アウディA5の歴史を解説!現行モデルの特徴や魅力とは?
ドイツの高級車メーカー「アウディ」は、デザイン性・機能性・走行性・快適性に富んだモデルを販売しています。
中でもA5は、常識を超えた新しいクーペをラインアップする人気モデルです。では、A5にはどのような魅力があるのでしょうか。
この記事では、アウディ A5の歴史とモデルのラインアップ、現行モデルの基本スペックや特徴、魅力を紹介します。A5の魅力を理解し、お気に入りのモデルを探してみましょう。
※目次※
・ A5は、アウディが11年ぶりに発売した2ドア4シーターの新しいクーペ
・アウディ A5にはクーペ・カブリオレ・スポーツバックをラインアップしていたが、現行モデルはクーペ・スポーツバックの2種類
・アウディ A5の購入は、充実した安心の保証を用意しているネクステージがおすすめ!
アウディA5のこれまでの歴史
A5は、アウディが販売している4シーターのクーペです。セダンタイプのA4とA6の間に位置します。従来のFF駆動2シーターの常識を超えた新しいクーペとして誕生し、現在はアウディを代表するシリーズとして人気です。
まずは、アウディ A5の歴史と進化を見ていきましょう。
2008年2月「A4」の派生車種として誕生
A5は、アウディが11年ぶりに市場で発売した2ドア4シータークーペです。2007年開催の第77回ジュネーブモーターショーで公開され、日本では2008年2月に販売を開始しました。
A4の派生車種として誕生したA5は、エレガントなクーペデザインと快適に使える4シート、大容量のトランクなどが特長です。新世代のシャシーレイアウトとFSIガソリン直噴技術の採用により、ダイナミックな走行性と乗り心地の良さ、高い燃料効率も実現しています。
2009年8月「A5カブリオレ」発売
2009年8月に、4シーターのカブリオレが追加されました。A5カブリオレは、ソフトトップを採用した優雅なエクステリアデザインが魅力です。
ソフトトップには耐候性と断熱性に優れたキャンバス生地が採用され、頑丈なフレームとともに高い気密性と遮音性も実現しています。
また、最新世代のクワトロ(フルタイム4WD)の搭載によるスポーティーな走行性能、大容量のトランクスルー機能付きのトランクルームなども特長です。
(参考:『アウディ A5シリーズ全モデルのスペックや魅力、価格情報を徹底解説!|新車・中古車の【ネクステージ】』)
2010年1月4ドア「A5スポーツバック」発売
2010年1月には、4ドアのスポーツバックが発売されました。A5クーペが持つエレガントさとステーションワゴンが持つ使い勝手の良さ、セダンのプレステージ性を兼ね備えていることが特徴です。
直列4気筒直噴ガソリンターボエンジン(2.0TFSI)、デュアルクラッチ式7速Sトロニックの組み合わせにより、力強い走行と高い環境性能を実現しました。
また、同時期にA5スポーツバックの誕生を記念した「エクスクルーシブリミテッド」も20台限定で販売されています。
2017年:各モデルをフルモデルチェンジ
2017年に、クーペ・カブリオレ・スポーツバックの各モデルがフルモデルチェンジされ、2代目が登場しました。スポーツバックには、新開発の2.0TFSIエンジンを搭載したFWDモデルが追加されています。
クーペ・カブリオレ・スポーツバックのクワトロには、高性能版2.0TSFIエンジンが搭載されました。各モデルのスポーツタイプは、3.0V6型TFSIエンジンと8速ティプトロニックのトランスミッションを採用しています。
(参考:『アウディ A5シリーズ2代目を刷新!改良ポイントや価格を徹底解説|新車・中古車の【ネクステージ】』)
A5カブリオレは販売終了
A5カブリオレは、公式発表はされていないものの、2019年頃に日本での販売が終了しているようです。2018年の一部改良の際には設定されていましたが、2021年の大幅アップデートの際にラインアップされていないことからも、販売を終了したことが分かります。
アウディA5クーペの魅力
アウディ A5クーペは、美しく流麗なクーペデザインと優れた走行性能、快適性の高いインテリアが魅力です。A5の原点となるモデルであり、2008年の発売以降、長年愛され続けています。
2021年には、エクステリア・インテリアの大幅アップデートとグレード構成の変更で、よりスポーティーに進化しました。ここでは、アウディ A5クーペの走行性能とエクステリア・インテリアの魅力を紹介します。
(参考:『A5クーペ(アウディ)|新車・中古車の【ネクステージ】』)
美しいエクステリアデザイン
A5クーペのエクステリアは、クーペならではの美しく流麗なデザインが特徴です。ワイド&ローの低いオーバーハングとCピラーからリアへと続く曲線が美しく、アウディの全モデルの中でも特に美しいプロポーションに仕上がっています。
