アウディQ3とBMW X1を比較!デザインや性能の違いについて解説
輸入車のSUVのなかでも比較的コンパクトなサイズで扱いやすいアウディQ3とBMW X1は、人気の高いモデルです。この記事では両車の魅力や特徴を紹介し、より自分に合ったモデルを比較できるよう紹介します。
また、アウディQ3とBMW X1のそれぞれの上位モデルにあたるアウディQ5とBMW X3についても番外編として紹介していますので、ワンランク上のモデルとして比較の参考にし、自分にマッチする1台を見つけてみましょう。
※目次※
3. 【番外編】アウディ Q5とBMW X3の特徴や性能を比較
・アウディQ3とBMW X1は日本でも扱いやすいコンパクトSUV
・BMW X1は新型が登場
・中古車ならアウディQ5、BMW X3のようなワンランク上のモデルも狙える
「アウディQ3」と「BMW X1」それぞれの特徴
SUVの中でもコンパクトサイズのBMW X1とアウディQ3は、小回りが利くことや車高が高く視界が広いことから女性でも運転がしやすいと人気の車です。ここでは、それぞれの車種の特徴や性能をご紹介します。街中や狭い道を運転することが多い方におすすめです。
アウディ Q3の特徴
アウディQ3は2011年に世界初公開され、当時としてはアウディのSUVシリーズの中で最もコンパクトなモデルでした。日本では2012年より初代モデルが正規販売されています。
初代は本国で設定されていたディーゼル仕様の輸入が見送られ、日本仕様は2.0L直噴ターボガソリンエンジンの2タイプにFFと4輪駆動が設定されていましたが、2018年から発売を開始した2代目からは、日本でも2.0Lのディーゼルターボが選択されるようになりました。
BMW X1の特徴
日本国内では2010年より初代BMW X1の発売が開始されました。コンパクトなサイズが特徴で、BMWのSUVシリーズの中でも扱いやすいモデルとして人気が急上昇しました。初代は、4輪駆動のほか3シリーズをベースとしたこともあり、2輪駆動はFRが設定されていました。2015年からは2代目へスイッチし、FFベースとなりました。
そして2023年2月からは待望の3代目が販売開始され、ガソリンエンジンを搭載する2.0Lターボモデルの他、EV(電気自動車)のiX1も同時に発表されました。
アウディQ3とBMW X1を比較
アウディQ3とBMW X1はプレミアムメーカーの小型SUVという共通点からライバルとして比較されることが多いモデルです。どちらも日本国内でも扱いやすいサイズと経済性、走行性能に優れたパワートレインを設定している点でも酷似しており、選択に悩む方が多いでしょう。ここでは欧州仕様のBMW X1のスペックを参考にアウディQ3と比較してみましょう。
アウディQ3とBMW X1のサイズを比較
まず、アウディQ3 35 TFSIとBMW X1 xDrive20i xLineのサイズを比較してみましょう。アウディQ3が全長4,490mm×全幅1,840mm×全高1,610mmでホイールベースは2,690mmなのに対し、BMW X1は全長4,500mm×全幅1,835mm×全高1,645mmでホイールベースが2,690mmとなっており、全高・全長以外はわずかながらアウディQ3の方が大きくなっています。
また、ラゲッジルームの容量もアウディQ3は530Lですが、BMW X1では550Lと積載性はわずかにX1のほうが有利となっていますが、どちらもサイズ感的には同じくらいと考えてよいでしょう。
Q3 35 TFSI |
|
サイズ |
全長4,490mm×全幅1,840mm×全高1,610mm |
ホイールベース |
2,680mm |
ラゲッジルーム容量 |
530L |
乗車定員 |
5名 |
X1 xDrive20i xLine |
|
サイズ |
全長4,500mm×全幅1,835mm×全高1,645mm |
ホイールベース |
2,690mm |
ラゲッジルーム容量 |
550L |
乗車定員 |
5名 |
アウディQ3とBMW X1のパワートレインを比較
次にアウディQ3 35 TFSIとBMW X1 sDrive18i xLineのパワートレインを比較してみます。駆動方式はどちらもFFでトランスミッションも7ATという点は同一です。アウディの方は1.5L直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボエンジンを搭載し、最高出力は110Kw〔150ps〕/5,000-6,000rpmとなっており、燃費はWLTCモードで14.2km/Lとなっています。
一方のBMW X1は1.5L 直列3気筒DOHCターボエンジンを搭載し、最高出力は103Kw〔140ps〕/4,600rpmで燃費はWLTCモードで13.0km/Lと出力や燃費はわずかにアウディの方が良いといえるでしょう。
