチック)PHEV] R-DYNAMIC SE[D200 AWD(オートマチック)/P250 AWD(オートマチック)] |
新車価格 |
692万円~882万円 |
ネクステージ中古相場 |
335万9,000円~609万9,000円 |
※中古車価格は2023年2月現在のデータです
(参考:『Eペイス(ジャガー)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
I-PACE
I-PACEは100%電気で走るEVです。電池容量は90kWhで、満充電の航続距離は438km(WLTC)となります。家庭用電源はもちろん日本の急速充電規格「CHAdeMO」に対応しているので、高速道路やコンビニ等に設置されている充電器を使用可能です。前後にひとつずつモーターを備えたAWDであることも特徴。0-100km加速は4.8秒とスポーツカー並みの性能と言うことができます。
グレード |
S[EV400 90kWh AWD] SE[EV400 90kWh AWD] HSE[EV400 90kWh AWD] |
新車価格 |
1,050万円~1,221万円 |
ネクステージ中古相場 |
629万9,000円~769万9,000円 |
(2023年2月現在の情報)
(参考:『Iペイス(ジャガー)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
F-TYPE
F-TYPEは、ジャガーの現在のラインアップの中で唯一のスポーツモデルです。エンジンは直列4気筒とV8の二種類があり、V8の方は最高出力575psのハイパワーモデルも用意しています。ボディタイプはクーペの他にコンバーチブルもあります。特にコンバーチブルはロマン溢れるスポーツカーライフを楽しめそうです。
グレード |
クーペ[P300オートマチック後輪駆動/P450オートマチック後輪駆動/P575オートマチック全輪駆動] コンバーチブル[P450オートマチック全輪駆動] |
新車価格 |
993万円~1,746万円 |
ネクステージ中古相場 |
439万9,000円~858万円 |
(2023年2月現在の情報)
(参考:『Fタイプ(ジャガー)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
XE
XEは、フォーマルなサルーンモデルにありながらもスポーティさを高めているモデルです。グレードは「R-DINAMIC」「300 SPORT」の2種類を用意し、エンジンは両グレードともに直列4気筒ターボガソリンを採用しています。駆動方式はFRとAWDを選択できます。軽量な直4エンジンを採用していることで、機敏なハンドリングを楽しむことができるのではないでしょうか。
グレード |
R-DYNAMIC SE[オートマチックRWD] 300 SPORT[オートマチックAWD] |
新車価格 |
684万円~814万円 |
ネクステージ中古相場 |
149万9,000円~583万9,000円 |
(2023年2月現在の情報)
(参考:『XE(ジャガー)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
XF
「XF」は、伸びやかなロングボディとオーバーハングの長いテールを持ったサルーンです。いにしえのジャガーの魅力を受け継ぐ気品を纏っているようにも見え、スーツ姿の男性との相性も良いのではないでしょうか。「XF」には、サルーンの他にワゴンの「SPORTSBRAKE」を用意しているのが特徴。フォーマルさとアクティブさを兼ね備えた大人のワゴンといえるモデルです。
グレード |
SAROON R-DYNAMIC[D200 AWD(オートマチック) MHEV/P250 RWD(オートマチック)] SAROON 300 SPORT[P300 AWD(オートマチック)] SPORTBRAKE R-DYNAMIC[D200 AWD(オートマチック)MHEV/P250 RWD(オートマチック)] |
新車価格 |
198万9,000円~963万円 |
ネクステージ中古相場 |
149万9,000円~583万9,000円 |
(2023年2月現在の情報)
(参考:『XF(ジャガー)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
ジャガーを買うなら中古車も検討しよう!
あこがれのジャガーに乗りたくて新車価格をしらべてみると、あまりの高価さに自分には手の届かない車だと諦めている人も多いのではないでしょうか。
確かに新車は簡単に購入できる金額ではありませんが、中古車を探せばジャガーを所有できます。ここでは、中古ジャガーの購入をおすすめする2つの理由を解説します。購入の参考にしてみてください。
価格が新車より大幅に下がる
中古車は新車より価格が大幅に下がることは一般的に知られているでしょう。ジャガーも例外ではなく、モデルや年式によっては100万円以下の中古車も存在します。
前章で紹介したように現行モデルであっても中古車になると新車価格の1/3以下の価格で購入できる車もあるでしょう。しかし、人気のあるEタイプ、Fタイプ、XJプレミアラグジュアリーなどは中古でも高い価格が設定されています。
中古車として多く出回っているモデルを選べば、走行距離が短く高級感のある内装の車を安い中古車価格でジャガーを購入できるでしょう。
豊富な在庫から選べる
ジャガーを所有していた会社や個人事業主が車の減価償却を終えた時点で売却するケースが多いことから、中古車市場のジャガー台数が多くなっています。新車で購入した場合は6年、中古車なら2年で売却しているのでしょう。そのため市場に流入するジャガーの台数が増加しています。
豊富な在庫の中から車体サイズ、燃費、走行性能などのスペックやインテリア、装備を充分に検討し、希望に合った価格でお気に入りの1台を探し出せるでしょう。
ジャガーを中古車で探すならネクステージにおまかせ
ジャガーの購入にあたって中古車を選択肢に入れた方も多いのではないでしょうか。より良い車を選ぶには販売店選びが重要でしょう。
中古ジャガーを探すなら、徹底した車両チェックを実施し粗悪な車を販売しないネクステージがおすすめです。本章では、ジャガーを購入する際にネクステージをおすすめする3つのポイントを紹介していきます。
富な品ぞろえ
ネクステージは全国200店舗以上、在庫数約3万台を確保しています。さらにジャガーの正規ディーラーを展開しているのもネクステージの強みです。新車はもちろん品質が保証された認定中古車も取り扱っています。新車・中古車の豊富な選択肢の中から、ご自分が探していたジャガーに出会えることでしょう。
価格以上の良質な車を提供
中古車の最大のメリットは価格を抑えられることですが、いくら安くても修復歴車、メーター改ざん車、水害車などの粗悪な車では安心して車を運転できません。ネクステージで販売している車は価格が安いだけでなく、良質な車を提供しています。
また、毎日他社の価格を徹底的に調査し、その結果を基に他車に負けないベストプライスを提示できることがネクステージの強みです。
このようにネクステージでは安心の車選びができるでしょう。
万全な納車前整備
ネクステージでは、国家資格保有の整備スタッフが車の主要部位から消耗品に至るまで徹底的に点検・整備し場合に必要な場合は交換も行います。納車当日から不安なくドライブを楽しんでいただけるよう万全の体制を整えています。
また、納車後の故障といったトラブルに対応する「ネクステージサービスサポート」をオプションで用意しています。新たなカーライフを始める際は、納車前から納車後まで万全のサポート体制のネクステージで探してみましょう。
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まとめ
スポーツカーからSUVまで取り扱うジャガーの中でお気に入りの一台を見つけた方もいるのではないでしょうか。ジャガーの中古車をお探しの際は、ネクステージのWebサイト上で気になる車を検索してみましょう。一部の地域では新車ディーラーも展開しているので、納得する中古車が見つからない場合は新車を検討してみるのはいかがでしょうか。
▼ライタープロフィール
北野晶夫
オートバイ雑誌と自動車WEB媒体の編集部員を経験後に独立し、フリーの記者・編集者となり現在に至る。
新車取材のほかチューニングカーやレースの取材等も行う。写真撮影も行い、撮影・執筆・編集と一連の制作を担当することが多い。読者のカーライフを応援できる記事づくりがモットー。
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