アウディA8とはどんな車?S8と比較して魅力を解説!
アウディA8とアウディS8は、ともに長年愛されているアウディの人気モデルです。デザインが似ているため、どちらを購入しようか迷っている方もいるのではないでしょうか。そこでこの記事では、アウディA8とアウディS8を比較して紹介します。それぞれの特徴がわかれば、どちらが自分にふさわしい車か判断できるでしょう。
アウディをお得に購入するには中古車がおすすめですが、メンテナンスや消耗品の状態に注意する必要があります。合わせて購入のポイントも確認しましょう。
※目次※
・アウディA8はラグジュアリーなシルエットと高い走行性能が魅力!アウディA8は「先進技術」を楽しみたい方におすすめ
・アウディS8はより走行性能に特化した車!アウディS8は「走り」を楽しみたい方におすすめ
・アウディを中古車で購入する際はエンジンオイルと電装類のチェックを忘れずに!アフターフォローがある中古車業者で購入しよう
アウディA8とはどんな車?
アウディA8は、1995年5月に販売が始まったセダンタイプの車です。現行モデルは2018年に投入されました。20年以上も愛されるシリーズですが、どのような魅力があるのでしょうか。ここでは、アウディA8のスペック・エクステリア・インテリア・走行性能について紹介します。
アウディA8とは
アウディのオンロード車は、「A1」「A3」「A5」のようにアルファベットのAと数字の組み合わせがモデル名になっています。A8は、最上位に位置するフラッグシップモデルです。エンジンは、3LのV型6気筒と4LのV型8気筒が用意されています。V6のスペックは以下の通りです。
Audi A8 55 TFSI quattro(R) |
|
車両本体価格 (税込) |
1,172万円 |
サイズ |
全長5,170mm/全幅1,945mm/全高1,470mm |
タイヤ |
255/45 R 19 |
車両重量 |
2,040kg |
トランク容量(VDA値) |
505L |
乗車定員 |
5名 |
エンジン種類 |
V型6気筒DOHCインタークーラー付ターボ |
トランスミッション |
電子制御8速ATトランスミッション |
駆動方式 |
4WD |
総排気量 |
2,994 cc |
最高出力 |
250kW/5,000rpm~6,400rpm |
最大トルク |
500N・m/1,370rpm~4,500rpm |
ボア×ストローク |
84.5mm×89.0mm |
燃費 |
10.5 km/L(JC08モード) |
CO2排出量 |
221g / km |
燃料タンク容量 |
82L |
ネクステージでは2013年式・走行距離4.5万kmの車両を約230万円、2011年式・走行距離4.7万kmの車両を約248万円で販売しています。(2020年10月15日時点)
(参考: 『A8(アウディ)の中古車一覧』)
エクステリアの特徴
A8は、機能性と高級感のある美しさを兼ね備えたデザインになっています。フロントエンドのシングルフレームグリルは、前モデルの大きな台形から六角形へとアウディらしく変化しました。シルエットはクーペのようにルーフからテイルまで緩やかにつながり、美しくも力強い流線型デザインです。
リアエンドは左右のリアライトが一体となり機能性を高めるとともに、特徴的に点灯して個性を出しています。
インテリアの特徴
シートは最⾼級のバルコナレザーを使用し、しっとりと包み込むようなフィット感が特徴です。30色のカラーチャートから好きなカラーが選べ、自分好みの室内空間が作れます。通気性も高く、長時間ドライブも快適です。
タッチパネルで直感的な操作が可能なインタフェースも、利便性高い魅力ポイントでしょう。空調や車両セッティング、インフォテインメントなどを指一本で操作できます。24時間365日いつでも専任のオペレーターを介して、施設検索や予約手配が可能なAudi connect Navigatorも使用可能です。
走行性能の特徴
エンジンは、V型8気筒エンジンとV型6気筒エンジンから選択できます。いずれもTFSIエンジンです。ターボと直噴システムのTFSIエンジンは、小排気量・低燃費でありながら力強い走行性があります。
また、ブレーキ時にはリチウムイオンバッテリーに最⼤12kWのエネルギーをチャージ可能です。マイルドハイブリッドシステムを導入し、各システムに効率的に電力を供給します。
駆動式には、アウディ独自の4WDシステムquattro(R)です。トルクを効率的に配分し、前輪後輪が路面に吸い付くような安定した走りを見せてくれます。街中の走行だけでなく、悪路であっても高い走行性能が期待できるでしょう。
走りをサポートするアウディの技術
アダプティブエアサスペンションは、路面状況や速度によってサスペンションを自動制御してくれます。4WDシステムquattro(R)と相まって、安定した走行が可能となるでしょう。アダプティブエアサスペンションはアウディドライブセレクトからさまざまなモードを選択できます。
さらに効率的かつ力強い走行を可能とするために、8速ティプトロニックを搭載しました。効率的に瞬時にギアチェンジするシステムで、理想的な回転数を維持できるようサポートしてくれます。
他にも、ダイナミックオールホイールステアリングは、ハンドリングアシストしてくれる新システムです。車線変更がしやすいなど、取り回しの良い車へと進化しました。
アウディS8とはどんな車?
