BMW X1と人気国産SUVを比較!特徴や維持費の違いもチェックしよう
BMW X1は、スポーティな走りと優越感のある外観で人気ののSUVです。しかし、国産SUVの中のも優れた性能を持つ人気SUVは多く存在します。それぞれ異なった魅力を持つため、どのSUVを購入するか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。
この記事では、BMW X1と人気国産SUVの特徴や維持費の違いをご紹介します。中古車で狙い目の車種も紹介するので「BMW X1の購入を考えている」または「自分に合ったSUVをお得に購入したい」といった方の疑問も解決するでしょう。ぜひ参考にしてください。
※目次※
・SUVは多目的な利用を目的として国内でも人気のカテゴリー。BMW X1はその中でも高いブランドイメージによる優越感が魅力。
・マツダ CX-5やトヨタ ヤリスクロスなど国産SUVも魅力的。サイズはCX-5が大きく燃費はヤリスクロスが秀でている。
・中古車で狙い目のSUVもある。先進性を追求したボルボ XC60やカジュアルな見た目のスズキ クロスビーなど魅力もさまざま。
BMW X1と国産SUV車ならどちらを選ぶべきなの?
BMW X1は優れた性能を持つ外車SUVです。一方、SUVは国産車でも優れた車が多く存在します。そのため自分に合ったSUVを選ぶためには、それぞれの特徴を理解することが重要です。
まず、この項目でSUVの概要やBMW X1のコンセプトを見ていきましょう。
SUVは人気の高いカテゴリー
SUVとは「Sport Utility Vehicle」の略で、スポーツ用多目的車という意味です。その名の通りアウトドアレジャーを目的とした車ですが、明確な定義はありません。さまざまなモデルがSUVとして販売されおり、オフロード走行から街乗りまで汎用的に使用できます。
このような使い勝手の良さから、SUVは数ある車の中でも人気のカテゴリーです。日本自動車販売協会連合会の販売台数ランキングを見ても、ハリアーやライズといったSUV車種は上位にランクインしています。
(参考:『乗用車ブランド通称名別順位|一般社団法人 日本自動車販売協会連合会』)
外車の優越感ならBMW X1
BMW X1は、外車SUVの中でも高いブランドイメージによる優越感が魅力です。左右に分かれたBMWキドニー・グリルなど、見た目からも上級モデルらしい洗練された雰囲気が感じられます。汎用的に利用できるSUVが多く存在する中で、BMW X1はスポーティな走行性能と操作性を意識して開発されました。
現に、BMWは他のモデルと差別化するようにSAV(Sport・Activity・Vehicle)という名目で販売しています。
BMW X1と国産SUV車を比較【スペック】
ここからBMW X1と国産SUVの特徴を比較していきましょう。代表的な国産SUVとして「マツダ CX-5」と「トヨタ ヤリスクロス」を例ご紹介します。
まずこの項目でご紹介するのは、ボディサイズやエンジンなどのスペックです。それぞれの車種の特徴も簡単に解説しますので、ぜひ参考にしてください。
プレミアムブランドSUV「BMW X1」
BMWはXシリーズとして7つのプレミアムなSUVを生産していますが、X1はコンパクトなサイズによる乗りやすさが大きな魅力です。外観・走りともによりスポーティに仕上げられた「M Sport」など、ラインアップはいくつか存在します。
ひとつのグレードを例に主なスペックを以下にまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
BMW X1(xDrive18d xLine)のスペック |
|
ボディサイズ |
全長4,455×全幅1,820×全高1,610mm |
車両重量 |
1,680kg |
エンジン種類 |
直列4気筒DOHCディーゼル |
総排気量 |
1,995cc |
最高出力 |
110kW(150PS)/4,000rpm |
最大トルク |
350N・m(35.7kgm)/1,750~2,500rpm |
中古車相場 |
75万~340万円 |
(2021年10月時点の情報です)
(参考:『X1(BMW)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
国産SUV人気のきっかけの1台「マツダ CX-5」
マツダ CX-5は国産SUVの先駆けとなる存在で、現在でも人気を集めています。力強いクリーンディーゼルエンジンとスムーズで効率的な車両挙動を実現する技術が大きな魅力です。街乗りから高速道路、悪路まで心地よい走りを体感できるでしょう。主なスペックは以下の通りです。
マツダ CX-5(25S)のスペック |
|
ボディサイズ |
全長4,545×全幅1,840×全高1,690mm |
車両重量 |
1,610kg |
エンジン種類 |
水冷直列4気筒DOHC16バルブ |
総排気量 |
2,488cc |
最高出力 |
138kW(188PS)/6,000rpm |
最大トルク |
250N・m(25.5kgm)/4,000rpm |
中古車相場 |
60万~350万円 |
(2021年10月時点の情報です)
(参考:『CX-5(マツダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
人気ランキング上位「トヨタ ヤリスクロス」
ヤリスクロスは、人気ランキングでも上位に入る人気SUVです。コンパクトかつ軽量なボディのため、軽快な走りを楽しめます。ヤリスクロスはハイブリッドとガソリンという2種類のエンジンタイプから選択可能です。以下にはガソリンタイプのグレードのスペックを例としてまとめています。
トヨタ ヤリスクロス(G・4WD・ガソリン )のスペック |
|
ボディサイズ |
全長4,180×全幅1,765×全高1,590mm |
車両重量 |
1,210kg |
