アウディQ2ってどんな車?現行グレードや過去モデルの特徴をご紹介
アウディQ2はアウディSUVの中でも最小の車種で、他のアウディSUVに比べ購入しやすい価格帯です。Q2シリーズの現行車は4グレードラインアップされ、TDIモデルが追加されています。新車では400万円以上するQ2は中古車の流通量も多く、現行車以外にも旧モデルも手に入るでしょう。
この記事では、Q2シリーズの特徴と新車価格、中古車でしか買えない旧型モデルなどを紹介します。
※目次※
・アウディQ2はプレミアムコンパクトSUVで、エクステリア・インテリアともに他のアウディにはないデザインが特徴的。
・Q2は2022年5月にディーゼルエンジンのTDIモデルが追加され、現行グレードが4つになった。旧モデルを検討の際には、中古車がおすすめ。
・アウディQ2を検討の際には、アウディ正規ディーラーを行っているネクステージへ。
アウディQ2とは?
アウディQ2は、アウディの中で最もコンパクトなSUVです。エクステリア・インテリアともに他のアウディにはないデザインとなっています。TDIモデルが追加され、選択肢が増えたことも魅力のひとつです。この項目ではQ2とはどのような車種なのか、特徴をご紹介しますので参考にしてください。
アウディのコンパクトSUV
アウディQ2はプレミアムコンパクトSUV車です。アウディから販売されているQシリーズはSUVを指し、Q2はその中でも小さい部類に入ります。小さいながらもひと回り大きなボディのQ3に負けないゆとりのある居住性を持っており、スタイリッシュな外観からは考えられないほど室内空間が広い点が特徴です。
Q2は、若者をターゲットとしたSUVです。コンパクトでありながら、高級感を漂わせるSUVといっても過言ではないでしょう。アウディの伝統的な特徴を残しつつも、どこか新しさを感じさせてくれるフォルムもQ2の魅力のひとつです。
よりシャープ&スポーティーになったエクステリア
アウディQ2のデザインは、アウディ社がラインアップしているモデルに広く取り入れられているデザインを残しつつ、型破りさを感じさせる個性的なエクステリアです。アウディからラインアップされている他のモデルと比べても、でこぼこ感のあるポリゴンデザインコンセプトを採用しています。
シングルフレームグリルは八角形で、ルーフラインから続くリヤエンドはダイナミックな形状です。新しくデザインされたリヤバンパーやリヤディフューザーが存在感を主張しています。リアゲートのデザインも特徴的です。立体感のある複雑化したフォルムが五角形のテールライトと組み合わさって、Q2ならではの多角形感が際立つデザインとなっています。
上質であり個性的なインテリア
型破りなデザインは、外装だけではありません。シンプルな水平基調のダッシュボードに幾何学的なデザインが目を引きます。パネルやエアコンの吹き出し口の下部は面がはっきりと強調され、個性的かつスポーティーな印象です。
外装のデザインに意識して取り入れられている面や角を強調するコンセプトが、内装のデザインにもアクセントを加えています。Sラインではオプションで「S line プラスパッケージ」の選択が可能です。ステンレススチールペダルやアルミニウムルックインテリアなど、よりスポーティーな内装になります。
TDIモデルが追加されている
2022年5月のマイナーチェンジで、ディーゼルエンジンのTDIモデルを追加しました。グレードごとに異なる個性を際立たせるため、アドバンストではアンダーカードがシルバー、ホイールアーチエクステションやサイドシルなどにコントラストペイントが施されています。
Sラインではアドバンストで別色だった箇所がボディと同色であることに加え、マトリクスLEDをオプションで追加設定できるようになりました。
アウディQ2の現行グレードは4つある
アウディQ2には、アドバンストとSラインがラインアップされ、どちらも1.5L TFSIエンジンとクリーンディーゼルの2.0L TDIエンジンが用意されています。この項目では現行グレードの基本スペックをご紹介しますので、購入の際の参考にしてください。
Q2 35 TFSIアドバンスト
Q2 35 TFSIアドバンストにはシリンダーオンデマンド効率システムを採用し、低速走行時に4気筒のうち2気筒を自動的に停止させ燃費の向上を図っています。基本スペックは以下のとおりです。
