BMW 120iの特徴や選び方は?1シリーズの魅力もチェック

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BMW 120iの特徴や選び方は?1シリーズの魅力もチェック

BMW 120iの特徴や選び方は?1シリーズの魅力もチェック

BMW 120iは、BMW1シリーズにラインアップされていた5ドアハッチバックです。初代モデルにはクーペとカブリオレもあり、中古車はさまざまなボディタイプから選べます。しかし、BMW 120iの特徴と魅力、中古車の選び方が分からない方も多いのではないでしょうか。

 

この記事では、BMW 120iの特徴と中古車を選ぶときのポイントを解説します。BMW 120iと似ている現行モデルやライバル車も紹介しますので、お気に入りのモデルを見つけましょう。

 

※目次※

1.BMW 120iをラインアップしていたBMW1シリーズの魅力は?

2.BMW 120iの5つの特徴

3.BMW 120iの中古車を選ぶときの4つのポイント

4.BMW 120iに似ている?現行車もチェック

5.BMW 120iのライバル車種3選

6.まとめ

 

▼POINT

・BMW 120iは、BMW 1シリーズの初代と2代目にラインアップされていたモデル。

・BMW 120iは、FR方式の採用により優れた加速性とパワーを持っていることが特徴。

・BMW 120iの中古車を選ぶときは、車の修復歴や現物を見て不具合がないかしっかり確認しよう。

 

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BMW 120iをラインアップしていたBMW1シリーズの魅力は?

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2004年に登場したBMW 1シリーズは、2011年に2代目、2019年に3代目モデルが発売されています。BMW 120iは、初代と2代目にラインアップしていました。1シリーズは数多くあるBMWシリーズの中で、特にコンパクトなボディとスポーティーなデザインが特徴です。ここでは、BMW 1シリーズの特徴と魅力を紹介します。

 

扱いやすいサイズ感

BMW1シリーズは、取り回しやすいコンパクトなサイズ感が魅力です。現行モデルは全長4,335mm、全幅1,800mm、全高1,465mmの3ナンバー車ですが、全長と全高は5ナンバーサイズに収まっています。そのため、日本の狭い道路でも使いやすい輸入車として人気です。

 

初代モデルには、さらにコンパクトでスポーティーなクーペとカブリオレもありましたが、2代目からは5ドアハッチバックのみが設定されています。コンパクトさを感じさせないデザインや走行性能も魅力です。

 

高い走行性能

現行モデルに搭載されたエンジンは、1.5L 直列3気筒DOHCガソリン、2.0L 直列4気筒DOHCディーゼル、2.0L 直列4気筒DOHCガソリンです。新世代モジュラーエンジンの2.0L 直列4気筒エンジンは、ツインパワー・ターボ・テクノロジーの採用により、BMWならではの優れた加速感や快適な走行性を楽しめます。

 

また、3代目ではFRからFFに駆動方式が変更されました。後方へ動力を送るエネルギーが必要なくなったこと、車体が軽くなったことなどから、燃費性能も向上しています。

 

広々とした室内空間

BMW 1シリーズは、FF方式に変更されたことで室内空間の広さも確保できるようになりました。初代・2代目で採用していたFR方式は、前方のエンジンから後方タイヤにプロペラシャフトで動力を送ります。パワーと加速性はありますが、プロペラシャフトにより室内空間が狭くなるデメリットもありました。

 

FF方式を採用した3代目からは、プロペラシャフトをなくしたこと、コンパクトなエンジンを前方に設置したことで、後席や収納に十分なスペースを確保しています。

 

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BMW 120iの5つの特徴

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BMW 120iは、BMW 1シリーズの初代と2代目のみにラインアップしていたモデルです。そのため、現行モデルとは駆動方式や室内空間などが大きく異なる部分もあります。BMW 120iの特徴を知ることで、BMW 1シリーズの進化も分かるでしょう。ここでは、BMW 120iの特徴と魅力を紹介します。

