新型アウディA3スポーツバックと新型BMW118i Mスポーツの特徴と魅力を比較検証!
アウディとBMW、どちらも高級自動車メーカーとして世界レベルの人気があります。アウディA3スポーツバックとBMW118i Mスポーツは、よく天秤にかけられることも多い車なので、どちらを買うべきか迷っている方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、新型アウディA3スポーツバックと新型BMW118i Mスポーツの特徴や魅力を紹介します。それぞれどのようなドライバーに向いているのかということも考えてみると面白いかもしれません。
※目次※
・アウディA3スポーツバックはユニークな運転を楽しめる!
・BMW118i Mスポーツは、無駄のないエクステリアとぜいたくな居住性が魅力!
・コンディション良好な中古車を手に入れたいなら、こまめに販売店の情報をチェック!
新型アウディ【A3スポーツバック】の特徴
アウディA3スポーツバックは、高級コンパクトカーの先駆けとなったA3の5ドアハッチバックモデルです。2020年3月に、アウディは4代目となる新型A3スポーツバックを公式発表しました。ここからは、新型A3スポーツバッグにはどのような特徴があるのか解説します。
一段と磨きがかかったスポーティーなデザイン
最新モデルではシングルフレームが拡張され、全長と全幅が3センチメートルほど大きくなりました。結果的に車高を低く見せることに成功し、さらに迫力を増したボディは、アウディファンを興奮させる仕上がりです。フロントグリルの左右に配されたエアインレットも、よりスポーティーな印象を与えてくれるでしょう。
ボディサイドにはアウディの新たなデザインエレメントが採用され、ホイール周りを強調させた立体的な見た目になっています。
トルクアップで粘りが増した直4ターボエンジン
エンジン性能もレベルアップし、よりしなやかな走り心地を実現しています。以下で、新型アウディA3のエンジン性能を表にまとめました。
エンジン種類 |
最大トルク [ネット] |
最高出力 [ネット] |
総排気量 |
トランスミッション |
1.5L直列4気筒DOHC インタークーラー付ターボ |
未公開 |
110Kw [150PS] 回転数未公開 |
1,500cc |
7速 Sトロニックトランスミッション、6速MT |
2.0L直列4気筒ディーゼルエンジン |
未公開 |
110Kw [116PS] 回転数未公開 |
2,000cc |
7速 Sトロニックトランスミッション、6速MT |
2.0L直列4気筒ディーゼルエンジン |
未公開 |
110Kw [150PS] 回転数未公開 |
2,000cc |
7速 Sトロニックトランスミッション、6速MT |
直列4気筒DOHC インタークーラー付ターボを搭載するモデルについては、先代よりも排気量は0.1Lしか拡大されていないのにもかかわらず、性能は大幅にランクアップしているようです。
先進安全機能がさらに追加
新型アウディA3には、アウディ自慢のテクノロジーである先進安全機能がさらに追加されました。
旧型にも搭載されていたアウディプレセンスフロントとアダプティブクルーズコントロールに加え、新たに「アクティブレーンアシスト」を標準装備し、ドライバーや同乗者を危険から守る機能を強化しています。アクティブレーンアシストは、走行車線を一定間隔に維持してくれる機能です。
ほかにもオプションとして、パークアシストやエグジットワーニングなどの機能も追加できます。最先端技術を安全面にも豊富に取り入れているため、車に高い安全性を追求したい方も納得できるレベルだといえるでしょう。
重厚かつスタイリッシュなコックピットパーツ
インテリアは、重厚感がありつつもスタイリッシュにまとめられています。アウディらしい上質さを演出した完成度の高いデザインといえるでしょう。高級車ではなかなか見られないリサイクル素材をシートやマットなどに取り入れたのも特徴です。
インストルメントパネル中央には、10.1インチのタッチディスプレイが標準搭載されています。手書き文字入力や音声コントロールも可能です。
オプションで選択できる「バーチャルコックピットプラス」の液晶画面は12.3インチとなっています。使えるコネクティビティはどれも最新で、新たにナビゲーションマップをズーム表示できるようになりました。3種類から好みのビューに変更可能です。
未来感覚のヘッドアップディスプレイ(オプション)
「新型アウディA3で近未来を体感したい」という場合は、オプションの「ヘッドアップディスプレイ」を追加するとよいでしょう。
この機能を追加すれば、ドライブに必要な情報がフロントガラスにカラーで表示されます。表示位置は変更可能です。ナビゲーションの指示や警告、アシスト機能などが表示項目として設定してあるため、快適なドライブに導いてくれるでしょう。
