BMW 2シリーズ グランクーペの魅力に迫る!スペックから特徴まで解説
BMWは、2019年に2シリーズ グランクーペモデルを発表しました。クーペの文字があると一般的には2ドアをイメージされますが、グランクーペは4ドア仕様の実用性高いモデルです。ハイレベルな運転支援システムを標準装備しており、魅力を感じる方もいるのではないでしょうか。
この記事では、2シリーズ グランクーペの特徴や車両スペックなどの情報を解説します。2シリーズ グランクーペに秘められた魅力に引き寄せられることでしょう。
※目次※
6.BMW 2シリーズ グランクーペの購入はネクステージで!
・BMW 2シリーズに新たに登場したグランクーペは、クーペモデルに利便性を追加したイメージ。
・ボディ規格は機械式駐車場でも利用できるサイズで、都市部を走る際も安心。
・価格を抑えて2シリーズ グランクーペを買うならネクステージの中古車がおすすめ。
BMW 2シリーズ グランクーペとは?価格も紹介
2019年10月に2シリーズのラインアップに追加されたグランクーペは、コンパクトなボディながら実用性の高さが魅力的です。これまでのクーペモデルとの違いを解説します。発売開始2年後には、標準装備品が増え価格も見直されました。
スポーティかつ利便性の高い「4ドアクーペ」
4ドアノッチバックを採用した2シリーズ グランクーペは、ほかの2シリーズと比べると、セダンに近い構造です。スポーティな2シリーズ クーペのイメージを残しつつ、車内空間が拡大され利便性が増したモデルといえるでしょう。
2シリーズ クーペは後輪駆動にこだわっていますが、グランクーペは1シリーズのプラットフォームを採用しているため前輪駆動です。以下では2シリーズ グランクーペの新車価格をご紹介します。
218i グランクーペ |
394万円 |
218i グランクーペ Play |
432万円 |
218i グランクーペ Mスポーツ |
468万円 |
218d グランクーペ Play Edition Joy+ |
442万円 |
218d グランクーペ Play |
470万円 |
218d グランクーペ Mスポーツ Edition Joy+ |
478万円 |
218d グランクーペ Play Mスポーツ |
506万円 |
M235i xDrive グランクーペ |
673万円 |
(2022年1月時点の情報です)
2020年8月にディーゼルエンジンモデルが追加
2020年8月、クリーンディーゼルエンジンを搭載したモデル「218d グランクーペ」をラインアップに追加します。先にラインアップされていたガソリンエンジン搭載モデル、218iやM235i xDriveよりも高い燃料消費率です。
218dは装備が充実した標準モデル「プレイ」、スポーツ仕様の「Mスポーツ」の2モデルがベースで、それぞれに「Edition Joy+」を加えた計4モデルがラインアップします。
Edition Joy+とは、環境負荷低減を加速させるために設定したモデルです。日本国内での販売を促進させるために、ベースモデルより価格が抑えられています。
2021年6月に標準装備を追加
2021年6月には標準装備を充実させ、快適性と安全性が向上し、より魅力がアップしました。新たに追加された標準装備は、パーキングアシスト、ドライビングアシスト、アクティブクルーズコントロール、電動フロントシートです。
218i グランクーペのスタンダードモデルには、ドライビングアシストは追加装備されていません。ドライビングアシストが欲しい場合は、間違えて218i グランクーペのスタンダードモデルを選択しないよう注意しましょう。
充実した標準装備を追加すると同時に、新車価格も魅力的な価格へと見直されました。
BMW 2シリーズ グランクーペのスペック
2シリーズ グランクーペは新たな改良を重ね、魅力をアップさせてきました。ここからは、2シリーズ グランクーペの基本的なスペックを解説します。218i グランクーペ・218d グランクーペ・M235i xDriveの3種類のグレードにどのような違いがあるか参考にしてください。
ボティ規格
以下では、ベースモデルのボディ規格を解説します。ボディ規格はグレードの違いによる大きな差がありません。
グレード |
218i グランクーペ |
218d グランクーペ |
M235i xDrive |
全長×全幅×全高 |
4,535mm×1,800mm×1,430mm |
4,535mm×1,800mm×1,430mm |
4,540mm×1,800mm×1,430mm |
ホイールベース |
2,670mm |
2,670mm |
2,670mm |
車両総重量 |
1,695kg |
1,785kg |
1,865kg |
乗車定員 |
5人 |
5人 |
5人 |
走行性能
以下では、グランクーペの内側に秘められた走行性能を解説します。xDriveはディーゼルエンジンを搭載した218dよりも高トルク設計で、より力強い走りを実現しました。
グレード |
218i グランクーペ |
218d グランクーペ |
M235i xDrive |
