BMW M3セダンの魅力を徹底解説!開発までの背景や賢く購入するコツ
BMW M3 セダンはダイナミックなつくりと、車好きをも魅了する高性能を兼ね備えたスーパーパフォーマンスカーです。BMWファンのみならず、多くの方に愛されています。「いつか乗ってみたい憧れの車」と位置づけている方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、乗ったらわかるBMW M3セダンのさまざまな魅力から、憧れのBMW M3を賢く購入するコツをご紹介します。
BMW M3セダンをはじめ、初代から5代目BMW M3の進化するスペックや、xDrive搭載ラインアップを知れば、これまで以上にBMW M3の魅力を感じられるでしょう。
※目次※
・BMW M3は直列6気筒ツインターボエンジンを搭載、スポーツ性能と実用性を両立させた魅力のスポーティセダン。現行モデルのスペック・新車価格を確認、自分の年収と維持費も計算して憧れのM3に手が届くか検討してみよう。
・賢く買うなら中古もおすすめ。安心品質の保証付きモデルを見つけるのが買い方のコツ。M3と他のBMWセダンとの比較もするとより選択肢は多様に。納得の1台を手に入れよう。
・M3を買うなら保証が充実しているネクステージをチェック、豊富な選択肢の中から憧れの1台を!
BMW M3セダンはスポーティさが融合したモデル
デザインや走行性能、乗り心地、実用性とさまざま魅力をもつBMW M3 セダンは、BMWファンから高い支持を得ています。そんなBMW M3セダンの魅力は、実際に乗ってみればすぐに実感できるでしょう。BMW M3セダンが誇る魅力について詳しくご紹介します。BMW M3セダンの気になるスペックや特徴についても確認しましょう。
デザインがダイナミック
BMW M3セダンは、乗る前の外観デザインからも感じ取れるほど魅力にあふれています。まず目を惹くのが、エアロダイナミクスを考慮して安定した走行を生み出すようデザインされたドアミラーです。花の茎を意味するツインストークと呼ばれるドアミラーは、今までにないシャープなデザインが魅力的です。
また、フェンダーフレアは大きく張り出したようなデザインでタイヤをすっぽり収めているため、BMW M3セダンのボディをよりシャープに見せています。
サーキットで活きる走行性能
7速のM・DCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)の新型を採用しているBMW M3セダンは、サーキットでの走行も軽々こなします。公表の加速タイムによると、0-100km/hを4.1秒で駆け抜けるとなっていて、それまで4秒台後半をマークしていたM3シリーズのなかでも至上最速です。
また、431psもの最大出力を誇る直列6気筒ツインターボエンジンを搭載していることから、サーキットでも活きるパワフルな走りを叶えました。
乗り心地が爽やか&軽やか
サーキットでも活きるほどの高い走行性能を誇るBMW M3セダンは、爽やかな乗り心地と軽やかさも兼ね備えた特徴があります。
電動パワーステアリングを軽くしたことで、爽やか&軽やかな乗り心地を実現しました。音も最小限に抑え、場所を選ぶことなくマナーのよい走りを楽しめるでしょう。走行性能の高さだけでなく、乗り心地のよさも重視したい方におすすめです。
荷室機能があり実用性もバツグン
BMW M3セダンは実用性にも長けていて、大容量の荷物を積めるトランクルームも魅力のひとつです。特にBMW M3セダンには荷室機能があり、トランク内のレバーを引けばリアシートの背もたれが倒れるため、後部座席を荷室として活用できます。
トランクルームの容量は480Lあり、長尺物にも対応可能です。そのため、サーキット仕様でありながら実用性にも優れたBMW M3セダンは、公道でも快適なセダンとして活躍が期待できます。
BMW M3セダンのスペック
全長×全幅×全高 |
4,585 mm×1,815 mm×1,435mm |
ホイールベース |
2,760mm |
最高出力 |
431ps(317kW)/5,500-7,300rpm |
最大トルク |
56.1kg・m(550N・m)/1,850~5,500rpm |
エンジンの種類 |
直列6気筒DOHCツインターボ |
過給機 |
ツインターボ |
JC08モード燃費 |
9.3km/L |
駆動方式 |
FR |
トランスミッション |
7AT |
BMW M3セダンは、リアフェンダーが張り出したデザインが魅力のひとつであり、全幅が1,815mmと幅広くなっているのが特徴です。また、ホイールベースも2,760mmあるなど、高い直進安定性を誇っています。
エンジンにはS55B30Aの直列6気筒DOHCツインターボを搭載しているため、431psもの最高出力を発揮できるパワフルさです。最大トルクは550Nmと優れた加速力をもち合わせています。
