BMWの車の乗り心地はよい?悪い?BMWの乗り心地についてチェック!
通勤や買い物、趣味のアウトドアにドライブなど車を使うシーンはさまざまですが、車を選ぶときに乗り心地を重視するという方も少なくないでしょう。BMWの車を購入しようと考えている方の中には、乗り心地が気になっている方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、BMWの車の乗り心地やどのように工夫をすれば乗り心地がよくなるのかについてご紹介します。シートのカスタマイズや走行モードの変更で選ぶことで、快適な乗り心地を手に入れることは可能です。ポイントを押さえて、乗り心地のよいBMWを手に入れましょう。
※目次※
4. 一度は乗り心地を確かめたい!BMWのおすすめ車種BEST3
・輸入車は基本的に日本人に合わせた設計ではないことを前提に試乗し、乗り心地を確認してみよう!
・乗り心地が悪いからといって、好きな車を諦める必要はない!工夫次第で改善できる
・BMWの乗り心地をいろいろ比較したいのであれば、車種がそろっている中古車販売店に足を運んでみよう!
BMWは走りやすさを意識した車
数ある輸入車の中でも、BMWは走りに重きをおいているメーカーです。BMWのかっこいい見た目に惹かれて選ぶ方も少なくありませんが、その走りやすさも高い支持を集めています。。
車の走り心地はエンジンで決まるといっても過言ではありません。これまでBMWは振動が少なく乗り心地も抜群な直列6気筒エンジンを搭載してきました。
エンジンの性能にこだわり続け、最近では4気筒2,000ccと小排気量ながら、滑らかで力強い走りをしてくれるエンジンを主に採用しています。走行性や乗り心地は以前とほとんど変化なく、排気量を少なくすることだけを実現しました。
さらに、BMWは基本的に車両の前後率を50:50としており、ハンドリングやコーナリング、安定性など、走行性に優れた設計になっています。
BMWをはじめ輸入車の乗り心地が悪く感じる理由
BMWやベンツ、アウディなどの輸入車は乗り心地が悪い、と感じる日本人も少なくないようです。これは、走行距離や道路状況、乗る人を考えて車を設計したときに、日本での走行を前提にしていないからともいわれています。ここでは、輸入車に乗ったときにどのような点で、乗り心地が悪く不便だと感じるのかを見ていきましょう。
固めのシートを使っているから
輸入車はメーカーによって、さまざまなタイプのシートを使用しています。実際に乗っているときに、乗り心地のよしあしに大きく影響するのはシートの硬さです。ドイツ車は基本的にシートが固いという特徴があり、BMWも例外ではありません。
しかし、乗った瞬間は固くて痛い感覚でも、疲れにくいのは硬めのシートです。柔らかいシートは体が沈み込むため、車体が跳ねたり傾いたりするたびに体に大きな負荷がかかります。日本と比べてヨーロッパでの車の移動距離は、長時間になる傾向です。そのため、疲れにくい固いシートを採用しています。
高級感を出すため重厚感あるインテリアだから
重厚感のあるインテリアに魅力を感じて、輸入車を選ぶ方も多くいるでしょう。しかし、そのかっこいいインテリアが、乗り心地を悪く感じさせているかもしれません。
走行中にストレスを感じないことが、乗り心地のよさにつながります。しかし、高級感を出すための重厚なインテリアが、威圧的に感じてしまう方もいるでしょう。威圧感は乗り心地のよさを左右します。シンプルなインテリアのほうが、運転に集中できてストレスを感じないという方もいるでしょう。
日本人の体に合わせた設計ではないから
輸入車は、基本的に日本人の体に合わせた設計ではありません。一般的に日本人と欧米の方の体格は、身長や手足の長さなど骨格から違います。そのためシートの大きさや高さも日本人には少し大きく感じて、どこかしっくりこないかもしれません。
日本人仕様の設計ではないため、もともとのサイズが合っていないとのは仕方のないことです。だからといって諦める必要はありません。サイズの合わないシートに長時間乗り続けていると、疲れの原因になってしまいます。シートのタイプをカスタマイズし、自分に合っているシートへ変更することで、快適なドライビングを楽しめるでしょう。
試乗せずに購入したから
試乗せずに購入した場合、実際に車に乗ったら乗り心地が悪かったと感じることもあります。ネットの口コミや評判だけを信じて購入するのはリスクがあるため、注意が必要です。どれだけ口コミがよくても、自分も乗り心地がよく走りやすいと感じるとは限りません。
試乗する際は、1台だけを試すのではなく、気になる車種を数台試乗するのがおすすめです。比較対象がなければ、乗り心地がよいかも判断できないでしょう。時間や労力はかかりますが、後悔しないように車を購入するときは複数台に試乗することをおすすめします。
BMWの車の乗り心地を改善するための工夫
BMWの乗り心地が悪いと感じたとしても、さまざまな工夫によって乗り心地を改善できます。乗り心地が好みではないという理由で、BMWの購入を諦める必要はありません。BMWで快適なドライブを楽しめるように、自分に合った改善方法を見つけていきましょう。
シートをカスタマイズする
BMWは、シートタイプを選べる車種もあります。幅を電動で調整できるサイドサポート付きのスポーツシートや、シート内部のエアを調節して自分の体に合わせた形に変えられるランバーサポート付きの車種を選べば、標準シートよりもリラックスして運転できるでしょう。
