BMW新型M3が2021年春デビュー!M3歴代人気モデルもご紹介!
ドイツは2020年9月に新型M3セダンを世界初公開しました。BMWの3シリーズをベースにしたハイパフォーマンスモデルになります。そしてドイツは2020年11月に新型M3セダンの生産をミュンヘンの工場で開始したと発表しました。
そこでここではBMW新型M3の日本発売がいつくらいになるのか、新型M3がどのような車なのか、歴代の人気モデルにはどのような車があるのかを解説していきたいと思います。
※目次※
・BMW新型M3のプレオーダーがスタート
・BMW M3シリーズの歴史と「M」や「3」といったBMWのモデル表記についても紹介
・BMW M3歴代の中古車相場をチェックしよう
BMW 新型M3のプレオーダーがスタート
新型M3はBMWのオンラインストアでプレオーダーの受付が開始されました。圧倒的なスポーティさとダイナミックさパワフルさを持つ新型M3です。ここではそんな新型M3とはどのような車なのかをエクステリアやグレードなどを解説しながら見ていきましょう。
プレオーダーをお申し込みの際は予約申込金として15万円が必要になり、予約申込金はクレジットカードでのお支払いのみ可能となります。
(2021年1月時点での情報です)
印象的なエクステリア
BMW新型M3の直立した大きなキドニーグリルはBMW史上最大のビッググリルになります。その大きなキドニーグリル裏には冷却用の大量な空気が必要となるほどのパワフルなエンジンが存在していることが分かるほどで特徴的です。
そしてBMW新型M3のボディーカラーは豊富にあり、公式オンラインストアにはカラーが12色も載っています。ただし一部のデザインや仕様が異なる場合や、日本導入時に変更となる場合もあるようなので予め了承しておく必要がありそうです。
グレードは2つ
BMW新型M3のグレードは2つで、competition・competition xDriveになります。新型M3 competitionのシートは専用のスポーツシートが装備され、xDriveは追加設定です。
xDriveはBMWの四輪駆動方式のことで、M3以外のシリーズにも設定されています。
パワーユニット
新型M3に搭載されるパワーユニットは3L・直6ツインターボと先代モデル同様ですがパワーが大幅に上がっています。新型M3のcompetitionは最高出力が510hp(先代450hp)です。トランスミッションはMステップトロニック8速ATとなります。
駆動方式は後輪駆動が基本です。competition xDriveは通常ではFRが基本ですが路面状況・走行状態で4WDに変化します。
価格と発売日
新型M3の車体本体価格(税込)で1300万円からです。正式な発売日はまだはっきりと発表されていませんが、前述の通りBMWオンライン・ストアでプレオーダーの受付は開始されており公式ページには「2021年春頃日本へ」と掲示されています。
(2021年1月時点での情報です)
BMWの「M」の違いと数字の意味
BMWの「M」シリーズはブランドを象徴するハイパフォーマンスモデルとなっており、BMW M社が開発しています。そして「M」がつくモデルは3つあり、「M240i」「M2」「M sport」の3種類です。
BMWには3つの「M」がある
前述したように「M」がつくモデルは3つあり「M240i」「M2」「M sport」の3種類です。ここでは「M240i」「M sport」の違いを解説しながら見ていきます。
「M240i」は3L直列6気筒ターボエンジンを搭載し、340馬力でトランスミッションは8速ATです。
「M sport」は直列4気筒DOHCターボエンジン搭載し、トランスミッションは8速ATとなっています。
現在は多くのシリーズに設定されている
以前はモデル数が少なくM3・M5しか設定されていませんでしたが現在はフルラインの設定になっています。1998年には「Mロードスター」「Mクーペ」がラインナップに加わりました。2009年には「X5M」「X6M」も設定されます。
2012年には「M6」も発表されたりとおおくのシリーズに設定されてきました。
数字はベース車を表している
BMWはグレード毎にさまざまなシリーズがあります。そのシリーズの中にある数字はベースになる車を表しているのです。例えば1シリーズは5ドアのハッチバックコンパクトカーがベースで、2シリーズはファミリーカーとして活用しやすい車種がベースとなり、3シリーズはセダンなどがベースとなります。
ですから「M3」はMシリーズのセダンということです。
3シリーズはBMWを支えるモデル
