BMWの9シリーズは発売されるのか?BMW現行モデルも紹介
日本でとくに人気のある外車といえば、メルセデス・ベンツとBMWではないでしょうか。BMWにはさまざまなモデルがあり、最高峰モデル9シリーズが登場する噂も出ていましたが、現在のところ発売に関するアナウンスはありません。
9シリーズも含めてBMWには車種がたくさんあるため、どの車種がどういう特徴をもっているのかよくわからないという方もいるのではないでしょうか。そこでこの記事では、BMWの現行モデルの特徴について解説するとともに、おすすめの中古車もご紹介します。ひと通りの車種を比較することで、自分好みのBMW車が見つかるでしょう。
※目次※
・BMWには、セダンやクーペからSUVまでさまざまな車種がある。
・BMWの各シリーズは、グレード別に分かれている。エントリーモデルからミドルクラス、ラグジュアリークラスまで多くの車が販売されている。
・BMWは人気が高いため中古車も豊富にある。自分の好みや予算にあった中古車を選べるのがおすすめポイント!
BMWから新型9シリーズは発売されるのか?
2015年ごろから噂になっている9シリーズが、本当に発売されるのか気になる方もいるのではないでしょうか。結論からいうと、9シリーズは発売される予定はありません。
BMWの役員であるクラウス・フローリッヒ氏がメディアに対して否定するコメントを出しています。BMWはトップセグメントにすでにX7、7シリーズセダン、8シリーズを出しているため、これ以上の車を出す考えは現状ないということでしょう。
【BMW】多種多様な現行モデル
ここからは、BMWの多種多様な現行モデルの特徴を見ていきましょう。BMWはハッチバックコンパクトカーからセダン、クーペ、SUVなどさまざまな車種を販売しています。それぞれのモデルを詳しくご紹介するので、車選びの参考に比較してみてください。
1シリーズ:ハッチバックコンパクトカー
1シリーズは、BMWのエントリーモデルともいえるハッチバックコンパクトカーです。新型1シリーズからは駆動式をFFに変更しましたが、これまでの1シリーズはBMW伝統のFRを採用しています。そのため、安定感のある走りと小回りがきく運転感覚が特徴といえるでしょう。
コンパクトカーといえども、BMWらしい先進的でスポーティなデザインは健在です。エクステリア・インテリアともに高品質につくられているので、快適なドライビングを楽しめるでしょう。エンジンは排気量こそ1.5Lですが、全車種直列3気筒のツインパワー・ターボを搭載しています。BMWらしいキビキビとした走りを体感できるでしょう。
2シリーズ:4つの有名モデル
2シリーズには、4つの有名なモデルがあります。クーペは最小クラスのスポーツクーペです。ボディが小さい分ほかのシリーズに比べて狭いものの、その狭さがスポーツカーのような雰囲気をかもし出しています。
2シリーズのアクティブツアラーは、5人乗りのハッチバックです。車内にはゆとりがあり、ラゲッジスペースが広いため、荷物を多く積み込みたい方に向いています。
グランツアラーは、BMWでは初の3列シート7人乗りのミニバンです。7人乗りというと大きな車を想像するかもしれませんが、2シリーズのグランツアラーは比較的コンパクトな印象といえるでしょう。
カブリオレは、コンパクトながらも実用性に配慮したオープンカーです。最小クラスのFR4シーターオープンカーとして、魅力的な車に仕上がっています。
3シリーズ:最も販売台数が多い人気シリーズ
3シリーズは販売台数が最も多いBMWの人気シリーズです。セダン、ツーリング、グランツーリスモの3モデルが販売されています。セダンは、BMWらしさが全面的に感じられるスポーツセダンです。初めてBMWに乗るという方にもおすすめできる車といえるでしょう。
ツーリングは、3シリーズのワゴン車です。国産車では生産数が減少傾向にあるワゴン車ですが、ツーリングは正統派ワゴン人気を集めています。
3シリーズのグレードのひとつであるグランツーリスモは、3シリーズの中でもボリューム感のあるボディサイズが特徴です。クーペのようなルーフでありながら、快適で広々とした車内空間と実用性に優れたラゲッジスペースを兼ね備えています。
4シリーズ:実用性とスポーティな走り
4シリーズは、BMWの中で基本的な位置付けにある3シリーズのスペシャリティモデルです。クーペ、カブリオレといったスポーティなタイプや、4ドアのグランクーペという3種類をラインアップしています。