 

【BMW 120iの特徴1】FR機能

FRは「フロントエンジン・リアドライブ」を略した言葉で、後輪駆動ともいわれます。BMW 120iのFR機能における大きな特性は走行性能です。ハンドリングやドリフト走行に優れており、ダイナミックでスポーティーな走りを楽しめます。

 

また、自動車が加速する際は重さが後方に寄るため、後輪駆動と相まって馬力のある運転も可能です。FRと対になるFF(フロントエンジン・フロントドライブ)は、前輪で駆動して操舵するため、FRと比較すると運動性能は高くありません。

 

しかし、近年ではBMW 120iのようにFR駆動を採用している車種は少なく、多くの車種が車内空間の確保と低価格を実現したFFを搭載しています。シンプルさとスポーティーさ、馬力のある走りを望むのであれば、FR機能のあるBMW 120iがおすすめです。

 

【BMW 120iの特徴2】トルク機能

トルクとは、タイヤを回転させるパワフルさや瞬発力です。自転車に例えると、自転車のペダルをグッと踏み込む瞬間に加わる力です。思いっきりペダルを踏むと力一杯加速した状態になるため、車でも同様にトルクが大きいと加速性能もアップします。

 

BMW 120iのパワーは、初期モデルと最終モデルで大きな差はありません。しかし、トルクが変更され最大トルクが210N・mから250N・mになりました。仕様変更により排気量が400cc少なくなったにもかかわらず、トルクが進化したことで、加速性能がアップしています。

 

スポーティーな走りを体感したい方は、トルク機能の優秀な2代目(2011年~)のBMW 120iがおすすめです。

 

【BMW 120iの特徴3】モジュラーエンジン

BMW 120iはモジュラーエンジンを採用しています。モジュラー化とは、複数の車種で共通して使える部品を製造することで、コストを抑えたり製造を効率化したりする仕組みのことです。BMWではエンジンをモジュラー化し、スマートな車種開発を可能にしています。

 

BMWのモジュラーエンジンは2013年に初めて市場に登場しました。BMW 120iには2016年に発売された2.0L 直列4気筒DOHC BMWツインパワー・ターボ・エンジンに採用されています。

 

モジュラーエンジンが搭載されたことで故障の際の部品調達も容易になり、より長くBMW 120iに乗れるようになりました。

 

【BMW 120iの特徴4】コックピット

落ち着いた雰囲気があるBMW 120iですが、コックピットはBMW伝統のスポーティーなスタイルに仕上がっています。インテリアの質感や雰囲気にこだわりる方でも、十分に運転を楽しめるでしょう。

 

インパネ部分は、過度な装飾が抑えられ、メーター類の表示も見やすくなっています。運転席には、電動調節式のメモリー機能が付いたシートを採用しているため、常に運転しやすい位置が保てることも魅力です。

 

【BMW 120iの特徴5】トランク容量

FRエンジン搭載車は、後方へ動力を伝えるプロペラシャフトが必要なため、室内が狭くなります。

 

しかし、BMW 130iのトランク容量は初代モデルが330L、2代目モデルは360Lも確保されました。後席を畳めば最大1,200Lまで荷物が積み込めます。日常生活で収納力に困ることはないでしょう。後席は6:4分割可倒式シートを採用しているため、片側を倒すことで大きな荷物も積み込めます。

 

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BMW 120iの中古車を選ぶときの4つのポイント

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BMW 1シリーズの現行モデル(2019年~)では、BMW 120iのラインアップはありません。そのため、BMW 120iを購入したい場合は、中古車市場から探しましょう。

 

ここでは、BMW 120iの中古車を購入するときのポイントを4つ紹介します。確認事項を把握し、現車チェックや試乗に役立てましょう。

 

