でかいBMW X4は二代目!初代との共通点や違いを徹底解説
BMW X4は、洗練されたエクステリアが特徴のSUVです。フルモデルチェンジが行われており、現行モデルは二代目となっています。「初代と比べてでかいって聞いたけど本当?」「どのような特徴があるの?」といった疑問を抱えている方も多いでしょう。
そこで今回の記事では、BMW X4の購入を検討している方に向けて、サイズ感や乗り心地などを解説します。X4をお得に購入する方法についても、あわせて紹介しますので、ぜひ今回の内容を参考にしてください。
※目次※
・BMW X4の二代目(現行モデル)は、初代に比べてでかいサイズ感。ラゲッジスペースなども大きくなっている!
・BMW X4の現行グレードは「X4 xDrive35i M Sport」「X4 xDrive28i M Sport」「X4 xDrive20d Standard」の3つ!
・BMW X4を中古車で購入するならネクステージまで。幅広い選択肢から選べるのが魅力!
BMW X4のサイズはでかいの?
「BMW X4のサイズはでかいの?」と気になっている方も多いでしょう。X4は、初代と二代目があり、それぞれボディサイズが異なります。具体的には、二代目の方が、よりワイドになっているのが特徴です。
ここでは、BMW X4のサイズについて理解するために、初代や二代目のモデルについて解説します。まずはX4の基礎知識から確認しましょう。
BMW X4は初代と二代目がある
クーペタイプのSUVとして先駆的な存在であるX6を小さくし、低重化した進化系SUVがX4です。初代X4は2014年に発売され、5年後にはモデルチェンジを経て二代目となる新型X4が発売されました。
新型X4は、ターボエンジンの出力を高めると同時にサポートシステムを搭載するなど、長時間のドライブを安全に楽しめるのが魅力です。ワイドな横幅で、居住性も初代に比べるとやや高まりました。インテリアはスポーティーさとラグジュアリー感が増しています。
車体サイズがよりワイドに変貌した
新型は初代と比べて車幅がワイドになりました。以下にX4 M40iの新型・初代それぞれの車体サイズをまとめています。
|
新型 |
初代 |
全長 |
4,760mm |
4,680mm |
全幅 |
1,940mm |
1,900mm |
全高 |
1,620mm |
1,625mm |
ホイールベース |
2,865mm |
2,810mm |
上記からもわかるように、初代よりも新型は車幅がワイドになりスタイリッシュな見た目を手に入れました。細い道などでは初代の感覚で運転すると、車に傷を付けたりへこませたりする可能性も出てきますので注意しましょう。
初代よりでかい二代目BMW X4の特徴
二代目のBMW X4は、初代よりでかいボディサイズとなっており、よりラグジュアリーな車へと変貌を遂げました。またサイズアップしたことから、ラゲッジスペースなど、室内空間にもよい影響を及ぼしています。
またターボエンジンや燃費性能なども、注目すべき点です。ここでは、二代目X4の特徴について解説します。
ラグジュアリー感が増している
新型はさまざまな箇所の質感を高め、ラグジュアリー感にこだわった仕上がりとなっています。X4 xDrive 30i M sportとX4 M40iの運転席と助手席にはスポーツシートを採用しているため、長時間座ることで発生する疲れを軽減します。
またスイッチ類はガルバニック加工されています。幾重にも重ねて塗装するガルバニック加工は、メタリックの中にも重厚感ある装飾に仕上げています。
車体サイズがよりワイドに変貌
新型は初代と比べて車幅がワイドになりました。以下にX4 M40iの新型・初代それぞれの車体サイズをまとめています。
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新型 |
初代 |
全長 |
4,760mm |
4,680mm |
全幅 |
1,940mm |
1,900mm |
全高 |
1,620mm |
1,625mm |
ホイールベース |
