BMW・3シリーズで人気のF30シリーズの魅力を紹介!新型との違いは?
BMWの中でも定番として知られるセダン「F30」は、幅広いユーザーから人気を集める3シリーズモデルです。2019年以降は日本でも新型の「G20」が発売されましたが、具体的な特徴・仕様を知らない方もいるのではないでしょうか。
この記事では、BMWが誇る3シリーズについて徹底的に解説します。新型との違いを把握しておくと、自分に合った車を選びやすくなるでしょう。スペックの比較表に加え、新車価格・中古車価格も紹介しています。
※目次※
・BMWは、ドイツ・バイエルン州で誕生した自動車メーカー。中でも3シリーズは高い人気を維持している
・優れた走行性能と快適性を両立したF30は日本でも人気。新型のG20も併せてチェックしておこう
・新車価格、中古車価格ともに旧型の方がリーズナブル。BMWの人気モデルをお得に手に入れるなら、中古車販売業者のネクステージへお任せ!
BMWの3シリーズの基礎知識
3シリーズに興味を持っている方は、まずメーカーの特徴やシリーズ展開などを把握しておきましょう。シリーズの定義や歴史的背景を知ると、より魅力的なポイントが分かりやすくなります。ユーザーから受けるイメージを理解することも大切です。BMWと、3シリーズの2つの観点から、それぞれの概要や特徴を解説します。
BMWはドイツの自動車メーカー
ドイツに工場を設立して1918年に誕生したのがBMWです。「バイエルン州にあるエンジン工場」を意味するドイツ語から、頭文字を取ってメーカー名が名付けられました。現在も、世界中から人気を集める自動車メーカーのひとつとして知られています。
シリーズやボディタイプを問わず、シンプルなフォルムのモデルが多い点がBMWの特徴です。フロントグリルの独特なデザインは「キドニーグリル」と呼ばれ、BMWのアイデンティティともいえます。
3シリーズは人気の高級セダン
価格帯やボディタイプなどによって、数字またはアルファベットでシリーズ化するのがBMWモデルの基本的な構成です。ミドルクラスに区分される3シリーズは、セダンやハッチバックなど複数のボディタイプを展開しています。
新車価格は500万円前後のモデルが多く、「高級セダン」の位置付けがふさわしいといえるでしょう。初代の「E21」は1975年に登場し、2020年8月現在の7代目まで進化を続けてきました。日本国内では、BMWの中でもトップクラスの販売台数を記録するシリーズです。
BMWの3シリーズの主な種類
3シリーズを細分化すると、2000年以前のモデルから2020年新型まで幅広くピックアップできます。発売から7~10年を目安にモデルチェンジを行う傾向にあるため、予備知識として2つのモデルをチェックしておきましょう。中古車市場で出回る機会の多い「F30」と、最新の「G20」について解説します。
第6代目「F30」シリーズ
2012年、新たな3シリーズとして6代目のモデルが発売されました。F30は、セダンタイプ(4ドア)に該当する型式です。セダンの他、以下のラインアップを展開しています。
・F31:ツーリング
・F34:グランツーリスモ
スタンダードからラグジュアリーまで、トリム(車の構造)によって複数のグレートを設けた点も特徴的です。環境性能に対する意識の高まりを受け、5代目3シリーズに比べて低燃費かつ高出力なパワートレインを実現しました。
新型の「G20」シリーズ
2019年には、さらに3シリーズから新たなモデルが発売されました。2020年8月現在の現行モデルです。セダンには「G20」、ステーションワゴンには「G21」の型式が付けられています。走行性能を向上させる機能が多数加わり、これまでより一層優れた走り心地に話題が集まりました。
パーキングブレーキには電子システムが採用され、ドライバーのアシストシステムも装備できます。安全性の高さが重視される昨今、ユーザーの希望が叶うスペックともいえるでしょう。さらに、空調設備機能の向上により車内の快適性も高まります。
人気が高い「F30」シリーズ
旧型となったF30ですが、今も中古車市場で高い人気を誇るセダンモデルのひとつです。現行モデルにこだわらない方は、F30の魅力的なポイントを押さえておくとよいでしょう。走り心地を高めるパワートレインだけでなく、デザイン・フォルムのインテリア性もおすすめできる要素です。エンジンと、内装・外装の2つの項目に分けて、具体的な特徴を解説します。
エンジンの特徴
F30から展開されるのは、2パターンのエンジンタイプです。以下のように、ガソリンエンジンの末尾「i」とディーゼルエンジンの末尾「d」で判断できます。
・318i セダン:直列3気筒DOHCターボ
・320i セダン:直列4気筒DOHCターボ
・328i セダン:直列4気筒DOHCターボ
・320d セダン:直列4気筒DOHCディーゼルターボ
320iには、新たに開発されたエンジンを採用した点も特徴です。318iは、マイナーチェンジ後、追加モデルとして発売されました。
内装や外装の特徴
デザインやエクステリアで選択できるのは、スタンダードを含めて4つのパターンです。スポーティな外観や高級感のあるインテリアなど、好みによって以下から選択できます。
・スタンダード
・Sport Line
・Modern Line
・Luxury Line
F30発売後、「M Sport」が追加されたことでさらに人気が高まりました。いずれのパッケージも繊細な仕上がりにこだわっているため、ドライブ中は視覚的な満足感も実感できるでしょう。
BMW3シリーズの人気車種の特徴と基本スペック
