BMWの維持費はどれくらい?安くする方法や維持費が安いおすすめ車種を解説!
BMWは、大衆向けから高級モデルまで幅広い価格帯で展開するドイツの自動車メーカーです。車の購入後は各種税金などの維持費が必要ですが、「具体的にどのくらいかかるのか分からない」という方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、BMWの維持費や節約方法について詳しく解説します。タイプによって異なる内訳を把握しておくと、安心してカーライフを楽しめるでしょう。後半ではおすすめのモデルもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
※目次※
・維持費を左右する要素は、税金やメンテナンス費用などさまざま。BMWの減税対象車やモデルの傾向も把握しておこう
・維持費を節約するためには、スペックを基準に選ぶことが大切。故障時の出費を抑えるために、保証サービスが充実している販売店を選ぼう
・BMWのおすすめシリーズをピックアップ!豊富なラインアップから選ぶなら、中古車買取・販売業者のネクステージにお任せ!
BMWの維持費はどれくらい?
維持費に含まれる項目は、税金からガソリン代までさまざまです。具体的なシミュレーションをするためには、日本車・輸入車を比較したり修理費の傾向を理解したりする必要があります。複数の観点からポイントを押さえ、欲しい車の維持費を把握できるよう備えておきましょう。
輸入車の維持費
「輸入車は維持費が高い」と考える方もいるかもしれませんが、国によって明確な違いが出るわけではありません。維持費には以下のような項目が挙げられます。
金額が特定できるもの |
金額が変動するもの |
・環境性能割 ・自動車税(種別割) ・自動車重量税 ・自賠責保険料 ・任意保険料 |
・車検時の点検・整備代 ・メンテナンス費用 ・ガソリン代 ・駐車場の利用料金 ・故障時の修理代 |
車両重量の大きいモデルが多いのが、日本車との大きな差といえるでしょう。パーツの流通が少ないモデルは、メンテナンスに負担を感じる可能性もあります。
BMWの減税対象車は?
BMWが販売する現行モデルの多くは、エコカー減税の適用が可能です。税金の種類によって割合は異なるため、支払い時期も含めて計算するとよいでしょう。以下のような代表的な例以外にも、複数の減税対象車があります。
1シリーズ |
118d Play |
|
118d M Sport |
2シリーズ |
220i クーペ M Sport |
|
220i カブリオレ M Sport |
3シリーズ |
320d xDrive |
|
330e M Sport |
4シリーズ |
M4 クーペ |
|
440i カブリオレ Luxury |
5シリーズ |
523i |
|
X5 M |
6シリーズ |
623d グランツーリスモ M Sport |
|
X6 M |
7シリーズ |
745e Luxury |
8シリーズ |
840i |
BMWの燃費はどれくらい?
日本の車メーカーは優れた燃費性能を実現しているため、輸入車に乗ると「燃費が悪い」と感じるかもしれません。しかし、近年では日本車同等の性能を搭載するモデルも増えています。BMWも低燃費を実現したメーカーのひとつです。
コンパクトサイズの1シリーズを例に挙げると、JC08モードで15km/Lを上回るモデルもあります。クリーンディーゼルエンジンモデルは燃費性能を高めやすいため、選択肢によって有益な結果へ導けるでしょう。
最近のBMWはダウンサイジング&クリーンディーゼルが主流
BMWが燃費性能を高めたのは、ボディの軽量化とグレードアップしたエンジン性能が理由といえます。車両重量が軽くなるとエンジンへの負荷が少なくなるため、燃料の消費効率も向上する仕組みです。
クリーンディーゼルを備えたエンジンは、一般的なガソリンエンジンに比べてガソリン代を節約できるメリットがあります。燃費性能が優れ、ガソリンそのもののコストも安価なためです。ガソリンエンジンでも十分に魅力を発揮できますが、さらに効率的な走行を体感できるでしょう。
BMWはハイブリッド車のモデルが多い
国内外を問わず、ハイブリッド車の需要も高まっています。BMWのシリーズにもハイブリッドモデルが加わり、複数のラインアップから選択が可能です。人気の3シリーズからもハイブリッド車を展開しているため、今後も活躍の場を拡大するでしょう。
ガソリン代や税金が安くなるだけでなく、静音性に優れている点もハイブリッド車の魅力です。ガソリンエンジン独特の音が出ないため、住宅街でも安心して運転できます。維持費以外でもメリットを感じられる機能といえるでしょう。
BMWの修理費
BMWに限らず、修理費は車の状態によって大きく変動します。海外に本社を置くメーカーの車では交換するパーツの輸入が必要な場合、そのぶん出費がかかるでしょう。
「輸入車は故障しやすい」といわれた時代に比べると、BMWは日本国内で人気が高まっているため車・パーツともに在庫が豊富だといえます。
BMWは信頼性が高く中古車価格も安い
古い歴史を持つBMWは、現在でも国内外から人気を集めています。車の安全性にも配慮しており、信頼性の高さが魅力のメーカーです。保証サービスなどを活用すると、さらに安心のカーライフを堪能できるでしょう。
また、中古車市場に出回る車が多いのも特徴です。流通数が多いほど価格は下がりやすくい傾向で、新車価格が高い車も手に入れやすくなります。高価なオプションを設定したり、ハイグレードなモデルを選んだりといった希望も叶えやすいでしょう。
「維持費だけでなく初期費用も抑えたい」という方は、中古車から希望モデルを探してみてはいかがでしょうか。
BMWの維持費を抑える方法を解説!
