BMW 3シリーズセダンに追加されたグレードとは?歴代の変化や特徴まとめ
BMW 3シリーズセダンは、1975年にデビューしたシリーズで、高い走行性能やデザイン性を誇ります。BMWの中でも人気が高いシリーズなので、「BMW 3シリーズセダンの購入を考えている」という方も多いでしょう。
今回の記事では、BMW 3シリーズセダンの購入を検討している方に向けて、車種の特徴やラインナップを解説します。中古車相場などの情報もあわせて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
※目次※
・BMW 3シリーズセダンは1975年に初代が登場。2021年12月には「320i Exclusive」が追加されている!
・BMW 3シリーズセダンはフルモデルチェンジ・マイナーチェンジを繰り返しており、現行モデルは7代目!
・BMW 3シリーズセダンをお得に手に入れたい場合は、中古車の購入がおすすめ。ネクステージなら豊富な在庫からお気に入りの1台が選べる!
セダン好きの心をつかむBMW 3シリーズ
3シリーズは、BMWが誇るセダン基調のシリーズで、1975年に初代モデルが登場しています。圧倒的な走行性能や、優れたインテリア・エクステリアデザインなど、セダン好きの心をつかむための工夫が随所に凝らされています。
2021年には新たに320i Exclusiveが追加されており、勢いも抜群です。ここではBMW 3シリーズの概要を解説します。
BMW 3シリーズとは?
BMW3シリーズは、1975年に初代モデルが発表されたセダン基調のシリーズです。現在のBMW全車種へ受け継がれている「逆スラントノーズ」「ダブル・キドニーグリル」「ツインヘッドライト」などの特徴がすでに施されていました。
1982年・1990年には第2世代と第3世代が発表され、1990年にはセダンらしいフォルムからクーペ寄りのスタイルへと変化を遂げます。
2005年の第5世代、2012年の第6世代を経て2019年には第7世代目の最新シリーズが登場しました。新しいデザインを取り入れたセダンとツーリングの2種類のモデルがラインアップされ人気を博しています。
320i Exclusiveが追加された
初登場以降、次々と新しいセダンが追加されている3シリーズですが、2021年12月3日には320i Exclusiveが追加されています。320iから受け継いだ高い走行性能はもちろん、上質なインテリア・エクステリアデザインが特徴です。
特にインテリアは、ヴァーネスカ・レザー・シートが標準装備になっており、スピーカー・システムやライトも改善されています。上質な室内空間で知られるBMWですが、よりプレミアム感のある室内空間に仕上がっています。
現行BMW 3シリーズセダンの種類
BMW 3シリーズのセダンには多くのグレードがあり、いまいち整理しきれていない方もいるでしょう。特に新車価格やスペックが気になっている人は多いのではないでしょうか。
ここではBMW 3シリーズセダンの現行グレードと、そのスペックを解説します(新車価格やスペックは2021年12月時点の情報です)。
現行グレードの一覧
BMW 3シリーズの現行グレードと、その新車価格は以下の通りです。
グレード |
新車価格 |
318i |
495万円 |
318i M Sport |
566万円 |
320i |
545万円 |
320i M Sport |
607万円 |
320d xDrive Edition Joy+ |
580万円 |
320d xDrive |
605万円 |
320d xDrive M Sport Edition Joy+ |
632万円 |
320d xDrive M Sport |
657万円 |
330i M Sport |
655万円 |
330e M Sport Edition Joy+ |
625万円 |
330e M Sport |
681万円 |
M340i xDrive |
999万円 |
BMW 3シリーズセダンのスペック
BMW 3シリーズセダン(318i)の基本スペックは以下の通りです。
全長×全幅×全高(mm) |
4,715×1,825×1,440 |
ホイールベース(mm) |
2,850 |
トランク・ルーム容量(リットル) |
480 |
定員(名) |
5 |
エンジン |
直列4気筒DOHCガソリン |
総排気量(cc) |
1,998 |
最高出力(kW 〔ps〕 / rpm (EEC)) |
115〔156〕/4,500 |
最大トルク(Nm 〔kgm〕 / rpm (EEC)) |
250〔25.5〕/1,350-4,000 |
駆動方式 |
後輪駆動 |
トランスミッション |
電子油圧制御式8速AT |
燃費(JC08モード)(国土交通省審査値)(km/ℓ) |
16.2 |
現行BMW 3シリーズセダンはどう変わったの?
