BMWオープンカーの種類は?全車種の特徴や価格、スペックを徹底比較
BMWは、高級車の定番として人気があります。そのなかでも、オープンカーモデルに憧れを抱いている人も多いのではないでしょうか。BMWのオープンカーは、カブリオレとロードスターの2種類が展開されています。
それぞれの特徴や魅力を整理しておくことによって、後悔のない車選びができるようになるでしょう。そこで今回の記事では、BMWのオープンカーに関心がある方に向けて、ラインアップやスペックなどを詳しく解説します。
※目次※
・BMWのオープンカーは「カブリオレ」と「ロードスター」の2つ!
・現在カブリオレが展開されているのは4シリーズ・8シリーズ・M4・M8の4つ。ロードスターの現行モデルはZ4のみ!
・BMWなどの輸入車をお得に手に入れたいなら中古車がおすすめ。ネクステージなら保証も充実している!
BMWのオープンカーはカブリオレとロードスター!
BMWのオープンカーは、大きく分けて「カブリオレ」と「ロードスター」の2種類です。どちらもオープンカーではありますが、カブリオレが4人乗り・ロードスターが2人乗りと、明確に異なる部分も多くあります。
ここでは、カブリオレとロードスターそれぞれの特徴や魅力について、詳しく解説します。
実用性も重視するなら4人乗りの「カブリオレ」
カブリオレの定義は、「4人乗りで屋根を開けられる車」です。現行のカブリオレとして展開されているのは、4シリーズ・8シリーズ・M4・M8の4つになります。ロードスターとは異なり、ベースとなる車が存在するタイプです。
ちなみにカブリオレは、欧州圏での呼び方であり、アメリカではコンバーチブルと呼ばれることもあります。「2人乗りではたりたい」「実用性を重視したい」という場合は、ロードスターではなくカブリオレがおすすめです。
スポーツ走行を楽しみたいなら2人乗りの「ロードスター」
ロードスターの定義は、「2乗り・2ドアかつ、屋根を閉められる車」です。日本国内では、特にマツダ車で有名なロードスターですが、海外でも多くのラインアップがあります。現行のロードスターとして展開されているのは、Z4のみです。
少し前に販売を終了してしまいましたが、BMWのラインアップには、i8ロードスターもあります。「固有のボディを楽しみたい」「スポーツ走行を重視したい」という場合は、ロードスターがおすすめです。
BMWのオープンカー【ロードスター】
BMWにおいて、ロードスタータイプのオープンカーは2車種あります。ラインナップは「Z4」と「BMW i8 ロードスター」であり、どちらも個性的で所有する満足感を得られます。どちらの車種も強力なパワーと走行性能をもっており、非日常的な加速感を楽しめるのも魅力です。それでは、それぞれの車種の特徴を詳しく見ていきましょう。
Z4
Z4は王道のロードスターモデルを体現したデザインであり、サンフランシスコ・レッドの情熱的なカラーが存在感と個性を際立たせています。パワーと重量のバランスがよく、軽快なコーナリングを楽しめます。Z4の主要諸元は以下のとおりです。なお、「sDrive20i」の主要諸元を記載しています。
車体サイズ |
全長4,335mm×全幅1,865mm×全高1,305mm |
重量 |
1,490kg |
排気量 |
1,998cc |
JC08モード燃費 |
14.9km/L |
乗車人数 |
2人 |
新車価格はグレードによって異なり、713万円~893万円です。中古車の相場は、548万9,000円~689万9,000円となります。
(参考:『Z4(BMW)の中古車一覧』)
BMW i8 ロードスター
BMWの中では特殊なモデルなのがこの「BMW i8 ロードスター」です。プラグインハイブリッド車であり、モーターの恩恵によって力強い加速を発揮します。時速100kmまではわずか4.6秒で到達し、シートに押さえつけられるような加速感を楽しめます。主要諸元は以下のとおりです。
車体サイズ |
全長4,690mm×全幅1,940mm×全高1,290mm |
重量 |
1,650kg |
排気量 |
1,498cc |
JC08モード燃費 |
15.9km/L |
充電電力使用時走行距離 |
54.8km |
乗車人数 |
2人 |
2022年10月現在、販売を終了しているため、中古でしか手に入りません。ネクステージでは、BMW i8 ロードスターの在庫を取り扱っていない状態です。
BMWのオープンカー【カブリオレ】