3シリーズの中でも特におすすめできるのは、セダンタイプの3種類です。318iをはじめ、現在でも多くの中古車が出回っています。今後購入を検討している方は、外観からスペックまで幅広い情報を収集しておきましょう。ここからは3種類の人気車種をピックアップし、ボディサイズ・エンジン・燃費なども併せてご紹介します。
F30シリーズの「318i Mスポーツ」
318iは、2016年に追加されたセダンモデルです。エンジンに直列3気筒のターボエンジンを採用しています。Mスポーツでは、スポーツモードのドライブを楽しめる点も特徴的です。燃費消費量の抑制にも配慮されているため、ダイナミックかつ環境に優しい走りを体感できるでしょう。重厚で高級感のあるフォルムも魅力的です。
318i Mスポーツのスペック |
|
ボディサイズ |
全長4,645mm×全幅1,800mm×全高1,430mm |
ホイールベース |
2,810mm |
車両重量 |
1,540kg |
エンジン |
直列3気筒DOHCターボ |
排気量 |
1,500cc |
乗車定員 |
5人 |
駆動方式 |
FR(後輪駆動) |
燃費(JC08モード) |
17.2km/L |
F30シリーズの「320i Luxury」
直列4気筒のエンジンを採用し、先代からボディを拡大した「320i」が発売されました。フロントグリルから流れるようなデザインがスタイリッシュで、上品な印象を与えます。
BMW独自のACC(アクティブ・クルーズ・コントロール)が標準で装備され、ドライバーの安心感を高めた機能性も魅力的です。高級車ならではのインテリアを施しているため、長時間の運転も優雅に過ごせるでしょう。
320i Luxuryのスペック |
|
ボディサイズ |
全長4,645mm×全幅1,800mm×全高1,440mm |
ホイールベース |
2,810mm |
車両重量 |
1,580kg |
エンジン |
直列4気筒DOHCターボ |
排気量 |
2,000cc |
乗車定員 |
5人 |
駆動方式 |
FR |
F30シリーズの「328i グランツーリスモ」
【328i グランツーリスモの画像がネクステージ様H P上で入手できません】
スポーティな乗り心地と優れた機能性を両立させたい方には、「328i」もおすすめです。グランツーリスモでは高い出力を発揮し、長いドライブでもストレスを軽減してくれます。ラゲッジスペースにも十分な空間があるため、アウトドアシーンでも役立てられるでしょう。
3人が座れるリアシートは、足元まで広いスペースを確保しています。フロントシートのヒーター機能を活用すると、季節を問わず快適なドライブを楽しめそうです。
328i グランツーリスモのスペック |
|
ボディサイズ |
全長4,825mm×全幅1,830mm×全高1,510mm |
ホイールベース |
2,920mm |
車両重量 |
1,690kg |
エンジン |
直列4気筒DOHCターボ |
排気量 |
2,000cc |
乗車定員 |
5人 |
駆動方式 |
FR |
燃費(JC08モード) |
14.7km/L |
新型G20はF30よりどう変わった?
6代目のF30に比べると、G20はボディサイズを全長・全幅・全高ともに拡大しています。車内のスペースを広く確保したことで、快適性の向上につながったといえるでしょう。4WDの駆動方式に対応するグレードが増え、ユーザーが選択しやすくなった点も魅力的です。
外観に大きな変化は見られないものの、BMWらしい落ち着いた雰囲気を感じられます。トリムデザインのラインアップは変更され、G20では「M Sport」がポピュラーな選択肢となりました。ドライバーの負担を軽減するアシストシステムは新型ならではの特徴です。
BMW3シリーズのF30とG20で価格を比較
新型3シリーズは、旧モデルに比べて新車価格が高い傾向にあります。以下の表を参考に価格差をチェックしておきましょう。
|
F30 |
G20 |
318i |
446万円 |
489万円 |
318i M Sport |
513万円 |
559万円 |
320i |
489万円 |
538万円 |
320i M Sport |
566万円 |
599万円 |
中古車市場で見られるのは、新型300万円~500万円、旧型100万円~400万円の価格帯です。旧型は台数が多く年式も幅広いため、オプションも含めて希望を叶えやすくなっています。
BMWは新車より中古車の方がお得
価格を抑えて好みの車を手に入れたい方は、中古車を優先して選ぶのがおすすめです。BMWは国内でも人気が高いため、3シリーズをはじめ多数の中古車が出回っています。新車価格から大幅に値下げされたものを選ぶと、高価なオプションやハイグレードモデルも選びやすくなるでしょう。
価格面だけでなく、短期間で手に入る点にもメリットがあります。製造工程を省略し、購入の手続きを終えた直後に納車されるためです。
まとめ
100年以上の歴史を持つBMWでは、ミドルクラスの3シリーズが高い人気を誇っています。2019年に新型が発売されたため、購入を検討している方もいるでしょう。希望の車を見つけるためには、旧型との違いや価格差を把握することも大切です。
ネクステージでは、旧型・新型のいずれも3シリーズの中古車を取り扱っています。メーカーを問わず豊富な在庫を抱えているため、他のモデルと悩んでいる方もぜひ一度ご相談ください。中古車の価格やコンディションに関わらず、保証サービスなどのフォロー体制も整えています。
■世界のクルマを360°画像でチェックする (universe-cars.jp)
■オシャレな輸入車カタログ|supreme_cars
