アウディ A6を徹底解剖!現行モデルの魅力・スペック・価格情報も解説!
アウディ A6は最先端の技術を搭載し、アウディの他の高級車種と比較しても根強い人気を誇る車です。高級感漂う内外装が特徴的ですが、性能にも優れておりスポーティな走りでスピード感あるドライブを満喫できます。
これから車を購入しようとしている人の中には、外車を検討し悩んでいる人もいるでしょう。そこでこの記事では、アウディ A6の魅力やスペックを歴史も踏まえて徹底解説します。中古車相場も合わせて解説しますので、参考にしてください。
※目次※
・アウディ A6はボディタイプやエンジンの種類から選べる
・街乗りにも最適なA6からスポーツカーのスペックを持つRS6アバントまでグレードも豊富
・中古車市場でも流通量が少なく、現行モデル以外から選ぶことになるため注意が必要
アウディ A6を徹底解剖!
アウディ A6は、アウディが展開するセダンタイプの中でもオーソドックスな立ち位置にある車種ですが、その誕生には非常に長い歴史があります。今なお高い人気を誇りますが、その原点は25年前に誕生した一台の車でした。
ここでは、アウディ A6の歴史や歴代モデルなど特徴を踏まえて解説します。
これまでの歴史
アウディ A6の元祖となった初代モデルは、1968年に登場したアウディ 100と呼ばれるモデルでした。この時点ではまだA6の名はついておらず、現行A6のC8型モデルから計算すると初代C1型に該当するモデルです。
そこから、C4型と呼ばれるアウディ 100のマイナーチェンジの末に生まれたモデルが1995年11月に登場します。この時に初めてA6の名前がつくこととなりました。元祖モデルのC1型から数えると約50年以上も歴史のある車です。
現行ボディタイプは2種類
アウディ A6の現行ボディタイプは、セダンタイプと、アバントと呼ばれるステーションワゴンタイプの2種類です。どちらもヨーロッパではEセグメントに分類されており、メルセデスベンツやBMWなどのモデルと肩を並べる高級車です。
特にアバントは、高級車としての側面だけでなく昨今のSUVの流行にも即し、日本でも高い人気を誇ります。
歴代モデル
アウディ A6と名称変更が行われた初代モデルは、1994年~1997年まで販売されていました。名称変更前はアウディ 100と呼ばれる車です。その後登場する2代目は大幅な改良が加えられました。
4ドアモデルの展開と空気抵抗係数が0.28という驚異の抵抗の少なさを実現し、世界的にも名を轟かせたモデルとなります。製造は1997年~2004年まで行われていましたが、その間の2002年以降ではCVTの採用などさらなる改良が加わりました。
そして、2005年には3代目となるモデルが製造されます。2011年まで製造されたこのモデルはカー・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。
その後2011年~2019年3月まで製造された4代目モデルは、環境性能の向上とアウディ独自の軽量化技術を搭載し、2019年3月以降製造・販売されているのが現行モデルである5代目となります。
アウディ A6の魅力を5つ紹介
過去に製造・販売されたモデルも魅力あるラインアップでしたが、現行モデルのアウディ A6はその経験を生かし改良が施され、さらに魅力あふれる車です。
ここでは、アウディ A6の魅力を5つ解説します。見た目のデザインの良さだけでなく、快適な室内や加速能力などにも注目してください。
ラグジュアリーで力強いデザイン
アウディ A6は、欧州車の中でも高級車であるEセグメントに分類されます。洗練されたデザインでラグジュアリーな内装が大きな特徴ですが、同時に力強さも兼ね備えたデザインであることも魅力のひとつです。
また、フロントには大きなシングルフレームグリルの採用でアグレッシブな印象を与え、フロントグリルやテールランプはメッキ装飾で高級感を感じさせます。ラグジュアリーさと力強さ、相反する性質を両方兼ね備えた車といえるでしょう。
加速がスムーズ
アウディ A6は、走りにおいても特筆すべき魅力があります。それがスムーズな加速と減速性能です。エンジンには新型A6パワートレインとなる、3L V型6気筒ガソリンターボエンジンを搭載しています。
さらに、瞬時に切り替えが可能な7段Sトロニックのトランスミッションを備えているので、非常にスムーズな加速や減速が可能です。また、これにはアウディの特徴的な駆動方式であるクワトロも貢献しています。車重量を感じさせない加速力はアウディ車の中でも特筆すべきポイントです。
快適な車内空間
快適な室内空間もアウディ A6ならではの魅力です。広々とした車内空間と安定した走行により、それを実現しています。スポーティな印象が強いため、ダイレクトに地面の影響を受ける硬い乗り心地という印象を受けるかもしれません。