2,865mm |
2,810mm |
上記からもわかるように、初代よりも新型は車幅がワイドになりスタイリッシュな見た目を手に入れました。細い道などでは初代の感覚で運転すると、車に傷を付けたりへこませたりする可能性も出てきますので注意しましょう。
ラゲッジスペースは25L増し
新型はラゲッジスペースが初代に比べやや広くなりました。新型の容量は525L、初代は500Lです。トータルで25Lもの容量が増えています。しかし、一般的なSUVのラゲッジスペースの容量と比較すると狭いといえるでしょう。
「大量の荷物を積み込むことがない」「スーツケースやゴルフバックが積み込めれば十分」という方はストレスなく使いこなせる容量です。
同じターボエンジンでも出力はアップ
新型は初代と同じターボエンジンを使用していますが、軽量化により馬力が上がりました。出力パワーが高くなった分、加速もスムーズに行いやすく安定した走行を期待できます。
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X4 xDrive30i M sport |
X4 M40i |
最高出力 |
252ps/5,200rpm |
360ps/5,500rpm |
最大トルク |
35.7kgm/1,450~4,800rpm |
51.0kgm/1,520~4,800rpm |
より快適な走行を楽しみたい方は、初代からの乗り換えを検討するのもよいでしょう。車体が大きいわりに排気量は少ないため、加速はどうなのか心配する方もいますがターボエンジンの存在により安定性に問題はありません。
燃費と排出ガスを抑えたクリーンな車
軽量構造を用い燃費と排出ガスを抑えたクリーン車である新型X4は、減税対象となる数値をクリアしています。そのためエコカー減税の対象車となっており、少しでも税金の支払い額を抑えたいと考える方にとってはうれしいポイントです。
BMWはクリーン車の開発にも力をいれており、2000年以降のCO2排出量では車両全体で33%低減することに成功しました。せっかくなら環境に優しい車を購入したい方にも、おすすめの車種です。
二代目BMW X4に引き継がれた初代との共通点
初代に比べてでかいサイズとなったX4は、二代目ならではの特徴もあれば、初代との共通点も少なくありません。例えばエクステリアの洗練されたデザイン性は、初代を引き継いでいます。
ほかにも、エンジンや分割可倒式リヤシートなど、二代目になっても健在の部分が豊富です。ここでは、二代目X4に引き継がれた性能について、4つのトピックに分けて解説します。
搭載エンジン
搭載エンジンは、X4 xDrive30iで2.0L直列4気筒ガソリンエンジン、X4 M40iで3.0L直列6気筒ガソリンエンジンです。初代と新型どちらも同じエンジンを搭載しています。搭載エンジンに変更がなかったことは、X4シリーズのファンにとっては嬉しいことでしょう。
直列6気筒は、BMW伝統ともいえるエンジンです。搭載する車種は減少傾向にあるものの、ドライブ中にエンジンのよさを感じやすいと根強い人気が残っています。
エクステリアのデザイン性
エクステリアのデザイン性は、一目見ただけでは大きな変化はありません。前方部分のデザインは、BMWのシンボル「キドニーグリル」があるのでどれも似通ったものになりやすい傾向です。Xシリーズだけに着目しても、同じことがいえるでしょう。
大きな違いを感じるにはエクステリアではなく、車体サイズの違いに目を向けましょう。初代と比べて新型は車高がやや低くなり、車幅はワイドになっています。初代を知っている方には、洗練された印象を受けるかもしれません。
新旧ともに8ATと4WDの合わせ技
搭載しているトランスミッションは初代と新型、どちらも同じです。8ATと4WDの組み合わせになっています。エンジンの魅力を8ATであれば最大限に引き出せるため、自動車の本質を重視して車選びをしたい方にも印象がよいでしょう。
BMW X4は、特になにもなければBMWこだわりの後輪駆動で走行します。初代と新型どちらも安定感があり、違和感のない走りを楽しめるでしょう。
