【BMW Zシリーズ】Z1・Z3・Z4は似て非なり!それぞれの特徴や魅力とは?
BMWのZシリーズはモデルによって特徴が大きく異なるため、それぞれについて詳しく知りたい方もいるのではないでしょうか。また現行モデルのZ4と旧型の違いが気になる方もいるでしょう。
そこでこの記事では、Z1・Z3・Z4それぞれの特徴や魅力についてご紹介します。Z1・Z3・Z4を賢く購入するために中古車選びのポイントも解説するので、後悔しない購入方法がわかるでしょう。
※目次※
・Z1はBMWテクニック社が開発し、脱着可能な外装と上下スライドドアが最大の特徴
・Z3は手が届きやすいライトウェイトオープンカーで、Z3の上位モデルがZ4
・Zシリーズを得に手に入れるなら、優良な中古車販売店で中古車を探すのがおすすめ!ネクステージなら専門メカニックによる安心の整備が受けられる!
BMW Z1の特徴・魅力は5つのポイントがある
Zシリーズで最初に登場したZ1には、さまざまなストーリーがあります。BMWがZ1の開発に込めた思いやZ1の希少性などは、Zシリーズに興味がある方は知っておきたい情報でしょう。Z1のサイズや上下にスライドするドア、Z1が搭載している特許技術なども非常に興味深い内容です。それぞれの特徴や魅力を詳しく解説します。
Zシリーズのスタートモデルとして誕生
Zシリーズは、ドイツ語で「未来」を意味する「zukunft」の頭文字からきています。未来の車をイメージさせるZシリーズを最初に開発したのは、BMW本社ではありませんでした。
技術開発やコンセプトカーを専門とするBMWテクニック社が、Zシリーズの開発に携わっています。BMWテクニック社は1984年にBMWの子会社となり、1985年からZ1の開発をスタートしました。
超希少車となった理由
BMWがZ1を発表したと同時に話題となり、発売前から多くの注文を受けるほどの人気車種でもありました。
人気車種であるにもかかわらず、Z1の販売期間は2年で終了します。1989年~1991年の間にBMWが販売したZ1の台数は8万台です。短期で販売が終了した背景には、1日の生産台数が6台程度だったという点にあります。日本では並行輸入車のみの扱いであった点もZ1が超希少車となった理由でしょう。
初代ロードスター並みのコンパクトボディ
Z1のサイズは非常にコンパクトです。下記がZ1のスペックですが、のちに開発したZ4 sDrive20iのサイズ(全長×全幅×全高)が4,335mm×1,865mm×1,305mmと比べるとコンパクトさがよく分かるでしょう。
- ・全長:3,921mm
- ・全幅:1,690mm
- ・全高:1,227mm
エンジンは325iが搭載していた2.5L直列6気筒SOHCを調整してZ1に搭載しました。トランスミッションは5速MTです。
脱着可能な外装と上下スライドドア
Z1の最大の特徴といえるのが、脱着できる外装と上下にスライドするドアでしょう。車の制作手順が通常と異なるため、Z1は外装部分を外してエンジンやミッションなどがあれば走行が可能となっていました。
上下にスライドするドアのアイデアのもとになったのは、旧ロードスターの脱着式ドアです。着脱式のスタイルはBMWのデザインとの親和性が少なかったことから、Z1はドアがスライドする仕組みを取り入れています。
Z1は特許技術の塊
Z1が搭載していた最新技術は複数ありました。マルチリンク式サスペンションを採用した「Zアスクル」は、Z1 のために設計されています。このほかにも、ディスチャージランプや格納式ロールバー、アンダートレー型床構造など多くの特許技術を生み出した点はZ1の魅力です。
Z1で生み出された特許技術は、デザインや価格は異なるものの後継モデルに引き継がれています。多くの特許技術を惜しげもなく盛り込んだZ1は、スタディモデルとしての役割をしっかり果たしたといえるでしょう。
BMW Z1の後継車Z3の魅力
Z3には、Z1とは異なる魅力があります。Z1の販売台数が少なかったのに対し、Z3は世界中で販売台数を伸ばしました。BMWのライトウェイトオープンカーであるZ3の魅力について解説します。