【BMW 120iを選ぶポイント1】修復歴のない車を選ぶ

BMW 120iを中古で購入するときに押さえたいポイントは、修復歴のない車を選ぶことです。修復歴とは、事故や故障が原因で車の骨格部分を修理した経歴をいいます。

 

修復歴のある車は、多くの場合で相場よりも数十万程度安価です。価格が安いことで魅力的に感じるかもしれませんが、修復歴が原因で購入後にトラブルが起こる可能性もあるため注意しましょう。

 

修理店の点検や試乗で異常がなくても、長距離ドライブや高速走行で初めて浮かび上がる不具合もあります。例えば、高速道路でスピードを出したときに、一般道では気が付かなかったハンドルのゆがみが分かることもあるでしょう。

 

修復箇所のトラブルに見舞われたりするリスクもあります。また、一度修復した場所の修理は割高になることも覚えておきたいポイントです。

 

【BMW 120iを選ぶポイント2】水没車を避ける

水没車を避けることもポイントです。水没車とは、大雨や台風が原因で車内の床上まで浸水したことのある車を指します。

 

修復歴のある中古車は販売店からの開示が必要ですが、水没車には情報の告知義務がありません。そのため、販売店で試乗するタイミングで水没の痕跡がないか、自分で確認する必要があります。チェック項目は以下の6つです。

 

・不快な臭いや湿気がないか

・さびの有無

・塗装にさびを上塗りしたような色むらはないか

・座席やシートベルトに水に漬かったような跡はないか

・細かい場所に泥汚れがないか

・ゴムや布のパーツにカビがないか

・ガラスやランプの内側に湿気の曇りがないか

 

インターネット販売やオークションでは実物が確認できないため、水没車か見分けることは困難です。なるべく自分の目で確認できる車両を選ぶことをおすすめします。

 

【BMW 120iを選ぶポイント3】塩害車を避ける

塩害車を避けることも大切なポイントです。塩害車とは、海風や台風で運ばれた海水によりダメージを受けた車のことを指します。特に、海沿いの地域で多く見られる現象です。

 

塩害による最も大きな影響は「パーツのさび」ですが、さびは見た目だけでなく車の寿命を縮めます。例えば、さびを中心に穴が空く、パーツの劣化により故障するなどです。

 

一度はさびを取り除いても、中古車の購入後に再発することもあります。さびを塗装で隠してしまうと気付けないため、販売店に問い合わせて塩害の可能性を確認しましょう。

 

【BMW 120iを選ぶポイント4】不具合がないか確認する

中古車ならではの不具合がないか、事前にしっかり確認することも大切です。購入後に不具合が分かると修理代がかかる他、事故のリスクも高まります。

 

次のような不具合がないか試乗の段階で見極めましょう。

・傷やへこみ

・エンジンの調子

・ギアの効き

・煙の様子

・パーツのさび

・シートの汚れ

・タイヤの擦れ具合

・ガラスの傷

・たばこ汚れ

 

契約前に分かれば、購入までの期間に修理してもらえます。「目立たないからまあいいか」と妥協せず、完全な状態で車を迎え入れられるようにしましょう。

 

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BMW 120iに似ている?現行車もチェック

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BMW 120iは現行モデルにはラインアップしていないため、新車では購入できません。しかし、BMW 1シリーズの中には、120iに似ている高性能なモデルもあります。中古車の購入に悩んでいる方は、現行モデルもチェックしましょう。ここでは、BMW 120iに近い、BMW 116iとBMW118iの特徴を紹介します。

 

BMW 116i

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BMW 116iは、BMW120iと同じく初代モデルからラインアップしているベースグレードです。静粛性の高さや気持ち良い加速力から、高い人気を誇ります。

 

搭載エンジンは1.5L 直列3気筒DOHCガソリンエンジン、最大トルクは190N・m(19.4kgm)/1,380rpm~3,800rpmです。120iと比較するとパワーはありませんが、燃料消費率(WLTCモード)は14.3km/Lで、BMW1シリーズの中で最も燃費が良くなっています。

