アウディS4アバントの現行モデルの魅力を探る!中古車での購入もおすすめ
アウディS4アバントは、A4アバントをベースにしハイパフォーマンスモデルです。1999年に日本国内での販売を開始しており、2022年11月時点では6代目のモデルを販売しています。
アウディの購入を検討している方の中には、S4アバントについて詳しく知りたいという方もいるのではないでしょうか。そこでこの記事では、アウディS4アバントの特徴についてご紹介します。中古車販売価格も紹介していますので、購入をお考えの方はぜひ参考にしてください。
※目次※
・アウディS4アバントはA4をベースにしたツーリングワゴンタイプの車
・2020年には6代目の現行モデルをビッグマイナーモデルチェンジ
・アウディS4シリーズの購入費用を抑えたい場合は中古車がおすすめ
アウディS4アバントはどのような車?
アウディはドイツの自動車メーカーで、比較的プレミアムな価格帯のモデルを中心に販売しています。基本モデルにはA1~A8まであり、S4アバントはA4の派生モデルです。
アウディではモデルを英数字の記号で分類しているため、記号や数字によりボディサイズや性能が異なります。ここではその中からS4アバントの概要と、AシリーズやS4との違いについて解説します。
A4をベースに開発したハイパフォーマンスモデル
アウディのアルファベットはシリーズの特徴を意味しており、Aはベーシックモデルのことです。一方でSはハイパフォーマンスモデルを表し、Aをベースにグレードアップしています。
さらに上位モデルのRSはアウディのレーシングモデルで、モータースポーツで培ってきた知識や技術が盛り込まれています。アウディではA、S、RS以外にも、SUVタイプのQやコンパクトなスポーツモデルのTTなどがラインアップされているので、気になる方はチェックしてみてください。
セダンタイプのS4とワゴンタイプのS4アバンド
アウディの数字はセグメントやサイズを意味しており、S4はDセグメントに該当するモデルです。モデルごとに1~8の数字が割り当てられ、数字が大きいモデルほどボディサイズやエンジン性能がアップします。
S4はセダンタイプの車です。アウディでは4タイプのセダンを設定しており、S4はミドルサイズのセダンとして販売しています。
アバントはステーションワゴンのことで、S4アバントはA4をベースにしたハイパフォーマンスモデルのステーションワゴンとして設定されています。
アウディS4アバントではBサイクルのエンジンを新採用
車の購入を検討する際、パワートレインを確かめておくことを推奨します。搭載されているパワートレインによって走りが変わるためです。
アウディS4アバントでは、高出力が特徴のBサイクルエンジンが採用されています。ここでは、Bサイクルエンジンの魅力や基本スペックについて解説するので、車選びをする際の参考にしてください。
Bサイクルエンジンとは?
Bサイクルとはミラーサイクルエンジンをアレンジした燃焼システムです。ミラーサイクルエンジンとは吸気バルブのタイミングを早めに閉じるシステムのことで、膨張圧力によるエネルギー効率を向上させています。燃費効率を高める効果があり、省燃費性の向上につながるシステムです。
アウディではミラーサイクルエンジンに可変バルブタイミング機構やターボチャージャーの過給システムを取り入れており、低燃費と高出力を調律させた走りを体感できます。
アウディS4アバンドの馬力を支えるエンジン
Bサイクルエンジンを採用した現行モデルの最高出力は260kW、最大トルクは500N・mです。エンジンはV型6気筒のインタークーラー付きターボチャージャーを搭載しており、0km/h~100km/hの加速は4.9秒となっています。
先代の5代目モデルは過給器にスーパーチャージャーを使用しており、エンジン最高出力は245kW、最大トルクは440N・mです。現行モデルは先代よりパワーアップしたことが分かります。
アウディS4アバントの卓越した走りへのこだわり
アウディS4アバントはA4アバントの高性能モデルになっており、優れた走行性能が備わっています。トランスミッションやサスペンションには先進の技術が採用されており、さまざまなシーンにおいて最適な走りが可能です。
ここでは、アウディS4アバントの走行性能に関する特徴について解説します。購入を検討している方はそれぞれのポイントを押さえておくと良いでしょう。
8速ティプトロニックを搭載で低燃費の走りが可能
現行モデルに搭載されているトランスミッションは8速ティプトロニックです。ギアが7速から8速に増えたことで、高速クルージング時に燃料消費を抑えることが可能になりました。
低速ギアを使用する場合の加速性能もアップしており、発進時や合流時でも滑らかな走りを体感できるでしょう。