しかし、アウディA6は車内が広くシートがドライバーを包み込むような形状のため、安心して運転ができます。また、同乗者も快適に過ごせる広い車内空間もポイントです。
エンジンが選べる
エンジンが選べる点も大きな魅力です。エンジンは「45 TFSI engine」と「40 TDI engine」の2種類から選べます。「45 TFSI engine」はパワフルな走行と、スムーズな加速・減速が楽しめる性能で、毎日のドライブも快適にしてくれる性能です。
一方の「40 TDI engine」は、よりパワフルな走りを実現します。燃費効率も良いため、性能の違いによる走りの違いを楽しめるでしょう。
ドライブに最適な機能が多い
アシスト機能が豊富な点も見逃せません。主なアシスト機能は、アウディサイドアシスト・エグジットワーニング・ターンアシストです。これらのアシスト機能は、車体前面に搭載したレーダー・カメラ・超音波によって実現しています。
車両を追い抜こうとする車がいる際にレーダーで探知するサイドアシストや、停車時にドアを開ける際に危険を知らせるエグジットワーニングなど、ドライバーを危険から守る工夫がされているためドライブに最適です。
アウディ A6シリーズ全モデルのスペックと燃費
アウディ A6は多彩な魅力を秘めた車ですが、ここからは全モデルのラインアップとそれぞれのスペックや燃費について紹介します。
エンジンや燃費性能も一覧にして紹介しますので、これからアウディ A6を検討する際の参考にしてください。
A6
アウディ A6のグレードは「A6 40 TDI quattro sport」「A6 45 TFSI quattro sport」「A6 55 TFSI quattro S line 」の3種類です。車両サイズなどの違いはありませんが重量が異なり、直列4気筒およびV型6気筒と、搭載するエンジンに違いがあります。
それに伴い燃費性能も異なっています。V型6気筒エンジン搭載の最高グレードグレード「A6 45 TFSI quattro sport」は非常に高性能であり、総排気量1,994cc・最大トルクは500N・mとパワフルな性能です。
|
A6 40 TDI quattro sport |
A6 45 TFSI quattro sport |
A6 55 TFSI quattro S line |
全長×全幅×全高 (mm) |
4,940×1,855×1,430 |
4,940×1,885×1,430 |
4,940×1,885×1,430m |
重量(kg) |
1,830 |
1,770 |
1,850 |
エンジン |
直列4気筒DOHC インタークーラー付ターボ |
直列4気筒DOHC インタークーラー付ターボ |
V型6気筒DOHC インタークーラー付ターボ |
燃費 |
WLTCモード:16.1km/L |
JC08モード:13.5km/L WLTCモード:11.4km/L |
WLTCモード:10.8km/L |
(参考:『A6(アウディ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
A6 アバント
A6の中でもセダンと分かれて展開されるアバントは、セダンタイプに比べて車両重要やサイズが異なります。しかし、セダンタイプと搭載するエンジン性能は同じで最高モデルである「A6 Avant 55TFSI quattro S line」はセダンタイプの「A6 55 TFSI quattro S line 」と同じエンジンです。
グレードごとの車両サイズに差はありませんが、セダンタイプと比較するとサイズが大きく、一方で燃費性能はまったく同じ性能を持ちます。各グレードごとのスペックは以下のとおりです。
|
A6 Abant 40 TDI quattro sport |
A6 Avant 45 TFSI quattro sport |
A6 Avant 55 TFSI quattro S line |
全長×全幅×全高 (mm) |
4,940×1,855×1,465 |
4,940×1,885×1,465 |
4,940×1,885×1,465 |
重量(kg) |
1,880 |
1,820 |
1,900 |
エンジン |
直列4気筒DOHC インタークーラー付ターボ |
直列4気筒DOHC インタークーラー付ターボ |
V型6気筒DOHC インタークーラー付ターボ |
燃費 |
WLTCモード:16.1km/L |
JC08モード:13.5km/L WLTCモード:11.4km/L |
WLTCモード:10.8km/L |