全長×全幅×全高(mm) |
4,200×1,795×1,530 |
エンジン |
直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボ |
最高出力(kW(PS)/rpm) |
110(150)/5,000~6,000 |
最大トルク(N・m(kgm)/rpm) |
250(25.5)/1,500~3,500 |
使用燃料 |
無鉛プレミアム |
燃費性能(WLTCモード)(km/L) |
15.8 |
(2022年10月現在の情報です)
Q2 35 TFSI Sライン
Q2 35 TFSI Sラインは、アドバンストとほぼ同様のスペックです。車両サイズや最大トルクが異なります。基本スペックは以下のとおりです。
全長×全幅×全高(mm) |
4,205×1,795×1,520 |
エンジン |
直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボ |
最高出力(kW(PS)/rpm) |
110(150)/5,000~6,000 |
最大トルク(N・m(kgm)/rpm) |
250(25.5)/1,500~3,500 |
使用燃料 |
無鉛プレミアム |
燃費性能(WLTCモード)(km/L) |
15.8 |
(2022年10月現在の情報です)
Q2 35 TDIアドバンスト
Q2 35 TDIアドバンストは低回転域からの力強い走りができ、クリーンディーゼルならではの燃費効率の良さを両立しています。基本スペックは以下のとおりです。
全長×全幅×全高(mm) |
4,200×1,795×1,530 |
エンジン |
直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボ |
最高出力(kW(PS)/rpm) |
110(150)/3,500~4,000 |
最大トルク(N・m(kgm)/rpm) |
340(34.7)/1,750~3,000 |
使用燃料 |
軽油 |
燃費性能(WLTCモード)(km/L) |
17.8 |
(2022年10月現在の情報です)
Q2 35 TDI Sライン
Q2 35 TDI Sラインは、アドバンストとほぼ同様のスペックです。
全長×全幅×全高(mm) |
4,205×1,795×1,520 |
エンジン |
直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボ |
最高出力(kW(PS)/rpm) |
110(150)/3,500~4,000 |
最大トルク(N・m(kgm)/rpm) |
340(34.7)/1,750~3,000 |
使用燃料 |
軽油 |
燃費性能(WLTCモード)(km/L) |
17.8 |
(2022年10月現在の情報です)
アウディQ2に乗るなら中古車も検討しよう!
アウディQ2 は400万円を超える価格で、新車では購入が難しいという方は中古車の検討もおすすめです。中古車には現行車に加え、旧モデルも選択できるというメリットがあります。選択肢の幅が広がり、新車より低価格で購入可能です。
この項目ではアウディQ2 の旧モデルの基本スペックをご紹介しますので、比較・検討の参考にしてください。
Q2 1.0 TFSI
Q2 1.0 TFSIの最大の特徴は、1Lモデルのエンジンという点です。ステアリングのレスポンスも良く、直線走行で感じる重厚感のあるアウディらしい走りを楽しめます。スムーズなスタートから高速走行まで、十分なパワーを発揮してくれる車です。Q2 1.0 TFSIの基本スペックは以下の表をご覧ください。
全長×全幅×全高(mm) |
4,200×1,795×1,500 |
車両重量(kg) |
1,310 |
駆動方式 |
FWD |
エンジン |
1L直列3気筒DOHCインタークーラー付ターボ |
最高出力(kW(PS)/rpm) |
85(116)/5,000~5,500 |
最大トルク(N・m(kgm)/rpm) |
200(20.4)/2,000~3,500
|
使用燃料 |
無鉛プレミアムガソリン(ハイオク) |
トランスミッション |
7速Sトロニック |
燃費性能【JC08モード燃費】(km/L) |
