新型アウディを徹底解説!2020年までの車種とモデルチェンジ情報
アウディは数多くのラインナップを展開しています。同社は、毎年のようにモデルチェンジや新型車の発表をしているので、今後の動向が気になっている方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、2020年までのモデルチェンジ情報や各車種の特徴、価格帯を詳しく解説します。なお、本記事の情報は2020年3月時点のものであり、本文内の発売日はすべて日本国内でのものです。
※目次※
・2020年に予定されているアウディの新型発売は3種類。それぞれ具体的な発売開始時期や価格などは未定
・これまでの新型車やフルモデルチェンジの情報を確認しておけば、どの車種をどのタイミングで購入すべきか検討しやすくなる
・アウディを新車価格で購入することが難しい場合は、お得に購入できる中古車を検討しよう!
2020年発売の新型アウディ
2020年3月3日に、アウディはA3のフルモデルチェンジを発表しています。また、Q8モデルの新型「RS Q8」とe-tronモデルの新型「e-tron S」は、2020年中に発売予定です。現行モデルからの変更点や期待されるポイントなど、それぞれの新型モデルにおける特徴をチェックしておきましょう。
新型A3
A3は、長きにわたりアウディの主力シリーズとして人気を集めているモデルです。5ドアハッチバックの「スポーツバック」と4ドアセダンの「セダン」をラインナップしています。それぞれ前輪駆動と四輪駆動を用意しており、豊富なバリエーションから選択可能です。
2020年3月3日にフルモデルチェンジが発表された新型A3は、現行モデルに比べさらに軽量化した「MQBプラットフォーム」を採用しています。全体的なサイズ感を広げたことで、よりダイナミックな印象を与えるフォルムとなるようです。
スポーティなデザインとなったことで空力性能が高まり、より安定した走りを実現しています。純正の16インチホイールは、オプションにより最大19インチまで選択できることも特徴です。新車価格は304万円から652万円となっています。
新型RS Q8
初代クワトロのDNAを受け継ぐSUVクーペであるQ8は、力強さと優雅さをまとった独特の存在感をもつモデルです。2020年に発売される予定の「新型RS Q8」は、最高出力600Kwを誇るエンジンが搭載され、RSモデルならではのダイナミックなパフォーマンスが期待されます。
フロントフェイスには八角形シングルフレーム・RS専用ラジエーターグリル・RSハニカムグリルが備わり、自信に満ちたエクステリアが印象的です。ブラックのクロスが採用されたヘッドライニングや調和の取れたカラーでまとめられたキャビンなど、インテリアはクリーンなデザインに仕上げられています。
スライド機能を備えたリアシートや広い空間を確保できるラゲージスペースなど、高い実用性を備えていることも魅力です。公表されている価格は日本円で約1,534万円ですが、日本での価格は未定となっています。
e-tron S
2020年のデビューが発表されている「e-tron S」は、アウディ史上初の市販EVとして人気を集めているe-tronの新型モデルです。e-tronをベースに、エンジンからの動力伝達装置を高性能化しています。
リアの2モーターに加えフロントにモーターを1個追加し、計3モーターとなっていることが特徴です。ブースト時を含めた最大出力の大幅な向上が期待できます。通常の走行ではリアモーターのみが作動しますが、より多くのパワーを求められる際にフロントモーターが始動する仕組みです。
駆動制御に関しても性能の向上が図られ、電動クワトロや電動トルクベクタリングが採用されています。2020年3月時点ではまだ開発中ですが、EVの進化を感じさせる1台になることが期待されています。販売価格は未定です。
Q3
2006年に初代の発売がスタートしたQ3は2018年にフルモデルチェンジされました。海外市場では、すでに2018年11月から発売開始されています。2019年中には日本でも発売されることが予想されていましたが、2020年3月現在ではまだリリースされておらず、2020年中の発売が待たれている状況です。
旧型との大きな違いのひとつとして、サイズがひと回り大きくなり迫力を増したことが挙げられます。新しいフロントグリルの採用などによってサイズアップし、SUVらしいタフさがより感じられるでしょう。