エンジン種類 |
直列3気筒DOHCガソリン |
直列4気筒DOHCディーゼル |
直列4気筒DOHCガソリン |
排気量 |
1,498cc |
1,995cc |
1,998cc |
出力 |
140PS |
150PS |
306PS |
トルク |
220N・m |
350N・m |
450N・m |
燃料消費率(WLTCモード) |
13.8km/L |
17.1km/L |
11.9km/L |
トランスミッション |
7速ダブル・クラッチ・トランスミッション |
8速オートマチック・トランスミッション |
8速スポーツ・オートマチック・トランスミッション |
駆動方式 |
前輪駆動 |
前輪駆動 |
フルタイム4WD(xDrive) |
BMW2シリーズグランクーペの特徴
第一印象に影響するボディデザインや走行性能など、グランクーペにはさまざまな魅力があります。セダンならではのシート配置を活用すると、利用シーンに合わせて最適な使い方を見いだせるでしょう。場所を問わず運転しやすいハンドリング性能も、注目したいポイントです。3つの観点から、グランクーペの魅力的なデザインと機能をご紹介します。
斬新かつ新鮮なエクステリア
グランクーペは、BMWが新たなボディラインの確立を目指し、それを具現化したモデルです。4ドアのセダンでありながら、スポーツカーのような雰囲気を放っています。無駄のないルーフラインの曲線は、グランクーペの大きな魅力といえるでしょう。
「フレームレス(サッシュレス)構造」を採用したドアも特徴的です。左右のドアにはフレームが施されておらず、ガラスのみが取り付けられています。フレームを外すことによって、スタイリッシュでエレガントな印象を強めました。
BMWのアイデンティティともいえるキドニーグリルをはじめ、伝統的なデザインが引き継がれています。これまで実現してきた強みに加え、斬新かつ新鮮な外観を実感できるでしょう。
繊細で上品なインテリア
大衆向けのリーズナブルな新車価格ですが、インテリアは繊細で上品なデザインに仕上がっています。同乗者の快適性を高めるアームレストや、専用のエアコン装備も、魅力的なポイントです。乗車人数に合わせて過ごしやすいレイアウトに調整できます。
ラゲッジルームの容量は430Lで、セダンタイプとしては十分な空間といえるでしょう。さらに、リアシートは4:2:4に分割して倒せる仕様です。ラゲッジスペースに収まらない荷物は、可倒式シートを活用すると収納しやすくなります。
オプションでは、電動式のガラスサンルーフやスポーツシートなどの選択も可能です。これらと組み合わせることで、よりいっそうスポーティな空間となるでしょう。
ハイグレードモデルのインテリアに、レザーやメッキ加工を施している点にも注目です。上質な素材で構成されているため、スポーティながらもラグジュアリーな乗り心地につながっています。運転中の過ごしやすさだけでなく、視覚的な満足感も高められるでしょう。
レスポンスの良い軽快な走り
2シリーズに限らず、BMW車は走行時の軽快さに魅力があります。グランクーペも例に漏れず、アクセルを踏んでから加速するまでのスムーズなレスポンスを体感できるでしょう。アクセルの操作性は、発進・停止が多い市街地での乗り心地を左右する要素です。
加えて、ハンドル操作の対応力にも高い性能を発揮しました。思い通りに操作しやすいため、カーブの多い山道や住宅街でもあまりストレスを感じずに運転できます。
ドライバーのアクションに対する機敏な反応によって、長時間ドライブも難なくこなせるようになるでしょう。直観的に操作しやすいコンパクトなボディも魅力的です。
トップアスリートのような「M235i xDrive」
MパフォーマンスモデルのM235i xDriveは、大容量ターボガソリンエンジンや8速スポーツオートマチックトランスミッション、電子制御4WD(xDrive)など最高性能のパワートレインを採用しています。まるでほかを寄せ付けないトップアスリートのような走りが魅力です。
通常のサスペンションに比べ、ハードに設計されたMスポーツサスペンションを搭載しています。ハードな設計とスタビライザーの組み合わせによりボディの傾きが抑えられ、安定したスポーツ走行が可能です。
さらに、ブレーキ構造にはMスポーツブレーキを搭載しています。大径化されたブレーキディスクに、フロントは対向4ピストン、リヤはフローティング1ピストンを使用し安定したスポーツ走行を可能にしています。
BMW2シリーズグランクーペの機能
新しく登場したグランクーペには、ドライバーを助ける機能や疲労を減らす装備が搭載されています。先進的な技術を開発するBMWの強みでもあるため、具体的な内容をチェックしておきましょう。グランクーペで体感できる4種類の機能をピックアップし、特徴やメリットについて詳しく解説します。
ドライビング・アシスト
運転中から駐車まで、周囲の状況を感知しながらサポートするシステムが「ドライビング・アシスト」です。以下のような機能を組み合わせて、操作が困難な場所でもハンドリングをアシストします。
・リア・ビュー・カメラ
・トップ・ビュー+サイド・ビュー・カメラ