現行モデルでは、トランスミッションの制御にフリーホイーリングモードが搭載されました。55km/h以上での走行時、アクセルペダルから足を離した際に駆動抵抗を自動的に軽減します。惰性での走行に切り替わることで、燃料使用を抑えることが可能です。
トルクベクタリング機能を全車標準搭載
現行モデルではトルクベクタリング機能が標準搭載されました。トルクベクタリング機能とは、車両の左右に伝わる駆動力をコントロールする機能のことです。
左右のトルク配分を自動的に調整して、外側に膨らむアンダーステアや内側に切れ込むオーバーステアを抑制します。負荷がかかりにくい内側のホイールのみにブレーキをかけることで、スムーズなコーナリングを実現する先進の制御です。コーナリング時に体へ負担がかかりにくくなるため、運転中や乗車中の疲れを軽減できます。
ウィッシュボーン式のサスペンションで快適な乗り心地を実現
現行モデルに採用されているサスペンションはウィッシュボーン式が採用されており、上下一体になっているアームでタイヤを支えています。サブフレームには、液体封入式のマウントが搭載されました。エンジン振動をオイルで吸収できるので、車体の揺れが軽減されより快適に走りを楽しめるでしょう。
ウィッシュボーン式のサスペンションの採用と同時に、A4アバントよりも車高が低くなっています。重心が低くなったことで、より安定した走りを体感できるでしょう。
車両全体で100キロの軽量化に成功
S4アバントの現行モデルではボディやパーツの軽量化が図られました。エンジン本体やインテリアのパーツなどで軽量の素材の使用や高剛性化などの改良がなされています。現行モデルの車両重量は1,750kgとなっており、車重が1,780kgの先代よりも軽量です。
車体の軽量化には、燃費性能や走行性能の向上というメリットがあります。走行の際に使用するエネルギーが小さくなるため、燃料を抑えた走行が可能です。車体が軽くなれば加速がしやすくなり、コーナリングでより軽快に走行できます
アウディS4アバントでは先進の安全技術を採用
車選びをする際にチェックしておきたいポイントのひとつは安全性能です。運転中は歩行者や他の車両との接触に注意しなければなりませんが、安全装備が充実している車なら運転中における事故の危険性を軽減できるでしょう。
アウディS4アバントの現行モデルには先進の安全装備が搭載されました。ここでは、標準搭載の代表的な安全装備をご紹介します。
自動ブレーキを標準装備
アウディS4アバントの現行モデルに標準搭載されている安全機能は、アウディプレセンスシティと呼ばれる自動ブレーキ機能です。
アウディプレセンスシティとは、一定の条件下で衝突の危険が生じたときに警告を発し、必要であれば自動でブレーキを作動する機能です。フロントにカメラが搭載されており、前方の動きを監視しながら歩行者や自転車の動きを検知します。
また、衝突が避けられそうにない場合はアウディプレセンスベーシックが作動し、シートベルトを巻いて衝撃に備える機能も搭載されています。
その他の安全装備も充実
アウディS4アバントで搭載されている注目の安全装備のひとつがバーチャルコックピットプラスです。メーターパネル全体に12.3インチの液晶モニターを搭載しています。スピードメーターや燃料計などの運転で必要となる情報に加えて、オーディオや電話の操作画面の表示が可能です。ステアリングのスイッチで画面が切り替えられるので、運転に集中しながら快適にドライブできます。
アウディS4アバントには、前方や後方の危険を警告音で知らせるアウディパーキングシステムや後方の安全を守るリアビューカメラとアウディプレセンスリヤが標準搭載です。
アウディS4シリーズは現行車で6代目
2022年11月時点において、アウディS4アバントは6台目モデルとして販売されています。購入を検討している方は過去のモデルと比較してから決めるのがおすすめです。モデルごとの違いを確かめておけば、自分に合った1台が見つかりやすくなるでしょう。
ここでは、アウディS4アバントの過去のモデルの特徴や2020年に実施されたマイナーチェンジでの変更点について解説します。
アウディS4シリーズの4代目・5代目の特徴
アウディS4アバントの4代目が登場したのは2005年2月です。B7と呼ばれるプラットフォームに変更されており、エクステリアデザインが変更されました。
フロント部分にはシングルフレームのグリルが採用されています。ヘッドライトも一新されており、力強さを感じるスタイリッシュなデザインになりました。
アウディS4アバントの5代目が登場したのは2009年5月です。パワートレインに変更が加えられており、スーパーチャージャーを搭載したV型6気筒エンジンが搭載されました。アクセルを軽く踏み込んだだけで鋭い加速が可能です。