新車で買えるBMW M3セダンは3種類ある
新車で買えるBMW M3セダンには、3種類あり、それぞれが魅力あふれるデザインと性能を誇っています。圧倒的なスポーツ性能重視か、日常使いの実用性重視か、お好みのテイストに応じて選べるラインナップです。
M3セダンの種類
M3セダンにはBMW M3 Competition、 BMW M3 Competition M xDrive 、BMW M340i xDriveの3種類があります。Competionには、サーキット性能に特化した、Tracking Packageも用意されています。
最もパワフルで510psと650Nmという桁外れの数値を叩き出すのがBMW M3 Competition。軽量で俊敏、エンジン音にまでスポーツ性能が表現される、卓越したスポーティセダンです。
BMW最新のインテリジェント4輪駆動システムM xDrive は、コーナリングの走行安定性を進化させ、不安定な挙動を事前に察知、駆動トルクを瞬時に前後に配分するシステムです。ダイナミックな走りを楽しめるM xDriveは、BMW M3 Competition M xDriveのみに搭載されています。
BMW M340i xDriveは、パーキングにもスポーティな走りにも対応する実用的なステアリング性能と、スポーツ性・デザインの美しさを備えた高級モデルです。高精度の走りを楽しみたい方には素晴らしい1台となるでしょう。
M3セダンの新車価格
M3セダンの新車モデルの価格は表のとおりです。
M3 Competition(Track Package) |
1350万円(1465万円) |
M3Competition M xDrive(Track Package)
|
1381万円(1495万円) |
M340i xDrive |
999万円 |
価格設定は、Track Package も含めると5通り、さらにオプションにより価格が変動します。
M3セダンのスペック
M3セダンのスペックについて、注目は、Competition モデルのエンジン、最大出力とトルクです。その一方で、トランク容量も480リットルと、同クラスのセダンの中でも余裕の容量を擁しています。
|
M3 Competition |
M3 Competition M xDrive |
BMW M340i xDrive |
全長mm |
4,805 |
4,805 |
4,720 |
全幅mm |
1,805 |
1,805 |
1,825 |
全高mm |
1,435 |
1,435 |
1,445 |
ホイールベースmm |
2,855 |
2,855 |
2,850 |
トレッドmm 前/後 |
1,615/,1605 |
1,615/,1605 |
1,580/1,570 |
最低地上高mm |
120 |
120 |
130 |
トランク容量mm |
480 |
480 |
480 |
車輛重量kg |
1,740 |
1,740 |
1730 |
車両総重量kg |
2,015 |
2,015 |
2,005 |
定員 人 |
5 |
5 |
5 |
エンジン
|
M3 Competition |
M3 Competition M xDrive |
BMW M340i xDrive |
種類 |
直列6気筒DOHC ガソリン |
直列6気筒DOHC ガソリン |
直列6気筒DOHC ガソリン |
総排気量cc |
2,997 |
2,997 |
2,997 |
最高出力 kW(ps)/rpm (EEC) |
375(510)/6,250 |
375(510)/6,250 |
285(387)/5,800 |
最大トルク N・m(kgm)/rpm (EEC) |
650(66.3) /2,750-5,500 |
650(66.3) /2,750-5,500 |
500(51.0)/1,800-5,000 |
BMW M3が開発されるまでの背景
時代を越えて自動車好きが愛し続けるBMW M3には、開発するまでにさまざまな背景がありました。なかでも現在はBMW M社となったBMWモータースポーツ社の誕生が大きなきっかけとなっています。
そこで、BMW M3の開発における背景やM3の始まりでもある1978年に誕生したBMW M1、歴代のM3におけるスペックの進化についてご紹介します。
BMW M3はMスピリットがつまった小型セダン
圧倒的な俊敏さと極めた操作性、正確なエンジニアリングなど最高の走りを約束するのがMブランドであり、Mのエンブレムは高性能であるMブランドの称号です。Mブランドを代表するBMW M3は、小型セダンの3シリーズをベースとしてチューニングを行い1986年に誕生しました。
