BMWのZ4(E85)から現行型への歴史と旧型車を乗りこなすコツ

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BMWのZ4(E85)から現行型への歴史と旧型車を乗りこなすコツ

BMWのZ4(E85)から現行型への歴史と旧型車を乗りこなすコツ

E85はBMWから販売されていたスポーツカーです。Z4シリーズの初代モデルとして人気を集めた車で、現在は3代目のG29が販売されています。それではZ4(E85)は、どのような魅力を備えていたのかご存じでしょうか。

 

本記事では現行型への歴史を振り返りつつ、Z4(E85)の魅力を解説します。G29との比較や旧型車を乗りこなすコツも紹介しますので「Z4(E85)の購入を検討している方」や「Z4(E85)のような旧型車の購入に不安がある方」の疑問も解決するでしょう。

 

※目次※

1.Z4のE85とはどのような車?

2.BMWのZ4(E85)から現行型に至るまでの歴史

3.現行型BMW Z4シリーズの魅力

4.BMW Z4のE85とG29を比較してみよう

5.BMWのZ4(E85)のような旧型車を乗りこなすポイント

6.歴代Z4を探すならネクステージを活用しよう

7.まとめ

 

■POINT

・BMWのZ4は高級志向の軽量型2シーターオープンカー。初代モデルのE85は2003年に登場。

・2代目のE89は丸みのあるデザイン。現行のG29は圧倒的な走りのターボエンジンや先進技術を搭載。

・旧型のZ4を購入する際は修復歴の有無や走行距離・年式をチェック。中古で良質な輸入車を購入したい方はネクステージへ。

 

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Z4のE85とはどのような車?

BMWのZ4(E85)から現行型への歴史と旧型車を乗りこなすコツ

Z4のE85は旧型車です。現行モデルとは特徴が異なるため、詳しく知らない方もいるかもしれません。E85は2003年に登場し、マイナーチェンジも行われています。ここで登場した際の特徴とマイナーチェンジの内容を確認し、E85がどのような車か理解しましょう。

 

Z3の後継車として2003年に登場

Z4は軽量型2シーターオープンカーのZ3の後継車です。E85は2003年に登場したZ4シリーズの初代モデルに当たります。当時は高級志向が高まっていたため、Z4(E85)はZ3よりもワンランク上のスポーツモデルとして誕生しました。

 

ロングノーズ・ショートデッキのスタイルは維持しながら、全体的にZ3よりもボディサイズを拡大し、よりシャープなデザインに変更しています。

 

グレードは「2.2i」「2.5i」「3.0i」の3種類です。それぞれ2.2L、2.5L、3.0Lの直列6気筒DOHCエンジンを採用していました。ルーフはソフトトップで、2.2iと2.5iは手動式、3.0iのみ電動式を採用しています。

 

2006年のマイナーチェンジでは先進のエンジンを搭載

Z4(E85)は2006年にマイナーチェンジを実施し、マグネシウム合金を採用した先進の直列6気筒エンジンを搭載しています。加えて5速ATから6速ATへ変更し、燃費性能がアップしました。そのほかの主な変更点は以下のとおりです。

 

・内外装のデザインを変更

・トランスミッションを5速ATから6速ATへ変更

・2.5iグレードのルーフを手動式から電動開閉式に変更

 

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BMWのZ4(E85)から現行型に至るまでの歴史

BMWのZ4(E85)から現行型への歴史と旧型車を乗りこなすコツ

BMWは、2003年にスポーツカーの「Z4」を発売しました。2019年11月現在では3代目となるG29が販売されていますが、どのモデルも多くのユーザーから人気を集めています。Z4に興味を持っている方は、初代のE85から現行型のG29までの歴史をチェックすることで、その魅力や違いを理解できるでしょう。

 

第一期:E85、E86

BMWのZ4(E85)から現行型への歴史と旧型車を乗りこなすコツ

初代モデルのZ4は、スポーティながらも古典的なボディデザインが特徴的です。2003年の発売当初は、以下の3種類のグレードを展開していました。

グレード

新車価格

エンジン

トランスミッション

2.2i

417万円

2.2L直列6気筒DOHC

5速AT

2.5i

472万円

2.5L直列6気筒DOHC

5速AT

3.0i

582万円

3L直列6気筒DOHC

5速AT、6速セミAT

※slide →

駆動方式は全グレードでFR(後輪駆動)を採用し、現行モデルまで変わらず受け継がれています。また、2006年にはマイナーチェンジとなるクーペタイプのE86を発売しました。エンジンやトランスミッションに変更を加え、よりパワフルなトルクを発揮する車へと進化していきます。