4:2:4の分割可倒式リヤシートも健在
座席の仕組みも、初代と新型で違いはありません。初代の4:2:4の分割可倒式リヤシートをそのまま新型が受け継ぐ形となっています。倒したいシートだけを倒せるため、さまざまな用途に合わせて使い分けでき便利です。
長さのあるものや場所を取るものを積み込むときに、威力を発揮します。週末のゴルフや旅行など、日ごろから荷物を多く積み込む機会がある方には、決め手となるポイントだといえるでしょう。
初代よりでかい現行BMW X4のグレード一覧
一言でX4といっても、その中にはさまざまなモデルの車がラインアップされています。多くの車が存在しているために、どのモデルを購入するかで悩んでいる方もいるかもしれません。
ここでは、X4の現行モデルについて一通りご紹介します。モデルごとのスペックと魅力的なポイントを見ていくので、ぜひ車選びの参考にしてみてはいかがでしょうか。
X4 xDrive20d M Sport
全長 |
4,765mm |
全幅 |
1,920mm |
全高 |
1,620mm |
排気量 |
1,995cc |
乗車定員 |
5人 |
エンジン |
直列4気筒DOHCディーゼル |
最大出力 |
140kW |
最大トルク |
400N・m |
ミッション |
電子油圧制御式8速AT |
燃料 |
軽油 |
燃費 WLTCモード |
14.5km/L |
新車価格 |
809万円 |
X4 xDrive20d M Sportは、前述したX4 xDrive20d Standardのスポーティバージョンです。基本的な動力性能やサイズは同等なので、性能に大きな差はありません。
Mスポーツは、より走りを楽しめるようにチューニングされているため、BMWが提唱する「駆け抜ける歓び」を味わえるでしょう。X4 xDrive20d Standardのタイヤサイズは18インチですが、X4 xDrive20d M Sportは19インチとやや大型化しているのも特徴です。
X4 xDrive30i M Sport
全長 |
4,765mm |
全幅 |
1,920mm |
全高 |
1,620mm |
車両総重量 |
2,125kg |
排気量 |
1,998cc |
乗車定員 |
5人 |
最小回転半径 |
5.7m |
エンジン |
直列4気筒DOHCガソリン |
最大出力 |
185kW |
最大トルク |
350N・m |
ミッション |
電子油圧制御式8速AT |
燃料 |
ガソリン |
燃費 WLTCモード |
11.8km/L |
新車価格 |
873万円 |
X4 xDrive30i M Sportは、2Lクラスのガソリンエンジンを搭載しています。クリーンディーゼルエンジンを搭載した2モデルと比較すると、最大トルクの面で劣るものの、最大出力の面で勝るのが特徴です。
トランスミッションに8速スポーツATが搭載されており、通常の8速ATを搭載したモデルと比較するとよりスポーティな走りを楽しめるでしょう。
X4 M40i
全長 |
4,760mm |
全幅 |
1,940mm |
全高 |
1,620mm |
車両総重量 |
2,155kg |
排気量 |
2,997cc |
乗車定員 |
5人 |
最小回転半径 |
5.7m |
エンジン |
直列4気筒DOHCガソリン |
最大出力 |
285kW |
最大トルク |
500N・m |
ミッション |
電子油圧制御式8速AT |
燃料 |
ガソリン |
燃費 WLTCモード |
10.5km/L |
新車価格 |
958万円 |
X4 M40iは、3Lクラスのガソリンエンジンを搭載しており、X4シリーズで最もパワフルな車です。価格もやや高額ですが、走行性能を重要視している場合にはおすすめの一台といえるでしょう。
X4 M40iはX4 xDrive30i M Sportと同様に8速スポーツATを搭載しています。大排気量エンジンを搭載している分、燃費性能は劣っていますが、よりスポーティな走りを味わいたいなら見逃せません。
BMW X4の過去モデルにはどんなグレードがあるの?