3シリーズとは「セダン」「ツーリング」「グランツーリスモ」です。3シリーズはボディタイプを問わず同系エンジンを搭載しています。基本的なコンセプトは共有しながらもそれぞれ特徴があり、BMWの主力シリーズです。
BMWの3シリーズはFRおよび4WDの設定でFFモデルはありません。BMWは昔からFRに力を入れています。
BMW Mシリーズの歴史
BMWモータースポーツ社はBMW AGの100%出資子会社として1972年5月1日に設立され、1978年のパリのモーターショーでM1がデビューしました。ここではそんなMシリーズの歴史を解説していきたいと思います。
かつて3つのタイプに分かれていた
はじめはクーペが主流となり生産されていました。その後4代目からセダンが登場し、5代目の現行からM3がセダン、M4がクーペと分かれることになります。また日本未発売のオープンモデル「カブリオレ」もありますが、こちらも4シリーズとして独立したモデルとなりました。
M3はBMW3シリーズをベースとしてBMW Mがチューンしたチューニングカーです。
M4との違い
ここではM4クーペとM3カブリオレの違いを見ていきましょう。M3カブリオレ(E93)は2ドア4人乗りのオープンモデルです。カブリオレは、電動油圧で作動する3分割のメタルトップを持ちクーペに比べて約200kgも重くなります。
M4は4シリーズをベースとしBMW Mがチューニングした高性能スポーツモデルで2ドア4人乗りです。2つはとてもよく似ていますがオープンモデルとスポーツモデルと明確な違いがあります。
BMW M3人気のある年式は?
BMW M3は前述しましたが1985年に発売された3シリーズをベースとするチューニングカーです。そんなBMW M3の人気がある年式は何になるのでしょうか。
ここではM3 E46型、M3E92型、M3 E80型の特徴などを比較しながら解説していきましょう。
M3 E46型
M3 E46型は3代目のモデルになります。M3 E46型は速さ・ドライビングの醍醐味が魅力なマシンとして開発され最もスポーティなM3となりました。まだまだ第一線で現役として楽しめるモデルです。そしてM3 E46型は最後のNA直6エンジンの車となりました。
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M3 E46型 |
エンジン |
直列6気筒DOHC24バルブ |
排気量 |
3245cc |
最大出力 |
343ps(252kw)/7900rpm |
最大トルク |
37.2kg m(365Nm)/4900epm |
トランスミッション |
6速MT |
駆動方式 |
FR |
燃費 |
8.3km/L |
特徴
M3 E46型の特徴は前述しましたが直列6気筒3.2Lエンジンが搭載されていることです。自然吸気直列6気筒としては最後のモデルになります。強固なボディー・パワフルなエンジンが武器です。エンジンのパフォーマンスに合わせてチューニングされた絶妙なバランスのサスペンションは奥深さがあります。
M3 E92型
M3 E92型は4代目のモデルになります。3L~4Lクラスはインターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤーで2008年から5年連続で受賞しています。このことから世界に誇る名機といえるのではないでしょうか。
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M3 E92型 |
エンジン |
V型8気筒DOHC |
排気量 |
3999cc |
最大出力 |
420ps(309kW)/8300rpm |
最大トルク |
40.8kg・m(400N・m)/3900rpm |
トランスミッション |
6速MT |
駆動方式 |
FR |
燃費 |
8.4km/L |
(参考: 『M3 E92型(BMW)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
特徴
M3 E92型の特徴はV型8気筒エンジンのクーペタイプです。また素晴らしいエンジンなどのに加え走りはもちろん内装もレザーシートとなり上質なデザイン・高級感・シートのホールド感などがあります。
カーボンファイバー製ルーフで軽量化もされ日常走行やサーキット走行までを完璧にこなす走行性能が実現されました。
M3 F80型
M3 F80型は5代目モデルになり5代目はセダンのみになります。そしてスクロール方式でツイン・ターボ・チャージャーを搭載した3L直列6気筒から発生される圧倒的なパワーを持っているのです。ボディやサスペンションにCFRP(炭素繊維強化プラスチック)を使用し軽量化を実現しました。