BMW3シリーズは性能面だけにとどまらず、ボディのデザインも一新されました。加えて車体のサイズの大型化や、BMWの象徴ともいえるフェイスデザインの変化など、外せないチェックポイントも数多く詰まっています。BMWが誇るエンジンのパワーアップやより充実した安全装備、AI機能などもあわせて見ていきましょう。
車体の大型化
第6世代のF30が全長4,645mm x 全幅1,800mm x 全高1,440mmであったことに対し、新型のG20は全長4,715mm x 全幅1,825mm x 全高1,440mmです。全幅が25mm、全長が70mmも長くなり全体的に大型化しています。
ボリュームのあるボディはこれまで以上の存在感を放つものの、ホイールベースが40mm長くなっていることでスマートな印象をキープしました。これまでの3シリーズが持っていたコンパクトセダンのイメージとは反対に、まるで4シリーズや5シリーズを思わせるようなミドルクラスのボディです。
フェイスデザインを一新
フェイスデザインの変化のうち、目を引きやすい点がキドニーグリルです。先代のキドニーグリルは2つに離れたデザインでしたが、新型ではひとつのフレームに収まっています。キドニーグリル自体の立体感や横方向への伸びもプラスされました。
また、ヘッドライトはシャープな印象を増し、精悍な顔立ちを演出しています。ゆったりとワイドに仕上げられたバンパーのおかげで、どっしりと安定感のあるフェイスデザインに変化しました。
AI機能搭載
新型のBMW3シリーズのセダンとツーリングには、新開発の「BMW インテリジェント・パーソナル・アシスタント」が搭載されています。ドライバーの声を認識し、ナビや空調などハンズフリーでの操作が可能です。
マニュアルやオーナーハンドブックを記憶した上で学習を重ね、ドライバーの好みや愛車の状況を知り尽くしたカーエキスパートとして活躍してくれます。まるで人と会話をしているような、自然なコミュニケーションが可能なAI機能です。
安全装備の充実
新型のBMW3シリーズでは、安全装置がより充実したことも見逃せないポイントです。3眼カメラを搭載することによって死角を減らし、危険を早期に検知します。万が一の際でも衝突回避・被害軽減ブレーキが運転をアシストするので、ドライバーだけでなく歩行者の安全性も高くなりました。
また、車線からのはみ出しの兆候を察知するダイナミック・スタビリティ・コントロールや、夜間の走行で600m先まで照らしてくれるレーザー・ライトなども装備されています。
エンジンパワーの増大
直列4気筒DOHCガソリンエンジンや直列6気筒DOHCガソリンエンジンなどを搭載し、エンジンパワーが増大したことも新型のBMW3シリーズの特徴です。多くのユーザーが見込まれる「320i」は最大出力135kW・最大トルク300N・mあり、「330i」では最大出力190kW・最大トルク400N・mものパワフルさを備えています。
ディーゼルエンジンを搭載した「320d xDrive」も最大出力140kW・最大トルク400N・mの大きなパワーを持っており、従来のディーゼル車と比べてより力強い走りを実現しました。
BMW 3シリーズセダンの外観の特徴
BMW 3シリーズセダンは低重心かつシャープなことが特徴です。またカラーの充実しており自分の好みのカラーが見つかることでしょう。ここではBMW 3シリーズの外観の特徴を紹介したりカラーについて紹介したりします。
低重心かつシャープな印象に
BMW 3シリーズは全長4,625mm・全幅1,800mm・全高1,440mmから全長4,715mm・全幅1,825mm・全高1,440mmにモデルチェンジしました。そのためモデルチェンジ後のBMW 3シリーズの外観はシャープとは程遠いのではないかと考える方もいるでしょう。
しかし、BMW 3シリーズセダンはモデルチェンジをした後、全体的にボディサイズが大きくなりましたがシャープな印象になっています。これはバンパーの彫りが深くなったことやリアランプが細くなったことが要因です。また低重心なことも相まって質感の高い車に仕上がっています。
豊富なカラーバリエーション
豊富なカラーバリエーションも、BMW 3シリーズセダンの魅力です。選択できるカラーは、以下の11種類です。
- アルピン・ホワイト
- ミネラル・ホワイト
- ブラック
- グレイシャー・シルバー
- プラチナ・シルバー
- ミネラル・グレー
- ブラック・サファイア
- メルボルン・レッド
- メディテラニアン・ブルー
- エストリル・ブルー
- サンセット・オレンジ
特に人気が高いのは、アルピン・ホワイトなどの白系・シルバー系・ブラック系のカラーです。
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BMW 3シリーズセダンの変化を見てみよう!