また、2021年の大幅アップデートでハニカムメッシュのシングルフレームとボンネットスリット、ボディ一体型のサイドスカートが装備されたことにより、存在感のあるスポーティーなデザインとなりました。
機能美を兼ね備えたインテリア
A5クーペのインテリアは、凛(りん)とした気品があります。インフォテインメントシステムMIB3やタッチパネル式10.1インチのセンタースクリーン、バーチャルコックピットプラスの採用により、シンプルながらも操作性を向上させました。
Sラインには、質感の高いブラックグラスルックコンソールパネルやアーティフィシャルレザーも採用され、高級感のあるインテリアに仕上がっています。
また、アウディオリジナルのDVDナビやミュージックプレイヤーが接続できるAMI、スマートフォンのワイヤレス充電も備っており、使い勝手の良い室内空間です。
スムーズな走り出しとパワフルな走行
アウディ A5クーペには、ターボディーゼルエンジンとマイルドハイブリッドを組み合わせた「40TDIクワトロアドバンスド」「40TDIクワトロSライン」、ターボエンジンと12Vマイルドハイブリッドを組み合わせた「45TFSIクワトロSライン」の3グレードがあります。
ターボのパワフルな走行性能に加え、エンジンとベルト駆動式オルタネータースターターをつなぐことで走り出しもスムーズです。45TFSIクワトロSラインは、ブレーキ時の回生エネルギーを走行の動力として使い、圧倒的な高効率を実現しました。
(参考:『A5(アウディ)の燃費情報|新車・中古車の【ネクステージ】』)
アウディA5スポーツバックの魅力
アウディ A5スポーツバックは、使い勝手の良い大開口の荷室が魅力の4ドアモデルです。A5クーペ同様の美しいデザイン、優れた実用性と機能性、走行性能を兼ね備えています。
また、快適な乗り心地とフォーマルなスタイリングも魅力のひとつです。ここでは、A5スポーツバックのエクステリアとインテリア、走行性能を紹介します。
(参考:『A5スポーツバック(アウディ)|新車・中古車の【ネクステージ】』)
フォーマル感がプラスされたエクステリア
A5スポーツバックのエクステリアは、流麗なフォルムながらもダイナミックさと立体感があります。後席ドアとハッチゲートを備えることで、フォーマル感と使いやすさを調和させました。
フロント部分は、クーペ同様のシングルフレームと立体感のあるバンパーにより、力強い印象を与えます。リア部分は、ルーフラインにつながる曲線や存在感のあるテールランプからスポーティーな印象を受けるでしょう。
洗練されたインテリア
A5 スポーツバックのインテリアは、洗練されたマテリアルと手になじむステアリングホイール、ラップアラウンドデザインの包み込まれるようなコックピットが特徴です。
室内を彩るマルチカラーアンビエントライティング、水平基調で開放感のあるダッシュボードにより、上質感のある空間が作られました。
オプションの「ラグジュアリーパッケージ」を追加すれば、質感の高いパーシャルレザーのスポーツシートやアーティフィシャルレザーのセンターコンソールなど、より品格のある空間に変わります。
開口部が大きく広々使えるラゲッジ
A5スポーツバックの荷室は465Lもの容量があり、普段の買い物やお出かけに十分対応します。また、リアハッチが大きく開くため、大きな荷物や重い荷物の出し入れも容易です。
リアシートは分割可倒式となっているため、リアシートを倒すことで荷室をさらに広げられます。
機能的なコックピットと高い走行性能
A5スポーツバックのコックピットは、操作系をドライバー側に傾けたタイト感が特徴です。
10.1インチ高解像度モニターディスプレイはタッチスクリーン式のため、直感的に操作できます。スマートフォンで操作できる「MMIナビゲーションシステム」も標準装備されました。
また、全てのモデルに装備された「アウディドライブセレクト」も、ボタンひとつで切り替えが可能です。走行状況に応じたモードを選ぶことで、ドライバーの負担軽減や燃費効率の向上が期待できます。
(参考:『A5スポーツバック(アウディ)の燃費情報|新車・中古車の【ネクステージ】』)
アウディA5現行のラインアップ
アウディ A5シリーズは、ベースモデルに加えハイパフォーマンスモデルの「S5」、高性能プレミアムスポーツの「RS5」もラインアップしています。
それぞれにクーペとスポーツバックを設定しているため、デザイン・機能性・走行性能などを比較してお気に入りのモデルを見つけましょう。ここでは、それぞれのモデルの基本スペックと特徴を紹介します。
A5クーペ
A5クーペには、ターボディーゼルエンジン搭載の「40TDI アドバンスド」「40TDI Sライン」、ターボエンジンと12Vのマイルドハイブリッドを組み合わせた「45TFSI Sライン」の3グレードがあります。