エンジン種類 |
直列3気筒 |
総排気量 |
1,490cc |
最高出力 |
88kW(120PS)/6,600rpm |
最大トルク |
145N・m(14.8kgm)/4,800~5,200rpm |
中古車相場 |
240万~320万円 |
(2021年10月時点の情報です)
(参考:『ヤリスクロス(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
サイズはマツダ CX-5がわずかに大きい
それぞれのスペックから分かる通り、サイズはわずかですがマツダが大きめに設計されています。BMWは他のSUVもブランド力があり人気を得ていますが、外車ならではの燃費と小回りの悪さが短所となっていました。
X1は一回りコンパクトに設計したことでこれらのデメリットを改善しています。一方で、車内スペースは広く確保されているため、BMWブランドはそのままに日本の街並みでも使いやすい車となりました。
BMW X1と国産SUV車を比較【維持費】
車を購入する際には車体価格だけでなく、購入後の維持費用も重要です。維持費にはガソリン代や税金・保険料などさまざまな費用が存在します。ここでBMW X1と国産SUV車の維持費を比較して見ていきましょう。
燃費を比較
ガソリン代は車の燃費で決まります。以下に「BMW X1」「マツダ CX-5」「トヨタ ヤリスクロス」の燃費をまとめました。駆動方式やグレードによって異なるため参考までにご覧ください。
車種 |
燃費(WLTCモード) |
BMW X1 |
13.0~15.3km/L |
マツダ CX-5 |
12.2~14.6km/L |
トヨタ ヤリスクロス |
17.4~20.2km/L(ガソリン車) 26.0~30.8km/L(ハイブリッド車) |
上記の通り、燃費に関してはトヨタ ヤリスクロスが最も優れています。特にハイブリッドモデルは圧倒的な燃費性能です。通勤など車の使用頻度が多い方はさらにお得に感じるでしょう。
維持費の目安の比較
ガソリン代以外の維持費には自動車税、自動車重量税、自賠責保険料などです。以下に新車購入における初年度の維持費を比較してまとめました。あくまで目安として覚えておいてください。
車種 |
BMW X1 |
マツダ CX-5 |
トヨタ ヤリスクロス |
自動車税(種別割)/年 |
3万6,000円 |
4万3,500円 |
3万500円 |
自動車重量税/3年 |
4万9,200円 |
3万6,900円 |
|
自賠責保険/3年 |
2万7,180円 |
||
車検費用 (重量税、自賠責などの法定費用を除く) |
約5万円 |
||
任意保険/3年 ※30代の相場 |
約2万6,000円/年 |
||
合計 |
18万8,380円 |
19万5,880円 |
17万580円 |
特に任意保険は内容や条件で価格は大きく変わるため上記は一例です。その他、ガソリン代や駐車場代、消耗品の交換費用なども発生するでしょう。
(2021年10月時点での情報です)
(参考:『2019年10月1日、自動車の税が大きく変わります|総務省』)
(参考:『自動車重量税額について|国土交通省』)
(参考:『自賠責保険ポータルサイト|国土交通省』)
輸入車の維持費は高いの?
輸入車は国産車と違い、希少なパーツを使っている可能性があります。そのため、故障による交換が必要となれば、海外の部品を取り寄せる必要も出てくるでしょう。この時、空輸代・船代・陸送費といった輸送コストが発生するため、修理費が高くなってしまいます。
また、輸入車は日本の環境で走ることを想定していないため、燃費が落ちやすく電気系統の故障も発生しやすくなるでしょう。このような背景から、輸入車の維持費は比較的高い傾向にあります。
BMW X1と国産SUV車を比較【車内の特徴】
それぞれのSUV車種で、インテリアや車内サイズが異なった仕様です。車内空間は運転時の快適性につながります。楽しいカーライフを過ごす上で重要なポイントとなるでしょう。以下からBMW X1と国産SUV車の車内の特徴を比較していきましょう。
BMW X1の特徴
画像は前席です。
画像はラゲッジルームです。
BMW X1は、頭上のスペースが広く確保されています。ラゲッジルーム容量は通常時では505Lです。しかし、リアシートを倒せば最大1,550Lまで拡大します。大きな荷物も余裕を持って積み入ることが可能でしょう。
コックピットには10.25インチの「タッチパネル付コントロールディスプレイ」、フロントウインド上にナビ情報などを投影する「BMWヘッドアップディスプレイ」など、先進的な機能が多数搭載されています。視認性と操作性に長けた機能で楽に情報をキャッチしながら運転を楽しめるでしょう。
マツダ CX-5の特徴
画像は前席です。
画像はラゲッジルームです。
マツダ CX-5のフロントシートは人間工学に基づいた設計により、体圧を分散し人間が不快に感じる振動をカットしてくれます。安心感のある快適な運転をサポートしてくれるでしょう。室内寸法は長さ1,890×全幅1,540×全高1,265mmとゆとりのある空間です。
マツダ CX-5もまた「10.25インチ センターディスプレイ」やフロントガラス状に映す「アクティブ・ドライビング・ディスプレイ」などにより、目線を変えずに運転できるレイアウトが実現されています。
トヨタ ヤリスクロスの特徴
画像は前席です。
画像はラゲッジルームです。
トヨタ ヤリスクロスの室内寸法は、長さ1,845×全幅1,430×全高1,205mmです。他のSUVと比べて車体自体がコンパクトなことを考えると、十分な広さといえるでしょう。
荷室床の高さを左右で2段階で分けられる「6:4分割アジャスタブルデッキボード」や、4:2:4、6:4といったように柔軟に分割可倒できるリヤシートなど、大きさ・高さの違う荷物にも柔軟に対尾プできます。サーフボードや自転車なども余裕で積み込めるでしょう。
中古車も狙い目の人気SUV車種5選!