BMW 3シリーズセダンの初代は、1975年に登場しています。この記事を読んでいる人の中には、「BMW 3シリーズのモデルチェンジなどの歴史が気になっている」という方も多いでしょう。
こちらの項目では、BMW 3シリーズセダンの歴史や、現行モデルとの乗り心地の違いなどを解説します。
BMW 3シリーズセダンの歴史
BMW 3シリーズセダンの歴史をまとめると、以下の表のようになります。
1975年 |
初代BMW 3シリーズセダン発表 |
1980年 |
マイナーチェンジ。「318i」「318iA」が輸入開始 |
1982年 |
2代目BMW 3シリーズセダン発表 |
1983年 |
2代目の正規輸入が開始 |
1988年 |
マイナーチェンジ。「318i」のエンジン換装 |
1990年 |
3代目BMW 3シリーズセダン発表 |
1996年 |
マイナーチェンジ |
1998年 |
4代目BMW 3シリーズセダン発表 |
2005年 |
5代目BMW 3シリーズセダン発表 |
2012年 |
6代目BMW 3シリーズセダン発表 |
2015年 |
マイナーチェンジ |
2019年 |
7代目BMW 3シリーズセダン発表 |
表からもわかるように、現行モデルは7代目にあたります。
現行モデルとの乗り心地の違い
長時間乗車していても疲れにくいシートや、高速道路の走行でも快適な安定感は先代モデルからも引き継がれています。新型のBMW3シリーズではさらに、充実の乗り心地を称賛する声も多数あります。
「道路の状況に合わせてアシスト機能を利用でき、長時間のドライブでも負担を感じずに運転を楽しめる」「車でありながらバイクで走っているときのように路面の状態を如実に感じられる」など、車好きオーナーの目線から見ても高い評価が多くあります。
共通している点は「これからも乗り続けることが楽しみ」という、今後のカーライフの充実を想像させる期待感です。
BMW 3シリーズセダンのおすすめモデル
新型のBMW3シリーズには、モデルごとにおすすめのシーンがあります。スペックや備わっている機能を知っておけば、自分のライフスタイルによりぴったりのモデルを選びやすくなるでしょう。「日常使いをしたい」「走りを楽しみたい」など、4つのシチュエーションにわけて特徴をご紹介します。利用シーンを想像しながらチェックしてみましょう。
自家用車として選ぶならBMW330i
ラインアップの中で、「330i」はスタンダードなモデルとされています。全長4,715mm x全幅1,825mm x 全高1,430mmで、5人乗り仕様になっています。トランクルームの容量は480Lと、日常の買い物などには十分といえるスペースです。
走行性の面では直列4気筒DOHCガソリンエンジンを搭載し、最高出力140kW・最大トルク400N・mというパワーを持っています。「BMW インテリジェント・パーソナル・アシスタント」も搭載されているので、毎日の通勤やショッピングを重ねるうちに快適さを増していくでしょう。
燃料消費率も向上しており、13.2km/Lが目安です。市街地モードでは9.4 km/Lになります。
スポーツ走行を楽しむならBMW320d
BMWならではのスポーツ走行を楽しみたい方には、「320d」モデルがぴったりです。車体のサイズは全長4,715mm x 全幅1,825mm x 全高1,450mmで、エンジンには直列4気筒DOHCディーゼルエンジンを採用しています。最高出力140kW・最大トルク400N・mのパワーを持ちながら、燃料消費率は15.3km/Lという数値を実現しました。
また、低回転域でも高い加速性を発揮するディーゼルエンジンの特性を引き出すため、「320d」では駆動方式に4WDを採用しています。路面の状況や走行速度、運転操作に合わせてトルク配分を電子制御するので、高速での走行時にも優れた操作性と快適性の維持が可能です。
PHEVモデルのBMW330e
燃費を重視して選ぶなら、PHEV(プラグインハイブリッド)モデルの「330e」がおすすめです。直列4気筒DOHCガソリンエンジンと電気モーター、ハイ・ボルテージ・リチウムイオンバッテリーを搭載し、ハイブリッド車ながら最高出力135kW・最大トルク300N・mのパワーを備えています。
ガソリンエンジン使用時の燃料消費率は13.1km/Lですが、充電電力のみを使用したゼロ・エミッション走行時には52.4km/Lを誇ることが大きな特徴です。ボディサイズは全長4,715mm x 全幅1,825mm x 全高1,450mmの5人乗り仕様ですが、トランクルーム容量はほかのモデルと比べてややコンパクトな375Lになっています。
