憧れのポルシェ911に乗りたい!人気な車種や維持費はどれくらい?
ポルシェはドイツの高級車ブランドとして知られており、その中でも人気が高いのがポルシェ911です。「ポルシェ911を購入したい」「一度は乗ってみたい」と思っている方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、ポルシェ911の特徴や価格・ランニングコストをご紹介します。憧れのポルシェ911をお得に購入する方法や人気モデルについても見ていくので、購入を検討している方はぜひチェックしておきましょう。
※目次※
・ポルシェ911は50年以上の歴史をもつスポーツカー。走りを楽しみたい方におすすめ
・おすすめ車種はカレラ・ターボ・カブリオレの3つ。いずれも高価なので中古車も検討してみよう
・ポルシェ911の中古車を購入するなら故障やトラブルに備えて保証が充実している販売店を選ぶことが大切
ポルシェ911の特徴
ポルシェ911はひと目でそれとわかるユニークなフォルムをもち、特徴的な丸いヘッドライトは代々受け継がれています。走りの面でも熱烈なファンを獲得し続けているポルシェのフラッグシップともいえる車です。ここではポルシェ911のこだわりや歴史について詳しく見ていきましょう。
ドイツの高級スポーツカー
ポルシェはドイツの高級スポーツカーメーカーで、現在はフォルクスワーゲングループに所属しています。ポルシェ911は1963年に発表され、1964年から本格的に生産が始まり、モデルチェンジを何度も繰り返しながら製造・販売され続けてきた車です。
ポルシェ911の駆動方式は基本的にRR(後輪駆動)で、加速力・ブレーキ性能・操作性に優れています。デザイン性にも優れた車で、その独特なシルエットに魅力を感じている方も多いはずです。
ポルシェ911の歴史
ポルシェ911は50年以上の歴史があり、これまでにさまざまなタイプの車がリリースされました。1990年代までは空冷エンジンを搭載しており、このタイプのポルシェには901・930・964・993などがあります。
901のFシリーズではカレラが、930ではターボモデルがリリースされました。最後の空冷ポルシェは993で、後継モデルの996からは水冷エンジンを搭載しています。
その後は997・991とモデルチェンジを繰り返し、2018年に登場した992が最新モデルです。形を変えながら50年以上存在し続けていたことからも、ポルシェ911の人気の高さがうかがえるでしょう。
ポルシェ911の人気な車種の特徴
ポルシェ911にはさまざまな車種があるので、人気が高い車種を知りたいと思う方もいるかもしれません。2020年4月現在、ポルシェ911にはカレラ・カレラ4・カレラS・カレラ4S・ターボS・スピードスター・GT3・GT3 RSのラインアップがあります。
ここではポルシェ911の人気車種の中からカレラ・ターボ・カブリオレの3つをご紹介するので、購入を検討している方は参考にしてみてはいかがでしょうか。
ポルシェ911のカレラ
8代目のポルシェ911である992型において、「カレラS」と「カレラ4S」が発売されました。搭載しているエンジンやスペックなどをまとめると以下のとおりです。
|
カレラS |
カレラ4S |
エンジン種類 |
水平対向6気筒ツインターボ |
水平対向6気筒ツインターボ |
排気量 |
2,981 cc |
2,981 cc |
最大出力 |
331 kW |
331 kW |
最大トルク |
530 Nm |
530Nm |
駆動方式 |
RR |
4WD |
最高速度 |
308 km/h |
306 km/h |
加速性能(0 km/h~100 km/h) |
3.7秒 |
3.6秒 |
カレラSとカレラ4Sはスタイリッシュなスポーツクーペで、スペックはほぼ同じといえます。大きな違いは駆動方式で、カレラSはポルシェの基本に忠実なRRになっていますが、カレラ4Sは4WD(4輪駆動)です。
3Lクラスのエンジンを搭載していて加速性能にも優れているため、パワフルな走りを楽しめます。
ポルシェ911のターボ