BMW X4の過去モデルにどのようなグレードがあるのか、気になっている方も多いでしょう。
ここでは、「X4 xDrive35i M Sport」「X4 xDrive28i M Sport」「X4 xDrive20d Standard」の3つをピックアップしました。それぞれの特徴について解説します。
X4 xDrive35i M Sport
X4 xDrive35i M Sportは2014年~2018年に販売されていた車です。3Lクラスのガソリンエンジンと8速スポーツATを搭載しているため、スポーティでパワーのある走りを十分に味わえます。
全幅が1,880mmになっており、現行モデルと比較するとやや幅が狭い点が特徴です。狭い道が多いエリアで乗る機会が多い方にとってはメリットになるでしょう。流通量は少ないですが、ネクステージでもX4 xDrive35i M Sportの中古車を取り扱っているので、ぜひご検討ください。
(参考: 『ネクステージ X4 xDrive35i M Sport』)
X4 xDrive28i M Sport
X4 xDrive28i M Sportは、2014年~2018年に販売されていたX4 xDrive28iのスポーティモデルです。M Sportシリーズなので、スポーツカーらしい機敏な走りを十分に楽しめるでしょう。
エンジンは2Lクラスのガソリンエンジンを搭載しているため、X4 xDrive35i M Sportと比較すると性能面で物足りないかもしれません。中古車の流通量は少なめですが、ネクステージでも取り扱っているので、購入を検討している方はぜひご参考ください。
(参考:『ネクステージ X4 xDrive28i M Sport』)
X4 xDrive20d Standard
X4 xDrive20d Standardは、クリーンディーゼルエンジンを搭載したX4シリーズの車で、最も安価に販売されています。
クリーンディーゼルエンジンを搭載していることにより、排気量が同程度のガソリンエンジンを搭載した「X4 xDrive30i M Sport」は最大トルクが350Nmですが、それより高いのが特徴です。燃費性能も高いため、燃費を重視しつつパワーのある走りを楽しみたい方におすすめといえるでしょう。
こちら二代目のX4としてラインアップされていましたが、現行グレードでは販売終了になっています。新車では購入できないので注意してください。
BMW X4などの中古車を探すならネクステージへ!
BMW X4をお得に手に入れたい場合は、中古車がおすすめです。中古車を購入する際は、購入後のトラブルをなるべく避けるためにも、信頼できる大手業者を選ぶとよいでしょう。
ネクステージは、幅広い在庫からお気に入りの一台が選べます。最後にネクステージのサービスを紹介しますので、気になる方はぜひ最後までチェックしてください。
中古車ならリーズナブルな価格で手に入る
BMW X4は新車と中古車でそれぞれ価格帯が異なります。以下にそれぞれの価格帯をまとめました。
新車:695万円~925万円
ネクステージの中古車価格:309万9,000円~349万9,000円(2021年9月時点)
中古車の場合は、初代X4も含めた価格帯です。初代と比べて新型は中古車の流通数がまだ少なく、新車と大きな価格差がついていません。金額面から見ると、新車よりも旧型の中古車が断然お得だといえるでしょう。
選択肢を増やしてお気に入りにの一台を探そう
販路が広く、それなりに在庫数のある中古車販売店であれば、BMW X4の初代と新型どちらも取り扱っている可能性が高まります。そのため、インターネット上や店舗で初代と新型それぞれを比較しやすいでしょう。どちらを買うのか迷っている方に、中古車販売店はおすすめです。
ネクステージは、気になる車が他店舗にあっても最寄り店舗に取り寄せ可能です。全国の幅広い在庫から選べますので、ぜひお気軽にご利用ください。
まとめ
BMW X4は、X6をひと回り小さくしたSUVとして人気を得ました。新型は安全運転をサポートする最新機能搭載や、ラグジュアリーさを重視したインテリアが特徴です。少しでもお得に状態のよい車を購入したい場合は、モデルチェンジ後のタイミングに合わせて新古車の購入を検討するとよいでしょう。
中古車販売店のネクステージでは、輸入車に対する保証サービスを充実させています。ネクステージのWebサイトから在庫を検索でき、お気に入りの車があれば、そのまま見積もり依頼も可能です。ぜひご利用ください。
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