17.9 |
(2022年10月現在の情報です)
(参考:『Q2 (アウディ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
Q2 1.0 TFSI sport
ベースモデルのQ2 1.0 TFSIに比べ、インチアップしたしなやかな足回りがQ2 1.0 TFSI sportの特徴です。路面とのショックを緩和しつつ、コーナリングでは小気味よいハンドリングを発揮します。車を操縦する楽しさを味わえる車だといえるでしょう。Q2 1.0 TFSI sportの基本スペックは以下のとおりです。
全長×全幅×全高(mm) |
4,200×1,795×1,500 |
車両重量(kg) |
1,310 |
駆動方式 |
FWD |
エンジン |
1L直列3気筒DOHCインタークーラー付ターボ |
最高出力(kW(PS)/rpm) |
85(116)/5,000~5,500 |
最大トルク(N・m(kgm)/rpm) |
200(20.4)/2,000~3,500
|
使用燃料 |
無鉛プレミアムガソリン(ハイオク) |
トランスミッション |
7速Sトロニック |
燃費性能【JC08モード燃費】(km/L) |
17.9 |
(2022年10月現在の情報です)
(参考:『Q2 (アウディ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
Q2 1.4 TFSI
ターボエンジンでありながら、アクセルレスポンスの素直さや加速フィールなどの良さがQ2 1.4 TFSIの特徴に挙げられるでしょう。シリンダーオンデマンド機能の導入によって、燃費性能も向上しています。Q2 1.4 TFSIの基本スペックは以下のとおりです。
全長×全幅×全高(mm) |
4,200×1,795×1,500 |
車両重量(kg) |
1,340 |
駆動方式 |
FWD |
エンジン |
1.4L直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボ |
最高出力(kW(PS)/rpm) |
110(150)/5,000~6,000 |
最大トルク(N・m(kgm)/rpm) |
250(25.5)/1,500~3,500 |
使用燃料 |
無鉛プレミアムガソリン(ハイオク) |
トランスミッション |
7速Sトロニック |
燃費性能【JC08モード燃費】(km/L) |
17.9 |
(2022年10月現在の情報です)
(参考:『Q2 (アウディ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
アウディQ2はこんな安全機能が搭載されている
アウディQ2には、ドライブをサポートしてくれる多くの安全機能が搭載されています。この項目では、6つの安全機能をピックアップしてご紹介しますので参考にしてください。現行車には最新の安全機能が搭載されていますが、発売時期やグレードによっては搭載されていない機能もあるため、購入の際には確認するようにしましょう。
アダプティブクルーズコントロール
アダプティブクルーズコントロール(ACC)は、ドライバーが設定した速度を維持しつつ巡行するというクルーズコントロール機能に、前方の車両との車間距離を自動で保つという機能が追加されたインテリジェントシステムです。
クルーズコントロール中、事前にドライバーが設定しておいた車間距離よりも前方との車間距離が狭くなった場合は、電子制御によって加速・減速して車間距離を調節します。Q2 1.0 TFSIには標準装備されていませんので、注意しましょう。
パーキングシステム/リヤビューカメラ
車を駐車する際に、音や視覚によって操作をサポートしてくれる機能です。バンパーコーナーにある超音波センサーによって障害物を検知した場合、警告音を鳴らし、液晶ディスプレイに視覚表現してくれます。さらに、駐車しやすいように仮想レーンの表示をMMIナビゲーションプラスと連動して行うシステムです。
パーキングシステムにより、駐車スペースでスムーズな車の出し入れが可能になるでしょう。ただし、こちらの機能はQ2 1.0 TFSI に標準装備されていません。コンビニエンスパッケージというセットオプションで追加可能です。