燃費性能の高さや保証サービスの有無など、車の維持費を節約するための対策は複数挙げられます。ひとつの要素にこだわるのではなく、あらゆる視点を持って対策を練ることが大切です。ここでは、維持費の節約に有効な方法を押さえていきましょう。
維持費が安い車種を選ぶ
車を選ぶ際には外観や価格に加え、スペックも細かく確認しておきましょう。車両重量と総排気量は、維持費を大きく左右します。車両重量は自動車重量税、総排気量は自動車税(種別割)に関わる項目です。これらの数字が小さいほど、定期的にかかる税金を節約しやすい傾向にあります。
エコカー減税対象車であれば、さらなる節約が可能です。性能が高いモデルは価格も高額な傾向にあるため、予算も考慮しながら検討しましょう。ガソリン代の節約を目指し、クリーンディーゼルエンジンやハイブリッド車を選ぶのもおすすめです。
保証サービスが充実している販売店を選ぶ
コンディションの良好な車を手に入れても、事故などが原因で修理が必要な場合も考えられるでしょう。あらかじめ保証サービスに加入していると、交換や修理の費用を節約できます。
中古車販売店の場合、保証サービスの対象や内容に違いがある点も理解しておきましょう。輸入車を保証の対象外とするケースもあるため、確認しておくと安心です。
ユーザー車検で車検代が安くなる
車検は、代行業者やディーラーなどに依頼するのが一般的ですが、手数料などがかかるため費用がかさみます。維持費を節約するのであれば、車検を業者に依頼せず自分で行うユーザー車検を選択するのもひとつの方法です。
ただし、かえって費用がかかってしまうリスクも認識しておきましょう。整備に不備があると車検が通らず、再度費用を負担する必要があるためです。車に関する知識に自信がない場合は業者に依頼した方が賢明といえます。
維持費が安いおすすめのBMW3選
コンパクトな1シリーズからハイクオリティなX1まで、幅広い機能性を備えるのがBMWの魅力です。今後購入を考えている方は、どのようなモデルに人気があるのかチェックしておきましょう。ここでは、3つのおすすめモデルをピックアップし、2020年8月30日現在の中古車相場も含めてご紹介します。
BMW・1シリーズ
小柄で運転しやすいモデルを探している方には、コンパクトクラスの1シリーズがおすすめです。2004年に誕生したシリーズで、2019年には3代目(F40)が発売されました。1シリーズ全体の中古車相場は70万円~300万円です。
ボディサイズが小さく軽量化に配慮されているため、大柄な車が苦手な方にも向いています。「リバース・アシスト」と呼ばれるシステムによって、自動駐車を実現した点も魅力です。安価ながら、実用性に優れたシリーズといえるでしょう。
BMW・3シリーズ
BMWの中でも、日本国内で多くの人気を集めるのが3シリーズです。新車価格500万円前後のミドルクラスで、ハイブリッド車も展開しています。中古車市場では55万円~450万円の価格帯から選択できるため、予算に合ったモデルを見つけやすいでしょう。
国内で初めて搭載されたハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能は、BMWが誇るアシストシステムのひとつです。渋滞中のストレスを軽減し、体力的・精神的な負担を和らげてくれます。短時間のドライブからアウトドアまで幅広く活躍するシリーズです。
BMW・X1
プレミアムSUVの位置付けで、2009年にX1が発売されました。「アウトドアで思う存分活用したい」という方におすすめのモデルです。中古車市場では、75万円~350万円の価格帯で出回っています。
特徴的なポイントは、変速機に採用したDCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)です。ATの操作でMTに近い変速を実現しているため、レスポンスに優れた走り心地を体感できるでしょう。悪路走行時のストレスを軽減したい方にもおすすめです。
まとめ
BMWは、300万円台から600万円以上までさまざまな価格帯のモデルを販売するメーカーです。費用が気になる方は、購入費用だけでなく維持費を抑えるための対策も練っておきましょう。車両重量や燃費など、複数の項目に注目することが大切です。
中古車市場からBMWの入手を検討している方は、ぜひネクステージにお任せください。購入後は、国家資格を保有する整備士が丁寧にメンテナンスします。輸入車の保証サービスも行っているため、好きな車を安心して乗り続けられるでしょう。
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