アウディS8は、2001年1月に販売が始まったセダンタイプの車です。アウディA8よりも後に出たモデルですが、こちらも長年愛されているモデルといえるでしょう。ここではアウディA8のスペック・エクステリア・インテリア・走行性能を紹介します。
アウディS8とは
アウディA8をスポーティーに仕立て上げた、より走行性能が高いモデルです。2020年8月にフルモデルチェンジし、販売が始まっています。主なスペックを以下にまとめました。
Audi S8 |
|
車両本体価格 (消費税込み) |
2,010万円 |
サイズ |
全長5,185mm/全幅1,945mm/全高1,475 mm |
タイヤ |
265/35 R 21 |
車両重量 |
2,290kg |
トランク容量(VDA値) |
505 L |
乗車定員 |
5名 |
エンジン種類 |
V型8気筒DOHCインタークーラー付ターボ |
トランスミッション |
電子制御8速ATトランスミッション |
駆動方式 |
4WD |
総排気量 |
3,996cc |
最高出力 |
420kW/6,000rpm |
最大トルク |
800N・m/2,000rpm~4,500rpm |
ボア×ストローク |
86.0mm×86.0mm |
燃費 |
WLTC モード:7.8km/L |
市街地モード:4.9km/L |
|
郊外モード:8.1km/L |
|
高速道路モード:10.1km/L |
|
燃料タンク容量 |
82L |
ネクステージでは2014年式・走行距離2万kmの車両を約570万円で販売しています。(2020年10月15日時点)
(参考: 『S8(アウディ)の中古車一覧』)
インテリアとエクステリア
インテリアは12個のマルチファンクションボタンを装備したハンドルと、タッチで操作可能なインタフェースを装備しており直感的な操作ができます。シートにはマッサージ機能が搭載されており、長時間ドライブでも快適に過ごせるしくみです。
エクステリアはA8を踏襲していますが、前後バンパーはS8専用のデザインになっています。リアエンドにはマフラーが4本出しになっており、ホイールも5ダブルスポークを採用するなど、よりスポーティーかつ精悍なイメージです。
走行性能の特徴
最高出力420kW、最大トルク800N・mを実現するV8ツインターボエンジンが搭載されています。ボディサイズを感じさせない加速性能が特徴です。駆動力を無駄なく路面に伝える4WDシステムquattro(R)、最適なギアを選択する8速ティプトロニックトランスミッションがエンジン性能を引き出します。
快適な走りを実現するため、パワーだけでなく先進技術も投入されています。路面状況を予測してサスペンションを常時調整するプレディクティブアクティブサスペンションや、状況に応じて4輪操舵を行うダイナミックオールホイールステアリングが効率的に走行をアシストします。
A8よりも走りを楽しみたい方におすすめ
S8はA8をよりスポーティーにカスタムしたモデルです。そのため、A8より走行性能に寄ったコンセプトで設計されています。一方で、A8は高い走行性能を要してはいますが、S8よりラグジュアリー感に寄ったコンセプトだといえるでしょう。そのため、純粋に走りを楽しみたいという方には、「アウディS8」がおすすめです。
アウディの魅力とは
アウディは、自動車産業が有名なドイツにルーツを持つ自動車メーカーです。日本においても1967年に参入してから、長年にわたって多くのユーザーに愛されています。ここからは、なぜアウディは愛されるのか、その魅力について紹介します。
クワトロシステムの走行性能
アウディの特徴といえば、クワトロシステム「quattro(R))でしょう。クワトロシステムとは、元々悪路を走行するために開発された、4WDシステムを舗装された道を走行するオンロード車に最適化したシステムです。
状況に合わせて4輪それぞれの駆動力を変えることにより、走行の安定性を実現しました。加速性能や安全性にも大きな影響を与えたシステムです。今では、一部のモデルを除きほとんどのモデルでクワトロシステムが選択可能になるほど、アウディを象徴するシステムとなりました。
マトリックスLEDヘッドライトの照射システム
アウディは、ライトにも独自の技術を導入しています。複数のハイビーム用LEDを独立して制御できるマトリックスLEDを開発し、ハイビーム・ロービームでしか照射範囲を変えられなかった常識を覆しました。