運転中に知りたい情報を瞬時に確認できるのは大きなメリットです。不慣れな場所を走行するときには活躍するでしょう。
新型アウディ【A3スポーツバック】の価格
先代と新型のA3スポーツバック、それぞれの新車価格は以下のとおりです。
先代 30TFSI |
330万円(税込) |
新型 1.5TFSI |
2万8,900ユーロ~:約335万円~(2020年4月28日時点) |
第4世代となる新型はフルモデルチェンジしたこともあり、先代よりも多少値上がりしていますが、ほぼ同じ価格とみてよいでしょう。欧州では先行販売が行われていますが、日本での販売開始時期ははっきりしていません(2020年4月28日時点)。上記の価格は欧州での販売価格を参考にしたものなので、日本での販売価格とは異なる可能性があります。
BMW新型【118i Mスポーツ】の特徴
BMW1シリーズは、5ドア・Cセグメントの人気モデルです。フルモデルチェンジした第3世代が2019年8月29日に日本で販売開始されました。Mスポーツモデルはスタイリッシュなエクステリアが魅力です。ここからは、BMW新型118i Mスポーツの特徴を解説します。
存在感がさらにアップしたギドニーグリル
新型ではBMWのアイコンであるキドニーグリルが全面に押し出され、先代と比べて力強さがアップしました。ちなみに、このBMWらしさを強調したフロントグリルのデザインは、BMWの現行モデル全体に見られる特徴です。ひと目でBMWだとわかる存在感あるデザインは、所有する歓びをさらに感じさせてくれるでしょう。
アクティブ感を彷彿させるエクステリア
1シリーズといえば、BMWのシリーズのなかでもアクティブな印象が強く、幅広い世代から支持を得ているイメージをもっている方も多いでしょう。新型118i Mスポーツのエクステリアは力強さを残しながらもボディラインがシャープになり、都会的なイメージが増しています。
フロントには4灯ヘキサゴナルLEDヘッドライトを採用し、1シリーズらしい若々しさを感じるデザインです。BMW特有のL字型テールライトのデザインも一新され、より洗練された印象を与えています。ボディサイズについては、全幅と全高が少しアップしており、従来より迫力を感じられるでしょう。
吹上げがダイレクトに伝わる直3ターボエンジン
エンジンには、スムーズな運転ができる直3ターボエンジン(直列3気筒DOHCガソリン)を搭載しています。吹上げがダイレクトに伝わるため、人によって好みが分かれるかもしれません。一方、力強くも静音性が高いエンジンのため、走行中もストレスなく運転に集中できます。以下に新型BMW118i Mスポーツのエンジン性能をまとめました。
エンジン種類 |
最大トルク [ネット] |
最高出力 [ネット] |
総排気量 |
トランスミッション |
直列3気筒DOHCガソリン |
220N・m [22.4kgm]/1,480-4,200rpm |
103Kw [140PS]/4,600-6,500rpm |
1,499cc |
電子油圧制御式7速DCT |
カスタマイズできるAI音声会話システム
「BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント」を導入しているのもポイントです。AI技術を駆使したシステムで、希望する情報へ瞬時にアクセスしたり、必要な車両操作を音声会話により実行できたりします。快適なドライブを楽しみたい方にとっては、あると便利な機能だといえるでしょう。
自分好みにカスタマイズできるのもこの機能がもつ魅力だといえます。たとえば、システム起動時にかける言葉は自由に変更可能です。
BMW新型【118i Mスポーツ】の価格
先代と新型の118i Mスポーツ、それぞれの新車価格は以下のとおりです。
先代 118i Mスポーツ |
358万円(税込) |
新型 118i Mスポーツ |
413万円(税込) |
新型は先代に比べると50万円以上値上がりしています。フルモデルチェンジによって先進技術を搭載した点が大きく関係しているといえるでしょう。駆動方式を長年のこだわりであったFRからFFへ変更するなど、新型118i Mスポーツはこれまでにない魅力を備えています。価格が上がっても、旧型から乗り換えたいという方は多くいるでしょう。
2台の比較で見えるドライブパーソン
アウディA3スポーツバックとBMW118i Mスポーツはライバル車といえますが、それぞれに特徴や魅力があります。どちらを購入するか決められないときは、何を車に求めているのかを考えるとよいでしょう。ここからは、特徴や魅力から考えられるドライブパーソン例を解説します。
車を操縦する楽しみが欲しいなら新型A3スポーツバックがおすすめ
