BMWの3シリーズがモデルチェンジ?新型もよいが旧モデルを購入するチャンスは今!
BMWは、シリーズごとにそれぞれ異なる魅力をもっています。セダンが人気の3シリーズはすでに7世代目が世に出ており、各世代でファンを魅了してきました。モデルが変わるとデザインや装備が変わります。新型モデルの特徴を、詳しく知りたい方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、3シリーズセダンの新型モデルがもつ魅力についてご紹介します。安全性能を含めた便利な機能が、さらに充実したのが分かるでしょう。旧モデルの特徴や中古車情報もまとめましたので、新旧比較して3シリーズセダンをお得に購入しましょう。
※目次※
6.BMWの中古車を購入するなら保証とメンテナンスもチェック!
・3シリーズセダンの新型モデルは3眼カメラの安全性能やAI搭載の機能が魅力
・Mパフォーマンス・モデルのM340i xDriveは、パワフルなエンジンが特徴
・旧モデルの中古車なら、お得に購入できる。新品同様の未使用車が見つかることも!
セダン好きに人気のBMWの3シリーズから新型登場!
BMWの3シリーズは、セダンのほかにツーリングやグランツーリスモが出ています。しかし3シリーズではセダンが特に人気があり、3シリーズを代表するモデルです。新型モデルのデザインや車体サイズ、燃費などをそれぞれご紹介します。旧モデルと比較することで、より詳しく違いが分かるでしょう。
BMW3シリーズ新型のデザイン
BMWは、新型を開発する際に「新世代」のデザインを取り入れました。たとえば、BMWの外観で定番ともいえるキドニーグリルにも変更が加わっています。旧モデルでは2つのフレームが並んでいましたが、新型モデルはひとつのフレーム内に納められています。ワイド感やスポーティさがより増した設計です。
車内には12.3インチのインスツルメント・ディスプレイと10.25インチの高解像度ワイド・コントロール・ディスプレイを搭載しています。最先端の技術を用いて、より快適に運転できるようになりました。
BMW3シリーズ新型の車体サイズ
新型モデルの車体サイズは、320i Mスポーツが4,715×1,825×1,430mm(全長×全幅×全高)です。旧モデルのサイズが4,645×1,800×1,430mm(全長×全幅×全高)なので、高さは同じですが、長さと幅がやや長くなりました。
ホイールベースも、旧モデルの2,810mmから新型モデルの2,850mmへと大きくなっています。一方、車両重量は「新型モデルが1,540kg」で「旧モデルは1,580kg」です。
全体的に車体サイズは大きくなっていますが、重量は軽くなりました。最小回転半径も旧モデルの5.4mから新型モデルの5.3mに短くなっているので、より小回りが利くよう進化しています。
BMW3シリーズ新型のエンジン
320i・330i・330eで採用しているのは直列4気筒DOHCガソリンエンジンです。320d xDriveでは、直列4気筒DOHCディーゼルエンジンを採用しています。3シリーズにはM340i xDriveというグレードもあり、搭載しているのは直列6気筒DOHCガソリンです。
M340i xDriveは、最高出力が285kW(387馬力)/5,800rpmに達します。最大トルクは500N・m(51.0kgm)/1,800rpm~5,000rpmです。エンジンが生み出したエネルギーを8速Mスポーツ・オートマチック・トランスミッションが効率的にエネルギーをタイヤに伝えます。
BMW3シリーズ新型の燃費
新型モデルの燃費(JC08モード)は、それぞれ以下のようにグレードによって差があります。
- ・320i:15.6km/L
- ・330i:15.7km/L
- ・M340i xDrive:12.4 km/L
- ・320d xDrive:18.9 km/L
- ・330e:15.4 km/L
新型モデルに搭載しているトランスミッションは、8速オートマチック・トランスミッションや8速スポーツ・オートマチック・トランスミッションです。それぞれクロス・レシオのギヤ比を採用することで、加速の際のエネルギー消費を抑えました。