ターボは1975年に導入されたモデルで、ポルシェ911の伝統的な車種のひとつといえるでしょう。常に911の中でもハイエンド・ハイパフォーマンスモデルとして進化を続けています。2020年3月には最新モデルである「ターボS」が発売されました。エンジン性能などの基本的なスペックは以下のとおりです。
|
ターボS |
エンジン種類 |
水平対向6気筒ツインターボ |
排気量 |
3,745 cc |
最大出力 |
478 kW |
最大トルク |
800 Nm |
駆動方式 |
RR |
最高速度 |
330 km/h |
加速性能(0 km/h~100 km/h) |
2.7秒 |
水平6気筒のターボエンジンを搭載しているのはカレラと同様ですが、より排気量が多いエンジンを搭載しています。エンジンがパワーアップしている分トルクや加速性能に優れており、さまざまなシーンで力強い走りを見せてくれるでしょう。
ポルシェ911のカブリオレ
ポルシェ911にはカブリオレもラインナップされています。最新のカブリオレの中から「カレラSカブリオレ」と「ターボSカブリオレ」について見ていきましょう。エンジンの種類やトルク、速度などの基本的な性能は以下のとおりです。
|
カレラSカブリオレ |
ターボSカブリオレ |
エンジン種類 |
水平対向6気筒ツインターボ |
水平対向6気筒ツインターボ |
排気量 |
2,981 cc |
3,745 cc |
最大出力 |
331 kW |
478 kW |
最大トルク |
450 Nm |
800 Nm |
駆動方式 |
RR |
RR |
最高速度 |
306 km/h |
330 km/h |
加速性能(0 km/h~100 km/h) |
3.9秒 |
2.8秒 |
カブリオレのスペックはベースとなっているカレラSやターボSと同等になっています。基本的なデザインもクーペモデルに準じているため、カレラSやターボSをそのままカブリオレにしたという印象です。
ポルシェのカブリオレはソフトトップを採用しているのが特徴で、最新モデルも従来モデルと同様にソフトトップを採用しています。
ポルシェ911の価格はどれくらい?
ポルシェを実際に購入するとなると価格が気になるものです。ここではポルシェ911の新車価格と中古車価格をご紹介しますので、購入前にひととおり確認しておくことをおすすめします。
特に中古車を購入するときは適正価格で購入するために相場チェックは欠かせません。気に入った車種の価格をきちんと確認して賢く購入しましょう。
新車で購入する場合の相場
車種 |
価格 |
カレラS |
1,696万8,519円 |
カレラ4S |
1,804万8,148円 |
ターボS |
2,892万円 |
カレラSカブリオレ |
1,926万185円 |
カレラ4Sカブリオレ |
2,033万9,815円 |
ターボSカブリオレ |
3,180万円 |
最新モデルのポルシェ911を新車で購入する場合の価格は上記のとおりです。ハイエンドモデルであるターボSが最も高価で、同じモデルならクーペよりカブリオレのほうが高いことがわかります。
カレラSは1,600万円以上、ターボSカブリオレにいたっては3,200万円弱もするので、新車を購入するのは難しいと感じる方もいるのではないでしょうか。そのようなときは、後述する中古車価格をあわせてチェックしておくことをおすすめします。
中古で購入する場合の相場
車種 |
価格 |
カレラ |
860万円~980万円(2020年4月現在) |
ターボ |
2,000万円(2020年4月現在) |
ポルシェ911の中古車価格の相場は上記のとおりです。可能な限り安くポルシェ911を購入したいと考えている方は、中古車もチェックしてみましょう。
ポルシェ911の中古車は市場に出回っている台数が少ないこともあり、好みの車を購入するためには根気強く探す必要があるかもしれません。
ネクステージでは、コンディションが良好なポルシェ911の中古車を取り扱っています。高級外車を安心して購入したい方はぜひネクステージの利用をご検討ください。
ポルシェ911の年間維持費はどれくらい?