スタンダードモデルのアドバンスドに比べ、Sラインはスポーティーなデザインと装備が特徴です。
全長×全幅×全高(mm) |
4,695~4,705×1,845×1,365 |
乗車定員(名) |
4 |
ホイールベース(mm) |
2,765 |
最低地上高(mm) |
120 |
車両重量(kg) |
1620~1,660 |
駆動方式 |
4WD |
エンジンの種類 |
直列4気筒DOHC インタークーラー付きターボ |
WLTCモード燃料消費率(km/L) |
12.7~16.1 |
A5スポーツバック
A5スポーツバックには、4WDだけではなくターボディーゼルを搭載したFWDの「35TDI」も設定されており、グレードは計5種類です。基本スペックは以下を参考にしてください。
全長×全幅×全高(mm) |
4,765~4,755×1,845×1,390 |
乗車定員(名) |
5 |
ホイールベース(mm) |
2,825 |
最低地上高(mm) |
140 |
車両重量(kg) |
1,590~1,700 |
駆動方式 |
FWD/4WD |
エンジンの種類 |
直列4気筒DOHC インタークーラー付きターボ |
WLTCモード燃料消費率(km/L) |
12.7~17.1 |
(参考:『アウディA5 クーペ45 TFSIクワトロ スポーツの特徴を解説!乗り心地や口コミは?|新車・中古車の【ネクステージ】』)
S5クーペ
S5クーペは、3.0L V6直噴ターボチャージャーを搭載したハイパフォーマンスモデルです。ミラーハウジングや19インチの専用ホイールを採用し、大胆で繊細なディティールに仕上げています。S5クーペは、バーチャルコックピットプラスが標準装備です。
全長×全幅×全高(mm) |
4,705×1,845×1,365 |
乗車定員(名) |
4 |
ホイールベース(mm) |
2,765 |
最低地上高(mm) |
120 |
車両重量(kg) |
1,700 |
駆動方式 |
4WD |
エンジンの種類 |
V型6気筒DOHCインタークーラー付きターボ |
WLTCモード燃料消費率(km/L) |
11.0 |
S5スポーツバック
S5スポーツバックは、4本出しのテールパイプや専用デザインの前後バンパーなど、機能美を磨き抜いたハイパフォーマンスモデルです。8速ティプトロニックトランスミッションを採用することで、優れた加速と静かで低燃費な走行を実現しています。
全長×全幅×全高(mm) |
4,765×1,845×1,390 |
乗車定員(名) |
5 |
ホイールベース(mm) |
2,825 |
最低地上高(mm) |
140 |
車両重量(kg) |
1,740 |
駆動方式 |
4WD |
エンジンの種類 |
V型6気筒DOHC インタークーラー付きターボ |
WLTCモード燃料消費率(km/L) |
11.0 |
RS5クーペ
RS5クーペは、モータースポーツの走りを思わせる力強い存在感と高い走行性能が特徴です。2.9L V6ツインターボエンジンに8速ティプトロニックトランスミッション、クワトロを組み合わせています。
スポーティーな走行を可能にするDRC付きスポーツサスペンション、緻密に仕上げられたRSモデル専用のコックピットも魅力です。
全長×全幅×全高(mm) |
4,715×1,860×1,365 |
乗車定員(名) |
4 |
ホイールベース(mm) |
2,765 |
最低地上高(mm) |
120 |
車両重量(kg) |
1,740 |
駆動方式 |
4WD |
エンジンの種類 |
V型6気筒DOHC インタークーラー付きターボ |
WLTCモード燃料消費率(km/L) |
9.7 |
RS5スポーツバック
RS5スポーツバックは、高い走行性と実用性を兼ね備えています。ファインナッパレザーで仕立てたRS専用のSスポーツシートやパドルシフトを備えたステアリングホイールなど、スポーティーなインテリアも特徴です。
全長×全幅×全高(mm) |
4,775×1,860×1,390 |
乗車定員(名) |
5 |
ホイールベース(mm) |
2,825 |
最低地上高(mm) |
140 |
車両重量(kg) |
1,780 |
駆動方式 |
4WD |
エンジンの種類 |
V型6気筒DOHC インタークーラー付きターボ |
WLTCモード燃料消費率(km/L) |
9.7 |
アウディA5の最新売買価格
アウディ A5は、美しいエクステリアデザインと高い走行性能が人気です。しかし、現行モデルの新車は全グレード600万円以上と少し高額なため、中古車でお得に購入しようと考えている方も多いのではないでしょうか。