・PDC(パーク・ディスタンス・コントロール)
複数の角度から状況を把握することで、ドライバー以外の視点もチェックできる仕組みです。安全・安心な運転を体感できるでしょう。
アクティブ・クルーズ・コントロール
渋滞時などに追突事故を防ぐため、他の車や車線を感知するシステムが「ACC(アクティブ・クルーズ・コントロール)」です。ストップ&ゴー機能が搭載されており、ドライバーの代わりにシステムがアクセルとブレーキ操作を行います。
加速・減速は周囲の状況を踏まえて実行されるため、安全な走行を維持できる点がメリットといえるでしょう。集中力が低下しやすい高速道路や、ストレスを感じやすい渋滞中などに便利な機能です。
パーキング・アシスト
「パーキング・アシスト」では、グランクーペを駐車できるスペースを検知します。問題がなければ、システムによって加速・減速・ハンドル操作が実行される仕組みです。駐車スペースの検知から操作までシステムが行うため、前後左右の車にぶつかるリスクを軽減できます。
自動操作は、ドライバーが希望するタイミングで自由に解除可能です。周辺の状況に合わせてシステムを活用すると、複雑な操作に苦手意識を持つ方も気軽に駐車できるでしょう。
インテリジェント・パーソナル・アシスタント
ドライバーの音声を認識し、必要に応じてフィードバックを受け取る機能が「インテリジェント・パーソナル・アシスタント」です。過去の指示や操作はAIに記録されるため、ドライバーや同乗者の好みに応じてカスタマイズができます。
空調設備やナビを利用するだけでなく、タイヤの状態をチェックしたり操作方法を尋ねたりといった機能も魅力的です。音声のみで快適な環境へ近づけてくれるため、アウトドアなどに出かける長距離ドライブでもストレスを軽減できるでしょう。
BMWのグランクーペは他にもある!
2シリーズから登場したグランクーペですが、ほかにも複数のシリーズから展開されています。シリーズによってボディタイプや価格帯が異なるため、選択肢を広げるためにも相違点を把握しておきましょう。中古車市場でも人気の4シリーズと、現在中古車っでしか購入できない6シリーズ、最新モデルの8シリーズを比較し異なる点や特徴的なポイントを解説します。
(参考:『グランクーペ(BMW)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
4シリーズについて
新車価格を500万円以上に設定し、クーペタイプのモデルを展開するのが4シリーズです。グランクーペは、ベースグレードが616万円で販売されています。ボディサイズは2シリーズとは大きく変わりませんが、パワートレインに高いスペックを採用した点が魅力的です。
エンジンに直列4気筒の形式を採用し、トランスミッションには8速ATが搭載されています。総排気量は1,998ccとなっているため、より迫力のある走りを体感できるしょう。鋭い目つきが印象的なフロントデザインも特徴です。
ステアリングホイールにはスポーツレザーを標準装備しています。ハンドルを握るだけでも、ドライブへの楽しみを増幅させてくれるでしょう。
6シリーズについて
1900年代後半から、高級モデルとして展開されたのが6シリーズです。新車価格は800万円以上に設定されており、エクステリア・インテリアともにラグジュアリーなデザインが施されています。
2シリーズのグランクーペと異なるのは、大柄に設計されたボディです。6シリーズのグランクーペは全長を5,000mm以上確保し、ひと回り大きいフォルムとなりました。車内のスペースも拡大しているため、居心地の良さが向上したスペックともいえるでしょう。エンジンにはパワフルな直列6気筒が搭載され、走行性能を向上させた点も魅力的です。
8シリーズについて
2シリーズや6シリーズと違い、新車はすべて1,100万円以上をラインアップする最高級モデルに位置付けられています。
最高級モデルにふさわしい優雅さと、ピュアスポーツカーのスポーティーさを両立させたシリーズです。広々とした車内空間にはラグジュアリーな雰囲気が漂い、ガラス仕上げされたクリスタル製のシフトノブが目を引きます。また、シフトノブはひとつひとつ手作業で磨かれたものである点も魅力的です。
6シリーズと比較するとさらにボディサイズがアップし、より迫力を感じます。8シリーズには「ドライビングアシストプロフェッショナル」が標準装備され、最新の先進運転支援システムを体感可能です。最高速度210km/hまで使用可能なため、さまざまな運転状況下で安全性能を確かめられます。
BMW 2シリーズ グランクーペの購入はネクステージで!
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まとめ
2シリーズのグランクーペは、新たなカテゴリを築いたセダンモデルともいえます。クーペの魅力も兼ね備えているため、快適性と走行性能を両立したメリットを体感できるでしょう。また、ほかのシリーズにも目を向けると、より魅力的な要素が分かりやすくなります。
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