LEDヘッドライト
Q2のLEDヘッドライトには、ロービームに5個、ハイビームに3個のLEDを使用しています。こちらは、片側のみの数値です。太陽光に近い光線によって、路面を明るく照らしてくれるので、夜間走行の安全性は高くなるでしょう。旋回の際にはコーナリングライトとターニングライトが側方を明るく照らします。
テールライトにもLEDライトを採用しており、周囲が素早く視認可能なダイナミックなライトパターンを表示してくれるダイナミックターンインディケーターも装備されています。
LEDヘッドライトとLEDダイナミックターンインディケーターは、Q2 1.0 TFSI に標準装備されていません。LEDライトパッケージというセットオプションで追加できます。
トラフィックジャムアシスト
高速道路などでの渋滞した状況で、安全な走行をアシストする機能です。速度が約0km/h~65km/hの走行時に車間を保ちながら先行車に追従するように、電動ステアリング操作や加速・減速をサポートします。
他にも、カメラが周囲の建物や前方、隣車線を走る車を感知します。高速道路などの渋滞時の衝突事故のリスクを軽減できるでしょう。こちらは、アシスタンスパッケージに付いているオプションで、Q2 1.0 TFSI sport とQ2 1.4 TFSIに適用できます。
アウディアクティブレーンアシスト
速度約65km/h~250km/hで走行中に働く、アウディアクティブレーンアシストカメラを利用した安全機能です。路面の車線をカメラで読み取ります。ウインカーを出さずに車が車線からはみ出しそうになった場合にステアリングを自動修正し、元の車線に車を戻してくれます。
車線変更時に起こるかもしれない事故を予防してくれる機能です。こちらは、アシスタンスパッケージに付いているオプションとなっています。Q2 1.0 TFSI sport とQ2 1.4 TFSIに適用できるオプションです。
リヤクロストラフィックアシスト
駐車場スペースからバックで車を出す際に、車両後方の人や車両をアウディサイドアシストに採用されているミリ波レーダーが検知するシステムです。
衝突の危険性のある距離に車が近づくと警報を出したり、ディスプレイに表示したりしてくれます。こちらもアシスタンスパッケージに付いているオプションです。こちらのオプションは、Q2 1.0 TFSI sport とQ2 1.4 TFSIに適用できるオプションとなっています。
アウディのSUVを探すならネクステージへ!
ネクステージではアウディも豊富に取り扱っています。現行車から旧モデルまで豊富に取りそろえているため、お気に入りの1台が見つかるでしょう。この項目では、アウディをネクステージで探すメリットをご紹介します。
アウディ正規販売店がある
中古車専門販売店のネクステージでは、正規輸入車ディーラー事業も手掛けています。2016年1月にボルボの運営を始め、マセラティやジャガー、ランドローバーなどの正規販売店がオープンしてきました。
2018年からアウディ正規ディーラーの運営を行っています。アウディの新車はもちろん認定中古車の販売も行っているため、中古車をご希望の方もお気軽にご相談ください。
外車の中古車の選択肢も広がる
ネクステージは全国に200店舗以上あり、総在庫台数3万台を誇っています。車種別に専任のスタッフがいるため、仕入時にはトラブルが発生しやすいモデルや修復歴車は事前に排除している点が強みです。
また、WEB上で気になる車種があれば全国どこの中古車でもお近くの店舗まで取り寄せでき、商談からご購入まで行えます。誰でも安心して車選びを楽しんでいただけるよう徹底していますので、お気軽にお問合せください。
まとめ
アウディQ2 はプレミアムコンパクトSUVで、ボディサイズは小さいながらもQ3と変わらないほど広い車内空間が魅力です。2022年のマイナーチェンジでクリーンディーゼルエンジンのTDIが追加され、グレードの選択肢が広がりました。
ネクステージはアウディの正規ディーラーも行っていますので、新車はもちろん認定中古車の取り扱いもあります。アウディQ2を検討している、どれを選ぼうか迷っているという方は、ぜひネクステージにお問合せください。
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