内装には、2017年にフルモデルチェンジしたQ5にも搭載されている最新機能が採用されています。価格は約375万8,000円です。
2019年にモデルチェンジ・発売したアウディ
アウディが展開する数多くのモデルから、2019年にモデルチェンジしたシリーズや、新たに販売が開始されたシリーズを紹介します。
最後に紹介するRS5スポーツバックは、2019年に日本初上陸したレーシングスポーツカーとして話題になりました。アウディの真骨頂ともいえるハイパフォーマンスGTクーペの特徴を確認しておきましょう。
SQ2
2019年12月3日に販売がスタートした「SQ2」は、アウディの小型SUV「Q2」を進化させたモデルです。アウディにはスポーツタイプのSシリーズとレーシングスポーツタイプのRSシリーズがあります。SQ2はQ2のスポーツ性能を大幅に向上させたモデルとして誕生しました。
コンパクトなボディとモダンなデザインで人気を集めていたQ2に、同社独自の四輪駆動機構「クワトロ」を初めて組み合わせ、より大きなパワーを路面へ伝えられるようになっています。リアサスペンションには、クワトロへ対応するマルチリンク式を採用していることも特徴です。
全8色用意されたボディーカラーの中には、SQ2でしか選択できないグレーの外板色も用意されています。新車価格は約599万円です。
A1スポーツバック
2011年に初代が発売されて以来、プレミアムコンパクトの理想型として評価を集めていたA1スポーツバックは、2019年11月25日に初のフルモデルチェンジを経て生まれ変わりました。上位モデルに迫る広さの荷室や居住空間を実現しているほか、車内における静粛性を向上させていることも特徴です。
危険な状況を察知し必要に応じて緊急自動ブレーキを作動させる機能など、最新の安全運転支援システムが標準装備されています。車間距離を一定に保ち、長距離ドライブでの運転を快適にしてくれる運転サポートシステムが搭載されていることも魅力です。
全10色から選べるカラーの中には、アウディ初となるティオマングリーンが含まれています。新車価格は約365万円です。
Q8クーペ
2019年9月3日に誕生した新型Q8は、QシリーズのフラッグシップとなるクーペスタイルのフルサイズSUVです。SUVでありながらリアのフォルムをクーペデザインにすることで、実用性とスポーティさを融合させています。
新デザインのフロントグリルをエクステリアの特徴とし、初代クワトロをモチーフにモダンなデザインへ仕上げていることも印象的です。
パワートレインには48Vマイルドハイブリッドシステムを採用し、走行性能と効率を同時に向上させています。タッチディスプレイを全面的に採用した、近未来的でラグジュアリーな内装も魅力です。
ドライバーに役立つ情報がオンラインで入手できる「Audi connect」が搭載され、デジタル技術を駆使して最大限にパフォーマンスを引き出してくれます。新車価格は約1,010万円です。
A6アバント
A6モデルは、セダンタイプとステーションワゴンタイプともに2019年3月12日にフルモデルチェンジしました。ステーションワゴンの「アバント」は、緩やかな曲線を描いたフォルムにより、クーペらしさも感じさせる外装が特徴的です。優美かつスポーティなデザインとなっています。
インテリアには最新のバーチャルコックピットが採用されているほか、アウディ独自のシステムである「Audi connect」が搭載され、スマホによる施錠などの遠隔操作も可能です。
通勤や長距離ドライブに適したドライバーアシスタンスシステムでは、前車との車間距離キープ機能など、便利な運転支援機能を体感できます。新車価格は約776万円です。
RS4アバント
RS4アバントは、A4アバントをベースとしたハイクラスモデルです。パワフルで滑らかな加速力を生み出すエンジンを搭載し、幅広い回転域で最大トルクを発揮します。2019年1月28日にはフルモデルチェンジし、450ps/600N・m、2.9LのV6ツインターボを搭載した新型が発売開始されました。
旧型より大幅にダウンサイズされたエンジンを搭載しながらも、走行性能や燃費は向上しています。エクステリアはシリーズのフラッグシップらしい迫力を備え、インテリアもRSモデルならではの洗練された雰囲気です。
