BMWのPCDが変わった!乗り換え時に注意したいPCDとは?

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BMWのPCDが変わった!乗り換え時に注意したいPCDとは?

BMWのPCDが変わった!乗り換え時に注意したいPCDとは?

車のホイールを交換する際にチェックするべきポイントが「PCD」です。すべてのホイールに記載されていますが、きちんと理解できていないという方もいるのではないでしょうか。

 

そこでこの記事では、PCDのくわしい情報と国産車・外車の比較について解説していきます。PCDの異なるホイールを取り付ける方法も必見です。BMWは2015年を境に異なるサイズを採用しているため、車の乗り換えやホイールの買い替えを検討中の方はしっかりチェックしておきましょう。

 

※目次※

1.BMWのPCDとは?国産車のホイールは適合しない?

2.PCD変換スペーサーのメリット・デメリット

3.PCD112mmのおすすめBMW

4.まとめ

 

■POINT

 

・PCD(ピッチ・サークル・ダイアメーター)は、ホイールの適合性を確かめる際に使用される数値。メーカーや車種によって異なるため必ずチェックしよう。

・PCD変換スペーサーを活用すると異なるPCDにも適合させられるが、安全性の低下につながる可能性もある。

・2015年以降PCD112へと変更を続けているBMWから、おすすめの車種を5つご紹介。ベンツやアウディからの乗り換えにもおすすめ!

 

 

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BMWのPCDとは?国産車のホイールは適合しない?

BMWのPCDが変わった!乗り換え時に注意したいPCDとは?

車に取り付けるホイールを購入する際は、PCDの値を確認する必要があります。車体とホイールのPCDが適合していなければ、せっかく購入したホイールを取り付けられません。「車を乗り換えても同じホイールを使いたい」という方は、PCDについて理解を深めておきましょう。PCDの基本概要と、国産車・外車のPCDをご紹介します。

 

PCDとは?

PCDは「ピッチ・サークル・ダイアメーター」の頭文字を取った略称です。「ナット座ピッチ直径」と訳されますが、日本においても「PCD」を用いるケースがほとんどでしょう。

 

ホイールの中心部をそれぞれ結んでできた円の直径を表すもので、「PCD110」「PCD139.7」といったようにmm単位で表記します。単に円の直径が適合すればよいというわけではなく、ボルト穴の数も確認しなければなりません。現在多く見られるPCDには以下のようなものがあります。

  • ・100mm
  • ・112mm
  • ・114.3mm
  • ・120mm
  • ・139.7mm
  • ・150mm

 

車によってホイールのPCDが異なるのは、車両重量やボディタイプに適したボルトやナットを装着する必要があるためです。同じメーカーでも車種により異なる可能性も高いため、同じホイールを使用する場合は必ず確認しておきましょう。

 

国産車のPCD

日本の車メーカーで多く見られるのは、100mmまたは114.3mmのホイールです。近年は139.7mmの車を見かける機会も増えています。日本車はボディタイプにより大まかなPCDが決まっているのが特徴です。

 

たとえば、コンパクトカーの多くが100mmのPCDを採用しています。セダンやミニバンは114.3mm、SUVは139.7mmのPCDがほとんどです。ボディタイプが同じであれば、メーカーの違う車に乗り換えても同じホイールが使える可能性もあります。

 

ただし、すべての車に該当するものではないことを理解しておきましょう。モデルチェンジによってPCDを変更するケースもあるため、同じ車種でも念のため確認できると安心です。

 

BMWのPCD

ドイツの車メーカーであるBMWでは、長年ほとんどの車種でPCD120のホイールを採用していました。BMWのファンにとっては同じホイールを使い続けられるメリットともいえます。

 

しかし、今後同メーカーの車に乗り換える際には注意が必要です。2015年前後を境に、120mmではなく112mmのPCDを採用する車種が増えているためです。2シリーズ、5シリーズ、7シリーズなど多くの車種がPCD112となっています。

 

PCD112のBMW車は今後も増えるといわれていますが、車種・グレードによって異なる可能性も考慮しなければなりません。同じホイールを使う方や車の購入前に用意する方は、Webサイトやカタログをチェックしておきましょう。

 

その他外車のPCD

日本では100mmや114.3mmのPCDが多く見られますが、世界的には数多くのサイズが展開されています。代表的な車種とPCDは以下のとおりです。

  • ・ベンツ・フォルクスワーゲン・アウディ…112mm
  • ・ジャガー Fタイプ…108mm
  • ・フェラーリ 488…114.3mm
  • ・ポルシェ 911…130mm

 

BMWでも採用が増えている112mmのPCDは、日本国内ではあまり見られません。しかし、ベンツをはじめとするドイツ車ではポピュラーな数値です。ベンツやアウディでは、ほとんど車種で112mmのPCDを採用しています。

 

珍しいケースとして挙げられるのは、ロータスのエキシージです。前後で異なるPCDを採用し、フロントタイヤが110mm、リアタイヤが114.3となっています。

 

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PCD変換スペーサーのメリット・デメリット

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「PCDの異なるホイールを取り付けたい」という場合は、PCD変換スペーサーを活用するのもひとつの方法です。たとえば、PCDが114.3mmのホイールを100mmの車に適合するよう変換できます。

 

とても便利なスペーサーですが、安全性にかかわるデメリットがある点も理解しなければなりません。PCD変換スペーサーのメリットとデメリットを解説します。

 

PCD変換スペーサーのメリット

PCD変換スペーサーのメリットは、ホイールの選択肢が広がる点です。スペーサーに適合するサイズであれば装着できるため、自分の好きなホイールを選びやすくなります。

 