また、カラーの変更だけでなく、クロスやレザーといった素材を選ぶことが可能です。素材によっても乗り心地が左右します。デザインばかりに気をとられず、乗り心地も考えたシート選びがポイントです。
カスタマイズをせずに購入した後に、乗り心地が悪くシートを変更したいと感じることがあるかもしれません。後付け可能なシートカバーもあるため装着を検討してみましょう。
クッションの使用
シートのサイズが体に合わないときや固くて乗り心地が悪いときは、クッションの利用で乗り心地を改善できます。ホームセンターなどで売っている通常のクッションでも問題ありませんが、より乗り心地をよくしたいのであれば車専用のクッションを使用しましょう。
クッションのタイプは、お尻に敷くタイプから、首・背中・腰を支えてサポートするタイプまで多種多様です。シートそのものを変えるほどではなく、費用も抑えたいのであれば、クッションを検討してみましょう。
道に合ったドライビングモードを設定する
BMW車は、ドライビング・パフォーマンス・コントロール(DPC)と呼ばれるドライビングモードの切り替えが可能です。DPCには、「ECO PROモード」「COMFORTモード」「SPORTモード」「SPORT+モード」の4種類がありますが、どのモードが入っているかは車種によって異なります。
ECO PROモードはその名のとおり、最も良い燃費で走れます。エンジンが制御されアクセルを踏んでもゆっくりと加速するため、街中などあまりスピードを出さないシーンにおすすめです。燃費向上のためにエアコンの効きが悪くなることもあるので、暑い季節には向いていません。
COMFORTモードは、ECO PROモードとSPORTモードの中間です。日常的に使用するモードといってよいでしょう。走行性やエアコンなど不自由なく走ることができます。
SPORTモードはパワフルに走りたいときのモードです。ECO PROモードやCONFORTモードばかりで乗っていると、SPORTモードに切り替えたときにこれほどまでに速く走れるのかと感じるかもしれません。
SPORT+モードは、SPORTモードよりもさらにスポーティな走りをしたいときに使います。サーキットなどでダイナミックな走行を楽しむことも可能です。走る道やライフスタイルに合ったモードに設定することで、乗り心地を改善できるでしょう。
一度は乗り心地を確かめたい!BMWのおすすめ車種BEST3
BMWの車種はナンバリングシリーズに加えて、XシリーズやZ4など多くの車種があります。すべての車種の乗り心地を確かめることは難しいでしょう。そこで、ここでは乗り心地がよくおすすめのBMW車種ベスト3をご紹介します。
1位:日本で多くの方に愛されている3シリーズ
3シリーズはBMWの中核を担っているモデルで、日本でも人気です。セダン、ツーリング、グランツーリスモの3つのモデルを販売しています。街中でも走行しやすいサイズにもかかわらず、スポーティでダイナミックなパフォーマンスを見せてくれる実力の持ち主です。
新車価格は、最も低価格の320i SEで車両本体価格が452万円です。シリーズ中で最もハイパフォーマンスなM340i xDriveは980万円と、エントリーモデルと比べてほぼ倍の価格となっています。
中古車市場での価格は90万~450万円程度で、車種やグレードによって幅があります(2020年2月時点)。日本で人気ということもあり、中古車が多く出回っているため希望の車を見つけやすい車種です。
2位:快適なドライブを楽しみたい方にピッタリX1
BMWのXシリーズは、各ナンバーのモデルデザインをベースに車高を上げてSUVモデルとした車種です。BMWの場合、SUVではなくSAV(スポーツ・アクティビティ・ビーグル)と称するほど、アクティビティなドライビングライフを楽しませてくれます。
街中でもフィールドでもパワフルな走りでドライバーを魅了してくれるX1は、他車が走行を拒んでしまうような悪路でも、8速スポーツ・オートマチック・トランスミッションやツインパワー・ターボ・エンジンにより自由自在に走らせることが可能です。
新車価格は438万円~650万円、中古車相場は110万円~345万円程度とXシリーズの中でも比較的安価で購入できます(2020年2月時点)。ドライビングに快適さやパワフルさを求めている方のパートナーとして活躍できるモデルでしょう。
3位:人間工学に基づいたデザインが乗り心地につながる1シリーズ
1シリーズは2019年にモデルチェンジをして、今までのFRの駆動方式からBMWで初めてFFシステムが採用されました。コンパクトな車体を生かした俊敏かつパワフルな走行能で、快適なドライビングを楽しめます。
BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントでは、音声による温度調整など最先端テクノロジーを搭載しています。走行中のサポートも充実した、安全性にも優れた車種といえるでしょう。
人間工学に基づき設計された運転席は、ドライバーがより快適に走行できることを考えて作られています。乗り心地を重視したい方にぴったりです。1シリーズは新車価格334万円~、中古車価格は80万~400万円程度です(2020年2月時点)。
乗り心地よいBMWを選ぶなら利用シーンを明確に!
