【BMW 5シリーズ】マイナーチェンジ後の魅力や価格、ラインアップを紹介!
世界的な人気を集めているBMWの 5シリーズは輸入車メーカーの高級セダンを購入する場合に候補になりやすい車種ですが、特徴や魅力について詳しく知らない方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、特徴やラインアップ、新車購入価格など5シリーズに関する情報を紹介します。マイナーチェンジが行われた新型モデルの情報にも詳しくなり、より最適なマイカー選びに役立てられるでしょう。
※目次※
・BMW 5シリーズは登場から40年以上経っても人気を集めている。ボディータイプはセダンとツーリングの2種類
・2020年9月にマイナーチェンジを実施!セダンとツーリングそれぞれに新型モデルが登場
・BMW 5シリーズは中古での購入がおすすめ!中古車は新型モデルが登場した後が狙い目
人気が衰えないBMWの5シリーズとは?
BMWは、各種モデルのグレードやボディサイズなどに応じてシリーズ別に分類しています。2020年現在、BMWに存在するシリーズは1~8です。その中でも高級セダン、高級ツーリングとして人気が衰えないBMW 5シリーズについて、特徴や歴史をご説明します。
BMW 5シリーズとは
BMWの伝統を受け継ぎながら、これまでに開発された最先端技術を取り入れたモデルがBMW 5シリーズです。5シリーズは「駆けぬける歓び」をコンセプトに掲げ、走行性能と高級感のバランスが取れた車に仕上がっています。
5シリーズ(Eセグメント)は、3シリーズ(Dセグメント)と比較して、ボディサイズによる迫力が段違いです。インテリアや車内空間についても、全体的にシンプルな印象のある3シリーズよりも高級感や快適性がアップしています。
最上級モデルの7シリーズ(Lセグメント)と比べると、5シリーズは車内空間の快適性や高級感では劣るかもしれません。しかし、7シリーズの価格は高額です。高級感だけでなく購入しやすい価格帯の車を求める方には、7シリーズよりも5シリーズがおすすめといえます。
BMW 5シリーズの歴史
数字を冠する1シリーズ~8シリーズの中で、長い歴史を持つのがBMW 5シリーズです。初代モデルが登場した1972年からモデルチェンジを重ね、現行モデルは2017年に販売を開始した7代目となります。歴代の5シリーズの販売年は以下のとおりです。
・初代:1972年~1981年
・2代目:1982年~1988年
・3代目:1988年~1995年
・4代目:1996年~2002年
・5代目:2003年~2009年
・6代目:2010年~2016年
・7代目:2017年~2020年現在
登場から40年以上経った今なお人気を集める5シリーズは、各年代でBMWの売上をリードしてきたモデルともいえるでしょう。2020年10月現在、5シリーズのボディータイプはセダンとツーリングの2種類があります。
BMW 5シリーズ セダンの特徴
BMW 5シリーズのセダンは、ビジネスセダンの典型でありながら、スポーティーな俊敏性を兼ね備えています。快適性と安定性にも優れており、短距離から長距離まで幅広いシチュエーションで「走りの歓び」を感じられるでしょう。
人気のある5シリーズは豊富なラインアップで、ニーズに合わせて最適な1台を選べます。PHEVモデル(プラグインハイブリッドモデル)である「530e」は、5シリーズではセダンのみ選択可能です。BMW 523i セダンの基本スペックを紹介します。
ボディサイズ(全長×全幅×全高) |
4,975mm×1,870mm×1,480mm |
燃費(WLTCモード) |
13.2km/L |
最高出力 |
135Kw |
最大トルク |
290N・m |
エンジン |
直列4気筒DOHCガソリン |
ミッション |
電子油圧制御式8速AT |
どのグレードを選択しても全長と全幅は同じです。全高においては530eが1,485mm、M550i xDriveが1,465mmとグレードによって差があります。
BMW 5シリーズ ツーリングの特徴
BMWでは、ステーションワゴンタイプのモデルを「ツーリング」と呼びます。ツーリングモデル自体は1992年に登場していましたが、5シリーズ ツーリングとしてモデルコードが付与されたのは2003年に登場した5代目以降です。
5シリーズ セダンとボディサイズは似ている部分がありながら、場面に合わせて柔軟に使えるラゲッジスペースの高い収納力を有する点がツーリングならではの強みでしょう。523i ツーリングのラゲッジスペース容量は、570L~1,700Lです。
5シリーズ ツーリングは多目的に使える機能性、スポーティーかつ快適な操作性、走行性が融合したモデルといえます。523i ツーリングの基本スペックやエンジン性能は下記のとおりです。
ボディサイズ(全長×全幅×全高) |
4,950mm×1,870mm×1,500mm |
燃費(WLTCモード) |
12.8km/L |
最高出力 |
135Kw |
最大トルク |
290N・m |
エンジン |
直列4気筒DOHCガソリン |
ミッション |
電子油圧制御式8速AT |
2020年にBMW 5シリーズがマイナーチェンジ!