4シリーズクーペは、スペシャリティクーペともいわれる車です。ハイパワーでありながら乗り心地はスムーズなので、スポーツ走行より快適なドライビングを楽しむ車といえるでしょう。
4シリーズカブリオレは、リトラクタブル・ハードトップを採用した、スタイリッシュな4シーターオープンカーです。BMWらしい「駆けぬけるよろこび」を楽しめます。また4ドアタイプのクーペとして、グランクーペがあります。4ドアの機能性とラゲッジの利便性を合わせた、多機能さが特徴のクーペです。
5シリーズ:不動のスポーティ・セダン
5シリーズにはセダンとツーリングの2モデルがあります。セダンは、ミドルサイズセダン界で不動の地位を築くスポーツセダンです。ミドルサイズセダンでありながらアスリート的な運動性能が魅力のこの車は、走りの楽しさを忘れないBMWらしいセダンといえるでしょう。
ツーリングは、5シリーズのワゴンです。スタイルや運動性能が重視されたツーリングは、ワゴン車といえどもBMWらしい走行性能の高さは忘れていません。ラゲッジスペースの容量も570Lと大きく、ワゴンとしての機能性も重視しています。
5シリーズの車も、性能と走り・運動性能に関してはさすがBMWといえるのではないでしょうか。「駆け抜けるよろこび」をしっかりと体現してくれている5シリーズは、ミドルランクといえども走行性能を犠牲にしないBMW特有の車です。
6シリーズ:余裕のある車内と広い車幅
6シリーズにはクーペ、グランクーペ、カブリオレの3モデルがあります。6シリーズクーペは、エレガントなデザインのラグジュアリーなクーペです。ハイパワーなエンジンを搭載し、快適なドライビングを楽しめるようにつくられたBMWの中でも上級グレードの大型クーペとなっています。
メルセデス・ベンツやアウディなどのライバル社に遅れて登場した6シリーズグランクーペですが、全体のたたずまいはよりクーペらしい仕上がりです。
カブリオレも上級グレードらしいハイパワーなエンジンを積んでいます。エクステリアやインテリアがラグジュアリーさにあふれているところが特徴でしょう。この車は、BMWらしく走りを楽しむことが可能です。
7シリーズ:BMWのフラッグシップモデル
BMW7シリーズは、堂々たる風格と並外れたパフォーマンスを誇るBMWのフラグシップモデルです。パフォーマンスとラグジュアリーを両立したフラグシップサルーンともいえるでしょう。そのため、7シリーズには、BMWのもつ技術や魅力がすべて詰め込まれているともいえます。
BMW7シリーズには6種類のエンジンモデルが設定されています。それぞれパワーが異なりますが、どれもドライブそのものが楽しくなるハンドリングや走行性能魅力です。とくに現行の7シリーズには、「カーボンコア」といわれるハイブリッドボディを採用しています。軽量ボディであるため、フラグシップサルーンながらサーキット走行も楽しめるでしょう。
8シリーズ:19年ぶりの復活
8シリーズは、19年ぶりに復活したモデルです。ラグジュアリーなクーペとカブリオレモデル、グランクーペの3つのモデルが販売されています。
フラッグシップクーペとして誕生した8シリーズクーペは、優雅な大型グランドツーリングカーでありながら、硬派なスポーツカーとも感じられるでしょう。ラグジュアリーとスポーツの両立を成功させています。
カブリオレモデルは、ポルシェ911カブリオレを意識しているモデルです。ラグジュアリーな外観とは裏腹に、スポーツカーであることを強く感じられます。グランクーペは4シリーズや6シリーズと同様に、4ドアクーペです。8シリーズならではの走りとラグジュアリー感を楽しめるでしょう。
Xシリーズ:BMWのSUV
BMWのXシリーズはSUVのラインアップです。その中でもスポーツ・アクティビティ・ビークルとスポーツ・アクティビティ・クーペの2つのモデルが存在します。
X1、X3、X5、X7はそれぞれ、1シリーズ、3シリーズ、5シリーズ、7シリーズをベースにしたスポーツ・アクティビティ・ビークルです。SUVとしての機能を搭載しながらも、BMWらしい走行性能やハンドリング性能も備えている走りを楽しめる車といえるでしょう。
X2、X4、X6はそれぞれ、2シリーズ、4シリーズ、6シリーズをベースにしたスポーツ・アクティビティ・クーペです。クーペと名が付くように、SUVでありながら低い車高とクーペらしいデザインを備えています。街中での走りを楽しめるSUVといってもよいでしょう。
