安いBMWはどれ?中古車探しのポイントや狙い目の5車種を紹介
ドイツの高級車メーカー「BMW」のモデルは、日本国内でも数多く販売されており、輸入車の中でも特に人気があります。新車価格が高額なため、安く購入できる中古車も人気です。
しかし、中古車で探す際に「どのモデルがお得に購入できるのか」が分からない方もいるのではないでしょうか。
この記事では、BMWを中古車で探すときのポイントを紹介します。中古車で安く購入できるBMWシリーズの特徴も紹介しますので、お気に入りの1台を見つける参考にしてください。
※目次※
3.登録(届出)済未使用車なら新車に近いBMWを安い価格で買える
・BMWの新車は400万円台から、中古車であれば100万円以下で購入できるモデルもある。
・BMWを中古車でお得に購入するのであれば、登録(届出)済未使用車を選ぶのがおすすめ。
・中古車を購入する場合は「時期」「車両の年式」「安い理由」をチェックしよう。
中古車なら安い価格のBMWに出会える
BMWはドイツ発の高級車メーカーです。BMWで販売されている車種は、洗練されたエクステリアデザインと上質感のあるインテリア、スポーティーな走行性能を兼ね備えています。コンパクトサイズのモデルでも、国産車だとミニバンが購入できるほどの価格です。
ここでは、BMWの大まかな新車価格と中古車相場を紹介します。
BMWの新車価格は約400万円台から見つかる
BMWの新車価格は、シリーズによってもさまざまです。コンパクトサイズの1シリーズは、476万円(税込み)で購入できます。
1シリーズはBMWの中では比較的安いモデルですが、国産車の同タイプの車種と比較するとかなり高額です。例えば、トヨタ カローラスポーツは221万円から購入できるため、価格は約2倍もあります。
中古車なら100万円以下でも手に入る
BMWは新車で購入すると高額ですが、中古車で探せば100万円以下で購入できる車種も複数あります。車両の年式は古くなりますが、衝突軽減やレーダークルーズ、ターボエンジン、純正ナビを備えた車両もあるため、高い満足度が得られるでしょう。
安い中古車が狙えるBMWの車種5選
BMWのどのモデルを購入するか決めかねている方は、低価格で購入できて十分な性能を持つモデルを探すのがおすすめです。
歴史のあるモデルやコンパクトサイズのモデルであれば、100万円以下の車両も探せるでしょう。ここでは、BMWを安く買いたいときにおすすめのモデルを5車種紹介します。
1シリーズ
1シリーズは、2004年にBMWの特徴「駆け抜ける喜び」を実現する高性能なエンジンによるドライビング性能を持つコンパクトモデルとして誕生しました。
2011年に発売された2代目モデルは、長めのシルエットとバランスの取れた重量配分により、スポーティーな走行性能と正確な制御性を実現しています。
2019年には、現行モデルとなる3代目が発売されました。現代的なシルエットと大型のキドニーグリルが特徴です。インテリアも、上質感のあるモダンな印象へと変化しています。
(参考:『1シリーズ(BMW)|新車・中古車の【ネクステージ】』)
2シリーズ
2シリーズは、1シリーズ クーペの後続モデルとして2013年に誕生しました。コンパクトながらも、力強くスポーティーな印象のエクステリアが特長です。クーペとカブリオレがラインアップしています。