 

第二期:E89

BMWのZ4(E85)から現行型への歴史と旧型車を乗りこなすコツ

2代目となるE89は2008年に発表されました。日本では2009年から販売がスタートし、初代モデルは廃止となります。ボディデザインにも大きな変更が加えられ、やや丸みを帯びたやわらかい雰囲気を感じさせる点が特徴です。また、ソフトトップは電動開閉式のハードトップへと変更されました。E89のグレードは以下の4種類です。

グレード

新車価格

エンジン

トランスミッション

sDrive 23i

523万円

直列6気筒DOHC

6速スポーツAT

sDrive 20i

499万円

直列4気筒DOHCターボ   

8速スポーツAT

sDrive 35i

695万円

直列6気筒DOHCツインターボ

7速DCT

sDrive 35is

815万円

直列6気筒DOHCツインターボ

7速DCT

sDrive20i Sport

630万円

直列4気筒DOHCガソリン

電子油圧制御式8速AT

sDrive20i M Sport

682万円

直列4気筒DOHCガソリン

電子油圧制御式8速AT

※slide →

「Z4 sDrive 35is」は、Z4の最上級グレードとして2010年に発売されました。トランスミッションにはDCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)を搭載し、スムーズなシフトチェンジによる快適性の向上を実現したモデルといえるでしょう。

 

現在:G29

BMWのZ4(E85)から現行型への歴史と旧型車を乗りこなすコツ

現行型となる3代目のZ4のコンセプトを発表したのは2017年です。2年後の2019年3月、ようやく日本での販売を開始しました。現行モデルのグレードは以下の2種類です。

グレード

新車価格

エンジン

トランスミッション

sDrive 20i

577万円

直列4気筒DOHCターボ

8速スポーツAT

M40i

851万円

直列6気筒DOHCターボ

8速スポーツAT

※slide →

ガソリンエンジンを採用したスポーツモデルも展開しています。2代目モデルよりもボディサイズが大きくなっているため、安定性と快適性の向上も期待できるでしょう。さらに、先進的な技術であるBMW インテリジェント・パーソナル・アシスタント機能も搭載しています。

 

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現行型BMW Z4シリーズの魅力

BMWのZ4(E85)から現行型への歴史と旧型車を乗りこなすコツ

現行モデルの魅力としてご紹介するのは、主に以下の5点です。パワフルさとスマートさという、一見して両極端の魅力を兼ね備えたデザインのみならず、走行性能や燃費、安全装備のクオリティー、そして機能性・快適性も見逃せません。BMW Z4シリーズがなぜ世間から高い評価を受けているのか、その理由についてこの項目で詳しくご紹介します。

 

外装や内装のデザイン

無駄なく鍛え上げられたアスリートのような外装が、第一の魅力です。ロードスターならではのロングノーズを引き継ぎながらも、現代的でシャープなデザインに磨き上げられました。パワフルかつスマートという、両極端ともいえる魅力を兼ね備えています。

 

内装もスポーツ感あふれるコンパクトなデザインです。人間工学にもとづいて設計されたシートが、ドライバーを力強く支えます。HDDナビは日本市場向けとして特別に開発されており、見やすさとデザイン性の高さという両面で高評価です。

 

走行性能

現行Z4には合計3種類のエンジンが搭載されています。中でも評価が高いのは、Z4 sDrive35iに搭載された3L直列6気筒ツインターボエンジンです。このエンジンは「International Engine of the Year2014」で表彰を受けました。

 

sDrive20iで採用された2Lエンジンも、0~100km/hまでの加速をたった6.9秒で実現させるクオリティーを誇ります。さらに、可変バルブなどが無段階で変動するなどのシステムも組み込まれました。これにより、後述するような低燃費性を確保した車に仕上げることに成功しています。

 