BMW M3は、Mブランドに恥じない高性能エンジンを搭載することで、サーキットでも活きる走りを叶えています。さらに、エンジンを最大限に活かすステアリングやシャシーなどもハイスペックを誇りながらも、一般ユーザーに扱いやすくチューニングしているのが特徴です。
1978年に誕生した「BMW M1」がM3の始まり
BMW M3の始まりは、1978年に誕生したBMW M1にあります。またBMW Mカーの元祖であるBMW M1が誕生した背景には、1972年にBMWの子会社であるBMWモータースポーツ社(現BMW M社)の設立が大きな起点となっています。
BMWのモータースポーツ活動を担うBMWモータースポーツ社(現BMW M社)が設立したことで、これまでのセミワークスに近い体制が一転し、自動車ファンが愛し続けるオリジナルマシンの開発へと至りました。
M3の登場とモデルチェンジの歴史
初代BMW M3(1986年~1991年)
- ・全長×全幅×全高:4,360×1,675×1,365mm
- ・最高出力:195ps(143kW)/6,750rpm
- ・トランスミッション:5速MT
2代目BMW M3(1992年~1998年)
- ・全長×全幅×全高:4,435×1,710×1,335mm
- ・最高出力:321ps(236kW)/7,400rpm
- ・トランスミッション:6速AT
3代目BMW M3(2000年~2006年)
- ・全長×全幅×全高:4,490×1,780×1,370mm
- ・最高出力:343ps(252kW)/7,900rpm
- ・トランスミッション:6速AT/6速MT
4代目BMW M3セダン(2007年~2014年)
- ・全長×全幅×全高:4,585×1,815×1,435mm
- ・最高出力:420ps(309kW)/8,300rpm
- ・トランスミッション:7速AT/6速MT
5代目BMW M3(2014年~)
- ・全長×全幅×全高:4,685×1,875×1,430mm
- ・最高出力:431ps(317kW)/7,300rpm
- ・トランスミッション:7速AT
6代目BMW M3(2021年~)
- ・全長×全幅×全高:4,805×1,805×1,435
- ・最高出力:510ps(375kW)/6,250rpm
- ・トランスミッション:8速AT(Mステップトロニック)
初代から5代目までBMW M3のスペックを比較分析してみると、5代目となるBMW M3は初代の2倍以上もの最高出力を誇るなど、サーキットでも活きる高い走行性能へと進化し続けていることがわかります。
またエンジンの種類も時代とともに変化をしながら、5代目では初となる直列6気筒DOHCターボを採用しました。これによってさらなるパワーアップを図るとともに、最大トルクが大幅に高まったことで加速力も増大しています。
ホイールベースの幅も広がっているため、加速しながらもしっかりと直進安定性を保てるようになるなど、初代BMW M3からさまざまな進化を繰り返し5代目 BMW M3が生まれました。
xDrive搭載ラインナップがそろうBMW M3
初代から5代目と進化を続けるBMW M3では、xDrive搭載のラインアップがそろっており、それぞれに高いスペックを誇っています。
そこで、BMWの4WDである「BMW xDrive」を搭載した、「M340i xDrive」や「M340i xDrive ツーリング」の2つのタイプがもつそれぞれの特徴やスペックをご紹介します。
キレと安定性のxDrive
「BMW xDrive」は、BMWが独自に開発したインテリジェント4輪駆動システムです。インテリジェント4輪駆動システムとは、走行状況や路面状況を常に検知することで、不安定な挙動を事前に察知します。そのため雨天時や雪道、凍結などあらゆる天候の路面でも高い運動性能を発揮し、安全な走行を実現できるなど、高い知能をもったシステムです。
M340i xDrive
M340i xDriveの特徴は、最大出力387Kwを発揮する3L直列6気筒ガソリンターボを搭載していることです。これにより最大トルクは500N・m(51.0kgm)を達成するといったハイスペックなエンジンを誇ります。
また0-100km/h加速は4.4秒と、まさにスポーツカーならではの走行パフォーマンスを味わえるのが、M340i xDriveの魅力です。
M340i xDrive ツーリング
M340i xDrive ツーリングは、M3のツーリングワゴンタイプです。ボディタイプは異なるものの、Mモデル専用のシャシーが支える安定性と走行性は変わりません。
専用のエクステリアを採用するとともに、パワートレインには374ps/50.9kgmを発揮する直列6気筒3Lエンジンにツインパワーターボを搭載しているため、0-100km加速は4.5秒と快適なうえ、1,750rpmの低回転からでも最大トルクの発生が可能です。
BMW M3を賢く購入するコツはあるの?