2021年に2代目モデルが発売され、旧型よりも広いトラック幅により高級感のあるデザインに変わりました。高効率のエンジンと俊敏なハンドリングを実現するステアリングの採用により、走行性能も向上しています。
(参考:『2シリーズ(BMW)|新車・中古車の【ネクステージ】』)
3シリーズ
1975年に登場した3シリーズは、BMWを象徴するモデルとして愛され続けています。枠にとらわれない、独創性のあるスタイルが特徴です。セダン・ワゴン・クーペ・カブリオレ・3ドアコンパクトカーなど、さまざまなタイプがあります。
長い歴史を持つ3シリーズはモデルチェンジの回数も多く、1982年に2代目、1990年に3代目、1997年に4代目、2005年に5代目、2011年に6代目が発売されました。現行モデルは、2018年に発売された7代目です。
(参考:『3シリーズ(BMW)|新車・中古車の【ネクステージ】』)
X1
X1は、コンパクトサイズのSUVです。1シリーズと同じ取り回しやすいCセグメントのため、日本の道路にもマッチします。2009年に登場した初代モデルは、Cセグメントには珍しいFR方式(後輪駆動)を採用していました。
2015年に発売された現行モデルはFF方式(前輪駆動)に変更されましたが、後席部分の居住性向上やラゲッジスペースの拡大により、使いやすさがアップしています。
(参考:『X1(BMW)|新車・中古車の【ネクステージ】』)
X3
X3は、コンパクトながら高い積載性や走行性を備える次世代クロスオーバーSUVです。2004年に登場し、2011年に2代目にはクリーンディーゼル車もラインアップしています。
2017年に発売された現行モデルでは、クリーンディーゼルターボとガソリンターボから選択可能です。初代モデルから引き継がれている「xDrive(インテリジェント4WD)」により、悪路での走破性やスムーズな加速も実現しています。
(参考:『X3(BMW)|新車・中古車の【ネクステージ】』)
登録(届出)済未使用車なら新車に近いBMWを安い価格で買える
「BMWの新車は高額で手が届かない」「中古車は購入後のトラブルが心配」という方は、登録(届出)済未使用車を探すのがおすすめです。
登録(届出)済未使用車であれば、新車に近い車両が安い価格で購入できるでしょう。ここでは、登録(届出)済未使用車の概要、BMWモデルの購入可否を解説します。
登録(届出)済未使用車とは?
登録(届出)済未使用車は、初度登録(届出)したものの実用されていない中古車を指します。
登録(届出)が済んでいるため中古車のカテゴリーに区分されますが、車両は新車同様のきれいな状態です。未使用の現行モデルがお得に購入できることもあり、中古車市場で人気があります。
走行していないという点では、ショールームに飾られている展示車も同じ「未使用」ですが、展示車は登録(届出)が済んでいないため登録(届出)済未使用車に該当しません。
BMWにも登録(届出)済未使用車は存在する
新車に近い状態で購入できる登録(届出)済未使用車は、市場に出ると比較的早い段階で購入されます。人気のある高級車は登録(届出)済未使用車で安く購入しようと考えている方も多く、BMWも売れるスピードが速い傾向です。
流通数は少ないものの、BMWの登録(届出)済未使用車が販売されている可能性はあります。購入を希望する場合は、正規ディーラーや中古車販売店で在庫を小まめにチェックしましょう。
登録(届出)済未使用車を購入するメリットとは?
