BMW M2ってどんなクルマ?各モデルのスペックや魅力を徹底解説!
BMWには、コンパクトクーペのM2というモデルがあります。ハイパフォーマンスな動力性能やスポーツカーらしい外観など、さまざまな魅力を兼ね備えた名車です。
BMW M2の購入を考えていても、新車を購入するのは予算的に難しいと悩んでいる方もいるのではないでしょうか。予算が足りるか心配な場合は、中古車販売店とディーラーを賢く使い分けることで、お得に購入できるでしょう。
そこでこの記事では、BMW M2の主な特徴や魅力、スペックのほかにも購入する際におさえておきたいポイントをまとめてご紹介します。
※目次※
8.BMW M2を購入するなら中古車販売店とディーラーどっちがよい?
・BMWのM2は、2シリーズクーペをモデルにした「2ドアタイプのコンパクトスポーツカー」
・高性能ツインターボエンジン搭載で街乗りからサーキット走行まで力強い走りを実現!
・M2 Competitionは空力性能を最適化した圧倒的な造形美が特徴的!M2 CSモデルは軽量化に成功しよりスポーティーさを実現!
BMW M2ってどんなクルマ?
BMWと言えば、輸入車のなかでも特に人気の高い自動車メーカーです。そんなBMWが売り出しているM2に対し、どのような車なのか気になっているという方も多いのではないでしょうか。
そこでここからは、BMW M2の特徴を具体的にわかりやすく解説します。購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
2ドアタイプのコンパクトスポーツカー
BMWのM2は、実用的なコンパクトスポーツカーの「2シリーズクーペ」をベースにしたモデルです。2ドアタイプのコンパクトスポーツカーとなっているため、コンパクトながら迫力のある走りを体感することができます。
軽量なコンパクトボディからは、想像もできないような動力性能を保持しており、スポーツクーペとしての魅力があふれる車と言えるでしょう。
充実した安全機能「BMW360°SAFETY」
M2には、BMWの最先端テクノロジーで実現させた安全機能「BMW360°SAFETY」が搭載されています。ドライバーが運転に集中できるようにな設計がされているほか、事故を未然に防ぐために、車載カメラやミリ波レーダーを利用した状況確認も制御装置として組み込まれています。
その他にも、万が一の事故発生にも対応できるように、被害を最小限に抑えてくれる「衝突回避・被害軽減ブレーキ」機能なども搭載されているため、安心してドライビングを楽しむことができます。
コックピットのようなインテリア
BMWのM2では、より安全で快適なドライビングを楽しめるような設計が施されています。コックピットのような運転席は、ステアリングやシフトノブなど、自然な形で運転操作できるように配置がされています。
ドライビング中に無駄な動きをしないように設計されており、ドライバーオリエンテッドな運転環境を実現しています。また、機能的なMスポーツシートは、より印象的なコックピット感を演出してくれます。
BMW M2に搭載された高性能エンジンと走行性能
快適な走行を実現させるためには、高い走行性能が求められます。しかし、BMWのM2はコンパクトスポーツカーとなるため、どれくらいの走行性能があるのか気になっている方も多いのではないでしょうか。
そこでここからは、BMW M2に搭載されているエンジンや走行性能について解説します。
直列6気筒 Mツインパワー・ターボ・ガソリンエンジン
M2では、BMWが誇る高性能ツインターボエンジン「直列6気筒 Mツインパワー・ターボ・ガソリンエンジン」が搭載されています。最高出力が302kW(410PS)の6,250rpm、最大トルクの550N・m(56.1kgm)は2,350rpm-5,230rpmとなっており、力強い加速を実現しています。
レーシング設計となるBMW独自の冷却システムも採用されており、急な加減速でも素晴らしいパフォーマンスを発揮するため、日常走行はもちろんのこと、コンパクトスポーツカーの枠を超えたハイスペックな走行を楽しむことができます。
>Mサスペンション
パフォーマンスの高いエンジンが搭載されているM2ですが、各モデルの足回りも強化されています。なお、M2 COMPETITIONでは「M専用サスペンション」が採用されており、加速時のコーナリングも非常に安定した走りであることが特徴です。
M2 CSでは、特別にチューニングされた「アダプティブMサスペンション」を採用していることが特徴です。公道でのドライビングはもちろんのこと、サーキットでの走行も楽しめるほど、走行性能が充実しています。
BMW M2各モデルの新車価格は?