新車SUVには予算的に手が届かない方、またはさらに高価な上級モデルを手に入れたい方には中古車がおすすめです。ここで中古車で狙い目の人気SUVを5種類紹介します。新車価格・中古車相場も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
トヨタ ハリアー
トヨタ ハリアーはSUVでありながら、クーペのような流麗なフォルムとなっています。エクステリアをみると2本のL字ラインLEDヘッドランプや赤色横一文字のシャープなLEDリヤコンビーネーションランプが特徴的です。
インテリアも大人っぽくエレガントな空間が作られています。「電動シェード付調光パノラマルーフ」やクリアブルーの「室内イルミネーション」により、上質な雰囲気を味わえるでしょう。価格帯は以下の通りです。
新車価格 |
299万~504万円 |
中古車相場 |
50万~470万円(ガソリン) 200万~540万円(ハイブリッド) |
(2021年10月時点の情報です)
(参考:『ハリアー(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
メルセデス・ベンツ GLB
GLBは、メルセデス・ベンツが手掛ける7人乗りSUVです。フルタイム四輪駆動や先進のパワートレインなどメルセデス・ベンツのSUV技術を集約した性能により、オンロードでは安定した走り、オフロードでは圧倒的な走破性を実現しました。
コックピットには言葉、ジェスチャー、指先で操作できるMBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)が搭載されています。好みや行動を学習するため、自信に合った適切な操作を促してくれるでしょう。販売価格は以下の通りです。
新車価格 |
557万~782万円 |
中古車相場 |
約660万円 |
(2021年10月時点の情報です)
(参考:『GLB(メルセデス・ベンツ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ボルボ XC60
ボルボ XC60は、プラグインハイブリッドシステムを搭載した知的なSUVです。電気モーターが最大限に走行をアシストするため、排出ガスを可能な限り削減しています。走行モードを切り替えることで、日常的な運転においては電気モーターだけの走行も可能です。
さまざまな機能をハンズフリーで操作できる「Googleアシスタント」により、Google playアプリや最高水準の音質を誇るオーディオシステムを直感的に操作可能です。自宅で過ごしているようなデジタルライフを運転中にも楽しめます。
走行性能や安全性能も先進的な技術が集約されているため、圧倒的な上級SUV車を求める方におすすめです。以下から販売価格をご参照ください。
新車価格 |
844万円~ |
中古車相場 |
150万~420万円 |
(2021年10月時点の情報です)
(参考:『XC60(ボルボ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ホンダ ヴェゼル
ホンダ ヴェゼルは、シンプルながら美しく洗練された外観が特徴です。ガソリンモデルとハイブリッドモデルが用意されています。ハイブリッドモデルは次世代2モーターハイブリッドシステムが使用されました。
モーターのみで走行する「EVモード」エンジンで発電しモーターを駆動させる「ハイブリッドモード」高速走行に適した「ガソリンモード」を適切に使い分けてくれます。
さらに、加速感を切り替える3つのドライブモードスイッチや4段階の減速フィールにより、自身で走りを操る楽しさを味わえるでしょう。
新車価格 |
227万9,200円~329万8,900円 |
中古車相場 |
110万~310万円 |
(2021年10月時点の情報です)
(参考:『ヴェゼル(ホンダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
スズキ クロスビー
スズキ クロスビーは、これまでの車種と比べると可愛らしくカジュアルな外観です。ボディーカラーやアクセサリーを自由に組み合わせられるため、自分好みのスタイリングを楽しめるでしょう。
マイルドハイブリッドシステムを採用しているため、静かでハイパワーな走りでロングドライブも快適に過ごせます。また、独自の4WDシステムは路面状況に応じた走りを実現しました。雪道や坂道など走行シーンに応じて4つのドライブモードを選択できます。
新車価格 |
180万5,100円~225万1,700円 |
中古車相場 |
130万~200万円 |
(2021年10月時点の情報です)
(参考:『クロスビー(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
まとめ
BMW X1は、スポーティな走りとブランド感のある見た目や機能性が魅力です。しかし、他にも優れたSUVは存在します。X1に負けず劣らずの高品質な外車SUV、燃費や使い勝手に優れた国産SUVなど、自分に合った車種を選択することが重要です。
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