フォルクスワーゲンタイプ2はレトロなマイクロバス型!購入する方法は?

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フォルクスワーゲンタイプ2はレトロなマイクロバス型!購入する方法は?

フォルクスワーゲンタイプ2はレトロなマイクロバス型!購入する方法は?

おしゃれでレトロな外観が特徴的なフォルクスワーゲンタイプ2。通称ワーゲンバスとも呼ばれ、独特なデザインで見る者の心を掴む魅力的な車種です。しかし、その詳細な情報については案外知られていません。そこで今回は、フォルクスワーゲンのタイプ2についての成り立ちや歴史、内装などの仕様詳細に加え、新車情報から中古車の価格までワーゲンバスファンが気になる情報をチェックしていきましょう。

 

※目次※

1.フォルクスワーゲン タイプ2とは?サイズや内装など詳細情報

2.フォルクスワーゲン タイプ2はミニカーやプラモデルも人気

3.フォルクスワーゲン タイプ2はイベントなどで見かけることも

4.フォルクスワーゲン タイプ2はタイプ20に姿を変える

5.フォルクスワーゲンにはおしゃれな車がたくさん!

6.フォルクスワーゲンタイプ2は新車購入が可能?

7.フォルクスワーゲンタイプ2の中古相場はどれくらい?

8.まとめ

 

■POINT

 

・フォルクスワーゲンタイプ2は根強い人気を誇る歴史のある車種

・フォルクスワーゲンタイプ2はさまざまなモデルが存在する

・フォルクスワーゲンタイプ2の古い車種はヴィンテージカーとして中古も高額

 

 

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フォルクスワーゲン タイプ2とは?サイズや内装など詳細情報

フォルクスワーゲンタイプ2はレトロなマイクロバス型!購入する方法は?

フォルクスワーゲンタイプ2(Volkswagen Type 2 )とは、ドイツの歴史ある自動車製造会社フォルクスワーゲンが製造する商用向け自動車の一種で、正式名称は「トランスポーター」です。

 

特徴的なデザインのワンボックス型ワゴンで、愛好家に人気のある車種です。小型で多人数が乗れることから、通称ワーゲンバスと呼ばれさまざまな用途で人々に愛されてきました。

 

フォルクスワーゲン タイプ2などのマイクロバス型の歴史

フォルクスワーゲンの商用車トランスポーターは第1世代(T1)から現在の第6世代(T6)まで販売されていますが、その中のT1~T3までを一般的にタイプ2と呼びます。

 

フォルクスワーゲンは1937年、国民車を生産するために国営企業「ドイツ国民車準備会社」としてはじまりました。その国民車こそがタイプ1、通称ビートルと呼ばれる初代タイプです。

 

タイプ1の成功を受け、ラインナップの拡大としてタイプ1のリアエンジン・リアドライブ機構を利用して開発されたのが、1950年に生産されたタイプ2、通称ワーゲンバスです。形としてはタイプ1から派生したワンボックス型の小型乗用車、商用車で、今でいう小型ミニバンのようなコンパクトかつ多人数乗車が可能なモデルとして発表されました。

 

1950年に販売開始されたタイプ2は、エンジン排気量1200cc、最高速度は90km/hほどとタイプ1に劣るものだったといいます。それでも人気となったのは、そのデザイン性の高さも大きな要因でしょう。

 

小型ながら丈夫で汎用性が高いと欧州、北米市場で人気となったT1が、1960年代のアメリカの若者によるヒッピーブームと呼応し瞬く間に人気となりました。

 

中古市場で手に入りやすくなっていたT1に、サイケなペインティングを施して自由なライフスタイルを体現するというスタイルが時代を表す象徴的なイメージとなったのです。

 

フォルクスワーゲン タイプ2のサイズやスペックは?

ここからはフォルクスワーゲンタイプ2の気になるサイズやスペックをご紹介します。

1953年式のフォルクスワーゲン・タイプ2 マイクロ・バス (1953 Volkswagen Typ2 MICRO-BUS)、いわゆるT1と呼ばれるモデルのサイズとスペックは以下です。

 

全長4,100mm全幅1,700mm

全高1,900mm

ホイールベース2,400mm

 

車重1,045kg

RR

空冷水平対向4気筒4サイクルOHV1131cc

最高出力25HP/3,300rpm

 

変速機4速MT

乗車定員8名

最高巡航速度80km/h

 

乗車人員7人のT5ではサイズもスペックも変わり、

全長 4,892mm

全幅 1,904mm

車高 1,970mm

 

車両重量 2,375kg

ホイールベース 3,000mmまたは3,400mm

となっています。

 

それぞれのモデルでスペックは異なるので、中古で購入する場合にはよくチェックしましょう。

 

フォルクスワーゲン タイプ2の内装はどうなっている?