マトリックスLEDは、フロントに設置されたカメラで制御されています。最大8台の対向車や先行車を検知し、検知した方向のみの光を自動で遮断するシステムです。検知していないエリアに関しては引き続き照射を続けてくれるため、視認範囲を狭める危険性が低く夜間でも安心て運転できるでしょう。
先進技術
アウディは、これまでさまざまな先進技術を導入しました。これは、アウディがモータースポーツにも精力的に参入していたためだといわれています。アウディは、創業者であるアウグスト・ホルヒが自らレースに参加するなど、積極的にレースに参加し優秀な成績を収めてきました。
レースに参加するのはブランドイメージを高める目的がありましたが、レースで吸い上げた情報を開発にフィードバックするという側面もあります。今では当たり前のように装備されているクワトロシステム・デュアルクラッチトランスミッション・直噴エンジンなども、レースによって培われた技術から生み出されました。
アウディを買うなら中古車がおすすめ
アウディは、高い走行性能と美しいビジュアルを兼ね備えた車を数多く販売しているメーカーです。そのため、人気が高く価格設定も高価格のため新車で購入するのは簡単ではありません。しかし、中古車であれば手頃な価格で購入できためおすすめです。
例えば、A8の新車価格は1,172万円(税込)です。旧モデルにはなりますが、ユニバース札幌店では、2011年式のA8が約248万円(税込)で購入が可能です。S8についても新車価格は2,010万円(税込)ですが、ユニバース堺店で購入可能な2014年式S8の価格は約570万円です。(2020年10月15日時点)
アウディの中古車を買う際の注意点
中古車を購入する際には、車両の状態確認が重要だと認識している方もいるでしょう。しかし、輸入車を購入する時は輸入車ならではの注意点もあります。国産車と同じ感覚で購入すると、状態の悪い車を購入してしまうかもしれません。ここでは、アウディを中古車で購入する際の注意点を紹介します。
エンジンオイルに注意
車に乗り慣れている方にとって、エンジンオイルを確認するのは当たり前かもしれません。しかし、アウディ(欧州車)の場合は、国産車よりエンジンオイルの消費が激しい傾向にあるため注意が必要です。
前オーナーが輸入車に慣れていない方の場合、エンジンオイルの交換が適切ではない場合もあるでしょう。1,000km当たり1L以内の消費なら大丈夫と考えられますが、それ以上の場合は注意が必要です。整備記録なども含めて、適切なオイル交換が行われていたか確認しましょう。
電装品に注意
パワーウィンドウやエアコンなど、欧州車の電装品は故障しやすい傾向にあるため注意が必要です。原因は明らかになっていませんが、日本の激しい気候の変化が原因だといわれています。アウディのルーツはドイツであり、ドイツは気候の変化が少ない国です。日本の環境で使用する場合は、電装品の故障を多少覚悟しましょう。
購入段階ですでに故障してしまっている場合は、車自体の価格は安くても修理費用で高くつく場合もあります。
アウディを買うなら保証が充実したネクステージへ
アウディを中古車で購入する場合は、車両の状態チェックは欠かせません。しかし、中古車購入や輸入車に慣れていない方にとっては、状態の確認や購入後の整備に不安を感じる方もいるでしょう。
ネクステージなら、数多くの輸入車取引実績が強みです。購入後のアフターフォローも充実しており、33機構320項目の業界最高水準の保証制度が最長3年付けられることから、安心してカーライフを楽しめるでしょう。
まとめ
アウディA8は、エレガントなシルエットと安定した走行性能が魅力の車です。一方でアウディS8は、より走行性に特化した車でスポーティーな車を検討している方におすすめです。どちらも人気が高く新車価格も高い車ですので、中古車での購入をおすすめします。
輸入車を中古で購入するなら、信頼と販売実績が豊富な大手業者から買うことが大切です。長年の販売実績と大手業者としての信頼があり、アフターフォローまでしてくれるネクステージなら安心して取引できます。アウディの購入を検討されている方は、ネクステージでお気に入りを探してみてください。
アウディの新着在庫をチェック
■世界のクルマを360°画像でチェックする (universe-cars.jp)
■オシャレな輸入車カタログ|supreme_cars