Z3のなかでも特に人気を集めていたのはZ3 Mロードスターです。Z3のMモデルであるZ3 Mロードスターの特徴についても取り上げます。
世界中で愛されるBMWのライトウェイトオープンカー
Z3が日本で販売を開始したのは1996年です。2シーターオープンカーブームの最中での販売ということもあり、高い人気を得ました。Z1の価格は高額でしたが、Z3は比較的手が届きやすい価格で販売していたことも人気の理由といえるでしょう。下記がZ3のスペックです。
・1996年モデル
- ・サイズ(全長×全幅×全高):4,035×1,690×1,275mm
- ・エンジン:1.9L直列4気筒DOHCエンジン
- ・最高出力:140ps
- ・最大トルク:18.3kgm
・1998年モデル
- ・サイズ(全長×全幅×全高):4,035mm×1,740mm×1,280mm
- ・エンジン:2.8L直列6気筒DOHCエンジン
- ・最高出力:193ps
- ・最大トルク:28.5kgm
Z3は1999年にもマイナーチェンジを行い、2L直列6気筒DOHCエンジン・2.2L直列6気筒DOHCエンジン・3L直列6気筒DOHCエンジンを追加しています。
人気の中心はZ3 Mロードスター
Z3で特に人気を集めているのがZ3 Mロードスターです。5速MTのトランスミッションを搭載し、シフトチェンジをしながら車を乗りこなす満足感を感じられます。
Z3 Mロードスターの優れた加速力は、スポーツカーとして駆けぬけるよろこびを与えてくれるでしょう。速度に応じて変化するエンジン音も魅力のひとつであり、青空の下でドライブすれば、スポーツカーを運転する興奮を存分に味わえます。
現行モデルZ4の特徴や新旧Z4の違い
BMWが現在販売しているZシリーズがZ4の3代目です。Z4は歴史あるモデルで、マイナーチェンジやフルモデルチェンジを繰り返しながら、魅力を増してきました。Z4の歴代モデルの特徴について詳しく知りたい方のために、モデル別のポイントをご紹介します。新型モデルと旧型モデルのデザインの違いもチェックしてみてください。
Z4初期型(E85/86)の概要
Z3の上位モデルであるZ4の発売発表は2003年です。Z3の後継車であるため、フロントデザインがZ3に似ています。
2006年にマイナーチェンジを行い、MモデルのZ4 Mロードスターや3.0siなどの販売がはじまりました。それぞれのグレードで直列6気筒DOHCエンジンを搭載したことから、スポーツカーとしての走りにこだわっていることもわかるでしょう。マイナーチェンジとともに利便性も向上しています。
2代目Z4(E89)の概要
2代目Z4は2009年に登場し、より精悍なフロントデザインになりました。ソフトトップから電動式のハードトップに変更したことで、高級感が増しています。2011年まではsDriv23iモデルのみの販売でしたが、2011年以降にsDriv35is、sDrive20iが登場しています。
sDriv35isは、sDriv23iのフラッグシップモデルともいわれており、直列6気筒のエンジンを搭載しています。トランスミッションは7速DCTと8速スポーツATのラインアップです。sDrive20iは、2011年に登場したモデルで、直列4気筒のエンジンを搭載しています。
BMW Z4旧型と新型のボディスタイルやデザインを比較!
Z4の新型モデルはボディーラインが陰影を作り出すデザインで、躍動感あるシルエットを作り出しています。LEDライトを採用したことで、シャープな印象が加わっているのも特徴です。細部にまでこだわったデザインは、美しさだけではなく近代的な印象を与えるでしょう。
インテリアも、旧型モデルから進化していることを感じさせるポイントです。高級感あふれる革シートは、運転時の快適さを向上させています。BMWライブ・コックピットやマルチファンクション・スポーツ・レザー・ステアリングを操りながらの走行は、旧型モデルと違ったよろこびを感じられるでしょう。
中古車を購入するときに失敗しないためには?