長年愛される魅力をもつBMW M3を賢く購入するためには、購入前に年収と維持費の計算をおこなうことが大切です。また、輸入車では狙い目となる購入のタイミングは輸入のタイミングであるため、賢く買うには新モデル投入情報をしっかり押さえておきましょう。
さらに、維持費のかかる輸入車だからこそ、保証つきを選ぶことも大切です。
購入前に年収と維持費を計算する
スーパーパフォーマンスカーであるBMW M3セダンを賢く購入するには「年収」と「維持費」を計算しましょう。
輸入車であるBMWは国産車に比べて税金が高かったり、万一修理が必要となった際にも高い費用がかかったりと維持費が多くかかる傾向にあります。購入後に後悔しないためにも、事前にしっかりと予想される維持費の計算をしておくことが、BMW M3セダンを賢く買うコツです。
輸入のタイミングを狙う
BMW M3セダンを賢く購入するためには、時期を見計らうこともポイントです。一般的に国産車であれば、3月や9月といった決算時期を狙って購入するのがお得ですが、輸入車の場合は新しいモデルが入る時期もおすすめでしょう。
国産車に比べると大幅な値引きは期待できませんが、決算時期の12月は狙い目かもしれません。
保証つきを選ぶ
BMW M3セダンを購入する際には、できるだけ保証があるものを選ぶのがおすすめです。正規ディーラーで購入した場合、3年以内はメーカー保証がついています。ただし正規ディーラーで購入すると、価格が高くなってしまうといったデメリットがあることも覚えておきましょう。
お得に購入するには、中古車販売店オリジナルの保証を利用するのが賢明です。輸入車の保証にも対応しているネクステージでは、1年、2年、3年と3つの保証期間から選べる独自の保証サービスがあります。33機構320項目に至る幅広いサポートが魅力です。
社外部品や消耗部品も含むほか、保証期間内であれば車両本体価格まで何度でも修理費用を保証しているため、修理費用に怯えることなく安心して車に乗れるでしょう。
M3以外にもおすすめのBMWセダンモデルは?
M3以外にも魅力的なモデルが揃っているのがBMWのセダンモデルです。排気量の違い・スペックの違いなども比較検討し、選択肢を広げておきましょう。あなただけの魅力的な一台をより選びやすくなります。
BMW 320i
排気量2,000cc以内の5ナンバーカーで選ぶなら、まず候補にあがるのがBMW320iです。Mスポーツタイプなら、スポーティな走りも日本の道路なら十分に楽しめます。新車価格500万円以内から購入可能。ラインナップが魅力的なアクティブ・セダンです。
BMW 523i
排気量2,000cc以内ではBMW523iも選択肢の1つです。ラグジュアリーモデル・スポーツモデル、共にラインナップも豊富です。新車時価格で1,000万円を超えるモデルも、中古なら賢く入手できます。落ち着きのある飽きの来ないデザイン・実用性もファンの多い1台です
BMW 740i
BMWのフラッグシップセダンと言えば、7シリーズです。より重厚なフロントデザインを持ち、高性能を誇ります。最大トルクもスポーティターボモデルでは680N・mとM3を超えており、極めてパワフルです。現行モデルではカーボンファイバーを多用した車体により、最大で130Kgと軽量化されており、走りがより軽快になりました。
まとめ
BMW M3は、最も動力性能に優れたモデルとして高い人気を誇っています。デザイン、走行性どこをとってもパーフェクトといえるつくりは、まさにスーパーパフォーマンスカーです。さらに高性能な走りを追求するため、これからも進化し続けていくでしょう。
憧れのBMW M3を賢く購入するためには、いくつかのコツがあります。ポイントをしっかり押さえたうえで、保証サポートも含めたところで検討するのが大切です。
輸入車の保証にも対応しているネクステージでは、有料の保証サポート以外にも、輸入車すべてにベーシックプランとして1年間の走行無制限保証が無料でついているため安心です。そのほか、詳しい条件やサポート内容に関して不明点があれば、気軽にお問い合わせください。
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