BMWの3シリーズ「F31」の特徴とは?Mスポーツとどちらの人気が高い?
BMWの3シリーズをご存じでしょうか。長年の人気車であるBMW2002に続くモデルとして発売されたのが「BMW3シリーズ」です。また、ツーリングモデルも同じくBMW2002にラインナップされています。
中でも「F31型」は、2012年から発売される現行モデルのスタンダードモデルのひとつです。「F31型」がどのような車か気なっている方もいるのではないでしょうか。
今回の記事では、BMWの3シリーズ「F31」の特徴を詳しくご紹介していきます。F31に関する情報を求めている方は、F31の詳細やMスポーツとの違いもチェックできますので、ぜひチェックしてみてください。
※目次※
・BMWの3シリーズは、BMWの中核となる大人気モデルであり、BMW2002のDNAを受け継いでいる!
・BMW3シリーズF31のラゲッジスペースは最大1,500Lでたくさんの荷物を運べ、自動開閉できて便利!
・中古車での購入を検討されている方は信頼できる中古車販売店を選ぼう
BMWの3シリーズの特徴
BMWの3シリーズは、ドイツの自動車メーカーであるBMWの中核となる大人気モデルです。アメリカ市場でも有名で、年間10万台以上販売されています。
日本市場でも数多く売れているというのは同じで、3シリーズはDセグメントにおいて輸入車最量販モデルです。そんな世界中で人気の高いBMW3シリーズの特徴をご説明します。
BMW2002のDNAを受け継ぐ人気モデル
ドイツの人気自動車メーカーBMWの3シリーズは、1966~1977年にかけて販売されていた小型2ドア・セダンであるBMW2002のDNAを受け継ぐ人気モデルです。1975年に2002年モデルからバトンタッチされる形で3シリーズが生まれました。このときに5シリーズも発売され、テーマは3シリーズと同じになっています。
3シリーズは1975年に初代E21モデルが発売されて以来、現在までBMWの中で最も売上台数の多い車であり続け、日本でも人気があります。欧州での分類では、Dセグメントに属す、後輪駆動型の乗用車です。
歴代のBMW3シリーズ
初代が1975年に登場し、全グレードに直列4気筒エンジンが搭載されていました。2002シリーズのボクシーなボディを生かした、エレガントなデザインと軽量なボディ・反応性に優れたエンジンが特徴で大人気でした。
その後、1982年に2代目のE30が登場します。初代よりも寸法が一回り大きくなり、丸みのある、なめらかなデザインに変更されました。続いて、3代目E36が1990年に発売されます。特徴だった丸型の4灯ヘッドライトが異形4灯に変更され、乗り心地や衝突事故が発生したときの安全性を考慮し、さらにボディが拡大しました。
また、4ドアの車はプレスドアが採用され、空力特性がアップデートされたモデルへとチェンジしたのです。4代目E46は1998年、5代目E90は2005年に登場しました。2012年には6代目F30が発売され、2019年には第7世代も発売されています。
BMW3シリーズのF31の特徴
BMW3シリーズの歴史を確認したところで、ここでは2012年に発売された6代目である「ツーリングモデルF31」の特徴をご紹介します。ボディサイズやラゲッジスペース、テールゲートやリヤウインドウ、内装などスペックを細かくみていきますので、F31に興味のある方はぜひチェックしてみてください。
日本でも乗りやすいボディサイズ
特徴は、全幅が1800mmである点でしょう。日本の標準的な駐車場にスムーズに駐車ができる、便利なサイズとなっています。全長は4,625mm、全幅は1,800mm、全高は1,460mmです。
セダンのF30は、全長・全幅は等しく、全高ではツーリングより20mm低くなります。つまり、セダンより高さが2cm高くなり、サイズ的には、ほぼ同等に感じるでしょう。
比較されることの多い、メルセデス・ベンツCクラスワゴンやアウディA4アバントを見てみても、だいたい同程度のサイズです。
最大1500Lのラゲッジスペース
ツーリングシリーズの目玉とも言える優れた特性は、圧倒的大容量のラゲッジスペースでしょう。後部座席を起こしたままの状態での容量は495Lで、セダンの480Lとあまり差がありません。
しかし、前倒し可能な後部座席を倒すと容量は1,500Lになり、大きい荷物や大量の荷物でもしっかり積むことができます。趣味で釣りやゴルフなどの荷物を乗せる方、お引っ越しなどで多くの荷物を運びたい方にはとてもおすすめです。
自動開閉できるテールゲートと独立開閉式のリヤウインドウ
テールゲートは、コンフォートアクセスというキーを持って、リヤバンパーの下に足を入れるとテールゲートが開くという仕組みを採用しています。両手にたくさんの荷物を抱えていても、自動でドアが開いてくれるため便利です。
リヤウインドウは独立開閉式で、テールゲートの窓ガラス部分のみの開け閉めができます。テールゲートと違って小さく開閉できるので、スペースが狭い場所での荷物の積み込みに融通が利き、便利です。
運転がしやすく快適な内装
先先代のBMW3シリーズでは、後部座席が狭目に設計されていましたが、その後のモデルでは改良され、広く設計されるようになりました。F30と比較すると後部座席は25mm広くなっています。
内装は、「レイヤリング」という技法が使われ、複数の水平ラインや素材が重ねられ、アカ抜けたモダンな雰囲気です。また、ダッシュボードは運転席側に7度の傾斜がついており、運転している人にとって操作がしやすくなりました。
Mスポーツとの違いとは?