「運転が好き」「ユニークな技術を体感しながら運転したい」といった希望がある方には、新型アウディA3スポーツバックがぴったりです。この車には、高性能で快適な操縦性を実感できる直4ターボエンジンが搭載されています。
従来モデル以上に先進安全装備が充実しているので、不安なくドライブを楽しめるでしょう。また、近未来を思わせる「バーチャルコックピット」や「ヘッドアップディスプレイ」を付ければ、アウディの革新的なテクノロジーの魅力を体感できます。
ラグジュアリーな優越感を求めるなら新型118i Mスポーツ
コンパクトでありながらも、ぜいたくな車内空間をもちあわせた車を希望する方には、新型BMW118i Mスポーツがおすすめです。迫力あるエクステリアはBMWらしさを追求したもので、ほかにはない力強さがあります。
スムーズに加速できる直3ターボエンジンを搭載し、無理のない走行ができるのも魅力です。最先端の「BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント」を導入することで、自分好みの快適な運転環境を手に入れることができるでしょう。
モデルチェンジ後が買い時!狙い目の旧モデル
人気のアウディA3スポーツバックやBMW118i Mスポーツは、高級車に位置付けられるモデルです。新車の場合は費用が高額になり、購入を迷う方もいるかもしれません。中古車であれば、必要な費用を抑えつつグレードアップを狙えます。特に今回ご紹介したようなモデルチェンジ間もない車種は、旧モデルの価格が下がるのでおすすめです。
モデルチェンジ後は良好な旧モデルが市場に流れ込む
中古車探しを始めるタイミングは人それぞれですが、コンディション良好な旧モデルを手に入れるにはモデルチェンジ後を狙いましょう。
いくら気に入った車でも、ある程度の年月が経てば買い替えを検討する人も増えてきます。特に、「現在乗っている車の新型が出る」という情報をつかめば、積極的に買い替えに動くケースは多いでしょう。その際に、多数の旧モデルが市場に流れ込みます。
中古車価格は、市場の需給バランスに左右されるものです。新型が出れば旧モデルは相対的に人気が落ちますし、買い替え需要によって市場に旧モデルの在庫が増えれば価格は押し下げられます。モデルチェンジ後は、まさに旧モデル中古車の買い時といえるでしょう。
販売店の情報はこまめにチェックを
近いうちに中古車を購入したいと気持ちが固まったら、輸入車を取り扱う中古車販売店の情報をチェックする必要があります。近年はインターネットも普及しており、ある程度の規模の販売店であればホームページをもっているでしょう。
目当ての車種が販売されていないかこまめに見ておくことで、コンディション良好な中古車の買い逃しを防げます。
アウディA3スポーツバックの中古相場
中古車を購入するときは、中古相場を確認しましょう。今回はネクステージで実際に取り扱っている在庫を参考にします。アウディA3スポーツバックの2020年4月25日時点での中古相場は、98万9,000円~308万9,000円です。
在庫状況は日々変動するため、気になる車があれば早めに問い合わせるとよいでしょう。中古車価格は年式や走行距離、次回の車検までの残りの期間など、さまざまな条件により変動します。
BMW1シリーズの中古相場
ネクステージで取り扱うBMWの1シリーズの中古相場は、2020年4月25日時点で58万9,000円~248万9,000円です。BMW118i Mスポーツのみに絞った中古相場は、115万8,000円~198万9,000円となっています。1シリーズ全体と比べても、BMW118i Mスポーツは中古車価格も高く、BMWのなかでも人気モデルであることが分かるでしょう。
中古車を選ぶときは、純正ナビなど人気オプションがついているかどうかに着目するのもおすすめです。
まとめ
フルモデルチェンジした新型アウディA3スポーツバックと新型BMW118i Mスポーツは、それぞれに違った魅力があります。どちらも高性能なエンジンをもち、先進技術を駆使した機能を搭載しているため、迷ってしまう方もいるかもしれません。その際は、車に対して何を求めるのかというポイントで検討するのがおすすめです。
中古車で輸入車を購入する場合は、モデルチェンジ後に気になる販売店の情報をチェックしましょう。日ごろから販売店の情報を確認しておけば、素早くリサーチできます。
ネクステージでは、輸入車の正規ディーラーとしてコンディションのよい中古車の在庫を豊富に取り揃えています。保証プランも充実しているので、中古の輸入車購入を検討している方は、ぜひネクステージへご相談ください。
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