登録(届出)済未使用車を購入するメリットは、新車に近い状態の車両を購入できるだけではありません。中古車購入時のメリットでもある「価格の安さ」や「購入時の負担軽減」「納車の早さ」などもあります。
人気が高く納期の長い車やBMWのような高級車は、特にメリットを得られるでしょう。ここでは、登録(届出)済未使用車の購入で得られる、3つのメリットを紹介します。
新車よりも購入費用を抑えられる
登録(届出)済未使用車は新車と変わらない状態のものも多く存在しますが、呼び方が異なるだけで分類は中古車です。
例えば、走行距離が0kmの車両でも、ナンバープレートを付けた時点で中古車として扱われます。見た目や状態は新車同様でも車体の価値は低下するため、新車よりも安い価格での購入が可能です。
しかし、車種やグレードは流通しているものから選択するしかなく、基本的にオプションも追加できません。
税金や保険料の負担が少ない
車検の際に支払いが必要な自動車重量税や自賠責保険料は、自動車の登録時に販売店が支払い済です。そのため、登録(届出)済未使用車の購入時は、税金や自賠責保険料の費用負担が少なくて済みます。
自分で税金や保険料を支払っていないため、次のタイミングを忘れてしまうこともあるでしょう。登録(届出)済未使用車を購入する際は、税金や保険料の支払い時期をしっかり確認しておくことも大切です。
納車期間が短い
登録(届出)済未使用車を含む中古車は、すでに完成しているものを購入します。そのため、新車よりも短い期間で納車が可能です。
新車を購入する場合、色・グレード・オプションを選択してから発注するため、製造から納車までに数か月~1年以上かかることもあります。
登録(届出)済未使用車は、流通数こそ少ないものの、在庫の確認と購入手続きが完了すれば納車可能です。新しい車をすぐに運転したい方や緊急で車を用意する必要がある方は、納車期間が短い中古車を検討しましょう。
BMWを買うときに安い価格の中古車を探すポイント
中古車を購入するのであれば、お得に購入できる車両を探しましょう。安い価格のBMWを探すポイントは、購入時期と選ぶモデルの種類、中古車相場の確認です。
中古車市場の動向とBMWの中古車相場を事前に確認しておくと、よりお得で良質な車両が見つかるでしょう。ここでは、安い価格のBMWを探すポイントを3つ紹介します。
4月~5月を狙ってみる
BMWの登録(届出)済未使用車を探すのであれば、4月~5月がおすすめです。
一般的に、車は決算期を迎える2月~3月に最も多く購入され、4月~5月ごろに売却されます。目標台数に届かない販売店は販売店名義で車両登録して目標を達成するため、登録(届出)済未使用車の数は一時的に増える傾向です。
決算期の後は、新車に近い状態の車両を新車よりも安い価格で購入できます。4月~5月はもちろんですが、9月の中間決済の後や車種がモデルチェンジした後もチェックしましょう。
古めのモデルを検討する
よりお得に買いたいのであれば、マイナーチェンジ前のモデルや旧型モデルを検討しましょう。年式が古くなる分、中古車価格も安くなる傾向にあります。特に、モデルチェンジ後は価格が下がりやすいためチェックしましょう。
また、前期型(初期型)といわれる初期ロットは、中古車市場では安く販売されています。それ以降のモデルに比べて「不具合が起きやすい」ことが主な理由ですが、BMWは不具合が起きにくいため、安さを優先する場合は前期型を検討してみましょう。
安すぎるときは安い理由を確認する
中古車の基本的な価値は、走行距離と年式、グレード、車両状態などで決まります。欲しい車両を見つけたのであれば、まずは中古車相場をチェックしましょう。
「走行距離が短いのに極端に安い」「人気グレードなのに相場より安い」場合には、何らかの理由があります。考えられる理由のひとつは、事故車や水害車などの修復歴車です。
修復歴車は、基礎となる車体に何らかのダメージを受けている可能性があるため、購入後のトラブルになることを考えるとおすすめできません。相場より安いと感じた場合は、しっかりと理由を確認しましょう。
まとめ
BMWを中古車で探す場合は、低年式のモデルや登録(届出)済未使用車がおすすめです。登録(届出)済未使用車は出回っている台数が少ないため、現行モデルを安く購入したい方は小まめに中古車販売店をチェックしましょう。
低年式のモデルを選ぶ場合は、走行距離と年式のバランス、価格が安い理由を確認するのが大切なポイントです。
また、中古車での購入は初期費用を抑えられることや納車が早いなどのメリットもあります。時期やモデルのポイントを押さえ、お気に入りの1台をお得に購入しましょう。
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▼ライタープロフィール
中村浩紀 なかむらひろき
クルマ記事に特化したライター
現在4台の車を所有(アルファード・プリウス・レクサスUX・コペン)。クルマ系のメディアでさまざまなジャンルの記事を執筆し、2024年1月までに300記事以上の実績をもっている。
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いかがでしたか。今回の記事が中古車購入を検討しているあなたの参考になれば幸いです。
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