BMWのローンプログラムとは?購入に失敗しないコツも紹介
BMWの車が欲しいけれど、なかなか手が届かないと思っている方もいるのではないでしょうか。BMWでは、通常ローンとは別に月々の支払い額を抑えられるローンプログラムを用意しています。今までBMWの車は高価過ぎて手が出せないと思っていた方でも購入できる画期的なプログラムです。
そこでこの記事では、BMWのローンプログラムについてご紹介します。詳細が分かれば、自分にぴったりのローンを選ぶことが可能です。憧れのBMWに乗るために、ぜひローンを活用しましょう。支払いの負担が軽く、ライフスタイルに合ったローンプログラムを選ぶ方法を解説します。
※目次※
4.ローンを組む前に知っておきたい!BMW中古車のおすすめ車種
・BMWではさまざまなローンプラグラムを用意している。自分にぴったりのプログラムを見つけよう
・知らなかったでは済まされない!返済時に困らないようローンを組む前のシミュレーションを忘れずに
・ローンを組まずにBMWに乗りたいなら、中古車や販売店キャンペーンの利用がおすすめ!
BMWが用意しているローン
BMWでは、ライフプランに合わせて返済期間や支払額を設定できるローンプログラムを用意しています。月々の支払額を抑えることができるため、今までBMWの車を諦めていた方でも手が届きやすくなったといえるでしょう
複数のローンプログラムから選択できるので、それぞれの特徴を把握して、自分に合ったローンを選びましょう。
BMWスタンダードローン
BMWスタンダードローンでは、ライフスタイルに合わせて支払回数やボーナス払い、頭金の金額を選択し、毎月返済していきます。自動車ローンの中で、最も基本的なプログラムといえます。支払回数は6回~84回まで選べます。最長7年のローンを組めるので、無理のない支払期間を選択できるでしょう。
毎月同額でローンを返済していくことも可能ですが、ボーナス月の支払い額を多めに設定すれば、月々の支払額を抑えることができます。頭金の有無やボーナス払い、月々の支払額など、すべてにおいて最適な支払いプランを組むことができます。
BMWバリューローン
BMWバリューローンは残価設定型のローンプログラムです。返済期間を2年、3年、4年、5年のいずれかで設定し、返済期間終了後の車の価格(据置額)を自分で設けます。据置額を車両価格から差し引いた金額をもとに月々の支払額を決めるため、毎月の返済額を抑えることができます。
据置額はあらかじめ設定された範囲から自由に選択できますが、車両本体価格の一部を据え置いているだけのため最終回では清算が必要です。
最終回の清算方法は、「下取り清算による乗り換え」「措置額の再ローン契約」「措置額の一括払い」「売却による清算」の4プランから選べます。
BMWバリューローンの措置額はあくまで購入時の予想価格のため、据置額と実際の査定価格に差額が生じる場合もあります。措置額の一括払いを選択した場合、追加の支払いやキャッシュバックが生じる可能性もあるので価格の設定には注意しましょう。
BMWフューチャーバリューローン
BMWフューチャーバリューローンは、据置額が保証されている安心の残価設定型ローンプログラムです。BMWバリューローン同様に、車両価格から据置額を差し引いた金額で月々の返済額が決まるため月々の返済額を抑えることができます。
BMWバリューローンとの違いは、返済期間終了後の中古車市場に関係なくBMWが据置額を保証してくれることです。最終回の支払いのときに差額が発生することがなく、新車にスムーズに乗り換えることが可能です。
ただし、年間走行距離や修復歴など保証条件を満たしていない場合は、据置額の保証を受けられません。BMWフューチャーバリューローンを組むときには条件を確認しましょう。
また、注意点として、多くの場合BMWフューチャーバリューローンの据置額は低めの設定です。中古車市場で高額取引されている場合は、損をする可能性もあることを頭に入れておきましょう。
BMWバリューローン・プラス
BMWバリューローン・プラスは、BMWバリューローンやBMWフューチャーバリューローンの利用者が、設定期間後も愛車に乗り続けたいときに使える延長ローンプログラムです。
据え置いていた金額分を一括で支払うことなく、分割で支払いながら愛車に乗り続けられます。BMWバリューローン・プラスを利用すれば、まとまったお金を準備する必要はありません。毎月、無理なく返済することが可能です。
BMWアクセサリーローン
BMWアクセサリーローンは、BMW純正パーツやアクセサリー専用のローンプログラムです。最長で4年48回で組むことができ、車検や修理、BMW自動車保険など幅広く利用できます。
BMWには魅力的な純正パーツやアクセサリーがあります。ライフスタイルや好みに合わせて、独自のカーライフを楽しむために便利なプログラムです。自分色にカスタムすることで、より愛着がわくことでしょう。
ローン比較表
ローンプログラム |
回数 |
金利 |
特徴 |
BMWスタンダードローン |
0.5年~7年 6回~84回 (6回ごとに設定可) |
0.99% 1.99% 2.69% ※車種により異なります |
・支払い期間を選択、毎月返済していく通常ローン |
BMWバリューローン |