ここでは、アウディ A5の新車価格と中古車価格、最新の買取相場も紹介します。
アウディA5の新車価格
アウディ A5の新車価格は以下の通りです。ボディタイプにかかわらず、同グレードは同じ価格で販売しています。
モデル |
新車価格(税込み) |
|
クーペ |
40 TDI quattro advanced |
684万円 |
40 TDI quattro S line |
733万円 |
|
45 TSFI quattro S line |
759万円 |
|
スポーツバック |
35 TDI advanced |
647万円 |
35 TDI S line |
696万円 |
|
40 TDI quattro advanced |
684万円 |
|
40 TDI quattro S line |
733万円 |
|
45 TSFI quattro S line |
759万円 |
(2024年2月時点での価格です)
(参考:『A5(アウディ)のモデル・グレードカタログ一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
アウディA5の現在の中古車価格
高級車であるアウディ A5は、新車だと全グレード600万円以上します。お得に購入したい方は、中古車も検討しましょう。
ネクステージでの中古車価格は、スポーツバックが79万9,000円~369万9,000円(税込み)、A5クーペと販売終了したカブリオレは現在取り扱いがありません。
スポーツバックの初代モデルは、200万円以下の価格で購入できます。中古車の購入を検討している方は、在庫状況を小まめにチェックしましょう。
(参考:『A5スポーツバック(アウディ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
アウディA5の最新の買取相場
A5クーペの最新買取実績は、2017年式の2.0TFSIクワトロSラインパッケージで203万8,000円です。フルモデルチェンジ前であれば100万円以下ですが、2代目モデルであれば比較的高い金額で取引されています。
A5スポーツバックは、2021年式の35TDIアドバンスドで393万7,000円、同年の40TFSIクワトロSラインで420万1,000円です。現行モデルは大半が200万円以上の価格で取引されています。
カブリオレは、2017年式2.0TFSIクワトロスポSライン パッケージで398万4,000円です。現在は販売していない車種のため、高額査定が期待できるでしょう。
(参考:『アウディ車の買取相場・査定実績一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
アウディA5はネクステージで探そう!
アウディ A5を購入するのであれば、ネクステージがおすすめです。ネクステージでは、アウディの中古車だけではなく新車も購入できます。A5含むさまざまなシリーズのモデルも購入できますので、お気軽にお問い合わせください。
ここでは、ネクステージでアウディ A5を購入するメリットを紹介します。
ネクステージはアウディの正規販売店
ネクステージは、中古車販売だけではなくアウディの正規販売店も運営しています。新車はもちろん、認定中古車も取り扱っているため、高品質なモデルの購入が可能です。
また「お客様ファースト」の理念を掲げ、安心・納得して車を選んでいただける価格・品質・サービスを提供しています。お客さまの不安や不満を取り除くことに全力を注ぎ、新しい提案を発信しますので、お気軽にご相談ください。
幅広い保証で安心して車を選べる
ネクステージが販売する多くの車には、無料保証が付帯しています。保証期間は、国産車は3か月以内かつ3,000km、輸入車は走行距離無制限で1か月です。
事業用車両や電気自動車などの一部車両は対象外となり、正規ディーラーで販売している中古車はディーラーの保証基準を適用します。
また、保証付きメンテナンスパック「サービスサポート」、長く乗りたい方におすすめの「10年保証」も用意していますので、ライフスタイルに合う保証をお選びください。
まとめ
アウディ A5は、2ドア4シーターのクーペと、大容量ラゲッジスペースを持つスポーツバックをラインアップしています。過去にはソフトトップを採用した優雅なエクステリアが特長のカブリオレも販売しているため、中古車市場で探してみましょう。
ネクステージは、中古輸入車も豊富に取り扱っています。アウディ A5だけでなく他のシリーズも販売していますので、ウェブサイトからお気軽に在庫確認・見積もりをご依頼ください。
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