BMWは環境に配慮した車の開発にも力を入れており、新型3シリーズは、すべて環境性能割の対象です。また320d xDriveでは、ガソリンエンジンよりCO2排出量の少ないクリーン・ディーゼルを搭載し、クリーンかつ低燃費を実現しました。
330eはプラグ・イン・ハイブリッドを採用しています。満充電でEV走行できる距離は、57.2kmです。買い物など日常的な利用であれば、ガソリンを使用せずに済むユーザーも多いでしょう。
より未来型に進化したBMW3シリーズの新型
3シリーズの新型モデルには、さまざまな便利機能を搭載しています。長時間ドライブで活躍する機能や、安心度がアップする安全性能です。ほかにもAIでドライバーの望みをかなえたり、iPhone機能が使えたりします。
細かな点までこだわったBMWの新機能を知ると、新型モデルにより魅力を感じるでしょう。それぞれの機能の詳細を解説します。
長時間ドライブの強い見方「ハンズ・オフ・アシスト」
ハンズ・オフ・アシストは、高速道路でドライバーの負担を軽減するために開発された機能です。渋滞が発生した際に機能をオンにすると、前を走る車に追従して車が自動で走ります。
システムが自動でハンドル操作を行うため、ドライバーがすぐにハンドル操作に戻れる状況であればハンドルから手を放しても問題ありません。アクセルとブレーキの操作もシステムが行うので、渋滞時に頻繁にアクセルやブレーキを踏み変える必要もないでしょう。
安全性能をアップさせた3眼カメラ
ハンズ・オフ・アシストでも使用している3眼カメラは、安全性能の向上にも役立っています。3眼カメラとは、車両周辺監視用・中距離検知用・長距離検知用の3機のカメラです。3眼カメラを通じた、ステアリング&レーン・コントロール・アシストやレーン・チェンジ・ウォーニングの機能によって、レーン逸脱による事故が回避できます。
より広い範囲の危険を察知できるようになったのも、3眼カメラのメリットです。以前は死角であった場所もチェックでき、自転車や歩行者が飛び出してきた際にも対応できる確率が上がりました。
言葉を認知して望みを叶えてくれるAI搭載
便利なAI搭載機能は、インテリジェント・パーソナル・アシスト機能とケアリング・カー・プログラムです。インテリジェント・パーソナル・アシスト機能とは音声アシスタントで、カーナビやエアコンなどの調整のほか、雑談などにも対応してくれます。ハンドルから手を離さずに操作できるので、安全運転にもつながるでしょう。
ケアリング・カー・プログラムは、疲れやストレスを車内で軽減できる機能です。自分がいやしを必要としていることをAIに話しかけると、AIが自動で車内をリラックスできる空間に変えてくれます。
アップルユーザーにうれしい同期プログラム
アップルユーザーにぜひ試してもらいたい機能が、車とiPhoneを同期できるApple CarPlay®です。ドライブ中でも家族や友人との通話ができるだけではなく、iMessageやチャットアプリを使えます。
iPhoneにインストールしてあるアプリで、ラジオや音楽を聞くのもおすすめです。自分好みにカスタマイズしたiPhoneを同期できるので、車内がより快適になるでしょう。ハンドルに付いているスピーチ・コントロール・ボタンを押しながら話せば、iPhoneのSiriを使えます。運転しながら自由自在にApple CarPlay®を使いこなしましょう。
個性的なBMW3シリーズの新ラインアップ
同じ3シリーズのセダンでも、320i Standardや320d xDriveなどのグレードによって特徴は異なります。異なるグレードでは搭載しているエンジンや駆動方式などが違うため、運転しているときの感覚に違いが生じることもあるでしょう。
維持費を重視する方であれば、注目したいのはグレードごとの燃費性能です。新型モデルの各グレードの特徴をスペック表とともに解説します。
NEW BMW 320i Standard
3シリーズセダンのガソリン車です。320iには、スタンダード以外にSEやMスポーツというモデルもあります。SEにはないマルチファンクション・スポーツ・レザー・ステアリング・ホイールが標準搭載なので、よりスポーティな走りを楽しめるでしょう。