燃費や維持費

フルモデルチェンジを経験し、燃費性能も大きく向上しています。初代のカタログ燃費は10・15モードで7.5km/L~10.2km/Lでしたが、現行モデルのカタログ燃費はJC08モードで10km/L~13.4km/Lとなり、より優れた燃費でパワフルな走行が可能になりました。

 

燃費向上の秘密は、パワーアップした電動パワーステアリングに隠されています。いままでは常にエンジンを稼働させて、油圧システムを稼働させていました。それに対して現行モデルでは、必要なタイミングだけで素早い可動を可能にしており、電力消耗を極限まで抑えています。

 

安全装備

安全装備ではシステム面に注目が集まりやすい時代ですが、Z4で注目しておきたいのは車体骨格の強度です。アルミニウム製のメタルトップ素材を採用することで、重心をさらに低くし、安定した走行を可能にしました。

 

運転席からの見晴らしも優れています。モデルチェンジによってサイドウインドウがおよそ40%、リアウインドウは50%も拡大され、視野が劇的に広がりました。いままで以上に安全確認が容易になり、事故を未然に防ぎやすい仕上がりとなっています。

 

機能性や快適性

コンパクトで取り回しが良い、という特徴を持つZ4ですが、意外なほどに広いトランクを備えている点にも注目しましょう。ここには46インチサイズのゴルフバッグを1セット載せられる広さがあり、最大で310Lの荷物を積み込むことが可能です。

 

スルーローディングシステムのオプションを活用することで、積載量がさらにアップします。先ほどと同様のゴルフバッグが2セット、スキー板も2セットの積載が可能となり、レジャーなどのシチュエーションでも快適に過ごせるでしょう。

 

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BMW Z4のE85とG29を比較してみよう

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E85の購入方法は中古車に限られます。最新の性能が気になる方や新車でG29を購入しようか迷っている方もいるのではないでしょうか。

 

ここで発売当初のE65と現行モデルのG29のサイズ、エンジン回り、カラーバリエーションを比較しますので、参考にしてください。

 

サイズの比較

E85とG29のサイズ関係のスペックは以下のとおりです。全体的にG29のほうがサイズアップしていますが、全高のみ小さくなっています。

モデル(グレード)

E85(2.5i)

G29(sDrive20i)

車両サイズ(mm)

全長

4.091

4,335

全幅

1,781

1,865

全高

1,299

1,305

ホイールベース(mm)

2,495

2,470

車両重量(kg)

1,365

1,490

※slide →

 

エンジン回りの比較

E85とG29のエンジン関係のスペックは以下のとおりです。排気量の小さいエンジンでもG29のほうが高いパワーを発揮します。

モデル(グレード)

E85(2.5i)

G29(sDrive20i)

エンジン種類

直列6気筒DOHC

直列4気筒DOHC

排気量(cc)

2,494

1,998

最高出力【kW(PS)/rpm】

141(192)/6,000

145〔197〕/4,500

最大トルク【N・m(kgf・m)/rpm】

245(25.0)/3,500

320〔32.6〕/1,450~4,200

※slide →

 

カラーバリエーションの比較

E85とG29のボディカラーバリエーションは以下のとおりです。大きな特徴として、E85はG29にはないグリーン系のカラーを選択できます。

モデル(グレード)

E85(2.5i)

G29(sDrive20i)

ボディカラー

・ブラックII

・アーバン・グリーン

・ブラック・サファイア

・スターリング・グレー

・チタン・シルバー

・メルロー・レッド

・モルディブ・ブルー

・アルピン・ホワイト

・ブラック・サファイア

・グレイシャー・シルバー

・ミサノ・ブルー

・サンフランシスコ・レッド

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BMWのZ4(E85)のような旧型車を乗りこなすポイント

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Z4は日本でも人気の車種であるため、中古車市場では数多くの年式・グレードから希望を絞ることが可能です。しかし、「旧型車を乗りこなせるかどうか分からない」と不安に感じている方もいるでしょう。購入後に後悔しないためには、車選びの段階からしっかりチェックすることが大切です。旧型車を乗りこなすポイントを解説します。

 

