アウディでハイブリッドならA6がおすすめの理由
アウディは日本において、ベンツやBMWに引けを取らない人気を誇るドイツの自動車メーカーです。シンプルながらも洗練されたボディのデザイン、上質感漂うインテリアデザイン、そしてレースで鍛えられた安定した走行性能と燃費の良さを持つエンジンが特徴となっています。
購入を考えているものの、その素晴らしさゆえにどれにしようか迷っているという方もいるのではないでしょうか。そこでこの記事では、アウディのハイブリッドならA6がおすすめである理由についてご紹介します。アウディのハイブリッドカーの購入を検討する一助になるでしょう。
※目次※
・アウディのハイブリッド車を探しているなら「A6ハイブリッド」がおすすめ
・A6ハイブリッドに搭載の「パラレルハイブリッド方式」エンジンは燃費性能の向上や有害物質の排出削減に効果を発揮!
・なにかと高額になりがちな外車購入の費用を抑えるなら、新古車・中古車がおすすめ!
アウディのハイブリッド「A6」がおすすめの理由
A6はアウディの数多くあるラインナップのなかでも中核をなすモデルであり、アウディのブランドイメージを確立した存在といえます。同シリーズから、2012年にアウディ初のハイブリッド車として登場したのがA6ハイブリッドです。
スポーティドライブと環境性能の両立、洗練されたインテリアデザインで人気を博したA6ハイブリッドのおすすめポイントをいくつか紹介します。
静音性が素晴らしく、なめらかな走り心地
A6には48Vマイルドハイブリッド(MHEV)ドライブシステムが搭載されています。走行中に必要な動力を48V電源システムが補うので、惰性走行中はエンジンを止めて走行可能です。これにより静音性と優れた燃費性能を実現させました。
また、ベルト駆動式オルタネータースターター(BAS)により、振動の少ないなめらかなエンジンスタートを体感できます。
内装・モニターが先進的でおしゃれ
アウディの内装デザインは、シンプルでありながら洗練されています。A6ハイブリッドでは、最高級のレザーを用いたヒーター付きの電動パワーシートが標準装備です。
また、ボタンやスイッチを排除したMMIタッチレスポンスにより、ボイスコントロールやタップ・ドラッグ操作によりスマートフォンのような直感的な操作でナビを操作できます。イグニッションをオフにすればスクリーンがブラックパネルとなり、周囲のインテリアに自然に馴染むのも魅力です。
燃費性能は△、だが大容量で個性的
A6ハイブリッドの燃費性能は13.8km/Lです。この点に関してはほかのハイブリッド車と比較すると決して優れているとはいえません。総重量が1,850㎏と車体が重いのが響いているのでしょう。一方、燃料タンクは73Lと大容量のため、航続距離には不安はないといえます。
また、電気のみで走行するEVモード、スポーティな走りを楽しめるSモード、燃費を重視したDモードの3つの走行モードを選べるという、ほかにはない個性も魅力的です。
アウディA6ハイブリッドのスペック一覧表
アウディハイブリッドA6(ベースグレード)の基本スペックは以下のとおりです。
エンジン |
直列4気筒DOHターボ 48Vマイルドハイブリッド(モーター) |
総排気量 |
1,984㏄ |
最高出力 |
211ps/4,300rpm~6,000rpm |
最大トルク |
35.7kgm/1,500rpm~4,200rpm |
車体寸法(全長×全幅×全高) |
4,930mm×1,875mm×1,465mm |
総重量 |
1,850㎏ |
駆動方式 |
FF |
トランスミッション |
8速AT |
燃費性能(JC08モード) |
13.8km/L |
スペックからも分かるようにアウディA6ハイブリッドは、普段使いの街中走行でもロングディスタンスのドライブやツーリングでも、十分対応できる能力を備えています。小排気ターボとモーターを積んでおり、燃費性能の向上と環境への配慮を意図した車ともいえるでしょう。
アウディハイブリッドA6はいくらで購入できるのか
高級感と高性能をあわせ持ったアウディハイブリッドA6ですが、2012年の販売当時では新車価格が約720万円程度でした。アウディハイブリッドA6の中古車価格は、約140万円~270万円が相場です。
残念ながら現在、A6ハイブリッドは新車での販売を終了しています。しかし、中古車市場ではまだまだ在庫があり、購入価格も手頃です。A6ハイブリッドに興味をお持ちなら、ぜひネクステージにご相談ください。
アウディのパラレルハイブリッド方式とは
エンジンの持つパワーをモーターがアシストするのがパラレルハイブリッド方式です。「パラレル」とは「並列」を意味します。
パラレルハイブリッド方式が効果を発揮するのは、停止した状態からの発進や急加速などエンジンにとってパワーが求められる場面です。熱効率が悪くなりやすい部分をモーターが担うことで、燃費性能の向上や有害物質の排出を制限できます。
アウディA6ハイブリッドは48V電源システム(モーター)が必要な動力を補っているので、惰性走行中にはエンジンを止めて走行することも可能です。
A6以外の現在は販売されていないアウディのハイブリッド
アウディでは、A6ハイブリッド以外にも、高性能なハイブリット車を数種類販売していました。A8ハイブリッド・Q5ハイブリッド・A3スポーツバックe-tronの3つです。
現在は販売を終了しているこれら3つのモデルの特徴やスペック、現在の中古車価格の相場を紹介します。A6ハイブリッドとの比較や、ほかのハイブリッド車を探す参考にしてみましょう。
A8ハイブリッド
A6に次ぐアウディのハイブリッド車として登場したのがA8です。当時は120台限定、948万円の価格で販売され、A8のエントリーモデルとしての位置付けでした。
