アウディの生産国はどこ?歴史や国産車との違いを知ろう
アウディは、エレガントなフォルムが魅力で、高級車として高い人気を誇るブランドです。日本でも人気のアウディに興味がある方の中には、アウディがどこの国で生産された車なのか気になっている方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、アウディの生産国や国産車との違いについて分かりやすく解説します。記事を最後まで読めば、アウディを含め海外の有名な車メーカーの特徴について理解を深められるでしょう。
※目次※
・アウディは長い歴史を持つドイツの車メーカー
・アウディ車はメンテナンス次第で長く乗り続けられるのが特徴
・状態のよい輸入車を安く購入するなら、ネクステージにお任せ!
アウディの生産国はドイツ
アウディは、誕生から現在まで100年以上の歴史をもつドイツの車メーカーです。創業者がベンツの工場で働いていたことや、現在はフォルクスワーゲンの傘下に入っていることなど、ほかの大手自動車メーカーとも歴史的な関係があります。アウディの概要を理解し、どのような歴史を歩んできたのか確認しておきましょう。
アウディ車はドイツ産
アウディはドイツの自動車メーカーです。創業から長い歴史を経て、1964年以降はフォルクスワーゲングループに属しています。日本でアウディ車の輸入販売を行っているのはアウディジャパンです。
アウディの歴史は、アウグスト・ホルヒという人物がベンツ社の工場長を辞め、1898年に自動車修理工場「ホルヒ」を設立したことから始まりました。ここからは、アウディの誕生や復活までの歴史を解説します。
アウディの歴史
経営陣と対立して自分の会社を追い出されたあと、ホルヒは立ち上げた新会社で販売する車名にも「ホルヒ」を使っていました。しかし、ホルヒ社から裁判を起こされた結果、会社と車の名前を「アウディ」とします。
ホルヒがアウディを辞職したあと、第一次世界大戦による大不況で自動車メーカー各社の生き残りも厳しくなり、アウディ・DKW・ホルヒ・ヴァンダラーの4社が合併して1932年に「アウトウニオン」が設立されました。
アウトウニオンも経営が悪化し、ダイムラー・ベンツやフォルクスワーゲンの傘下に入りますが、1965年にはアウディブランドの車の生産を再開します。1985年には社名をアウディに変更し、完全復活を遂げました。
アウディと国産車の違いは?
アウディが拠点をおくドイツには、200km/h以上の速度でも走行できるアウトバーンがあります。そのため、アウディ車は高速道路でも安定して走れる優れた性能を備えているのが特徴です。また、ドイツ人は1台の車に長く乗るという意識が強いといわれています。
こうした事情を知れば、アウディ車がもつ国産車との違いが理解できるでしょう。ここからは、アウディ車の特徴について解説します。
乗用車がフルタイム4WD仕様
アウディの最も大きな特徴として、アウディ独自のフルタイム4WD機構「クワトロ」が挙げられます。量産型の乗用車に世界で初めてフルタイム4WDを導入したのはアウディです。クワトロはアウディのモデル名にも使われています。
フルタイム4WDは、国産車の場合は基本的にオフロード車にしか搭載されていません。アウディのクワトロは、市街地走行やスポーツ走行でも使えるフルタイム4WD機構として開発されました。悪路でのオールマイティな走破性能や高速道路での走行安定性などを備えています。
後輪に多くの駆動力を配分できるため、コーナリング性能が向上することもクワトロの大きなアドバンテージです。アウディが現在ラインナップしている全ての車種において、クワトロを搭載したモデルが用意されています。
メンテナンス次第で長く乗り続けられる
輸入車は、国産車に比べ故障しやすいというイメージがあるでしょう。実際、J.Dパワー社が毎年実施している「自動車耐久品質調査」でも、ベンツやBMWなどの輸入車は、国産車に比べ故障率が高いという結果が出ています。
(参考: 『J.D. パワー 2019 年日本自動車耐久品質調査』)
アウディも国産車に比べ故障率が高く、長く乗り続けていると部品を交換する機会も多くなるでしょう。しかし、消耗品をこまめに交換するなどメンテナンスをきちんと続けていれば、走行距離が30万kmを超えても、新車のように乗り続けられるといわれています。
メンテナンスに手間をかけられることが、輸入車を所有する楽しみのひとつともいえるでしょう。より多くの手をかけて楽しめるかどうかも、アウディの購入を検討する際のポイントとなります。
消耗品にもメーカー保証が付いている
アウディでは車両だけでなく、消耗品にもメーカー保証が付いています。新車購入時から3年間または走行距離5万km以内であれば、無料で消耗品を交換できることがメリットです。国産車にもメーカー保証は付きますが、消耗品にまで保証が付くケースはほとんどありません。
メーカー保証の対象となる消耗品には、エンジンオイル・オイルフィルター・ウォッシャー液・ワイパーブレード・ブレーキパッド・ライトバルブ類などがあります。エンジンオイルは補充も無料です。
