日本でBMWの評判が高い理由とは？購入のポイントや人気車種も紹介
ベンツ・アウディとともにドイツ車御三家と呼ばれるBMWは、日本でも人気の自動車メーカーです。BMW車の評判がよいのは知っているけれど、その理由が気になるという方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、BMWが高い人気を誇る理由についてご紹介します。購入のポイントや人気の車種についても解説しますので、BMW車が自分に合っているかを判断できます。購入を決めるうえで参考にしてください。
※目次※
・BMWが日本で人気の理由は、高いハンドリングの性能や乗り心地、故障の少なさにある！
・BMWは幅広い層に受け入れられる充実したラインナップを展開
・BMWを買うなら、車種が豊富にそろっている中古車がおすすめ！販売店選びは実績や保証の充実度などで選ぼう
日本でBMWの評判が高い理由
BMWの評判がよい理由として、機能性や乗り心地が挙げられます。機能性や品質は国産車の評価が高いですが、BMWも負けていません。ここからは、ユーザーをとりこにするBMWの機能性や乗り心地について詳しく解説します。
ハンドリングのよさが高く評価されている
ユーザーからの評価が高いのが、ハンドリングです。車の前後の重量配分をできる限り50:50に近づけていることが、ハンドリングのよさにつながっています。理想的な重量配分にするために、最新の素材をボディに配合するなど工夫を施しています。
BMWのハンドリングは切れがよく、スポーティさを感じます。他社の車とくらべて路面からの感触をダイレクトに得られるところも、ファンを魅了する理由のひとつです。
乗り心地のよさが日本人にマッチしている
乗り心地のよさも高評価につながっています。輸入車は、国産車にくらべるとシートが大型です。人によっては体がシートに沈み込みすぎるなど、乗り心地の悪さを指摘する声も聞こえます。
しかしBMWは、他の輸入車にくらべてやや硬めのシートです。体が沈み込みすぎるという欠点を防ぎます。硬めのシートおかげで、長距離運転でも疲れず乗り心地がよいという感想をもつ方も多くいます。
走り込みに適した車が心を掴んでいる
BMWの魅力を語る際に、走りのよさは外せません。こだわりのひとつがエンジンです。6気筒エンジンは、その滑らかさから「シルキーシックス」という別名をもっています。また4気筒エンジンも、高回転であっても滑らかに回る性能です。ガソリンエンジンだけでなく、ディーゼルエンジンも走行性が高められています。
また長距離走行や高速走行に耐えられるように、サスペンションなどの足回りをすべてのモデルで強化しています。走り込みに向いている車の実現に、役立っているといえるでしょう。
故障しにくいことも人気を後押ししている
輸入車の中で、BMWは故障が少ないといわれています。輸入車を購入する上で不安なのが、故障の頻度や修理代の高さです。
仮に故障したとしても、BMWは修理費が比較的安く済みます。国内でメジャーな輸入車なので販売網が行き渡っているからです。また「社外部品」を修理に使用すれば、大幅に安く済ませられる可能性もあります。
BMWを買うならイマイチな評判もおさえておこう
ここまでは、BMWの長所を見てきました。一方で、マイナスの評判もあります。購入前に評判がよくない点も確認して、買ったあとに後悔しないようにしておきましょう。ここからは、実際のBMWユーザーから聞こえてくるイマイチな評判を、ひとつひとつ見ていきます。
インテリアに不満を持つ声も
マイナス評価として多いのが、インテリア関連です。BMWは、他の輸入車と比べて内装がシンプルな造りです。かなりハイグレードな車種であっても、ユーザーによっては物足りなさを感じてしまうこともあるでしょう。
助手席側にあるダッシュボードの物入れが小さいことや、エアコンの操作が分かりづらいと不満に感じる方もいます。
しかし、こうしたマイナス評価があるにもかかわらず、「それでもBMWがよい」というユーザーの意見も少なくありません。BMWの魅力は走行性なので内装にはコストをかけなくてもよい、逆にインテリアがシンプルで洗練されている、と感じている方も多く見られます。
ポジショニングを整えるのに苦戦する方も
シートポジションを合わせるのが難しいという意見もあります。座席サイズが日本人に比べて大柄なドイツ人向けに設計してあるからです。
特に小柄な女性は、ポジショニングに苦労する様子がうかがえます。シートの背もたれまで深く腰掛けると膝の裏がシートに乗ってしまう、しかし膝を曲げられるポジションで座ると今度は腰が背もたれに届かない、というのは輸入車ならではの悩みといえるでしょう。
座席のサイズについては、クッションを当てることで問題を解消しているユーザーもいます。自分なりに工夫することで、乗り心地は改善できるといえるでしょう。
ステアリングの太さで合う合わないが分かれる
ステアリングが太すぎる、というのもよく聞く声です。これも輸入車ならではの悩みでしょう。ドイツ人の大きな手を基準につくられているので、太い鉄棒につかまっているように感じる方もいるようです。
ただし、逆に安定感があるという肯定的な意見もあります。ステアリングに違和感を持つかは、試乗して確認するのがおすすめです。ユーザーからは「気になるのは最初の2週間程度だけで、すぐに慣れるので問題ない」という感想も寄せられています。
BMWの評判を参考にして自分に合う1台を購入しよう
BMWはさまざまな車種を発売しています。実際に乗っているユーザーの評判を参考に、自分にぴったりのモデルを見つけましょう。購入にあたっては、優先順位を考えることが重要です。「ここだけは譲れない」「これには目をつぶれる」と整理しておきましょう。
また評判や口コミは、あくまでユーザーの主観的なものです。実際に乗ってみたら、酷評されていたほどではないと感じることもあるでしょう。評判をもとに候補の車種をいくつか見つけたら、試しに運転してみることも大切です。