BMWの中で種類が多いのがカブリオレです。「2シリーズ」「4シリーズ」「8シリーズ」の3モデルで計5車種ものラインナップがあります。それぞれのシリーズで、サイズや排気量などが異なります。
カブリオレであれば、自分に最も合った車種を選びやすいことがポイントです。ここからは、それぞれのオープンカーを詳しく解説していきます。
4シリーズカブリオレ
4シリーズは、クーペとカブリオレのみのモデルであり、スポーティさが強調されたモデルです。オープンカーといっても4人乗れるので、排気量の多さもあって実用性が高いスポーツカーといえます。遠くへのドライブや旅行にも使える車です。
主要諸元を以下にまとめましたのでぜひご覧ください。なお、「440i Cabriolet Luxury」グレードの主要諸元を記載しています。
車体サイズ |
全長4,640mm×全幅1,825mm×全高1,385mm |
重量 |
1,880kg |
排気量 |
2,997cc |
JC08モード燃費 |
12.3km/L |
乗車人数 |
4人 |
新車価格は668万円~1,112万円です。ネクステージでは、4シリーズカブリオレを取り扱っておりません(2022年10月時点)。
M4カブリオレ
M4カブリオレは、4シリーズカブリオレをさらにスポーツチューンしたモデルです。450馬力という圧倒的なパワーと専用の足回りを備え、サーキットも走れるような高次元なパフォーマンスを楽しめます。ワインディングでも軽快な走りを堪能できます。M4カブリオレの主要諸元は、以下のとおりです。
車体サイズ |
全長4,685mm×全幅1,87mm×全高1,390mm |
重量 |
1,880kg |
排気量 |
2,979cc |
JC08モード燃費 |
10.8km/L |
乗車人数 |
4人 |
グレードは1種類だけで、新車は1,463万円です。ネクステージでは、M4カブリオレを取り扱っておりません(2022年10月時点)。
8シリーズカブリオレ
8シリーズは、大型でラグジュアリーなクーペスタイルが特徴のモデルです。カブリオレは4人乗りのオープンカーで、大人の雰囲気ながら刺激的なドライブが楽しめます。V型8気筒エンジンを備えるグレードもあり、圧倒的なハイパフォーマンスを感じられるのもポイントです。
8シリーズの主要諸元は以下のとおりです。なお「840d xDrive カブリオレ」グレードの主要諸元を記載しています。
車体サイズ |
全長4,855mm×全幅1,900mm×全高1,340mm |
重量 |
2,010kg |
排気量 |
2,992cc |
JC08モード燃費 |
13.6km/L |
乗車人数 |
4人 |
新車価格は1,326万円~1,907万円です。ネクステージでは、8シリーズカブリオレを取り扱っておりません(2022年10月時点)。
M8カブリオレ
ラグジュアリーカーであってハイパフォーマンスカーの8シリーズにおいて、最もハイパフォーマンスな走りを実現するモデルです。そのM8をオープンカーで楽しめるM8カブリオレは、大人の余裕を演出しながらも刺激的なドライブを堪能できるスポーツカーといえます。
価格を抑えたい方は、「M850i xDrive カブリオレ」を選ぶのがおすすめです。性能はM8よりも下がりますが、十分高次元なパフォーマンスでドライブを楽しめます。M8カブリオレの主要諸元表は以下のとおりです。なお、ベースグレードの主要諸元表を記載しています。
車体サイズ |
全長4,867mm×全幅1,907mm×全高1,353mm |
重量 |
1,910kg |
排気量 |
4,395cc |
JC08モード燃費 |
未公開 |
乗車人数 |
4人 |
グレードは1種類で、新車は2,587万円です。ネクステージでは、M8カブリオレを取り扱っておりません(2022年10月時点)。
中古車限定のBMWのオープンカー【カブリオレ】
中古車でおすすめのBMWオープンカー(カブリオレ)としては、「2シリーズカブリオレ」「3シリーズカブリオレ」「6シリーズカブリオレ」の3つがあります。いずれも、新車では手に入れられません。
ここでは、中古車でのみ購入できるカブリオレを紹介します。基本スペックや特徴など、幅広く紹介しますので、気になる方はぜひチェックしてください。
2シリーズカブリオレ
2シリーズカブリオレは、比較的コンパクトなモデルです。スポーティなデザインになっており、カブリオレらしい俊敏な走りも可能になっています。基本スペックは、以下の通りです。
ボディサイズ |