消耗品のメーカー保証は、追加料金を支払うことで5年間に延長できます。追加料金の金額は、国産車に比べると割高です。しかし、新車登録日より60日以内に支払えば安くなります。
知っておきたいアウディ以外の車の生産国
世界ではさまざまな場所で車が作られており、有名な生産国にはドイツ・イタリア・アメリカなどが挙げられます。
また、フランス・スウェーデン・韓国も、車の生産国として有名です。それぞれの国で作られている代表的な車とその特徴について確認しましょう。高級車を中心に、それぞれの新車価格なども紹介します。
ドイツ産
主なドイツ産の車としては、ベンツ・BMW・ポルシェ・フォルクスワーゲンが挙げられます。
1926年に設立したベンツは外車の王道とも称されるブランドです。国産車並みの値段で購入できるモデルもありますが、新車価格が2,000万円を超えることも珍しくありません。BMWもベンツと並び高級輸入車の定番ですが、価格は300万円台から1,000万円台まで幅広く設定されています。
ポルシェはフェラーリと並ぶ人気スポーツカーメーカーであり、日本ではカイエンやマカンなどのSUV車が人気です。中古車なら500万円以下でも購入できます。フォルクスワーゲンは「大衆車」という意味をもち、ドイツ車のなかではリーズナブルなモデルが多いのが特徴です。
イタリア産
イタリアの名門自動車メーカーといえば、フェラーリとランボルギーニが有名です。スポーツカーの王道ともいわれるフェラーリは、2,500万円から4,000万円程度のモデルが用意されています。ランボルギーニもスーパーカーの名門として知られ、価格はアヴェンタドールが4,000万円台、ガヤルドは2,000万円から3,000万円台です。
フィアットとマセラティも名の知れたイタリア車といえるでしょう。1899年に誕生したフィアットは、『500(チンクエチェント)』など多くの名車を生み出している名門です。輸入車のなかでは比較的安価で、500(チンクエチェント)は200万円台で購入できます。
マセラティは、『ギブリ』などで有名な高級スポーツカーメーカーです。ポルシェやベンツよりは安いものの、人気車の価格は1,000万円前後となっています。
アメリカ産
アメリカ車には、ハマー・シボレー・フォード・ジープなどがあります。大柄なボディサイズと大排気量が、アメリカ車の魅力といえるでしょう。
GMのSUVブランドとして2010年まで生産されていたハマーは、2018年に生産が復活しています。中古車なら200万円台から購入できるでしょう。シボレーもGMが生産するブランドです。人気のコルベットやカマロの新車価格は約500万円です。
フォードは、マスタングなどの名車を数多く生み出しています。新車価格は500万円台です。四輪駆動車ブランドのジープは、日本でも高い人気を誇っています。200万円台から1,000万円を超えるものまで、幅広いモデルを展開しています。
フランス産
フランス車で有名なブランドはルノーです。日本の大手自動車メーカーである日産と提携しており、世界的にも大規模な自動車会社だといえます。
日本で展開されているラインナップは、トゥインゴ・ルーテシア・メガーヌといったハッチバック車や、キャプチャー・カジャーといったSUV車が中心です。それぞれ、新車価格は100万円台から用意されており、メガーヌのGTグレードなど高いモデルでは400万円を超えるものもあります。
スウェーデン産
スウェーデン産の輸入車といえば、ボルボが挙げられます。決して大きな会社ではありませんが、欧州における代表的な高級車のブランドのひとつとして地位を確立している自動車メーカーです。
ラインナップもほかのメーカーに比べて多くはないものの、日本ではXC60がカー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど人気があります。現行モデルの価格帯は100万円台から500万円以内におさまる範囲で設定されており、旧モデルの中古車なら100万円以下でも購入できるでしょう。
韓国産
韓国を拠点とする有名な自動車メーカーはヒュンダイです。日本での認知度はそれほど高くありませんが、販売規模は世界でもトップクラスを誇ります。2018年のデータでは世界5位となっており、ホンダやフォードを上回る台数です。
ヒュンダイは2001年に日本市場へ進出しましたが輸入車としての人気が上がらず、2010年に撤退しています。日本で人気のある輸入車はプレミアムカーが中心です。ヒュンダイ車はブランド力やデザイン性において、日本で求められているものにマッチしていなかったといえるでしょう。
まとめ
アウディの本拠地であるドイツは、ベンツ・BMW・ポルシェ・フォルクスワーゲンなどの自動車メーカーがあることで有名です。また、イタリアやアメリカといった車の生産で知られる国でも、各メーカーから有名ブランド車が生産されています。
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