BMW connectedはどのような場面で活躍してくれるか
BMWの現行モデルには、多くの車種にconnectedが搭載されています。幅広いシーンで活躍する便利なサービスですが、「connectedがどのようなものなのか具体的に知りたい」という方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、BMWのconnectedの便利な機能や使い方について解説します。アプリのインストール方法から実際の評判まで知ることが可能です。connectedの搭載車を手に入れて、最新の技術を体感しましょう。
※目次※
・BMWが提供するconnectedでは、友人と旅先への到着時刻を共有したり、駐車場で居場所を確認したり便利な機能が多数利用できる
・2019年11月現在はiPhoneやApple WatchのOSに対応しているため、iOS以外の端末を使っている場合は注意しよう
・現行モデルであれば、ほとんどの車種でconnectedを利用可能!車台番号で対応車種を確認しよう
BMW connectedが活躍するシーン
connected(コネクテッド)は、BMWが提供するサービスです。スマホアプリと車を融合させることでユーザーをサポートします。
日常的なお出かけから旅行まで、幅広いシーンで役立てることが可能です。毎日の何気ない生活が、何倍も充実したものになるでしょう。ここからは、connectedがどのようなシーンで活躍するのか具体的に解説します。
優れたナビ機能で旅行のシーンで大活躍
BMWのconnectedを用いると、スマホ上に表示した地図アプリと車を連動させることが可能です。現在地と目的地をカーナビに転送するため、スマホ・カーナビどちらでもナビ機能を利用できます。
目的地までの所要時間も自分で計算する必要はありません。connectedが現在位置と渋滞状況を考慮し、出発するべき時刻を自動で算出します。到着予定時刻は、一緒に出かける友人や家族とSMSで共有することも可能です。
たとえば、大人数で旅行に行くときに同じ情報を全員で共有できるため、集合時間を間違えるリスクも減るでしょう。
BMW オンライン
BMW オンラインでは、ニュースをチェックしたり、旅先の天気をリアルタイムで検索したりできます。コントロールディスプレイで操作するため、ドライバーが好きなときに情報を収集できる便利な機能です。
リモート車両サーチ機能で駐車場迷子なし
connectedには、車の所在地をユーザーに知らせる機能があります。広い駐車場では、車の数が多くどこに戻るべきか迷うケースもあるでしょう。そのようなときにリモート車両サーチ機能を利用すると、車の位置と徒歩ルートを表示してくれます。
リモート・ライト・フラッシュ
車の位置を地図に反映するだけでなく、ヘッドライトを点滅させて駐車場所を確認することも可能です。夜間の暗い環境でリモート・ライト・フラッシュ機能を利用すると、車がどこにあるかすぐに確かめられます。
リモート・ドア・ロック/アンロック
リモート・ドア・ロック/アンロックは、ドアのロックとアンロックを遠隔操作する機能です。「ドアをロックし忘れたかもしれない……」というときでも、アプリやWebから施錠状況を確認できます。万が一ロックできていない場合でも、その場で施錠することが可能です。
リモート 3Dビューで車周辺をくまなくチェック
リモート 3Dビュー機能では、車とその周囲の状況をスマホから確認できます。ドアの閉め忘れやライトの消し忘れなどを確かめたいときに便利な機能です。
たとえば、人通りの少ない道に家があったり夜間に駐車したりするときには、防犯面で不安を抱える方もいるでしょう。窓が開いていると車上荒らしのような犯罪に遭うリスクもありますが、実際に車まで足を運ぶことなく遠隔で状況確認ができます。ヘッドライトの点滅やドアのロック・アンロックも操作可能です。
事故発生を知らせてくれるBMW SOSコールで1人運転も安心
思わぬ事故やトラブルが起きたときには、SOSコールがサポートしてくれます。救急車や消防車の手配が必要であれば、コールセンターの担当者がドライバーに代わって通報する機能です。
ひとりでのドライブ中、複数の対応に追われるだけでなくパニックに陥ってしまっては適切な対処ができません。SOSコールを利用することで、状況に応じた対応方法を冷静に判断できます。家族や友人との旅行中だけでなく、ひとりでの通勤時にも安心です。