Mシリーズ:M社が製作したモデル
Mシリーズを開発しているのは、BMWのレース部門であるモータースポーツカーやパーツ・ハイパフォーマンスモデルを担当しているM社です。M社が開発したMシリーズは、同じシリーズでもパワフルでスポーティなモデルに仕上がっています。Mシリーズは基本的にどのシリーズにも別個に存在しています。
たとえば3シリーズとM3で比較をしてみると、違いがわかるでしょう。3シリーズのエンジンは小型化したうえで低排気量・低燃費、高出力を目指しています。M3は直列6気筒Mツインパワー・ターボを搭載し、最高出力は431psです。
低コストで低排気量の3シリーズとは異なるパワフルなエンジンを搭載することで、3シリーズとは違うスポーティなモデルだといえるでしょう。
BMWi:未来を定義するBMW
BMWのiシリーズは、BMWのサブブランドです。排気ガスを排出しない電気自動車のi3と、プラグインハイブリッド車のi8をラインアップしています。
i3に搭載されているのはエンジンではなく、モーターとリチウムイオンバッテリーです。電気自動車のi3もリチウムイオンバッテリーの性能がアップしたことで、走行性能も一般的な車と比較しても遜色がなくなりつつあります。
i8はBMWが製造・販売するプラグインハイブリッド式のスポーツカーです。プラグインハイブリッドカーとは、ハイブリッドカーに外部充電機能を加え、電気だけで走れる距離を大幅に伸ばした点が特徴でしょう。iシリーズはこれからの時代のことを考えて、環境に優しい車としてBMWがつくった次世代エコカーです。
【BMW】コスパのよいおすすめ中古車
BMWの車は国内での人気が高いため、中古車市場にもたくさんの車が並んでいます。さまざまなラインアップの中から、コスパのよいおすすめの中古車をご紹介します。数の多い中古車の中から自分の予算や好みに合った車を探すのは大変かもしれませんが、この記事を参考にしてコスパのよい中古車を探してみるとよいでしょう。
BMW 3シリーズ 320d Mスポーツ
走行距離3万km、2016年式のBMW3シリーズです。この車は純正HDDカーナビやバックカメラなど運転をアシストしてくれる装備が付属しています。アダプティブクルーズコントロールも装備しているため、長距離の移動でもドライバーの負担を軽減するでしょう。
前席・後席とも使用感が少なく、きれいな状態を維持しています。リアシートは質感の高いシートなので、長距離のドライブでも楽しめるでしょう。3シリーズは販売台数が多いため、中古車も比較的多いのが特徴です。
BMW 5シリーズ 523iツーリング Mスポーツ
BMW 5シリーズ 523iツーリング Mスポーツは、人気の高い5シリーズのスポーツモデルです。パドルシフトにアダプティブクルーズコントロール、クリアランスソナーや純正19インチアルミホイールなど、走りを楽しむための装備が満載の1台となっています。
電動リアゲートを搭載しているので、重い荷物を取り出した後もボタンひとつで開閉できます。走行距離5万1,000km、2014年式で車両本体は200万円以下で購入できます。
(参考:『BMW 5シリーズ 523iツーリング Mスポーツ』)
BMW X1 sDrive 20i スポーツ
BMWのSUVのエントリーモデルであるX1シリーズの1台です。純正HDDカーナビや純正18インチアルミホイールなど装備も豪華となっています。
2Lターボの8速ATなので、SUVであってもBMWらしい走りの良さを楽しめます。またBMWならではの洗練されたエクステリアやインテリアは、運転を楽しい物にしてくれるでしょう。国産のSUVでは満足できない人にもおすすめできる1台です
まとめ
国内で人気の高いBMWには、さまざまなラインアップがあります。BMWらしいスポーツセダンからクーペやラグジュアリーサルーンまで、走行性能の高さと洗練されたデザインが特徴です。また、SUVラインも豊富にラインアップされています。どれも洗練されたデザインからは想像できない走りを楽しめるでしょう。
BMWは人気が高いため、中古車も豊富にあります。新車だと手が届かない場合でも、中古車であれば購入できる価格のものも見つかるでしょう。
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