ハイパフォーマンスモデルのBMW M340i xDrive
BMWのエンジンメーカーとしてのハイパフォーマンスな走りを求める方には、新型のBMW3シリーズのフラッグシップモデルとなる「M340i」がおすすめです。
「シルキーシックス」の流れを受け継ぐ直列6気筒DOHCガソリンエンジンが、最高出力285kW・最大トルク500N・mのパワーと滑らかな吹き上がりをもたらします。BMWが追求する理想の走りを体感できるでしょう。
車体のサイズは全長4,715mm x 全幅1,825mm x 全高1,445mm、トランクルームは480Lです。乗車定員も5人で、エンジン以外のスペックは他モデルとほとんど変わりません。燃料消費率は11.7km/Lですが、高速道路モードでは14.4km/Lとなります。
BMW 3シリーズセダンの中古車相場の目安
「BMW 3シリーズセダンが欲しいけど、どうしても手が届かない」という方も多いでしょう。一番安いモデルでも495万円となっており、国産車と比べると購入のハードルがやや高いといえます。
BMW 3シリーズセダンをお得に手に入れたい場合は、中古車の購入がおすすめです。こちらの項目では、BMW 3シリーズセダンの中古車相場の目安を解説します。
ガソリン車の場合
ネクステージでは、3シリーズセダン(ガソリン車)の中古車を99万9,000円〜668万9,000円で取り揃えています(2021年12月時点)。カラーとしては、人気色であるホワイト系・シルバー系・ブラック系の取り扱いが多くあります。グレードは、320iが比較的多めです。
(参考: 『3シリーズセダン(BMW)の中古車一覧』)
ハイブリッド車の場合
ネクステージでは、3シリーズセダン(ハイブリッド車)の中古車を178万8,000円〜249万9,000円で取り揃えています(2021年12月時点)。ガソリン車に比べて在庫が少なく、現在取り扱っているのは以下の3点です。
グレード |
カラー |
アクティブハイブリッド3 M Sport |
ホワイト系 |
330e |
ブルー系 |
330e M Sport |
ホワイト系 |
(参考: 『3シリーズセダン(BMW)の中古車一覧』)
BMW 3シリーズセダンを探すならネクステージへ!
ここまでBMW 3シリーズセダンの中古車相場を見ていきました。相場からも分かるように、中古車は新車に比べて数百万円安く購入できます。購入価格を抑えたい場合は、中古車を選ぶとよいでしょう。
中古車を購入する際に重要になってくるのは、販売業者の選び方です。中古車を購入する場合は、なるべく信頼できる大手業者から購入しましょう。こちらの項目では、ネクステージの取り組みを紹介します。
正規輸入車専門店がある
中古車販売のネクステージは、全国に店舗を展開しており、豊富な在庫から中古車を探せます。さまざまな年式・グレードの車を揃えているため、多くの車種からお気に入りの1台が選べます。修復歴車のような、トラブルの多い車両は一切取り扱っていないため、初めての方でも安心です。
またネクステージは、正規輸入車専門店も展開しており、魅力ある輸入車ライフを提供しています。ぜひお気軽にご利用ください。
輸入車購入時にも保証サービスがある
ネクステージは、お客様のカーライフに寄り添うサービスを目指しています。車を販売してそれで終わりにするのではなく、アフターサポートにも万全を期しており、国産車・輸入車問わず保証サービスを提供しています。
ネクステージで販売する中古車には無料保証が付帯しており、万が一のトラブルがあっても安心です。より密度の高いサービスをお求めのお客様には、有料保証「サービスサポート」も提供していますので、ぜひご検討ください。
まとめ
BMW 3シリーズセダンは、高い走行性能や洗練されたデザインなど、魅力的な要素を多く備えています。グレードも多種多様なので、ライフスタイルに合わせて最適な1台を選びましょう。
BMW 3シリーズセダンをお得に手に入れたい場合は、中古車の購入がおすすめです。ネクステージは豊富な在庫量を誇り、アフターサポートも充実しています。BMW 3シリーズの購入を検討している方は、ぜひネクステージへご相談ください。
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