メンテナンス機能で車をベストな状態に保つ
BMW connectedでは、車のコンディションを保つために役立つサービスもあります。サービス・リマインダーにより、法定点検や車検の時期を知らせたり、消耗品(エンジン・オイルなど)のメンテナンス情報を確認したりできるサービスです。
また、自宅の近くのディーラーを探してお気に入りとして登録することもできます。気になるモデルがある場合は、オンラインで入庫予約をすると最新情報の入手も可能です。BMWの車を長く乗りたい方にとっては非常に魅力的なサービスといえるでしょう。
寒い日、暑い日も車内を快適に保つ
外気温が低い日や猛暑日には、「車に乗り込んでからしばらく過ごしにくい」と感じる方もいるのではないでしょうか。connectedのリモート・クライメート・コントロールは、そのような悩みの解消にもつながります。
乗車する前に車の外から喚起機能をオンするため、あらかじめ快適な空間に調整された車へ乗り込むことが可能です。乗車する時間が明確になっている場合は、タイマーを設定しておくといつでも一定の温度を保つことができます。
BMW connected導入で気を付けたいこと
connectedは、幅広いシーンで活躍する便利なサービスです。しかし、実際に利用する前には注意点も理解しておきましょう。サービスの利用料金や対応OSにも規定があるため、問題なく使える環境かどうかを確認しておくことも大切です。ここでは、BMWのconnectedを導入する際に気を付けるべき点を解説します。
購入しなければ使えないサービスがある
connectedは、すべてのサービスが登録のみで使えるわけではありません。なかには別途購入が必要なものもあるため、利用したい機能が含まれているかどうかを確認しておくと安心です。
BMW コネクテッド・ドライブ・サービス
コネクテッド・ドライブ・サービスの基本的な機能には、以下の3つが含まれています。
- ・リモート・サービス
- ・BMW オンライン
- ・オンライン音声認識
1年あたりの利用料金は、2019年11月現在で6,900円(税込)です。また、コネクテッド・パッケージ・プラスを購入すると、上記に加えマップのアップデートやコンシェルジュサービスを利用できます。1年あたりの利用料金は2万300円(税込)です。
BMW リモート・サービス
リモート・サービスのみの追加であれば、1年あたり5,000円(税込)で利用できます。含まれる機能は以下のとおりです。
- ・リモート・車両サーチ
- ・リモート・クライメート・コントロール
- ・リモート・ドア・ロック/ロック解除
- ・リモート・ライト・フラッシュ
対応OSが限定されている
2019年11月現在、BMW connectedのアプリはAndroid端末に対応していません。Appleが販売するスマートフォンiPhone、またはApple Watchでのみ利用できます。現在Android端末を利用している方は、スマホアプリからリモート操作ができないため注意しましょう。
また、古いiOSでは正常に機能しない可能性もあります。希望の端末でconnectedが利用できるかどうか、あらかじめBMWのディーラーやカスタマーサービスから確認しておくと安心です。
BMW connectedのインストールと設定方法
BMW connectedを実際に利用するためには、アプリのインストールやユーザー情報を設定しなければなりません。いくつかの段階を経る必要があるため、スムーズに登録できるよう流れを把握しておきましょう。connectedのダウンロードから初回ログインまでの方法を詳しく解説していきます。
BMW connectedをダウンロードする
connectedのスマホアプリは、Appストアからダウンロードが可能です。「My BMW Remote」というアプリ名で検索すると該当アプリが出てくるため、サービスを利用したいスマホから直接ダウンロードします。
Webサイトからのサービス利用も可能ですが、スマホアプリは別途インストールして登録しなければなりません。便利なリモート機能にも役立つため、購入後は早い段階でダウンロードしたほうがよいでしょう。
ユーザーアカウントを作成する
アプリが正常にダウンロードされたことを確認したら、アカウント設定に進みます。設定には以下のような情報の入力が必要です。