同じくSEには付いていないアダプティブLEDヘッドライトは、コーナリングでのライト調整をサポートする装備です。フロントのランプをオプションで衝撃に強いLEDフォグ・ランプに変えるのもよいでしょう。下記は新型320i スタンダードのスペック表です。
車体サイズ(全長×全幅×全高) |
4,715×1,825×1,440mm |
エンジン |
直列4気筒DOHCガソリンエンジン(B48B20A) |
駆動方式 |
後輪駆動 |
トランスミッション |
8速オートマチック・トランスミッション |
燃費(JC08モード) |
15.6km/L |
最高出力 |
135kW(184馬力)/5,000rpm |
最大トルク |
300N・m(30.6kgm)/1,350rpm~4,000rpm |
排気量 |
1,998cc |
新車価格 |
533万円 |
NEW BMW 320d xDrive
スタンダードとMスポーツの2種のモデルが出ています。どちらも4輪駆動のディーゼル車です。4輪駆動のため、雪道など道路状況が悪い中でも安定した走りを見せてくれます。
シーケンシャル・ツイン・可変ジオメトリー・ターボチャージャーが付いているので、ディーゼル車であっても加速力を心配する必要はありません。320d xDrive スタンダードのスペックは以下のとおりです。
車体サイズ(全長×全幅×全高) |
4,715×1,825×1,450mm |
エンジン |
直列4気筒DOHCディーゼルエンジン(B47D20B) |
駆動方式 |
4輪駆動 |
トランスミッション |
8速オートマチック・トランスミッション |
燃費(JC08モード) |
18.9km/L |
最高出力 |
140kW(190馬力)/4,000rpm |
最大トルク |
400N・m(40.8kgm)/1,750rpm~2,500rpm |
排気量 |
1,995cc |
新車価格 |
589万円 |
NEW BMW M340i xDrive
新型モデルで、唯一直列6気筒DOHCガソリンエンジンを搭載しているのが、M340i xDriveです。3シリーズセダンの中で、最も高性能を誇りますな。4輪駆動の車で排気量が2,997ccと、力強い走りを楽しめるでしょう。
サーキットも走れるスペックをもち、ハイ・パフォーマンス冷却システムを含むM テクノロジー・パッケージを標準装備しています。街中を走る際にも、圧倒的な走りを味わえるでしょう。下記が新型M340i xDriveのスペック表です。
車体サイズ(全長×全幅×全高) |
4,720×1,825×1,445mm |
エンジン |
直列6気筒DOHCガソリンエンジン(B58B30B) |
駆動方式 |
4輪駆動 |
トランスミッション |
8速スポーツ・オートマチック・トランスミッション |
燃費(JC08モード) |
12.4km/L |
最高出力 |
285 kW(387馬力)/5,800rpm |
最大トルク |
500N・m(51.0kgm)/1,800rpm~5,000rpm |
排気量 |
2,997cc |
新車価格 |
980万円 |
NEW BMW 330e M Sport
330e Mスポーツは、プラグイン・ハイブリッド・システムを採用しているハイブリッド車のMスポーツモデルです。ガソリンだけではなく電気でも走れるので、燃費を大幅に抑えられます。
注目は、標準装備のM スポーツ・ブレーキやオプションのアダプティブMサスペンションです。Mスポーツ特有のスポーティな走りを可能にしています。新型330e Mスポーツのスペックは下記のとおりです。
車体サイズ(全長×全幅×全高) |
4,715×1,825×1,450mm |
エンジン |
直列4気筒DOHCガソリンエンジン(B48B20B) |
駆動方式 |
後輪駆動 |
トランスミッション |
8速スポーツ・オートマチック・トランスミッション |
燃費(JC08モード) |
15.4km/L |
最高出力 |
135 kW(184馬力)/5,000rpm |
最大トルク |
300N・m(30.6kgm)/1,350rpm~4,000rpm |
排気量 |
1,998cc |
新車価格 |
667万円 |
3シリーズの旧モデルならモデルチェンジ後の今がお得!