2年~5年 24回~60回 |
・2年、3年、4年、5年と返済期間を設定、返済期間後の車両価格を想定し据置額として設定。車両価格より据置額を差し引いた金額を月々支払う ・据置額の保証がないため、査定価格と差が生じた場合追加料が発生する可能性あり |
|
BMWフューチャーバリューローン |
2年~5年 24回~60回 |
・バリューローン同様、据置額を設定。車両価格から差し引いた金額を月々支払う ・据置額の保証があるため、追加料金なし |
|
BMWバリューローン・プラス |
最長5年59回 (合計10年119回) |
・バリューローン・フューチャーバリューローンの据置額を分割で支払う延長ローン ・車に乗り続けたい方向け |
|
BMWアクセサリーローン |
最長4年48回 (6回ごとに設定可) |
・BMW純正パーツやアクセサリー専用のローンプログラム ・車検や修理、整備にも利用可 |
(2020年1月現在)
(参考:『BMW ローン・リース』)
BMWの車をローンで購入する上で失敗しないためのコツ
車をローンで購入しても、支払いが滞れば手放さなければいけなくなる事態に陥るケースもあります。そうならないためには、事前にローンの仕組みを知り、支払いシミュレーションを行うことが大切です。
ローンを組んだ後に、知らなかったと後悔しても遅すぎます。ローン契約前にしっかりと理解を深めてから車を購入しましょう。
金利を意識すること
車をローンで購入する場合には、金利を意識することが必要です。月々の支払い額は、車両本体価格を単純に分割した金額ではありません。車両本体価格から頭金を差し引いた金額に金利をプラスした合計額を分割した金額です。返済期間が長くなれば金利額も多くなります。その分、返済合計額が膨れ上がることを忘れないようにしましょう。
BMWバリューローンは毎月の支払いを抑えられることが最大のメリットですが、据置額にも利子が掛かります。措置額と頭金を差し引いた分割による支払い金額と、BMWスタンダードローンの分割による支払い金額が同じでも、金利を上乗せした分BMWバリューローンのほうが月々の支払額は高くなるので注意しましょう。
途中解約しないために車の選択を入念に行うこと
ローンを組んでから途中解約すると、損をする可能性が高くなります。車の選択を入念に行い、長く愛用できる車を選びましょう。
ローンを途中解約した場合、残債と据置額の合計は買取額を大きく上回り、追加料金が発生してしまいます。返済するペースよりも中古車市場の価格下落ペースのほうが早いためです。
BMWのローンプログラムは、返済期間中ずっと乗り続けられる方を想定したプラグラムです。途中解約すると損をしてします。
計画的な返済を心掛けること
月々の支払額やボーナス払いの金額は、無理のない金額に収めるようにしましょう。生活をしていくうえでローンの返済が負担になってしまうと、車を手放す必要が出てきます。車を失うだけなく、生活を圧迫する可能性もあります。
BMWバリューローンは、ローンの組み換えや契約年数の変更はできません。契約の変更を希望するのなら、ローン残債の一括返済が必要です。再契約はできないので、まとまったお金を用意しなければなりません。
資金がなく契約変更ができないのであれば、途中解約し車を手放すことになります。そうなると、高い追加料金が発生し損をしてしまいます。ローンを組むときは計画的な返済を心がけましょう。
シミュレーションを行うこと
購入する車がある程度決まり、おおよその金額が分かった時点で、ローンの返済シミュレーションを行いましょう。月々やボーナス時の支払い額を出し、生活に支障をきたさないか、故障したときや万が一なにかあったときのための貯蓄は十分か、などさまざまなケースで検討します。ローン購入の失敗を防ぐコツのひとつです。
可能であれば、数か月間だけローンの返済額を差し引いた金額で生活してみるのもよいでしょう。実際にローンを支払っている想定で生活をして、つらいと感じるのであれば返済計画を見直すか、車種を選び直す必要があります。
残価を理解すること
BMWバリューローンとBMWフューチャーバリューローンの最大の特徴は、残価設定型のプログラムということです。据置額があることで月々の支払いは抑えられますが、返済後、あらかじめ設定した据置額より査定額のほうが高くなるケースも少なくありません。
残価設定型のローンプログラムは、数年ごとにBMWの新車に乗り換えたい方にはおすすめですが、車を手放す可能性がある方や将来的に違うブランドの車に乗るプランがある方は、スタンダードローンで組んだほうが損をしない可能性が高いでしょう。
今後の買い替えプランやライフプランによって組むローンを変えなければ、損をしてしまう危険性があります。残価についてもしっかりと理解を深めておきましょう。
ローンを組まずにBMWの車を購入するためのコツ
BMWの車には乗りたいがローンは組みたくない、または事情により組めないという方もいるでしょう。そのような場合は、ローンを組まずにBMWを買う方法も考えましょう。
中古車の検討や販売店のキャンペーンを利用して少しでも価格を抑えること、現在乗っている車の売却による資金確保などの方法があります。
中古車の検討