BMWで乗り心地を考えて選ぶのであれば、利用シーンを明確にしてから車種を選択するのもポイントのひとつです。BMWの車種にはそれぞれの特徴があるため、その特徴とライフスタイルや利用シーンと照らし合わせて車種を選んでみましょう。
都心で運転するなら小回りが効くクーペやセダン
都心は道幅や駐車場が狭いため、街中で乗ることが多い場合は小回りの効くクーペやセダンがおすすめです。車幅のある車だけでなく、長さのある車も狭い道のカーブなどでは運転に苦労します。また、車高のある車種では立体駐車場に入れられないこともあるでしょう。
街中でも心地よく乗り回したいのであれば、車幅・全長・車高を確認することが大切です。操作用がよく小回りの効くモデルを選びましょう。
静寂性を求めるならハイブリッド
街中や住宅街でエンジン音が気になる場合は、静寂性に優れている電気自動車やハイブリッド車がおすすめです。BMWでもハイブリッド車を採用しているモデルもあります。
ハイブリッド車は、近くにいても耳を澄まさなければエンジン音に気づかない方もいるほど静かです。アクセルを踏んだ際も、静寂さを維持したまま快適に走れるでしょう。パワフルでスポーティな乗り心地を追求しつつ静寂性を求めるのであれば、BMWのハイブリッド車がおすすめです。
豪雪地やアウトドアには衝撃吸収性のあるXモデル
BMWのSUVであるXモデルは、悪路が続くアウトドアや豪雪地を走行する場合に適しています。セダンなどは車高が低く、フィールドを走行する際には視界がよいとはいえません。
スポーツ用多目的車のSUVはもともとの車高が高いため、段差や悪路でも視界が良好です。車が受ける衝撃の吸収性もあり、でこぼこ道でも揺れを感じにくい設計になっています。
トランクルームが広いこともポイントです。キャンプやスキーなど、アウトドアやアクティビティに必要な大荷物でも困りません。
乗り心地をいろいろ比較するなら中古車販売店がおすすめ
車を購入するときに、試乗が大切であることはお伝えしました。BMWのさまざまな車種に乗ってみたいのなら、中古車販売店がおすすめです。ディーラーではすべてのシリーズやモデルに試乗することは難しいでしょう。
中古車販売店では多くの車種を取りそろえているので、その場で試乗し比較ができます。現行では販売していないモデルも、中古車であれば手に入ります。実際に試乗した車をそのまま自分の車にすることができるので、シートの微妙な乗り心地などの確認も安心です。
また、違うメーカーの車を取り扱っているのも中古車販売店の強みです。複数のディーラーを回る時間や労力をなくし、1か所で多くのメーカーの車を比べられます。乗り心地などを短時間で確認・比較して、理想の車を見つけるには中古車販売店がおすすめです。
まとめ
輸入車は日本車に比べると、乗り心地が悪く感じることもあるでしょう。日本向けに作られていないことが理由ですが、改善の余地はあります。実際に試乗して、自分に合うか確かめることは重要です。中古車であれば、車種の多いBMW車を乗り比べられるので、ぴったりの1台を選ぶことができるでしょう。
ネクステージではBMWの取り扱いも多く、同シリーズでも比較・試乗することが可能です。BMWの購入を検討している方は、ぜひ一度ネクステージにご相談ください。
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