2017年発表のモデルにマイナーチェンジが施され、新型BMW 5シリーズが登場しました。マイナーチェンジではありますが、スタイリング・安全性・品質・快適性・環境性能の5点で大幅なリニューアルをしました。
スタイリングではエクステリアのデザインが刷新され、インテリアの品質感も向上しています。運転支援システムは最先端技術が標準搭載され、運転の快適性や安全性能もさらに高まったのがポイントです。
新型5シリーズ セダンでは、パワートレインのラインアップとして環境性能に優れたプラグインハイブリッドシステムが登場しています。一方、新型5シリーズ ツーリングでは、ラゲッジスペースに関連した機能性に改良が加えられました。
【新型】BMW 5シリーズ セダンの魅力
マイナーチェンジを経て新型BMW 5シリーズ セダンの特徴として挙げられるのが、スタイリングの刷新とプラグインハイブリッドモデルの登場です。新型5シリーズ セダンの魅力から、エクステリア・インテリア・プラグインハイブリッドモデルの3点に絞って解説します。
スタイリッシュで個性あるエクステリア
エクステリアは伝統的なプロポーションを継承しつつ、革新的で個性あるデザインに仕上がっています。伸びやかなボンネットラインと美しいルーフラインによって、理想的かつ美しいプロポーションのサイドデザインといえるでしょう。
左右が一体化し、立体的でサイズ感が増したデザインに刷新されたキドニー・グリル、L字LEDライトを採用した伝統の4灯ヘッドライトによって、モダンでスタイリッシュなフロントデザインになりました。リヤデザインは、立体的なテールライトがBMWらしさを際立たせています。
モダンで機能的なインテリア
インテリアでは、523iを除いてレザーシートを標準装備し、さらに格式の高い仕上がりとなっています。「ハイグロスブラック」を採用したスイッチパネル、直接照明と間接照明を組み合わせたアンビエント・ライトによって車内空間がモダンな雰囲気にまとまりました。
また、最先端技術を搭載した機能的なインテリアとして挙げられるのが、標準装備の「BMWライブ・コックピット・プロフェッショナル」です。このシステムを介して、移動中にもさまざまなドライビング・アシスト・システムが利用可能になりました。走行の安全性だけでなく、移動中の快適性と利便性のサポートが期待できるでしょう。
プラグインハイブリッドモデルもある!
新型5シリーズ セダンには、優れた環境性能を誇るプラグインハイブリッドシステム搭載モデルの「530e」がラインアップに加わりました。
電気モーターと4気筒BMWツインタワー・ターボ・ガソリン・エンジンを融合させることで、低燃費ながらもパワフルな走行を実現しています。100%モーター稼働のゼロ・エミッション走行もでき、モーター駆動だけで約53km走行することが可能です。
【新型】BMW 5シリーズ ツーリングの魅力
新型5シリーズ ツーリングの魅力としては、スポーティーなエクステリアデザインと使いやすいラゲージコンパートメントが挙げられます。セダンと同様に標準装備である「BMWライブ・コックピット・プロフェッショナル」を介したドライバー運転支援システムも特徴のひとつです。それぞれの魅力について、具体的にご説明します。
スポーティーで美しいエクステリアデザイン
新型5シリーズ ツーリングは、スポーティーで美しいエクステリアデザインを保ちながらステーションワゴンとしての利便性が向上しています。
エクステリアで注目したいのは、電動パノラマ・ガラス・サンルーフがオプション装備で用意されていることです。広い開口部でフレッシュな空気を取り入れられ、閉じた状態でも車内空間に開放感がプラスされるでしょう。
使いやすいラゲージコンパートメント
新型5シリーズ ツーリングの大きな魅力として、使いやすいラゲージコンパートメントパッケージ(標準装備)が挙げられます。約560Lの容量を誇るラゲッジスペースは、リヤシートを完全に倒すことで最大1,700Lまで使用できる広さです。
リヤバッグレストは40:20:20の3分割で倒せるので、荷物の量や乗車人数に合わせたアレンジもできます。リヤバッグレストは2つの電動レバーで簡単に操作でき、角度調節も自由自在です。
充実のドライバー支援システム
ドライバー支援システムには次のようなものがあります。
・BMWドライビング・アシスト・プロフェッショナル:運転操作をアシストするシステムで、運転の快適性と安全性の向上に役立てられます。
・BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント:AI音声会話システムで自然な音声操作を実現しています。
・BMWコネクテッド・ドライブ・プロフェッショナル:さまざまなサービスを利用するための機能が集結したアシスタント機能です。
気になる!新型BMW 5シリーズの価格とラインアップ
新型5シリーズでは、4つのモデルラインが用意されています。スタンダードモデルに加えて、クリーンエネルギー車の普及を目指して価格を引き下げた「Edition Joy+」、スポーティーさに磨きがかかった「M Sport」、高級感が増した「Luxury」です。新型5シリーズをセダンとツーリングに分類して、それぞれのラインアップと価格を紹介します。