BMW M3はサーキットでの最高な運動性能・日常生活の快適な走行性能2つの異なった走りを楽しむことができるスポーツセダンです。
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M3 F80型 |
エンジン |
直列6気筒DOHCツインターボ |
排気量 |
2979cc |
最大出力 |
431ps(317kW)/7300rpm |
最大トルク |
56.1kg・m(550N・m)/1850~5500rpm |
トランスミッション |
7速DCT |
駆動方式 |
FR |
燃費 |
12.2km/L |
(参考: 『M3 E92型(BMW)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
特徴
M3 F80型の特徴は直6気筒ツインターボです。7速DCT二より街乗りでも快適性はよく、スムーズな変速を実現しました。そして前車接近警告機能・衝突回避・被害軽減ブレーキなどの先進安全装備を搭載しています。
BMW M3歴代の中古車相場
これまで見てきましたBMW M3の歴代中古車の相場はどのようになっているのでしょうか。初代のM3はレース用ベースの車になっていますのでここでは2代目の中古車から各々紹介しながら見ていきましょう。
2代目 M3
2代目 M3は販売期間が1993年6月~2000年12月となります。新車価格は730万円~733万円となり、中古車価格は150万円~363万円です。中古車の平均価格は207.8万円します。おおよその走行距離の平均は11.9kmとなります。
初代のM3はレース用ベースのホモロゲーションモデルでしたがこの2代目はGT的なテイストを強めたスポーツモデルです。
3代目 M3
3代目 M3の販売期間は2001年1月~2007年8月となります。新車価格は865万円~938万円となり、中古車価格は178万円~699 万円です。中古車の平均価格は310万円します。おおよその走行距離の平均は9.7kmとなります。
高品質・実用性・安全性・環境適合性などから見ても同時に実現しているなかで3シリーズのトップモデルといえるでしょう。内装はナッパレザーとアルカンターラの2つの内装材を使用した専用の仕様車です。
また専用に開発された横滑り防止のシステムDSCなどが装備されています。
4代目 M3
4代目 M3の販売期間は2007年9月~2014年3月となります。3代目まではクーペが主流でしたがこの4代目からはクーペとセダンに分かれます。M3セダンの新車価格は973~1031万円となり、中古車の平均価格は383.5万円です。
M3クーペの新車価格は996~1263万円となり、中古車の平均価格は386.7万円します。M3セダンは3シリーズセダンをベースとし、室内はMスポーツシートなどのスポーティーさを兼ね備えつつ高級感もあり、安全装備も充実です。
ハイパフォーマンスのスポーツモデルとなる4代目のM3クーペは多くのパーツが専用設計となっています。ボディは軽量で高剛性を実現させました。室内はスポーティーさだけではなくノヴェロレザーのシートを採用し高級感を出しているのです。
5代目 M3
5代目 M3からM3セダン・M4クーペと完全に分けられているのでここではM3セダンを見ていきましょう。5代目 M3の新車価格は1,104~1578万円となり、中古車の平均価格は662.4万円します。2021年春に新型M3が発売予定ですので中古車の価格もそこまで下がっていないようです。
ボディやサスペンションの大部分に炭素繊維強化プラスチックが使用され徹底的に軽量化されています。また各部分にMモデル独自のデザインが施され、出力の特性を向上しながらも環境性能も向上されているのです。
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まとめ
2021年春に発売予定のBMW新型M3はBMWの3シリーズをベースにしたハイパフォーマンスモデルとなり直立した大きなキドニーグリルはBMW史上最大のビッググリルで印象が今までと違っています。大きなキドニーグリルからも分かるようにパワフルなエンジンも魅力といえるでしょう。
新型M3はまだ日本での発売ではなく現段階ではプレオーダー受付の状態のため市場に出ている車は少ないです。そのため中古車も数がなくこれから徐々に見られると思いますが歴代のM3もまだまだ現役で楽しめる車となっています。
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