Q3 35 TFSI |
|
エンジン |
直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボチャージャー |
総排気量 |
1,497cc |
最高出力 |
110kW〔150ps〕/5,000-6,000rpm |
燃費 |
15.5km/L(WLTCモード) |
X1 xDrive 20i xLine |
|
エンジン |
直列3気筒DOHCガソリン |
総排気量 |
1,498cc |
最高出力 |
150kW〔204ps〕/5,000rpm |
燃費 |
14.3km/L(WLTCモード) |
アウディQ3とBMW X1の中古車価格を比較
中古車の価格では、圧倒的に個体数の多いBMWX1は初代モデルが50万円台から低走行の2代目の上級グレードで420万円代とグレードや年式によって大きく開きがあります。アウディQ3はBMWよりも個体数が少なく、流通しているのは初代モデルが多く、110万円代から140万円台と100万円台前半となっています。
(2023年2月時点の情報です)
BMW X1と同一年式、ライバルグレードで比較してもアウディの方が30万円前後リーズナブルな価格となっている点も見逃せません。
(参考: 『Q3(アウディ)の中古車一覧 - ネクステージ』)
(参考: 『X1(BMW)の中古車一覧 - ネクステージ』)
【番外編】アウディ Q5とBMW X3の特徴や性能を比較
ミドルサイズのBMW X3とアウディ Q5の特徴や性能を見ていきましょう。SUVは大型で乗りこなすのが難しいと言われていましたが、ミドルサイズの登場でSUVの人気がさらに盛り上がりました。普段使いしやすく、車内がゆったりとしたSUVを求めている方におすすめです。
アウディ Q5の特徴
アウディQ5の現行モデルはすべてディーゼルターボエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッド車となっていますが、2019年モデルまではガソリン車の45TFSIクワトロも設定されており、中古車では豊富なバリエーションから選択が可能です。
Audi Q5 40 TDI quattro S Line |
|
サイズ |
全長4,685mm×全幅1,900mm×全高1,665mm |
ホイールベース |
2,825mm |
ラゲッジルーム容量 |
550L |
乗車定員 |
5名 |
エンジン |
直列4気筒DOHCインタークーラー付ディーゼルターボ+モーター |
総排気量 |
1,968cc |
最高出力 |
150Kw〔204ps〕/3,800-4,200rpm |
燃費 |
14.5 km/L(WLTCモード) |
新車価格 |
765万円(税込) |
ネクステージの中古車価格帯 |
169万9,000円~399万9,000円 |
(2023年2月時点の情報です)
(参考:『Q5(アウディ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
BMW X3の特徴
BMW X3はX1よりも一回り大きいミドルクラスのSUVです。全車がフルタイム4WDで下記のディーゼル仕様のほか、ガソリン車やハイブリッドも設定されています。またハイパフォーマンスモデルとしてM40iも人気のモデルです。
X3 xDrive20d M SPORT |
|
サイズ |
全長4,720mm×全幅1,890mm×全高1,675mm |
ホイールベース |
2,865mm |
ラゲッジルーム容量 |
550L |
乗車定員 |
5名 |
エンジン |
直列4気筒DOHCディーゼルターボ |
総排気量 |
1,995cc |
最高出力 |
140Kw〔190ps〕/4,000rpm |
燃費 |
14.5km/L(WLTCモード) |
新車価格 |
790万円(税込) |
ネクステージの中古車価格帯 |
159万9,000円~699万円 |
(2023年2月時点の情報です)
(参考:『X3(BMW)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
アウディQ5とBMW X3の違い
Q5のボディデザインは上品なスポーティーさと紳士的な印象があるものの、インテリアに関してはどこか庶民的な雰囲気です。一方、X3のインテリアはラグジュアリー感が溢れた無駄のないデザイン仕上がっています。インテリアはX3に軍配が上がると言っていいでしょう。
ただし、エンジンのパワフルさはQ5がリードしています。X3の最高出力が140Kw〔190ps〕/4,000rpmであるのに対し、Q5は150Kw〔204ps〕/3,800-4,200rpmと数字を見ても明らかです。排気量がほぼ同じでパワーがあると燃費が悪いと思われがちですが、どちらも14.5km/Lと全く同一の数値です。ただし、パワーに関しては、例えばX3 M40iなどの上級グレードを選べば逆転するので、必ずQ5の方が速いというわけではありません。