 

BMW 118i

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BMW 118iも初代からラインアップされている人気グレードです。現行モデルには「BMW 118i Play」「BMW 118i M Sport」バージョンがあり、インテリア装備やアルミホイール、サスペンションなどに違いがあります。

 

エンジンは116iと同じ1.5L直列3気筒DOHCエンジンですが、最大トルクは220N・m(22.4kgm)/1,480rpm~4,200rgmとパワフルです。BMW 120iには劣りますが、パワーのある加速が十分に楽しめるでしょう。

 

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BMW 120iのライバル車種3選

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高い走行性能でパワフルな加速を楽しめるコンパクトカーは、BMW 120i以外にもあります。特に、輸入車には似た性能を持つライバル車がいくつかあるため比較が大切です。

 

ここでは、BMW 1シリーズのライバル車を3つ紹介します。基本性能はもちろん、エクステリアやインテリアの特徴も紹介しますので、BMW 1シリーズと比較しましょう。

 

メルセデス・ベンツ Aクラス

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メルセデス・ベンツ Aクラスは、コンパクトサイズのハッチバックです。ボディサイズは全長4,430mm、全幅1,800mm、全高1,440mmで、BMW 1シリーズとほぼ変わりません。

 

エンジンには1.4L 直列4気筒直噴エンジン、1.4L 直列4気筒直噴ターボエンジン+BSG、2.0L 直列4気筒直噴ディーゼルエンジンが搭載されています。前傾したフロントグリルやエアインテークが入ったフロントバンパーなど、スポーティーなエクステリアデザインが特徴です。高級感のある上質なインテリアも魅力があります。

(参考:『Aクラス(メルセデス・ベンツ)|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

フォルクスワーゲン ゴルフ

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フォルクスワーゲン ゴルフは、取り回しの良いコンパクトなボディが人気のハッチバックです。全長4,295mm、全幅1,790mm、全高1,475mmとなり、BMW 1シリーズとサイズ感は変わりません。強さと張りのあるシンプルなエクステリアデザインが特徴です。

 

エンジンは、マイルドハイブリッドの1.0L 直列3気筒DOHCインタークーラー付ターボ、マイルドハイブリッドとクリーンディーゼルの1.5Lまたは2.0Lの直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボがあります。

(参考:『ゴルフ(フォルクスワーゲン)|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

スマート スマートフォーフォー

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スマートは、メルセデス・ベンツのデザイナーが開発したコンパクトカーメーカーです。2015年に登場した4人乗りモデル「スマートフォーフォー」は、ルノーと共同開発されました。

 

ボディサイズは全長3,490mm、全幅1,660mm、全高1,550mmとBMW 120iよりも小型ですが、RR(リアエンジン・リアドライブ)を採用したことでパワーがあります。シンプルなエクステリアデザインと高剛性なボディの他、レインセンサーやオートエアコン、クルーズコントロールなどを採用した快適性の高さも特徴です。

(参考:『スマートフォーフォー(スマート)|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

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まとめ

BMW 120iの特徴や選び方は?1シリーズの魅力もチェック

BMW 120iは、FR方式を採用したことでの優れた走行性能とBMWならではのスポーティーなデザインが特徴です。中古車を購入する際には、修復歴や現物をしっかりチェックし、購入後にトラブルが起こる可能性のない車両を選びましょう。

 

また、BMW 120iをラインアップしていたBMW 1シリーズには、他にも高性能なグレードがあります。ライバル車とも比較し、お気に入りの一台を見つけましょう。

 

▼ライタープロフィール

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田村陽子
自動車ライター
熊本県在住。これまで、国産車・輸入車・軽自動車・普通車など、20種類以上の車に乗った経験を活かしてクルマ系メディアでの執筆活動を行っている。車両整備士や車好きの友達が多く、情報交換により日々知識を向上している。

 

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