フォルクスワーゲンタイプ2には商用仕様からキャンピングカー仕様になっているものまで、さまざまな内装タイプがあります。シンプル構造で積載量が多く、広々と内装が使えることからオリジナルのカスタマイズを施して乗りこなす人も多くいます。

 

DIYのしやすさが魅力ですが、純正ラインナップとしてポップアップテントやキャンパーキットが積載されているものもあることから、特にオートキャンパーには愛好者が多いモデルです。レトロな木の内装、ベッドにもソファーにもなるシート、キッチンなど、必要な装備を積み込んでキャンピングカーとして利便性を楽しめることもワーゲンバスの魅力のひとつでしょう。

 

ヴィンテージカーならではのレトロな味わいとともに、「動くホテル」のように車中泊やデイキャンプなどのワーゲンバスライフを満喫するスタイルは、ファンの間では憧れの的となっています。

 

フォルクスワーゲン タイプ2はピックアップトラックもあった

フォルクスワーゲンタイプ2はその高い汎用性からさまざまなモデルが展開されていますが、中でもユニークなものをご紹介しましょう。日本ではあまり目にすることのない珍しいモデルですが、実はフォルクスワーゲンタイプ2にはピックアップトラックも存在しています。

 

運転席から後ろが荷台になっているため、通称ワーゲントラックと呼ばれこちらもファンの多いモデルです。荷台は高床のフルフラットになっており、さらに荷台下には広々としたロッカーもあることから積載量が多く、運搬車としても自由自在となっています。

 

日本では仕事用としてのイメージが強いピックアップトラックですが、アメリカにおいてはレジャー用として親しまれてきた歴史もあります。

 

フォルクスワーゲンタイプ2の後に登場したT3やT4とは?

ワーゲンバスとは、フォルクスワーゲン商用車トランスポーターのT1、T2を指すことが一般的です。トランスポーター自体はその後も改良を続け、先述の通りT6までが現在販売されています。

 

1979年に発表されたT3は、日本においてはヤナセが販売を開始し、「カラベル」や「ヴァナゴン」という名前で国内流通していました。タイプ2においては最後のRR(リアエンジン・リアドライブ)車で、部分水冷エンジンを搭載していましたが途中から全水冷エンジンに変わりました。

 

1990年に発表されたT4は、従来構造を一新したFF(フロントエンジン・フロントドライブ)車です。T3と比較してフロントノーズが長いことが特徴的なモデルで、近代的なデザインとなっています。マイクロバス型としては日本国内で正規に流通した最後のモデルです。

 

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フォルクスワーゲン タイプ2はミニカーやプラモデルも人気

フォルクスワーゲンタイプ2はレトロなマイクロバス型!購入する方法は?

フォルクスワーゲンタイプ2はそのレトロでおしゃれな外観から、ビジュアルモチーフとして長年親しまれています。ミニカーやプラモデルなど、インテリアやオブジェとしても根強いファンが多いのも特徴です。

 

中でも1960年から1970年にアメリカで流行したポップなデザイン、「フラワーパワー」の外装バージョンは、時代のスローガンとして色あせない人気を誇っています。「フラワーパワー」は1967年にサンフランシスコで生まれた愛と平和のシンボルです。

 

反体制、非暴力を訴えるヒッピー文化にリンクしていた歴史を持つワーゲンバスにとっても、特別な意味を持っているデザインとなりました。

 

そのほかにもさまざまなカラーリングのワーゲンバスミニカーが販売されているので、タイプ2ファンなら各種ミニカーやプラモデルをそろえてみるのも楽しいかもしれません。

 

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フォルクスワーゲン タイプ2はイベントなどで見かけることも

キャッチ―なビジュアルで人気の高いフォルクスワーゲンタイプ2は、イベントなど人が多く集まる場所でも見かけることがあります。

 

フォルクスワーゲンが公式で行っているバスレンタル、その名も「バスカスフェス」では、オリジナルデザインのワーゲンバス・コンテンツ・スタッフを無償でイベントに提供するというシステムです。

 

提供条件に同意するだけで、イベントを華やかに盛り上げる集客力抜群なワーゲンバスが利用できます。

 

虹色の「レインボー号」、ツートンカラーなピックアップバス「ジョニー号」、キッチンカー仕様の「ストライプ号」、レトロモダンなデザインの「ウッディ号」と種類もさまざまです。

 

現在は一時休止中となっていますが、過去には全国のフェスやイベントで6万人を動員し、フォルクスワーゲンタイプ2の人気を裏づける実績を残しています。

フォルクスワーゲン タイプ2はタイプ20に姿を変える

フォルクスワーゲンが展開する新たな企画としては、「タイプ20」の発表があります。タイプ20は、1962年製のタイプ2をアップデートしたEVコンセプトモデルです。

 

フォルクスワーゲン「エレクトロニクス・リサーチ・ラボラトリー」の20周年を記念して作られたモデルというだけあって、ただ単純に電気自動車化したわけではなく、先進的テクノロジーが各所に用いられています。

 

タイプ2が水平対向4気筒エンジンを搭載していたことに対して、タイプ20はモーターを搭載しています。最高出力122psとなっており、タイプ2の最高出力54psと比べても大幅なパワーアップとなっています。

 

ポルシェと共同開発したアクティブサスペンションも装備され、実験的な要素もコンセプトカーならではです。

フォルクスワーゲンにはおしゃれな車がたくさん!