マイカーとしてポルシェ911に乗る場合、税金や保険などのランニングコストがかかります。ポルシェ911は高いので、ランニングコストも高いのではないかと心配している方もいるのではないでしょうか。
ポルシェ911に乗る上で必要になるコストを一覧にしました。ランニングコストが心配な方は、事前にひととおりチェックしておくとよいでしょう。一例としてカレラSを購入した場合のランニングコストを計算します。
費用種別 |
金額 |
備考 |
自動車税(種別割) |
5万円/年 |
区分: 2.5 L~3.0 L |
自動車重量税 |
1万6,400円/年 |
1,590 kg |
自賠責保険料 |
1万775円/年 |
24か月契約の場合 |
車検代 |
6万9,585円/年 |
自動車重量税・自賠責保険料は別 検査手数料のみ |
ガソリン代 |
約13万4,000円/年 |
年間1万km走行 単価: 134円/L 燃費: 10 km/L |
任意保険料 |
3万6,000円/年 |
参考価格 |
オイル交換 |
約5万円/年 |
6か月に1回交換
|
整備費用 |
約20万円/年 |
タイヤ交換など |
合計 |
55万7,760円/年 |
参考価格 |
カレラSを運用するためには1年間に約56万円のコストがかかります。自宅に駐車場がな場は駐車場の賃料のことも忘れないようにしましょう。一例として駐車場料が毎月2円の場合は追加で24万円が必要になるため、合計で約80万円が必要です。
整備費用については必要な整備の内容によって大きく変動することがあるため注意しましょう。
上記で紹介したコストのうち、自動車重量税・自賠責保険料・検査手数料は車検時にまとめて支払うものです。
ポルシェ911の購入は中古がおすすめ
ポルシェ911をお得に購入するためには、中古車を探すのがよいでしょう。中古車は新車より大幅に安いため、予算内に収まる車にめぐりあえるかもしれません。
中古車を選ぶことにはさまざまなメリットがあります。新車より安いとはいえ、中古でもそれなりのお値段になる車です。これから紹介する重要なポイントを押さえて賢く購入しましょう。
中古車で購入するメリット
ポルシェ911を中古車で購入する主なメリットは次の通りです。
- ・新車より低価格で購入できる
- ・価格が安い分上位グレードの車も検討対象に入る
- ・旧モデルの車を入手できる可能性がある
中古車購入における最大のメリットは価格が安いことで、新車価格の半額以下で購入できることもあります。上位グレードの車が予算内に収まることも多いため、予定していたグレードより上位の車も検討対象にできるでしょう。
ほかにも、新車では購入できない旧モデルの車も中古車であれば見つかるかもしれません。現行モデルより旧モデルのほうが気にっている場合には、中古車市場でじっくりと探す必要があります。
購入する際に考えるべきポイント
中古車のコンディションはさまざまであるため、可能な限りコンディションがよい車を購入することが大切です。
購入したい車が決まったら、走行距離や年式・走行距離をチェックしておきましょう。修復歴がある車は走行性能に影響が出る可能性が考えられるため、予算に余裕があるなら避けることをおすすめします。なお、ネクステージでは修復歴のある車の販売は行っていません。
年式が古すぎる車や走行距離が長過ぎる車は、購入後に故障が多発することも考えられます。故障が頻発すると修理費がかさむため、整備状況を確認してから購入するのがおすすめです。
安心して中古車に乗るために、保証の有無や保証内容も確認しておきましょう。保証が充実している中古車販売店で購入すれば、故障が発生したときや大規模な整備が必要になったときも安心です。
ネクステージの輸入車保証サービスについて
ネクステージではポルシェ911の中古車を購入するときにも適用できる「輸入車の保証」を提供しています。
ネクステージで購入するすべての輸入車には標準で1年間の保証が付帯しているため、納車後にエンジンやステアリングなどにトラブルが発生したときも幅広く保証されるのがメリットといえるでしょう。
保証プログラムに別途加入することで最大3年間の保証を受けられるため、長期間安心して中古車に乗りたい方は要チェックです。
無料点検やオイル交換などのサポートも充実しているため、メンテナンスの面で不安がある方もぜひ検討してみることをおすすめします。
まとめ
ポルシェ911はデビューから50年以上販売され続けている車です。これまで何度もモデルチェンジを繰り返しながら、ハイクオリティなスポーツカーとして進歩し続けてきました。
カレラやターボ、カブリオレなど人気が高い車種がいくつもあるので、ポルシェに興味があるなら見逃せない車種です。
ポルシェ911は本体価格が高く手を出しにくいと感じている方もいるかもしれませんが、そのような場合は中古車での購入を検討するのもひとつの方法でしょう。
ポルシェ中古車は新車より大幅に安く購入できるため、新車では手の出なかった上位グレードの車も検討対象に入る可能性があります。高級車は前オーナーが大切にしていたケースが多く、よいコンディションの車と出会うことも可能です。
ネクステージでは最大で3年間さまざまなトラブルに対応できる保証プログラムを提供しています。ポルシェ911の中古車を購入するときにも利用できるので、故障リスクを心配して中古車に手を出せなかった方は、ぜひネクステージでの購入をご検討ください。
■世界のクルマを360°画像でチェックする (universe-cars.jp)
■オシャレな輸入車カタログ|supreme_cars