- ・ユーザーの名前
- ・メールアドレスまたはアカウントID
- ・国・言語
- ・パスワード
複雑な内容ではありませんが、アカウントIDやパスワードも登録時に設定するため、忘れないようメモなどに残しておきましょう。
ログインする
アカウントの設定に問題がなければ、登録したIDとパスワードでログインができます。トップ画面の入力欄からユーザー名とパスワードの2項目を入力し、ログインボタンをタップして完了です。
ログイン後は、connectedにアクセスするためのPINコードを設定します。PINコードはいつでも変更できますが、誕生月日のようなものではなく、なるべく悟られにくい数字を設定するほうがよいでしょう。
BMW connectedの評判はどうか
connectedは2019年11月現在、BMWユーザーの多くが活用しているサービスです。便利な機能が多数含まれていますが、実際の評判について知る機会はあまりないかもしれません。よい評判だけでなく、「どのような部分に不満を感じているか」を把握しておくことも大切です。BMW connectedの評判を2つご紹介します。
不具合が起こったときの対応が遅い
スマホアプリから地図を転送する機能において、車側に正常に反映できない不具合が見られました。カスタマーサービスに問い合わせたものの、早急な対応が期待できず不便に感じたケースがあるようです。
ただし、大規模な不具合が発生した場合は復旧にも時間がかかる可能性が少なくありません。本格的な調査はBMWの本社であるドイツで行われることもあるため、対応の早さは不具合の内容によって異なるでしょう。connectedユーザーの増加とともに、サービスの充実化も期待できます。
日常生活がワンランクアップした
「些細な生活動作の満足度が上がった」といった声は、connectedユーザーのなかでも多く見られる評判内容です。駐車場で車を探す手間が省けたり、寒さや暑さを気にせず車内空間を調整したりできる点はconnectedならではの魅力といえるでしょう。
ほとんどの車種に標準装備されているBMW SOSコールは、ドライバーと同乗者の安心感を高めます。快適性と安全性を向上し、これまでよりも贅沢な日常生活が体感できるサービスです。
BMW connectedが搭載されているモデル
BMW connectedは、2019年11月現在の現行モデルのほとんどに搭載されています。connectedに対応した機種であれば、現在搭載されていなくても追加で購入が可能です。
すでにBMWの車を所有している方は、自分の車でconnectedが利用できるかどうか確認してみましょう。BMW connectedが搭載されているモデルについて解説します。
コネクテッド ・ ドライブ ・ スタンダードは現行モデルで標準装備
connectedの基本機能であれば、ほとんどの車種で利用可能です。標準的に搭載する機能には、SOSコールとテレサービスの2つが含まれています。車の購入後に特別な手続きをする必要はありません。
ただし、 コネクテッド ・ ドライブ ・ サービスやリモート ・ サービスは搭載車種が限られています。6シリーズと7シリーズでは利用可能ですが、対象外の車種は利用料金を支払わなければなりません。
コネクテッド ・ ドライブ 対応かどうかを見分ける方法
現在すでにBMWの車を所有していても、「自分の車がconnectedに対応しているかわからない」という方もいるでしょう。実際に機能を使えるかどうかは、BMWの公式サイトから調べることが可能です。
コネクテッド・ドライブ・ストアから、利用したいサービスのリンクを選択します。ページ内に「利用可能状況の確認」と記載されたリンクをクリックし、車台番号(車両識別番号)を入力しましょう。車台番号は、車検証のほかダッシュボードやエンジンルームといった場所にも記載されています。
まとめ
BMW connectedは、BMWだからこそ体感できる便利なサービスです。友人や家族との旅行はもちろん、毎日の通勤や買いものでも活躍してくれるでしょう。対応するOSや車種には限りがあるため、利用を考えている方は問題なく使えるかどうかチェックしておくことが大切です。
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