BMWスポーツの「M」は、BMWモータースポーツ社に由来します。Mスポーツには青・紫・赤のストライプが添えられた特別な意味を持つMのエンブレムがついており、スポーティな内装・外装などのデザイン性に加えて、足回りが整えられたモデルです。Mスポーツの概要や特徴について詳しくご説明します。
BMWのMスポーツとは
BMWモータースポーツ社は、モータースポーツ関連商品の開発や生産をおこなっていましたが、1993年にBMW M社に改称しました。BMW M社の開発するMモデルは、1台で日常走行から専門的なサーキット走行までを担い、スポーツモデルの頂点に君臨し、非常に人気です。
通勤や買い物など日常の運転に使えるのはもちろん、そのままサーキットに持ち込めるように仕立て上げられています。Mモデルに対し、Mスポーツは普段使いがしやすいという点が、日本で人気を博している秘密です。
Mスポーツの特徴
MスポーツのデザインはMモデルのDNAを受け継ぎ、大きめのエアインテークや2本出しリアディフーザー、サイドのMバッジなどがちりばめられており、非常にクールです。しかし、Mモデルよりはデザインが攻撃的でなく、丸みを帯びたシェイプで普段使いにぴったりのモデルになっています。
内装は、カッチリとしたスポーティなデザインで、重厚感があり、クールな印象です。Mモデルよりは、スポーティさが抑えめであるものの、しっかりとクールさはあります。そのためMモデルに憧れて、近いものが欲しいという方におすすめです。
また、Mモデルと同様に足回りが標準装備になっており(オプションで付けられるタイプもあります)、走りもMモデルに近いです。走行感にこだわりたい方にもおすすめできます。
3シリーズはMスポーツを選ぶ人が多い
BMWの主力である3シリーズですが、中でもMスポーツは多くの人に選ばれる人気モデルです。人気の秘密はデザイン性の高さにあります。外装は、スリットスカートやエアロ部分、低めの車高やホイールデザインがかっこいいと評判です。内装は、ブラックを基調としたスポーティで渋い印象に仕上がっており、洗練された感じが出ています。
類似モデルのラグジュアリータイプは、定価が6万円ほど安いのですが、木製素材が使われたシックで落ち着いた高級感のある雰囲気です。スポーティなかっこよさを求める方にはMスポーツの方をおすすめします。
中古車のBMWを検討している人が気をつけること
クールで走りやすく、人気の高いBMWですが、購入を検討されている方の中には「なるべく安く……」と中古車を選ぼうとしている方もいるのではないでしょうか。そんなときに注意しておく点をまとめました。決して安い買い物とは言えないため、注意点に気をつけて、後悔のない買い物にしましょう。
信頼できる中古車販売業者を選ぶこと
中古車選びにおいては、定価がないのが特徴です。そのため、安心して購入ができる中古車販売業者を選ぶ必要があります。信頼ができるかどうかは、つぎのようなポイントが挙げられます。
まず、「対応がしっかりしている」かです。連絡をしたときにすぐに返事が来て、販売店を訪れたときにも、きちんと対応してくれるかがポイントでしょう。お客様のことをキチンと考えてくれているのかがわかります。
続いて「すべての質問に答えてくれる」かでしょう。中古車の傷の具合や不具合のある点について、包み隠さずにキチンと説明してくれるかも大切です。購入してから、実は不具合があったということもありえます。
また、「見積もりがしっかりしており、おかしな請求がない」かもチェックしましょう。説明にない請求が来たりするところは信頼しない方がいいかもしれません。
より安全に走れるものを選ぶ
車の寿命に影響する走行距離は、きちんと確認しましょう。一般的には走行距離10万キロメートルが車の寿命と言われています。しかし、車の販売会社によっては経年に強く、20万km走る車もあります。
そのため、一概には言えませんが目安にはなりますので、チェックしておくべきポイントです。同様に、修復履歴についても確認しておきましょう。また、保証がついているものは何かあったときに安心です。
まとめ
BMWのF31は日本でも乗りやすい車幅になっていて、人気が高く使いやすいモデルです。ラゲッジスペースも後部座席を倒すことで格段に広くなり、たくさんの荷物を乗せるのに便利です。内装もモダンで快適ですので、多くの人から支持されるのもうなずけます。
購入を検討されている方、信頼できる販売店をお探しの方は、「ネクステージ」にご相談ください。
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