フォルクスワーゲンタイプ2はレトロなマイクロバス型!購入する方法は?

フォルクスワーゲンには、ご紹介したタイプ2以外にもさまざまな人気車がラインナップされています。いずれもドイツ車らしいおしゃれなデザインと性能の快適さが人気です。ここではフォルクスワーゲンを代表する車種や試乗体験など、購入の検討材料になる情報についてご紹介していきます。

 

フォルクスワーゲンのレトロさが感じられるThe Beetle

フォルクスワーゲンといえばこの車!というほど有名なのがこちらの「ザ・ビートル」です。フォルクスワーゲンの歴史のはじまりであるタイプ1(ビートル)を現代流にアレンジしたモデルで、デザインは初代ビートルの源流を受け継いでいます。

 

前身である「ニュー・ビートル」よりも車高が低く、よりタイプ1の形状に近いモデルです。カブトムシを連想させる丸っこいフォルムは長年フォルクスワーゲンのブランドアイコンとして引き継がれてきました。

 

2012年に日本で発売され、人気車として知られてきましたが、2019年に惜しまれながらも生産終了となりました。現時点ではビートルの後継となるモデルは発表されていません。

 

最後にメキシコ工場で製造されたザ・ビートルは、メキシコのフォルクスワーゲン博物館に展示されています。

 

2020年夏発売のNew T-Roc

2020年の夏に日本で発売されたばかりの新型コンパクトSUV「New T-Roc(ニュー ティーロック)」にも注目が高まっています。フォルクスワーゲンブランド取締役会会長にも「フォルクスワーゲンの美点が詰まっている」といわしめるクロスオーバーSUVです。

 

全長4,250mm、全幅1,825mmのサイズ感は欧州のSUVとしてはコンパクトながらも、19インチのタイヤサイズでどっしりとたくましい印象となっています。クーペライクなビジュアルにシックで都会的な内装が採用され、軽快でなめらかな走り心地を実現しています。

 

搭載エンジンは、2.0L直列4気筒ディーゼルターボの「2.0TDI」、最高出力110kW(150ps)/3,500rpm-4,000rpm・最大トルク340Nm/1,750rpm-3,000rpmというアウトプットです。

 

先に登場しているコンパクトSUV「T-Cross(ティークロス)」よりも一回り大きく、4人での乗車も余裕の室内空間と、2.0L直列4気筒ディーゼルターボの余裕感のある走り心地が魅力のモデルといえるでしょう。

 

試乗体験も可能 

フォルクスワーゲンでは気になる車種を実際に試乗して体感することができます。市場申し込みは公式サイトから近隣のディーラーを検索、もしくは希望モデルを検索することから予約が可能です。

 

ディーラーの試乗車の中には、1日試乗ができるモデルも設定されています。通勤経路や自宅敷地内の車庫入れ体験など、日常の使いやすさをじっくりと試せるのは購入検討中の人にはありがたいシステムでしょう。

 

こちらも公式サイトから必要事項の入力を行い、予約確定メールの受け取りをもって予約完了となります。お住まいの近隣ディーラーに足を運び、手続きを済ませたうえで車両のドライビングや使い勝手を試し、予定時刻に返却を行ってください。

 

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フォルクスワーゲンタイプ2は新車購入が可能?

ここまでフォルクスワーゲンタイプ2についての情報を解説してきました。タイプ2に乗りたい!と思っても、T1やT2は当然のこと、T3世代も既に生産中止となった古い車であるため新車での購入は叶いません。

 

そのため、現在ワーゲンバスを手に入れたいと考えるなら全て中古車で探すということになります。また、マイクロバスタイプが欲しい場合、日本で正規導入されていたのはT4までのため、現行モデルであるT6を新車で購入するなら並行輸入で購入する以外に方法はないでしょう。

フォルクスワーゲンタイプ2の中古相場はどれくらい?

フォルクスワーゲンタイプ2の中でも人気が集中しているのはT1とT2のヴィンテージカーです。レトロ感満載なツートンカラーのビジュアルは、街中でもときおり見かけることがあるでしょう。

 

古い車は状態の良好さで大きく価格が変わるものなので一概にはいえませんが、希少なT1であれば400万円から、T2であれば250万円からくらいは見ておいたほうが良いと思われます。

 

高いものであれば700万円ほどの値がつくものもあり、簡単には手が出ない価格です。あまりにも安いものであれば大幅なレストアが必要となり、かえって高くつく可能性もあるため注意して相場をチェックしてみてください。

まとめ

フォルクスワーゲンタイプ2はレトロなマイクロバス型!購入する方法は?

フォルクスワーゲンタイプ2についてのご紹介をしました。歴史あるフォルクスワーゲンの中でも根強い人気で多くのファンがついているタイプ2は、年々希少価値があがり物によっては中古相場も上昇しています。

 

どうしても欲しいと考えるなら、常に中古販売サイトをチェックしてできるだけ状態の良いものを手に入れるようにしましょう。ネクステージでは、フォルクスワーゲンタイプ2の中古車も取り扱っています。憧れの車でカーライフを満喫してみませんか。

 

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