ローンを組まずにBMWを購入したいのであれば、中古車も選択肢に入れてみましょう。BMWの新車価格は決して安いものではなく、一括払いを選ぶ方は多いとはいえません。
しかし中古車であれば、年式や走行距離に応じて価格に幅があります。ローンを組まずに購入できるBMWの車が見つかる可能性も高くなるでしょう。
新車購入は追加オプションなどで価格が膨れ上がることもありますが、中古車は前オーナーが追加したオプションを含めた価格です。自分の好みの装備がある車を安く手に入れられるかもしれません。
BMWに乗りたいけれど購入価格を抑えたいのであれば、まずは中古車を検討するのが得策といえるでしょう。
販売店のキャンペーンを利用
販売店のキャンペーンをうまく利用することも、購入価格を抑えるには有効です。決算期やボーナス時期には、「車が売れる」「車を売りたい」という販売戦略からキャンペーン行う販売店が増加します。
BMWを取り扱っている中古車販売店で「低金利キャンペーン」や「車を購入するとナビをプレゼント」などを行っていないか、常にチェックしておきましょう。車選びは事前に行っておいてもよいですが、購入はキャンペーン時期をうまく利用すると少しでも費用を抑えられるでしょう。
手持ちの車を売却して資金の確保
現在所持している車を売却すれば、購入資金を確保できます。資金に余裕がないのではあれば、車を2台以上保有することは維持費から見ても得策とはいえません。
BMWの車を購入するには、中古車であってもある程度の金額が必要です。ローンを組まないのであれば、車の売却で手に入れたお金を少しでもBMW車の購入に回し、金銭的負担を軽くしましょう。
ローンを組む前に知っておきたい!BMW中古車のおすすめ車種
BMWでは、さまざまなシリーズを展開しています。走行性能や車体のデザインなど、シリーズごとに個性豊かです。ここからは、日本でも乗りやすく人気のある車種をご紹介します。ご自身のライフスタイルにぴったりの車種を見つけてください。
3シリーズ
3シリーズは1975年の初代が発売されてから、BMWで最も人気を集めている車種です。セダン・ツーリング・グランツーリスモの3モデルを展開しています。
日本でも使い勝手のよいボディサイズながら、後部座席もゆったりとくつろげるスペースを確保しています。トランクスペースも大容量であるため、日常生活で利用するのに適しているバランスが取れたシリーズです。
5シリーズ
5シリーズは3シリーズよりもひと回り大きいサイズ感で、見た目も力強く迫力があります。5シリーズはセダン・コンペティション・ツーリングの3モデルを展開しています。
他社の競合車種は高級輸入車のメルセデス・ベンツのEクラスやトヨタのレクサスGSです。しれつな争いが繰り広げられているクラスのため、最新技術などの採用が比較的早いのも特徴のひとつです。
X3
BMWのXシリーズは、ナンバリングシリーズの車体デザインをもとに車高を上げたSUVクラスの車種です。実用性の高い独自の走行を楽しめることから、BMWではSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)と呼んでいます。
通常走行のときは4WDですが、コーナリングや路面状態、高速走行などの際は状況に応じてFR(後輪駆動)の駆動力に近い出力でトラクションを確保するシステム「xDrive」を採用しています。
X3は3シリーズをもとにデザインしているので、車体の大きさもほどよく燃費もよいと日本で人気のモデルです。
X5
X5は2000年にBMWからはじめて誕生したSUV車です。また、SUVでは珍しいBMW唯一の3列シーターで、スポーツカーにも劣らない走行性能を楽しめます。X3よりもひと回りサイズ感が大きく、渋さも感じられるでしょう。
3L直列6気筒のディーゼルターボエンジンのため、とても静かで価格以上のパフォーマンスが期待できる次世代型車種です。
Z4
Z4はオープンカーです。一時期生産終了していましたが、2019年3月に2年ぶりに復活しました。2003年に発売された初代はロードスターモデルとクーペモデル、2009年に発売された2代目はクーペとロードスターを融合したクーペガブリオレタイプ、3代目となる現行車はトヨタのスープラとの姉妹車です。2代目よりも全長・全幅ともに大きくなっています。
天井部は初代と3代目がソフトトップ、2代目がハードトップです。現行車は、時速50kmまでであれば走行中でも10秒程度でトップの開閉ができるため、オープンカーのデメリットである天候の急変時にも対応可能です。
Z4は2シーターで耐久レースにも参加している本格派なので、スポーツカー好きにはたまらない車種でしょう。
まとめ
BMWの車に乗りたいと考えている方は、BMWが用意しているローンプログラムを組むことで、自分のライフプランに合った無理のない返済計画を立てることが可能です。それぞれのローンの特徴について、しっかりと理解を深めましょう。
ローンを組まずにBMWに乗りたいと考えている方は、中古車の購入も選択肢のひとつです。ネクステージでは、BMWの車も豊富にあつかっていますので、ぜひ一度ご相談ください。お客様のカーライフに最適な一台を、親身になってお探しします。
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