外車を選ぶ際の重要ポイント
BMWやアウディ以外にも魅力的な外車は数多くあるため、どのように選んだらいいのか迷う方もいるでしょう。ここでは、自分に合った外車を選ぶためのポイントを「外観」「乗り心地」「予算」の3つに分けてご紹介します。
外観の好みで選ぶ
外観が自分の好みに合っている車を選びましょう。外車は国産車とは違ったデザインが魅力です。スタイリッシュで美しく、時にはダイナミックで個性的なデザインの車が数多くそろっています。スポーティーさ、ラグジュアリー感、未来的な雰囲気といった視点で探すのもひとつの方法です。
装備やボディカラーが異なれば印象も大きく変わるので、近くからだけでなく遠くからもじっくりと眺めて、大事に長く乗り続けられる1台を選びましょう。
乗り心地に満足できる車種を選ぶ
乗り心地に満足できなければ車に乗るのが苦痛になってしまいます。実際にシートに座り、シートの硬さやフィット感、足の置き場所、ハンドルの高さや握りやすさ、レバーの位置、素材の感触といった項目を確認することが大切です。
また、外車は左ハンドルの場合があり、正面に見える視界や対向車を見る範囲が右ハンドルの国産車と大きく異なります。見え方とともに駐車場へスムーズに入れられるかといったライフスタイル面も考えておくことで、購入後も楽しく運転できるでしょう。
予算に応じた車種やグレードを選ぶ
車はグレードが上がれば上がるほど、最新技術を搭載した自動ブレーキや運転支援機能といった装備が充実するので価格が高くなります。また、購入できたとしても、ガソリン代や保険料、税金のような維持費が日常生活の負担になることも考えられるでしょう。
せっかく大きな買い物をするのだから良いものを選ぼうと考える方もいるかもしれません。しかし、購入後のことも考えて、必要な装備を厳選した車種やグレードを選ぶことが大切です。
アウディやBMWを購入するならネクステージへ!
アウディやBMWといった輸入車は購入後の満足度も高いモデルですが、中古車の購入は豊富な知識のある信頼のネクステージがおすすめです。取り扱いモデルが多いだけでなくライバルとなるモデルも含め、ご自身の予算や装備や年式など希望に沿ったモデルを提案します。ここでは、ネクステージの強みについて解説します。
豊かな在庫から中古車を探せる
全国に展開するネクステージならアウディやBMW以外の輸入車も、豊富な在庫車から選べる選択肢の多さが魅力のひとつです。ネクステージでは、正規輸入車のみを取り扱っている「ユニバース」を展開しています。
まずは気軽にネクステージのWebサイトから、中古車を検索してみてください。狙ったモデル以外にも魅力的なあなたにぴったりな1台が見つかるかもしれません。
輸入車も対象の充実した保証
輸入車の購入は国産車よりも高額な修理費用などが不安要素となるケースがあります。ネクステージなら充実した保証制度が輸入車にも適応されます。購入から1か月間、走行距離は無制限の保証が無料で付帯します。
また初度登録から13年未満、かつ総走行距離10万キロ以下の車なら輸入車でもネクステージの有料保証「サービスサポート」に加入できます。万が一購入後にトラブルが発生した場合なども保証があれば安心です。
PRBMW Xシリーズの中古車
まとめ
アウディQ3とBMW X1はそれぞれ人気の高い輸入車です。諸費用などを抑えることができる中古車なら上位グレードを狙えるだけでなく、豊富な在庫から格上のアウディQ5やBMW X3もターゲットにできるかもしれません。
また専門知識のあるネクステージと正規輸入車のみを扱っているユニバースならライフスタイルに合わせ、ライバルの輸入車からも選択が可能です。Webサイトからなら、いつでも全国にある在庫車を検索できます。
▼ライタープロフィール
井元 貴幸
自動車ライター
初代レガシィの10万キロ世界速度記録をドキュメンタリー番組で目にして、その走行性能と耐久性に感動したことがきっかけで、レガシィに憧れ、そのまま自他ともに認めるスバルマニアに。BG型、BH型、BP型、BR型と4世代のレガシィツーリングワゴンのターボモデルを乗り継ぎ、現在の愛車は初代レヴォーグ2.0GT-S アイサイト。2017年から2018年にかけては、スバル公式のモータースポーツ応援プロジェクトリーダーを担当。オーナー目線でのスバル車のフィーリングや装備や改良ポイント、さらにはカスタマイズ、チューニングまでスバル関連のことについては新旧問わず造詣が深い。トラックやバスなどの大型車や特殊車両なども得意とするジャンルやメーカーに特化した自動車ライター。
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