先進の機能が追加されており、左右のトルク配分を可変させるアウディスポーツディファレンシャルが標準で装備されています。
2020年のマイナーチェンジでエクステリアを大幅にチェンジ
アウディS4アバントの現行モデルは、2020年にビッグマイナーモデルチェンジを実施しました。モデルチェンジにおける変更点はエクステリアデザインです。フロントは新しいデザインのシングルフレームグリルが採用されています。
ヘッドライトにはマトリクスLEDヘッドライトが搭載されました。ロービーム用のヘッドライトに複数のLEDライトを組み合わせたハイビーム用のヘッドライトを搭載しています。
リアには新しいデザインのテールランプやメッキモールが搭載されました。フロントやリアのバンパーにも改良が加えられており、躍動感を与えるオーバル型のデザインに変更されています。
アウディS4シリーズを購入するなら中古車がおすすめ
アウディS4シリーズを購入する方法は新車と中古車の2通りです。新車にはワンオーナーになれる、オプションを自由に決められるというメリットがあります。ただし、価格や納期を重視する方には中古車がおすすめです。
ここでは、アウディS4シリーズを購入するなら中古車がおすすめと言える2つの理由を詳しく見ていきましょう。
中古車なら価格帯が広いので車選びがしやすい
新車はグレードごとに価格が決まっています。購入の際には予算に合ったグレードを選ばなければなりません。中古車は車両ごとに価格が異なります。グレード、年式、走行距離、ボディカラーなど、さまざまな要素で販売価格が変わるのです。
同じグレードでも車両によって販売価格が異なります。販売の価格帯が広いため、予算に合わせた1台が見つかりやすいでしょう。中古車ならハイグレードの車両をお得に手に入れるかもしれません。
(参考:『S4アバント(アウディ)の中古車一覧』)
中古車なら納期が早い
新車と中古車の違いとして、購入から納車までの過程があります。新車は注文を受けてから生産するため、納期までに時間がかかるのが一般的です。最近では新型コロナウイルス感染症の拡大の影響により、半導体不足の状況が続いています。予定よりも大幅に納期が遅れる恐れもあるでしょう。
中古車は現物を取り扱っています。書類をそろえ、整備が完了すれば納車できるため、納期は早くて2週間程度と短めです。早く乗りたい場合は中古車が良いでしょう。
アウディS4シリーズの中古車ならネクステージにおまかせ
中古車を購入する際には慎重な販売店選びが大切です。新車は一定のコンディションを保っていますが、中古車は販売店によってコンディションが異なります。提供している保証も販売店によって異なるため、納得できる販売店を選ぶ必要があるでしょう。
アウディS4シリーズの中古車をお探しの方はネクステージにお任せください。ここでは、ネクステージの2つの特徴をご紹介します。
修復歴車を事前に排除!車の品質に自信があります
ネクステージの特徴のひとつはこだわりの品質です。車種別に専任のバイヤーを配置しており、グレードやカラーバリエーション別に取りそろえています。選択肢が多いため、お気に入りの1台が見つかりやすいでしょう。
中古車に関する専門的な知識を有しており、故障やトラブルを抱える恐れのある車両は販売前に排除しています。ネクステージでは、修復歴のある車やメーター改ざん車などの粗悪な車を取り扱っていません。徹底した品質管理を心掛けており、安心して車選びができます。
充実した保証もネクステージの強み!
ネクステージの別の特徴は充実の保証です。無料保証と有料保証をライフスタイルに合わせて選べます。無料保証は輸入車を含む、全ての中古車が対象です。輸入車については1カ月の保証期間が設けられており、走行距離に関する制限はありません。エンジン機構やトランスミッションなどが保証に含まれています。
有料保証の魅力は無料のオイル交換やトラブル時のロードサービスなどの特典が付帯されており、万が一のときでも安心です。輸入車を対象とした有料保証も用意しています。
まとめ
アウディS4アバントは、A4アバントをベースにしたステーションワゴンです。高い走行性能や先進の安全装備などの特徴があります。アウディS4アバントなどの中古車をお探しの方はネクステージをご利用ください。メーカー、年式、ボディタイプなど、複数の条件を設定できる中古車の検索システムを用意しています。
アウディS4シリーズをはじめ、さまざまなメーカーの輸入車を取り扱っているのも強みのひとつです。中古の輸入車をお探しの方はネクステージにお任せください。
■世界のクルマを360°画像でチェックする (universe-cars.jp)
■オシャレな輸入車カタログ|supreme_cars