全長4,440mm×全幅1,775mm×全高1,415mm |
ドア数 |
2ドア |
エンジン |
直列4気筒エンジン |
総排気量 |
1,998cc |
トランスミッション |
電子油圧制御式8速スポーツAT |
駆動方式 |
後輪駆動 |
燃費(JC08モード) |
15.8km/L |
3シリーズカブリオレ
3シリーズカブリオレは、存在感のあるエクステリアが特徴です。2シリーズよりも一回り大きく作られており、「ラグジュアリー感」を追求したデザインになっています。基本スペックは、以下の通りです。
ボディサイズ |
全長4,610mm×全幅1,780mm×全高1,385mm |
ドア数 |
2ドア |
エンジン |
直列6気筒ターボエンジン |
総排気量 |
2,979cc |
トランスミッション |
電子油圧制御式7速DCT |
駆動方式 |
後輪駆動 |
燃費(JC08モード) |
10.6km/L |
6シリーズカブリオレ
6シリーズカブリオレは、3シリーズカブリオレを上回るボディの大きさが特徴です。オープンカーは、一般的に室内空間が狭い車として知られていますが、後部座席にもゆとりがあります。基本スペックは、以下の通りです。
ボディサイズ |
全長4,895mm×全幅1,895mm×全高1,365mm |
ドア数 |
2ドア |
エンジン |
直列6気筒ターボエンジン |
総排気量 |
2,979cc |
トランスミッション |
8速スポーツAT |
駆動方式 |
後輪駆動 |
燃費(JC08モード) |
11.6km/L |
高級車BMWのオープンカーを安い価格で乗る方法
BMWは高級なラグジュアリーカーでもあり、同時にスポーティカーでもあります。憧れをもつ方も多く、日本だけでなく世界中で人気の車です。しかし、高いデザイン性とハイパフォーマンスさにより、価格も高額傾向にあります。気軽に手を出せないことから、購入を諦めてしまう方が多いのも事実です。
そんな高級なBMWですが、安い価格で乗り回す方法があります。次項から詳しく解説をしていきます。
800万の新車を購入した時の月の支払額
新車を購入する場合の、月々の支払額をシミュレーションしてみましょう。車の価格が800万円で6年払いの契約をし、マイカーローンの金利は5%設定、ボーナス100万円を6回支払うこととします。この場合の月々の支払い額は「11万2,735円」となり、月々10万円を超えます。
この金額を高いととるか安いととるかは、人によって変わります。もし高いと感じる場合は、中古車で比較的手に入れやすい価格のオープンカーを購入するのがおすすめです。
乗り方によってはレンタカー
完全に趣味の車として購入した場合、週末にしか乗らないことも考えられます。その場合は、購入するのではなく「レンタカー」を借りたほうが安上がりの可能性があります。レンタカーであれば、1日1万円程度でレンタル可能です。週末に1日乗るだけであれば、1か月4万円ほどでBMWのオープンカーが楽しめます。
ただし、土日の両方乗ると、月に8万円はかかってしまいます。経費がかかる上に自分のものにはならないため、自分好みにカスタムもできません。長時間の試乗目的や、たまに乗るくらいであればお得ですが、乗る機会が多いと結果的に損をするので注意しましょう。
中古車は賢い選択と言える
BMWのオープンカーを購入する方法として、中古車の購入は賢い選択といえます。BMWでラインナップされているオープンカーは、どのモデルも高額傾向にあります。新車をローンで購入した場合、毎月の返済額が生活を圧迫してしまうことも考えられます。
中古車であれば、数年落ちの車がお得な価格で販売されているのが大きな魅力です。中古の輸入車であっても保証を付けられる中古車販売店で購入すれば、品質の面でも安心です。新車には手が出しにくいという方は、ぜひ中古車を狙ってみましょう。
BMWとは異なる魅力を持つ輸入車オープンカー5選
BMW以外でも、外車のオープンカーは多くのメーカーでラインナップされています。高パフォーマンスとラグジュアリーさが魅力のBMWですが、ほかのメーカーのオープンカーにもぜひ目を向けてみることをおすすめします。
ほかの車を見ることで、より自分に合ったオープンカーが見つかるかもしれません。それでは、手ごろに入手可能なかっこいい外車オープンカーをご紹介します。
メルセデス・ベンツ SLK