Z4の新型モデルの新車価格は580万円~855万円となっています。Z4をより安く購入したい方は中古車がおすすめです。中古車市場には、新型モデル以外にも旧型モデルが購入できる可能性があります。
中古車は故障のリスクに不安を感じる人もいるでしょう。そこで、中古車を購入するときに失敗しないためのポイントを解説します。
走行距離と年式が適正か確認する
高年式であるにもかかわらず過走行の車は、故障のリスクが高まるので避けましょう。走行距離が短すぎる場合も注意が必要です。なかには、少しでも高く売ろうとしてメーターを改ざんする悪徳業者もいます。走行距離と年式の両方をチェックして、適正かどうかを確かめましょう。
不安を解消して中古車を購入するためには、信頼できる優良な中古車販売店で購入することが大切です。メーター改ざんなどのトラブルが回避できるため、安心して購入できます。
優良な中古車販売店で購入する
優良な中古車販売店は車を買取の際にしっかりチェックを行い、安心して運転できる車を販売するための努力を怠りません。購入を検討している方の質問にも誠実に答え、疑問点や不安点を解消する努力をしてくれるでしょう。
信頼できる中古車販売店で購入するメリットは、車のことを何でも相談できる点といえます。中古車購入後に故障などのトラブルが起きても、親身になって相談にのってくれる点が優良な中古車販売店の証です。定期点検や修理、車検などを行っている中古車販売店であれば長く付き合えるでしょう。
ネクステージで中古車を購入するメリット
優良な中古車販売店でBMWのZシリーズを購入したい方は、ネクステージにお任せください。全国で中古車を販売するネクステージは、中古車販売の経験と実績を積み重ねてきました。車の修理や車検も行っているため、車のことは何でも相談できる中古車販売店です。ネクステージで中古車を購入するメリットを解説します。
品ぞろえが豊富
ネクステージで中古車を購入するメリットのひとつは、品ぞろえが豊富なことです。車種ごとに専任バイヤーが中古車を集めているため、状態がよい車が多くそろっています。人気のグレードやカラーをしっかり調査し、ユーザーが求める条件の車をそろえられるのもネクステージの強みです。
人気の車は比較的早く売り切れることもありますが、随時新しい在庫が加わります。中古車探しを全力でサポートするので、希望する条件をネクステージの担当者にお伝えください。
全車修復歴なし
事故や災害などで骨格部分にダメージを受けた車は故障が起きやすいため、修復歴をしっかり確認している方もいるでしょう。ネクステージでは修復歴車は販売していません。ネクステージが徹底して修復歴車を販売しないのは、お客様が車の故障に対する不安を抱かないようにするためです。
修復歴車だけではなく、水害車などもネクステージでは販売していません。品質をチェックした上で販売しているため、安心して購入していただけます。
専門メカニックによる整備
お客様の満足を追求するネクステージは、契約後もできるかぎりのサービスを提供しています。納車までに徹底して行っているのが、国家資格をもつメカニックによる整備です。知識と技術が豊富なメカニックが責任をもってお客様の車を整備します。
点検や整備を行っているのは主要機関部分や消耗品で、問題が見つかった際の対応は修理や交換です。契約後に車を整備し万全の状態で納車しているため、納車後すぐに安心して乗っていただけます。
まとめ
ZシリーズはZ1で衝撃的なデビューを果たし、Z3やZ4が登場してきました。Z3の上位モデルであるZ4と旧型モデルの違いは、近代的なデザインや最新機能などです。旧型モデルに乗りたい方や新型モデルを安く購入したい方は、優良な中古車販売店で希望する車を探しましょう。
信頼できる中古車販売店で安心してZシリーズの車を購入したいときは、ネクステージにお任せください。修復歴なしの車を経験豊富なメカニックが整備しているため、中古車でも不安を抱く必要はありません。中古車の保証が充実していて、最長3年の魅力的な保証を付けられます。
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