日本で多く販売されているのは、PCDが100mmや114.3mmのホイールです。外車は112mmや120mmも多いため、「ホイールは気に入ったがPCDが合わない」というケースもあるでしょう。

 

このようなときにPCD変換スペーサーを活用することで、好きなホイールを装着できるようになります。ひとつのPCDに縛られないため、ホイール選びの自由度が高まる点は大きなメリットです。

 

PCD変換スペーサーのデメリット

車は、PCDが適合する純正ホイールの装着を前提に設計されます。ホイールとタイヤ・車体との適合性は安全性に直結する要素でもあり、非常に重要なポイントであるためです。

 

しかし、PCD変換スペーサーで取り付けたホイールは、いわばメーカーの想定外となります。PCDの異なるホイールを強引に装着するかたちになるため、少なからず安全性を低下させるリスクがある点は理解しておかなければなりません。

 

とくにフロントタイヤに与える影響は大きく、高速での走行時に揺れを感じやすいといわれています。走行距離が長いほど、使用年数が経過するほど故障のリスクも高まると考えたほうがよいでしょう。可能であれば、PCD変換スペーサーを使わずに適合するホイールを選べると安心です。

 

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PCD112mmのおすすめBMW

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PCDの数値が同じであれば、車の乗り換え時にも引き続きホイールを使用できます。ベンツやアウディからの乗り換えを検討している方は、近年112mmのPCDが増えているBMWもおすすめです。人気の車種も多数あるため、どのような車があるのかチェックしておきましょう。BMWから、PCD112の車をご紹介します。

 

5シリーズ 523i Mスポーツ

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「5シリーズ 523i Mスポーツ」は5人乗りのセダンで、スポーティなボディデザインが魅力的な車です。

  • ・ボディサイズ:全長4.945m×全幅1.87m×全高1.48m
  • ・ホイールベース:2.975m
  • ・車両重量:1,650kg
  • ・乗車定員:5人
  • ・駆動方式:FR(後輪駆動)
  • ・燃費(JC08モード):13.9km/L

 

2021年7月時点におけるネクステージでの中古車価格は、約230万円~380万円の価格帯となっています。

 

2シリーズ 218d アクティブツアラー

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2017年に発表された「2シリーズ 218d アクティブツアラー」は、2シリーズのなかでは比較的新しい車といえます。

  • ・ボディサイズ:全長4.375m×全幅1.8m×全高1.55m
  • ・ホイールベース:2.67m
  • ・車両重量:1,590kg
  • ・乗車定員:5人
  • ・駆動方式:フルタイム4WD
  • ・燃費(JC08モード):20km/L

 

フルタイム4WDを採用した駆動方式と優れた燃費性能が魅力です。2021年7月時点におけるネクステージでの中古車相場は、140万円程度の価格となっています。

 

X1 sDrive 18i

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「X1 sDrive 18i」は初代からのモデルチェンジでFFを採用するとともに、PCDも112mmへ変更となりました。

  • ・ボディサイズ:全長4.455m×全幅1.82m×全高1.61m
  • ・ホイールベース:2.67m
  • ・車両重量:1,520kg
  • ・乗車定員:5人
  • ・駆動方式:FF(前輪駆動)
  • ・燃費(JC08モード):15.7km/L

 

2021年7月時点におけるネクステージでの中古車相場は、90万円~260万円の価格帯となっています。PCD112を採用した2015年以降のモデルは、200万円超えの傾向があるので年式をよく確認しましょう。

 

X3 xDrive 20d

BMWのPCDが変わった!乗り換え時に注意したいPCDとは?

「X3 xDrive 20d」は、ドイツ車らしい堂々たる風貌が特徴的なSUVです。

  • ・ボディサイズ:全長4.72m×全幅1.89m×全高1.675m
  • ・ホイールベース:2.865m
  • ・車両重量:1,860kg
  • ・乗車定員:5人
  • ・駆動方式:フルタイム4WD
  • ・燃費(JC08モード):17km/L

 

パワフルな加速性を楽しめるディーゼルターボエンジンを搭載しているため、オフロード走行向きの車を探している方にもおすすめといえるでしょう。2021年7月時点におけるネクステージでの中古車相場は200万円~460万円です。

 

7シリーズ 740d xDrive Mスポーツ

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7シリーズは、BMWのなかでも高級車に値するセダンです。

  • ・ボディサイズ:全長5.11m×全幅1.9m×全高1.48m
  • ・ホイールベース:3.07m
  • ・車両重量:2,060kg
  • ・乗車定員:5人
  • ・駆動方式:フルタイム4WD
  • ・燃費(JC08モード):15.4km/L

 

高級モデルということもあり、中古車市場でも500万円を超える価格帯で出回っています。走行性だけでなく、ラグジュアリーな内装にこだわりたい方にもおすすめの車です。

 

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まとめ

BMWのPCDが変わった!乗り換え時に注意したいPCDとは?

車のホイールには、車種によってさまざまな種類があります。ホイールの買い替えや車の乗り換えを行う前に、PCDの適合性をチェックしましょう。BMWでは120mmが主流でしたが、近年では112mmを採用するモデルも増えています。

 

ベンツやフォルクスワーゲンといったメーカーからも乗り換えやすくなったため、外車の購入を検討中の方はBMWを視野に入れてみてはいかがでしょうか。ネクステージでは、BMWをはじめ多数の中古車を取り揃えています。ぜひこの機会に中古車販売サービスをご利用ください。

 

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