BMW M2の中でも、M2 CompetitionやM2 CSはハイスペックなモデルです。エンジンやトランスミッション、パワー・ユニットといった装備に、スポーティーさを極限まで詰め込んでいます。このような魅力的なM2 CompetitionとM2 CSが誇るスペック、新車価格をご紹介します。
M2 Competition(コンペティション)
BMW M2 Competitionは高い俊敏性や正確なコントロール性など、ハイパフォーマンスに結びつく要素を融合しています。車体のサイズは全長4,475mm×全幅1,870mm×全高1,410mmです。
7速 M DCT Drivelogicが935万円、6速MTは909万円と、新車価格は搭載しているトランスミッションによって異なります。7速M DCT Drivelogicは高回転型のMモデルのエンジン専用に開発したダブル・クラッチ・トランスミッションで、加速を途切れさせることなく瞬時にシフト・チェンジすることが可能です。
直列6気筒Mツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンを採用し、最高出力302kW(410PS)の強力なパワーを手に入れました。Mモデルならではの迫力ある馬力で、ドライビングを一層盛り上げてくれるでしょう。一方、燃費は10.3km/Lと走行性能の高さと燃費のよさを両立しています。
M2 CS
極限のパフォーマンスを発揮するBMW M2 CSは、Mモデルが受け継ぐモータースポーツの遺伝子を堪能できます。直列6気筒Mツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンや特別なチューニングを施したアダプティブM サスペンションなどの装備が一体となり、公道でもサーキットでも高いレベルのスポーツ・ドライビングを楽しませてくれます。
エンジンの最高出力はM2 Competitionに40PSもの上乗せを実現しました。トランスミッションはマニュアルとM DCT Drivelogicの2種類から、好みに合わせて選べます。新車価格は7速 M DCT Drivelogicが1,285万円、M2 CS 6速MTは1,260万円です。
BMW M2の基本スペックを見てみよう
2ドアタイプのコンパクトスポーツカーとして人気の高いBMW M2シリーズ。どの程度のスペックなのか気になっている方も多いのではないでしょうか。
そこでここからは、M2 Competitionの基本的なスペックを表にまとめましたので御覧ください。
M2 Competition(M DCT Drivelogic)のスペック
全長x全幅x全高 |
4,475mmx1,870mmx1,410mm |
ホイールベース |
2,695mm |
トランク・ルーム容量 |
390L |
定員 |
4名 |
エンジンの種類 |
直列6気筒DOHC |
総排気量 |
2,979cc |
最高出力(kW 〔PS〕 / rpm (EEC)) |
302〔410〕/ 6,250 |
最大トルク(N・m 〔kgm〕 / rpm (EEC)) |
550〔56.1〕/ 2,350-5,230 |
燃料消費率(WLTCモード) |
10.3km/L |
駆動方式 |
後輪駆動 |
トランスミッション |
7速 M DCT Drivelogic |
M2 Competition(MT)のスペック
全長x全幅x全高 |
4,475mmx1,870mmx1,410mm |
ホイールベース |
2,695mm |
トランク・ルーム容量 |
390L |
定員 |
4名 |
エンジンの種類 |
直列6気筒DOHC |
総排気量 |
2,979cc |
最高出力(kW 〔PS〕 / rpm (EEC)) |
302〔410〕/ 6,250 |
最大トルク(N・m 〔kgm〕 / rpm (EEC)) |
550〔56.1〕/ 2,350-5,230 |
燃料消費率(WLTCモード) |
10.5km/L |
駆動方式 |
後輪駆動 |
トランスミッション |
6速MT |
BMW M2の魅力をグレード別に紹介!
各モデルが誇るスペックだけではなく、ここではより詳しくBMW M2の魅力に迫りましょう。M2 Competitionの大型エア・インテークは空力性能の最適化とともに、BMWらしいフロントマスクを強調する効果も発揮しています。また、M専用のカーボンのパーツを随所に使用したM2 CSは、引き締まった外観とともに軽量化も成功しました。
M2 Competitionは大きいエア・インテークにより空力性能を最適化
BMW M2 Competitionの圧倒的な造形美の象徴は、フロント・エプロンに配した大型のエア・インテークでしょう。見る人の視線を真っ先に引きつけるほどの存在感です。BMWのシンボルと言えるキドニー・グリルと調和しつつ、Mモデルのパフォーマンスの高さをアピールしています。
中央のエア・インテークには新たに3つの開口部を追加し、エンジンに取り込む空気の量と空力性能の向上に貢献しました。
M2 CSはM専用カーボンにより軽量化に成功
BMW M2 CSには、重量とエアロダイナミクスを最適化したM専用カーボンのパーツを内外装の随所に採用しています。内装はカーボンが織りなす特別なディテールによって、スポーティーな印象を一層高めているのが特徴です。M専用カーボンを採用したエクステリアは以下のとおりで、スポーティーな印象と運動性能を高めています。
- ・ボンネット
- ・ルーフ
- ・リヤ・ディフューザー
- ・リヤ・スポイラー
- ・フロント・スプリッター
- ・ミラー・キャップ
BMW M2 CSは2シリーズクーペの中でも頂点のモデルとして生産されました。日本では60台の限定販売となり、完売しています。
BMW M2シリーズのモデルチェンジや新型はある?