BMWのおすすめ車種4選
BMWは幅広いラインアップを提供しているので、スポーティに乗りたい方からファミリー層まで豊富な車種から選べます。自分が希望する車の使い方と照らしあわせて、ぴったりの1台を見つけましょう。ここからは、おすすめの車種とその特徴についてご紹介します。
3シリーズ
3シリーズは、BMWの代名詞であるセダンを中心に、ステーションワゴンやハッチバックタイプなど幅広いモデルを展開しています。車のサイズは大きすぎず小さすぎず使い勝手がよく、オールラウンダーといえるでしょう。
バランスのよい3シリーズは、高級なファミリーカーを求めている方にぴったりです。BMWらしい走行性能の高さも実感できるので、BMWに初めて乗るという方にも入門車種としておすすめできます。
2シリーズ
2シリーズを代表する車といえば、グランツアラーとアクティブツアラーです。ミニバンでかつFFという、BMWとしては初めての試みです。また、クーペやカブリオレも展開しています。
2シリーズのツアラーは「室内ゆったり」「家族も安心」という、ファミリーカーとして売り出しました。子どもがいる家族や、何人かで乗り合わせて遊びに行くことが多いという方には最適です。
5シリーズ
スポーツセダンの代名詞ともいえるのが、5シリーズです。またステーションワゴンタイプも展開しており、幅広いニーズにこたえられる車種といえるでしょう。
3シリーズとの違いは、車体がより大きくなり、高級感にあふれている点です。新車価格は、最も安い523iで660万円以上と高額になりますが、加速やハンドリングなどの性能はBMWの中でもトップクラスを誇ります。本格的な走りを楽しみたい方に向いているシリーズです。
X1
Xシリーズは、SUVタイプです。数字はベースとなっているナンバリングシリーズを表します。X1は、FFを採用し居住性も高めました。日常の街乗りから遠距離への高速走行など、幅広く対応できます。X1では、ガソリン車とディーゼル車、双方のタイプから選ぶことが可能です。
1シリーズをベースにしているため、全長は4.5m程度と輸入車のSUVとしては小さめです。小回りがきく機能性の高さも売りといえるでしょう。BMWのSUVに乗りたい方のエントリーモデルとしても魅力的です。
BMWの中古車を購入する際のポイント
BMWの新車は高額なため、中古で買うことを検討している方も多いでしょう。人気のあるBMWは、中古車市場にも豊富に出回っています。現在は新車販売されていないモデルもありますが、中古車であれば多くの選択肢から選ぶことが可能です。BMWにお得に乗るために、失敗しない中古車選びのポイントについて詳しく見ていきましょう。
保証があるかどうか
中古車を購入する際、保証があるかどうかは大切なポイントです。BMWも例外ではありません。販売店によって対応が大きく異なるため、注意が必要です。
保証をチェックするポイントは、どういう故障のときに適用されるのか、どれぐらいの期間の保証なのか、適用の条件は何なのか、などです。年式の古い車や走行距離が多い車はトラブルが起きる可能性が高く、販売店側は保証をつけたがらないこともあるので、購入前にしっかり確認しましょう。
また、エンジンやブレーキなどには保証がつくものの、消耗品には保証がつかないケースもあります。保証が適用される車のパーツも、細かくチェックすることが大切です。
走行距離
走行距離も重要なポイントです。一般的に5万kmを超えると、故障リスクが高いといわれています。しかし、現在の車は5万kmを超えたからといって、必ずしも不具合が出るわけではありません。走行距離が短いほど、価格は高くなりがちです。予算とも相談して、車の状態をしっかり確認しながら納得のいく走行距離の車を選びましょう。
また、走行距離が短いほど状態はよい傾向ですが、短ければ何でもよいとは限りません。年式が古いにもかかわらず走行距離があまりに短い場合は、逆に不具合が出る場合もあるので注意が必要です。
年式
年式は新しいほうが人気はあります。中古車は、5年以上前の車かどうかで価格が大きく変わるといわれています。5年経過している車はすぐに故障するというものではありませんが、ひとつの目安として覚えておくとよいでしょう。
ただし、中古車を選ぶメリットのひとつは、今は販売されていない稀少価値のある車を買えるということです。年式については、過剰に神経質になる必要はないでしょう。
修理歴
修理歴について最初に確認したいことは、修理の内容です。修理した部分と規模は、重要な判断材料になります。車体の骨格部分を修正・交換した車は修復歴車と呼ばれ、表示が義務付けられています。修復歴のある車は故障しやすいといわれているので、購入しないほうが無難です。
また大規模な修理をした場合は、損傷が目に見えない車の内部に残っていることも考えられます。ひっかき傷の修理程度なら、修理の影響はないかもしれません。修理の規模に関わらず、修理歴があると価格はかなり抑えられる傾向です。修理歴のある車を買うのなら、予算と修理内容を天秤にかけ、検討するとよいでしょう。
まとめ
BMWは走りやハンドリングのよさで、高い人気を誇っています。ドイツ車のため日本人の体に合わないと感じる方もいますが、クッションの利用や慣れによって違和感は軽減できるでしょう。
BMW の購入をお考えなら、輸入車の販売実績が数多くあるネクステージにお任せください。豊富な知識と経験をもつスタッフが、さまざまなBMW車の中からぴったりの1台をお探しします。
また輸入車の保証も充実しています。保証期間は最長で３年間、320の項目についてカバーしているので、安心してご購入いただけます。BMWの中古車を探すなら、ネクステージにぜひお問い合わせください。
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