バーチャルコックピットが標準装備され、インターネットと常時接続する「Audi connect」も使用できます。新車価格は約1,218万円です。
RS5スポーツバック
「RS5スポーツバック」は、アウディのレーシングスポーツシリーズ「RS」の最新モデルです。2019年8月27日に発売開始されています。ベースであるA5は美しい外観と優れた実用性を融合したシリーズです。RS5スポーツバックは、A5シリーズ初のRS仕様としてリリースされました。
スーパースポーツカーとしての走行性能とクーペらしい美しさに、セダンの実用性も備わったモデルです。RSらしい地を這うようなシルエットと、洗練されたRS専用パーツを数多く配置した内装が魅力を感じさせます。
最高出力450ps・最大トルク600N・mの、高性能2.9LV6ツインターボエンジンを搭載し、圧倒的な加速力を実現していることも特徴です。新車価格は約1,302万円となっています。
2018年にモデルチェンジ・発売したアウディ
アウディのラインナップで2018年にモデルチェンジしたシリーズは、A8とA7スポーツバックの2種類です。アウディ車はモデル名の数字が大きくなるほどボディやエンジンのサイズがアップするため、この2モデルはAシリーズの中でもパワフルなモデルといえます。どちらもアウディのベーシックラインです。
A8
アウディのフラッグシップセダンであるA8は、8年ぶりのフルモデルチェンジを経て2018年10月15日に新型モデルが発売開始されています。
新型A8はシリーズの第4世代にあたり、量産車としては世界で初めてレーザースキャナーを搭載するなど、最大23もの最新センサーを搭載していることが特徴です。センサーから集められた情報により周辺環境を的確に把握し、タイムラグを少なくした制御を実現しています。
アダプティブドライブアシストを搭載することにより、優れた安全性能を発揮することも魅力です。見通しの悪い交差点での運転支援や、全方位からの事故予防に効果が期待できます。水平基調のデザインで、空間に余裕を感じるインテリアも特徴的です。新車価格は約1,172万円となっています。
A7スポーツバック
7年ぶりのモデルチェンジを果たしたA7スポーツバックは、2018年9月6日より新型の販売を開始しました。A7はスポーツバックのみが展開されているシリーズで、美しさと上品さを兼ね備えたプレステージ4ドアクーペとして人気を集めています。
フルモデルチェンジにより2代目となった新型モデルは、従来モデルで好評を得ていた流れるような4ドアクーペスタイルを、よりダイナミックに表現したエクステリアです。車内の乗員スペースも拡大され、より実用性が増した仕様に仕上がっています。
インテリアには最新の技術を採用したMMIタッチレスポンスを新たに開発し、車内における操作性が向上していることも魅力です。高度な運転支援システムの搭載により、安全性と快適性も大幅に向上しています。新車価格は約819万円です。
2017年にモデルチェンジ・発売したアウディ
2017年にモデルチェンジを行った車種もチェックしておきましょう。2017年は、アウディがフルモデルチェンジと新規モデルの投入を積極的に実施した年です。
デジタルサービスの強化に力を入れ始めたことも、2017年以降にみられる傾向といえます。それぞれの車種について、特徴や旧モデルからの変更点などを確認しましょう。
SQ5
2017年10月2日に発売された新型SQ5は、Q5シリーズのハイパフォーマンスバージョンとしてSQ5をリニューアルしたモデルです。優れた走行性能だけでなく、エクステリアやインテリアにもこだわりを施した、ハイグレードなプレミアムSUVとしてリリースされました。
エクステリアでは、変化が加えられたシングルフレームグリル・バンパー・アルミホイールなどが、よりスポーティさを強調しています。飾りステッチやデコラティブパネルなどにより、ダイナミックな雰囲気が演出されたインテリアも魅力的です。
Q5シリーズのフラッグシップとして装備は充実しており、通常のQ5でオプション扱いであったシステムも標準装備されています。新車価格は約910万円です。
Q5