BMW 5シリーズ セダンの新車価格
5シリーズ セダンの価格帯は、600万円後半~800万円後半です。1,000万円を超えるモデルもありますが、幅広い価格帯から最適なモデルを選べるようになっています。
モデル名 |
トランスミッション |
車両本体価格(税込) |
523i |
8速AT |
678万円 |
523i Luxury |
8速AT |
743万円 |
523i M Sport |
8速AT |
798万円 |
523d xDrive Edition Joy+ |
8速AT |
711万円 |
523d xDrive |
8速AT |
736万円 |
523d xDrive Luxury Edition Joy+ |
8速AT |
776万円 |
523d xDrive Luxury |
8速AT |
801万円 |
523d xDrive M Sport Edition Joy+ |
8速AT |
831万円 |
523d xDrive M Sport |
8速AT |
856万円 |
530i Luxury |
8速AT |
844万円 |
530i M Sport |
8速スポーツAT |
869万円 |
530e Luxury Edition Joy+ |
8速AT |
815万円 |
530e Luxury |
8速AT |
870万円 |
530e M Sport Edition Joy+ |
8速スポーツAT |
840万円 |
530e M Sport |
8速スポーツAT |
895万円 |
540i xDrive M Sport |
8速スポーツAT |
1,104万円 |
M550i xDrive |
8速スポーツAT |
1,319万円 |
(2020年10月時点の情報)
BMW 5シリーズ ツーリングの新車価格
BMW 5シリーズ ツーリングは、セダンモデルよりも少ないラインアップです。それでも「Edition Joy+」「M Sport」「Luxury」のモデルラインはあるため、好みに合わせて選択できます。ツーリングのエンジンは、ガソリンエンジンかディーゼルエンジンの2つであり、ハイブリッドエンジンは選べません。
モデル名 |
トランスミッション |
車両本体価格(税込) |
523d xDrive ツーリング Edition Joy+ |
8速AT |
749万円 |
523d xDrive ツーリング |
8速AT |
774万円 |
523d xDrive ツーリング Luxury Edition Joy+ |
8速AT |
814万円 |
523d xDrive ツーリング Luxury |
8速AT |
839万円 |
523d xDrive ツーリング M Sport Edition Joy+ |
8速AT |
869万円 |
523d xDrive ツーリング M Sport |
8速AT |
894万円 |
530i ツーリング M Sport |
8速スポーツAT |
907万円 |
540i xDrive ツーリング M Sport |
8速スポーツAT |
1,142万円 |
(2020年10月時点の情報)
BMW 5シリーズを中古で購入するメリット
BMW5シリーズを中古で購入するメリットは、やはり新車価格よりも安い価格で入手できることでしょう。年式や走行距離そして各種モデルによって価格は異なりますが、中古車の場合には下記のように新車価格の半額以下で入手できます。
モデル名 |
新車価格(税込) |
中古車価格(税込) |
523d M Sport(現在新車販売終了モデル) |
817万円 (2018年1月1日発売当時の新車価格) |
395万9,000円 走行距離:2万9,000km 年式:2017年 |
523i ツーリング M Sport(現在新車販売終了モデル) |
794万円 (2017年6月22日発売当時の新車価格) |
399万9,000円 走行距離:3万1,000km 年式:2018年 |
(2020年10月21日時点の情報)
また、モデルチェンジやマイナーチェンジが行われた後は、中古車をよりお得に購入できるベストタイミングといえます。型落ちモデルになって車両価値が低下するだけでなく、車を買い替えるユーザーが増えるため、中古車価格が安くなる傾向にあるためです。ただし、中古車を購入する際には、優良な中古車販売店を見極めなければなりません。
ネクステージでは、中古車の品質にもこだわっています。お客さまにとってお気に入りの1台を納得して購入できるよう、納得できる価格設定にしていることも強みです。
(参考: 『5シリーズ(BMW)の中古車一覧』)
まとめ
初登場から2020年現在に至るまで人気を集め続けているBMW 5シリーズは、「プレミアムEセグメント」としての地位を確立しています。マイナーチェンジが行われた新型モデルは最先端技術を標準搭載するなど、魅力が豊富です。
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