ここまで3シリーズセダンの新型モデルの特徴を見てきましたが、旧モデルも十分魅力的です。新型モデルは価格がなかなか下がりませんが、旧モデルならお得に買える方法があります。
「安くても500万円~600万円はする新型モデルには手が出せない」と感じる方も少なくないでしょう。価格が原因で3シリーズセダンの購入をためらっているなら、モデルチェンジ後の中古車がおすすめです。旧モデルを中古車で買うのがおすすめである理由をご紹介します。
新型がでると旧モデルの在庫が充実する
新型モデルの発売が開始すると、これまで新型であった1世代前のモデルは中古車市場での相場が下がります。また、これまでのモデルに乗っていた方の中には新型モデルに買い替える人も多いため、中古車市場で旧モデル車は充実します。
以前の所有者によって車の年式や走行距離・搭載しているオプションが違うため、幅広い選択肢の中から車を選べるでしょう。人気が下がった旧モデルは値段も比較的安いため、手に入りやすくなります。
新品同様のBMWが入手できる
モデルチェンジ直後に旧型モデルを買うのがおすすめなのは、展示品や試乗車として使っていた車をディーラーが売却することがあるからです。
展示品や試乗車はすでに新車登録してあるため、新車としては売れません。中古車とはいえ未使用車のため、車自体は新品同様の状態です。未使用車なら外観に傷やへこみがないことに加え、エンジンなどもよい状態を保っています。新車の1割~2割程度安い価格で手に入るので、試しに未使用車を探してみるのもよいでしょう。
セダン好きにおすすめBMWの3シリーズの中古車
多くの方が3シリーズセダンに好んで乗っているため、3シリーズセダンは中古車も豊富に出回っています。今回ご紹介した320iや320dの中古車など、幅広い選択肢から選べるのが3シリーズの中古車のメリットです。3シリーズのなかでも特におすすめできる中古車を3車種ご紹介します。中古車でも魅力ある車が多いことが分かるでしょう。
BMW 3シリーズ320i Mスポーツ
スポーティな走りを楽しみたい方には、320i Mスポーツがおすすめです。中古車であれば100万円台で、Mスポーツの走りを楽しめます。2013年8月以降の3シリーズには、ドライビングアシスト機能を標準搭載しています。
衝突被害軽減システムを搭載しているので、前方の車にぶつかりそうなときに自動でブレーキがかかるほか、タイヤの空回りや横滑りを防止するトラクションコントロールも安心につながる機能です。安全にスポーティな走りを楽しめるでしょう。
スマートキーやパワーシートが付いている中古車もあります。320i Mスポーツの中古車の最安値は約150万円~160万円です。(2020年3月)
BMW 3シリーズ 320i xDrive
4輪駆動の320i xDriveは、旧モデルでも運転をサポートする機能が付いています。高速道路の渋滞時に前の車に付いていく機能を使えば、遠出をした際でもあまり疲れずに家まで帰れるでしょう。
純正品のカーナビやビルトインタイプのETC車載器が付いている中古車も、市場には出ています。革シートやパワーシートなどを装備したラグジュアリータイプの中古車は、お得な価格で高級感あふれる車に乗りたい方におすすめです。旧モデルの320i xDriveは約180万円から購入できます。(2020年3月)
BMW 3シリーズ 320dツーリング
BMWの3シリーズには、セダン以外にワゴンタイプのツーリングもあります。収納スペースに十分な広さがあるため、荷物を多く載せて買い物やアウトドアに出かけることが多い方にぴったりです。
320iツーリングがガソリン車なのに対し、320dツーリングは軽油で走るディーゼル車です。320iはガソリン車に比べると、燃料費を安くできます。一般的にセダンより燃費の悪いツーリングですが、ディーゼル車であれば家計にも優しいといえるでしょう。320dツーリングの中古車価格は安くて約140万円~です。(2020年3月)
BMWの中古車を購入するなら保証とメンテナンスもチェック!
BMWを中古で買うなら、保証やメンテナンスにも気を配りましょう。中古車は、新車よりも故障リスクが高まります。中古車を購入後すぐに故障した場合でも、保証があれば安心です。定期メンテナンスの相談にも乗ってくれる業者であれば、末永く付き合っていけるでしょう。
全国で中古車販売をしているネクステージは、BMWを含む輸入車にも保証を付けられます。定期メンテナンスや車検のご相談も受け付けているので、車にすることを総合的にお任せください。
まとめ
3シリーズセダンの新型モデルは、旧モデルより大型化した一方で軽量化に成功しました。また、小回りがより効くようになっています。安全性能やAIを搭載した機能が充実しているため、新しい機能を好む方には魅力的に映るでしょう。
中古車市場にもすでに2019年発売の新モデルは流通しています。よりお得に買いたいのであれば、旧モデルの3シリーズがおすすめです。
ネクステージでは、3シリーズセダンの中古車を数多く揃えています。日本車だけではなく、輸入車にも魅力的な保証を付けられるのもネクステージの強みです。車買取のプロが質のよい中古車を集めていますので、BMWの3シリーズの購入をお考えの方はぜひ一度ご相談ください。
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