BMW M2シリーズには生産終了してしまったモデルもあるため、今後モデルチェンジや新型に期待を寄せている方もいるでしょう。ここでは再登場の可能性があるM2 クーペとサーキット性能モデルであるM2 パフォーマンスクーペについて紹介します。
M2 クーペがモデルチェンジして再登場する可能性
現状では生産終了となってしまった人気モデル「M2 クーペ」が、2022年以降に欧州から発売される予定とされています。ただし、現状ではプロトタイプの公道テストが開始されたとされているものの、2021年12月現在、BMWからの正式な発表はまだされていません。
なお、BMWでは、4気筒や6気筒のパフォーマンスカーを拡充していくとされているため、パフォーマンスの高いMモデルでもある「M2 クーペ」が2022年以降に発売されることも期待できるでしょう。
M2 パフォーマンスクーペが2022年登場予定
本国ドイツでは新型BMWのM2シリーズであるM2 パフォーマンスクーペ(サーキット性能モデル)を2022年に発売することを発表しました。
M2 パフォーマンスクーペ(サーキット性能モデル)は後輪駆動や最新型の6気筒ガソリンエンジン、48V電気アーキテクチャを採用予定で、現行型よりもさらに優れた制動力と加速力を持った車になると予想されています。
BMW M2を欲しいと思ったら!購入するまでのポイント
たくさんの魅力があるBMW M2ですが、実際に購入したいと思った場合に参考になるポイントをご紹介します。希望のモデルや予算を決めておくというだけではなく、ほかの車種との比較や試乗など手間に感じるようなステップも確実にこなすことが、後悔しない車選びにつながるでしょう。
モデルや予算を決める
BMW M2の購入を検討し始めたタイミングで、すでに乗りたいモデルが決まっている方もいるかもしれません。もし決めかねているという方は、希望するモデルをできるだけ絞っておくのがおすすめです。
手に入れたいモデルとともに予算も決めておけば、次のステップに進みやすくなります。車は購入後に税金や保険料などさまざまな経費がかかるため、ランニングコストもしっかりと考えることが大切です。
現車を確認&試乗をする
欲しいモデルや予算が決まり、条件に合う車が見つかったら現車の確認をしましょう。インターネットやカタログでは目にしていたものの、実際に確認してみるとイメージと違っていたということがあるためです。現車の確認は内外装の傷を確かめるうえでも重要なポイントといえます。
現車を確認する際は、試乗もするのがベターです。乗り心地やエンジン、電装部品の調子などは、実際に走らせてみなければわかりにくいでしょう。購入してから「期待していた運転感覚とは違った」ということにならないよう、購入前の段階で実際に試乗をすることをおすすめします。
同グレード程度の他車種と比較する
車は高額であるケースがほとんどだからこそ、後悔しないためにも時間をかけてじっくりと検討しましょう。ひとつの方法として、購入したいBMW M2のモデルと同グレード程度の他車種を比べてみるのが効果的です。
あえて比較することで、選択肢が増えることにつながります。より冷静で多角的な視点での車選びにもつながるため、手間がかかってもメリットは十分あるといえるでしょう。
BMW M2を購入するなら中古車販売店とディーラーどっちがよい?
BMW M2を購入する際に、「中古車販売店とディーラーのどちらを利用したらよいのか」と頭を悩ませる方もいるかもしれません。実は両方を賢く利用するという方法があることをご存知でしょうか。
試乗車の手配やメーカーと直結した強みを持つのがディーラーであるのに対し、中古車販売店ではさまざまなメーカーの車を取り扱っているのが特徴です。どのように使い分けるのがよいのかご説明します。
お得なのは中古車販売店
高額なBMW M2の場合、「新車を購入するのは難しい」という方も多いでしょう。さらに上位グレードのモデルとなればなおさらですが、どのモデルでもお買い得なのは中古車です。
毎年の維持費も含め、中古車なら予算内に収められるモデルがあるかもしれません。「あこがれのモデルに乗れるなら新車でなくてもかまわない」という方は、ディーラーではなく中古車販売店で検討するのがおすすめです。
試乗はディーラーでしてもOK
車の購入は中古車販売店でと考えている方も、試乗はディーラーで行えます。ディーラーでは、取り扱っている車について詳しい説明もしてくれるでしょう。
ただし、試乗や説明はディーラーでなければ対応してもらえないというわけではありません。BMW M2に詳しいスタッフは中古車販売店にも在籍していることもあるので、問い合わせてみましょう。
ネクステージなら実車の試乗もできる!
ネクステージでは、全国のどの店舗からでもご希望の車種をお取り寄せすることが可能です。総在庫が20,000台を超えているため、車種やグレードなどにこだわって探すことができます。
また、最寄りの店舗までお取り寄せした車両を、試乗していただくこともできます。なかなか希望のグレードが見つからずにお困りの方は、ぜひネクステージをご利用ください。
PRこちらもおススメ BMWセダン
※価格は支払総額
まとめ
BMW M2にはMシリーズならではの魅力が多くあります。M専用カーボンを採用したり空気性能を最適化したりすることで、より走りを楽しめる車になったといえるでしょう。
ネクステージには豊富な在庫があるため、長く乗り続けたいと思えるお気に入りの1台をご提案します。車選びの際は、気軽にお問い合せください。最寄りの店舗でもご来店をお待ちしています。
■世界のクルマを360°画像でチェックする (universe-cars.jp)
■オシャレな輸入車カタログ|supreme_cars