購入時の内装・外装チェックをしっかりする

E85の中古車が見つかったときには、すぐに購入を決めずに内装と外装を細かくチェックしましょう。前のオーナーがどのくらいの期間乗っていたかも重要なチェックポイントです。古いものは最初期の2003年に購入しているケースもあるため、年式に加えて走行距離も確認しましょう。

 

ひと目見ただけでは劣化の具合が分からないこともあるため、シートの下や骨格のゆがみなど、可能な限り細部まで見ることが大切です。不安に感じる部分があれば業者側に説明を求めましょう。

 

走行性や利便性などの「古さ」を許容する

2000年代の車とはいえ、現行モデルに比べると古さを感じることもあります。新車のような状態で手に入ることはほとんどないと考え、ある程度の走行性・利便性の不足は許容しましょう。

 

ただし、安全性を脅かすほど劣化した車は避けなければなりません。安さだけを基準に判断するのではなく、「古くても安全に乗り続けられる」と納得できる車を探すことが大切です。現行モデルのように便利な機能や安全性能は多く備わっていません。旧型車である点を理解して、少しでも満足できる中古車を探しましょう。

 

修復歴を確認する

車の品質を判断する上で修復歴の有無は重要です。日本自動車査定協会では、修復歴車とは「フレームやクロスメンバーなどの骨格部位を交換・修復した車」を指します。

 

ほとんどの乗用車の骨格は外部からの衝撃を前後で吸収し、乗員の安全を守る仕組みです。そのため一般的に修復歴車は、そうでない車に比べて購入後のトラブルが起こりやすい傾向があります。

 

価格が安いというメリットもありますが、安全性を重視するなら避けたほうがよい車です。見た目には分からない場合も多いため、購入する際は車体のチェックに加えて販売店に修復歴の有無を確認しましょう。

 

しっかり試乗をしてから決める

外から見てE85の状態が良好であると判断した場合でも、購入前に試乗できると安心です。中古車販売業者でも試乗サービスを提供しているケースがあるため、あらかじめ確認しておくとよいでしょう。

 

実際に街に出て運転し、自分の体や運転のクセが悪い影響を与えないか確認します。ハンドルは思うように操作できるか、運転中に窮屈に感じないか、といった部分も重要なチェックポイントです。

 

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歴代Z4を探すならネクステージを活用しよう

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良質な中古車を手に入れるためには店舗選びも重要です。歴代Z4を購入する際は、実績豊富な中古車販売店ネクステージをご利用ください。

 

ネクステージはお客様の理想の一台を提供できる環境を整えています。ここでネクステージの中古車の魅力を紹介しますので、ぜひ店舗選びの参考にしてください。

 

全国の中古車から目当ての一台を探そう

ネクステージは全国に多数の店舗を展開しています。全国総在庫は3万台(2022年4月時点)と圧倒的な品ぞろえです。売れ筋モデルを中心にカラーやグレードを幅広く取りそろえています。

 

全国の在庫はWebページから閲覧が可能です。保管場所が遠方であっても最寄りの店舗にお取り寄せも可能なため、中古車選びの視野を広げ、最適な一台を購入できます。

 

輸入車の購入も保証の対象になる

特に輸入車は購入後のトラブルを不安に思う方が多いのではないでしょうか。ネクステージは無料・有料ともに充実した保証サービスを用意しています。Z4のような輸入車は納車日から1か月以内/走行距離無制限という条件で無料保証の対象です。

 

初度登録から13年未満かつ総走行距離10万km以下という条件で有料保証「サービスサポート」にも加入できます。期間中の無料点検やオイル交換、トラブル時のロードサービスなど、さまざまな特典を利用できるプランです。

 

 

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まとめ

BMWのZ4(E85)から現行型への歴史と旧型車を乗りこなすコツ

Z4のE85は、高級感のある2シーターオープンカーとして2003年に登場しました。その後数々の改良を経て、現行型のG29は最新の性能と装備を携えています。

 

デザインの好みや価格のメリットからE85のような旧型車を購入する方は、修復歴や車体の状態、走行距離、年式などをチェックし選択しましょう。

 

ネクステージは、歴代Z4を良質な状態で提供しています。品質にこだわっているため、修復歴車は扱っておりません。まずは気軽にWebサイトを確認し、気になった車があれば「在庫確認・見積依頼」をクリックしてください。

 

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