メルセデス・ベンツSLKはすでに販売が終了したモデルであり、中古で手に入れられます。高級車ベンツのオープンカーということもあり、ラグジュアリーさが全面に出ています。同時に、低く構えたフォルムと長いノーズ、大きく開いたグリルなどでスポーティさが演出され、大人なスポーツを楽しめます。
マニュアル車の設定もあることで、より人馬一体のドライビングを堪能できるのも大きなポイントです。
ランドローバー レンジローバーイヴォークコンバーチブル
オフロードというイメージの強いランドローバーですが、オープンカーの製造もしていました。SUVとオープンスポーツの融合は見事であり、独特な雰囲気が人の目を引きます。「高い車高」「広くとられたタイヤハウス」「フェンダーモール」など、SUVの特徴をもちながらもスポーツカー然としたデザインは、ほかの車では真似できないようなオーラをまといます。
4WDなので悪路も走れる走行性能を有しており、ルーフを閉じてオフロードに挑戦するのも一興です。
(参考:『レンジローバーイヴォークコンバーチブル(ランドローバー)の中古車一覧』)
アウディ TTロードスター 2.0TFSIクワトロ
BMWと同様に、高い走行性能とラグジュアリーさで人気なのがアウディです。そのアウディのオープンカーである「TTロードスター 2.0TFSIクワトロ」は、アウディファンからも高い人気があります。
排気量は2,000ccで重量が1,470kgとバランスがよく、気持ちのよいハンドリングを行えます。4WDで、濡れた路面や雪道などの状況でも安心して走行できます。
アバルト アバルト124
いかにもスポーツカーという力強いフロントフェイスが目を引くオープンカーです。マニュアル車の車両重量はわずか1,130kgと軽量で、人馬一体となってワインディングを気持ちよく走れます。
今ではスポーツカーもオートマが普通になりましたが、マニュアル設定があるのもスポーツカーファンを喜ばせます。赤が基調となっているインテリアは、自分の中のスポーツマインドを奮い立たせてくれるようです。
マセラティ グランカブリオ スポーツ
排気量は4,70ccを誇り、ハイパフォーマンスな走行性能を有するのがマセラティのオープンカーです。「コルセ」という有名なレースカーからフィードバックされた技術がふんだんに使われ、高次元なスポーツ走行を堪能できます。
マセラティはイタリア生まれの高級スポーツカーであり、新車では1,000万円超えするモデルが多くあります。中古であれば、お得に購入ができます。
BMWをはじめとする輸入中古車はネクステージにお任せ!
BMWなどの輸入車をお得に手に入れたい場合は、中古車を検討してみましょう。販売店選びに迷っているのであれば、輸入車の取り扱いが多い、信頼できる大手業者がおすすめです。
ネクステージは、全国から在庫を探せる環境が整っており、輸入車の品揃えも豊富です。最後に、ネクステージのサービスを紹介します。
高級車に充実の保証をご用意
輸入車の中古車を購入する場合は、保証の厚さが重要です。ネクステージでは、輸入車であっても最大3年間の保証がつけられます。予算に応じて保証期間を設定できるようになっており、「1年」からの加入も可能です。
輸入車を所有するうえで悩みの種になるのが、維持費の高さです。例えば純正パーツが必要になった場合は、海外から取り寄せなければなりません。保証に入っておけば、維持費の問題を一部カバーできます。ぜひご検討ください。
選びやすく見つけやすい環境をご用意
ネクステージは、全国に250店舗以上を展開しており、グループ総在庫数3万台を誇ります。輸入車の品揃えも豊富であり、モデルやグレードなどさまざまなこだわり条件で検索できますので、お気に入りの1台を探してみてください。
もし他店舗に気になる在庫がある場合は、最寄りの店舗へのお取り寄せも可能です。またネクステージの公式Webサイトでも、在庫の検索や見積もり依頼ができます。中古車の詳細ページから、お気軽にお問い合わせください。
まとめ
BMWのオープンカーには、カブリオレとロードスターがあります。それぞれ異なる特徴を持っているので、知識をよく整理しておき、自分に合った方を選びましょう。
BMWのオープンカーは、新車だと手が出しにくいものも多くあります。購入費用を抑えたい場合は、中古車がおすすめです。
ネクステージは、全国の在庫からお気に入りの1台を探せる環境が整っています。Webサイトからも在庫検索・見積もり依頼が可能なので、ぜひお気軽にご利用ください。
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