上述したSQ5と同日の2017年10月2日に新型が発売されたQ5は、従来のQ5を8年ぶりにフルモデルチェンジしたモデルです。2009年にQシリーズの第2弾として日本デビューしたQ5は、視界のよさや実用性の高さといったSUVならではの特徴に加え、スポーティなデザインや優れた走行性能で人気を集めています。
フルモデルチェンジにより、デザインやメカニズムは一新されました。ボディサイズはやや大きくなったものの、設計を工夫することで重量の削減に成功し、運動性能を高めながら燃費も改善しています。
先進的な予防安全システムや最新のコネクティビディ機能も搭載し、ユーザーのカーライフに寄り添った仕様に仕上がっている1台です。新車価格は約649万円で提供されています。
RS5クーペ
アウディA5シリーズのハイクラスレーシングスポーツモデルであるRS5クーペは、2017年9月にフルモデルチェンジバージョンがリリースされています。2.9LのV6ツインターボエンジンと、前後に5リンク式サスペンションを採用し、パワフルさと快適性を大幅に向上しているのが特徴です。
8速ティプトロニック・トランスミッションとクワトロフルタイム4WDシステムを融合させることにより、高い操縦安定性と高速安定性を実現しています。
状況に応じた走行特性の調整を可能にする最先端安全装置や、バーチャルコックピットなどのインフォテイメントシステムを標準装備し、ドライバーの運転支援機能が充実していることも魅力です。新車価格は約1,302万円となっています。
TTクーペ
2017年7月11日より110台限定で販売されたTTクーペは、特別仕様のライティングスタイルエディションです。ターボチャージャー付1.8L直列4気筒エンジンを搭載しているほか、7速Sトロニックをトランスミッションに組み合わせており、スポーティかつ軽快なステアリング性能を有しています。
外装には専用バンパーなどのSラインエクステリアパッケージを装備し、インテリアにセンタークラスターを運転席側に傾けたデザインを採用していることも特徴です。
各種情報を表示できる最新インフォテイメントシステムを標準装備し、アシスタンス機能も充実しています。ボディーカラーはグレイシアホワイトメタリックなど全5色です。新車価格は約488万円となっています。
RS3スポーツバック
A3のトップモデルであるRS3スポーツバックは、フルモデルチェンジされた新型モデルが2017年11月に発売を開始しました。従来型と比較しボディは軽量化され、2.5L直列5気筒TFSIエンジンを搭載することにより、最高出力400ps・最大トルク480N・mを実現しています。
エクステリアは従来型A3スポーツバックとの差別化が図られ、より迫力を増したスタイルに仕上げられているのが特徴です。インテリアにはスポーツシートやバーチャルコックピットを標準装備し、ナビゲーションシステムによりさまざまな情報を表示できます。
最新アシスタンスシステムをフルレンジで標準搭載するなど、安全面でも細かな配慮がなされている1台です。新車価格は約767万円となっています。
RS3セダン
2017年7月に発売が開始されたRS3セダンは、A3セダンをベースにチューニングを施した、高い運動性能を備えるレーシングスポーツモデルです。最高出力400psを誇る2.5L直列5気筒ターボエンジンを搭載し、セダンらしからぬ優れた走行性能を発揮します。
クアトロシステムによる4輪駆動方式に7速Sトロニックトランスミッションを組み合わせ、環境性能に優れていることも特徴です。電子制御による安定した車体姿勢や挙動制御により、400psものハイパワーでも安心して制御できます。
エクステリアやインテリアにもA3セダンから数多くの変更点が加えられ、スポーティかつラグジュアリーな独特の雰囲気が演出されているモデルです。新車価格は約799万円となっています。
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まとめ
2017年以降、アウディは数多くのモデルチェンジや新型の発表を行っており、2020年もいくつかの車種について新型の発売を予定しています。新車のアウディを購入することが難しい場合は、中古車を狙うのもおすすめです。
アウディの中古車を購入するなら、豊富な実績を持つネクステージにご相談ください。近年発表された新型のアウディ車も、数多くの在庫から選べます。
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