(参考:『A6 アバント(アウディ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
S6
S6は、アウディのプレミアムアッパーミドルセダンという位置づけの、力強いダイナミックな走りが魅力のスポーツモデルです。ワングレードのみとなります。この性能を発揮させているのは、パワートレインであるV型6気筒TFSIエンジンです。
ボディサイズはA6とは異なり、専用のフォルムで作られています。よりスポーティな車を求める方には、A6の走行性能にスポーツカーらしさを兼ね備えたこちらがおすすめです。
全長×全幅×全高(mm) |
4,955×1,855×1,420 |
重(kg) |
1,950 |
エンジン |
V型6気筒DOHCインタークーラー付ターボ |
燃費 |
WLTCモード:9.5km/L |
S6 アバント
S6 アバントは、A6 アバントの走行性能にスポーツカーの要素を加えたモデルです。
ボディサイズはA6 アバントと比べて大きな差はないものの、重量が大幅に増しています。安定感のある走りを実感できるでしょう。
全長×全幅×全高(mm) |
4,955×1,855×1,455 |
重量(kg) |
2,000 |
エンジン |
V型6気筒DOHCインタークーラー付ターボ |
燃費 |
WLTCモード:9.5km/L |
RS6 アバント
RS6 アバントは、ここまで紹介したどのモデルよりも高加速能力とパワーを持っています。メルセデス・ベンツAMG、BMWのMシリーズなどに匹敵する性能です。
V型8気筒の馬力あるエンジンを搭載しています。セダンやワゴンでは搭載されないようなエンジンのため、車体に対して非常に高スペックな車といわれるモデルです。
全長×全幅×全高(mm) |
4,955×1,960×1,485 |
重(kg) |
2,200 |
エンジン |
V型8気筒DOHCインタークーラー付ターボ |
燃費 |
WLTCモード:9.5km/L |
アウディ A6の新車価格と中古車相場情報
アウディ A6の各モデルやグレードから性能を把握し、今後の車選びにA6を選びたいという方は多いかもしれません。しかし、外車ということもあり性能だけなく価格も気になるところではないでしょうか。
ここでは、アウディ A6の新車価格と中古車価格をご紹介します。あわせて中古車相場と傾向も解説しますので、中古車を視野に入れている場合の参考にしてください。
新車価格
アウディ A6のそれぞれの新車価格は以下のような価格です。最低価格のものでも「A6 40 TDI quattro sport」のグレードで764万円になります。最高価格のグレードはスポーツカーの走りと快適性を備えた「RS6 Avant」になり、価格は1,791万円です。
グレード |
新車価格 |
A6 40 TDI quattro sport |
764万円 |
A6 45 TFSI quattro sport |
794万円 |
A6 55 TFSI quattro S line |
1,096万円 |
A6 Avant 40 TDI quattro sport |
800万円 |
A6 Avant 45 TFSI quattro sport |
830万円 |
A6 Avant 55 TFSI quattro S line |
1,126万円 |
S6 |
1,349万円 |
S6 Avant |
1,380万円 |
RS6 Avant |
1,791万円 |
(2022年2月時点での情報です)
中古車相場
中古車市場において、アウディ A6やアウディ A6 アバントの流通は非常に少ない状況です。
そのため、中古車でA6やA6 アバントを入手しようとすると、現行モデルではなく過去のモデルが中心となるでしょう。現行モデルの中古車は入手困難であるため注意が必要です。
A6の中古車相場は115.9万円~278.9万円、A6 アバントは199.9万円~279.9万円の価格帯となります。
(2022年2月時点での情報です)
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A6は魅力あふれる車ですが、新車は非常に高額になります。そこでおすすめなのが中古車から探す方法です。しかし、中古車は一台一台状態が異なるため、信頼できる販売店を選びましょう。
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まとめ
アウディ A6は走りにおいてはもちろん、安全性能などの機能面においても非常に魅力的な車です。エンジンを選べるため、各グレードを比較して自分に合ったモデルを見つけられます。
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