外観はほかのA8シリーズと大差ありません。ボディはオールアルミニウム製で、さりげない高級感が漂っています。自動ブレーキ機能、アダプティブクルーズコントロールなどを装備し、安全性能にも優れたハイブリッド車といえるでしょう。
A8ハイブリッドの基本スペックは以下の通りです。
エンジン |
直列4気筒DOHターボ 48Vマイルドハイブリッド(モーター) |
総排気量 |
1,984㏄ |
最高出力 |
211ps/4,300rpm~6,000rpm |
最大トルク |
35.7kgm/1,500rpm~4,200rpm |
車体寸法(全長x全幅x全高) |
5,145mm×1,950mm×1,465mm |
総重量 |
1,930㎏ |
駆動方式 |
FF |
トランスミッション |
8速AT |
燃費性能(JC08モード) |
13.8km/L |
燃費に関してはA6と同じ性能です。しかし値段が1,000万円近く、生産数も限定されているので、現在中古車市場ではほとんど出回らない貴重な車となっています。
アウディQ5ハイブリッド
SUVを展開するQシリーズのハイブリッドモデルが、Q5ハイブリッドです。街乗りから悪路を走るアウトドアまで、幅広く活躍できるのが特徴といえるでしょう。
メーターパネルにはエンジンの回転計ではなく、ハイブリッドシステムの状態を伝えるパワーメーターを装備しています。マルチインフォメーションディスプレイでも、チャージしているのかアシストしているのか、電気の流れが一目で分かるように表示されるのが特徴です。
Q5ハイブリッドの基本スペックは以下のとおりです。
エンジン |
直列4気筒DOHターボ 48Vマイルドハイブリッド(モーター) |
総排気量 |
1,984㏄ |
最高出力 |
211ps/4,300rpm~6,000rpm |
最大トルク |
35.7kgm/1,500rpm~4,200rpm |
車体寸法(全長x全幅x全高) |
4,630mm×1,900mm×1,630mm |
総重量 |
2,000㎏ |
駆動方式 |
フルタイム4WD |
トランスミッション |
8速AT |
燃費性能(JC08モード) |
12.7km/L |
Q5の販売当時の新車価格は715万円です。中古車価格の価格帯は400万円~670万円で、平均価格は530万前後でしょう。
アウディA3スポーツバックe-tron
アウディとして初めてのプラグインハイブリッド車が、A3スポーツバックe-tronです。この車はハイブリッド車というより電気自動車に分類されます。ガソリンターボエンジンに80kwの電気モーター、そして大容量のリチウムイオンバッテリーを搭載しているためです。
フル充電の状態ならば、52.8kmのEV走行が可能となります。これにより日常の短い距離の移動ならば、電気自動車として使えるようになりました。
A3スポーツバックe-tronの基本スペックは以下のとおりです。
エンジン |
直列4気筒DOHC16バルブターボ |
電動機 |
EAH/交流同期電動機 |
総排気量 |
1,394㏄ |
最高出力 |
150ps/5,000rpm~6,000rpm |
最大トルク |
25.5kgm/1,500rpm~3,500rpm |
車体寸法(全長x全幅x全高) |
4,330mm×1,785mm×1,465mm |
総重量 |
1,600㎏ |
駆動方式 |
FF |
トランスミッション |
6速AT |
燃費性能(JC08モード) |
22.3km/L |
アウディA3スポーツバックe-tronの販売当時の新車価格は564万円、現在の中古車価格は200万円~300万円となっています。
新車販売がストップしたものは中古車市場で入手可能
今回紹介したアウディのハイブリッド車4種は、現在のところ新車販売はされていません。A8ハイブリットのように滅多にお目にかかれないものもありますが、中古車市場で入手可能なモデルもあります。気になる車種があった方はぜひネクステージにお問い合わせください。
アウディのプレスリリースなどでは、今後ハイブリッドのラインナップを拡大していくことが示唆されています。将来的には、新車でも中古車でも選べる種類が増えるでしょう。
2020年以降に販売されるe-tronにも期待大
アウディはすでに販売されている「e-tron」のラインナップを2020年以降拡大させる予定です。そのひとつがSUVクーペの「e-tronスポーツバック」です。最大300kwを発揮できる電動パワートレインを搭載しているのが特徴で、1回の充電で最大446kmを走ることができます。
e-tronスポーツバックが電気自動車であることは、デザインからも一目瞭然です。フロントのグリル部分には、エンジン内に外気を取り込むための開口部がほとんどありません。
加速スピードに優れているのもポイントです。シフトレバーをDモードからSモードに移行し、アクセルペダルを踏みこめばブーストモードが発動し、わずか5.7秒で時速100kmまで加速します。
新しく出る車であっても1年~2年ほどで高年式・低走行の品質の良い中古車になって販売されることも少なくありません。「新車では手が届かない」と感じたら、少し待ってみることも得策です。
高額になりがちな外車の初期費用・維持費を抑える方法
外車は同レベルの国産車と比較すると、どうしても購入費用や維持費が高額です。それが購入に踏み切るのを躊躇させる理由になる場合もあるでしょう。ここからは、少しでも外車購入の費用を抑えるためのコツを4つ紹介します。アウディのハイブリッド車を含め、外車の購入を検討しているならぜひ参考にしてみましょう。
新車よりも新古車・中古車を選ぶ
新古車、つまり未使用車を積極的に探してみましょう。外車の新古車のなかには、新車販売価格よりも数十万円、ケースによっては100万円近く安いものもあります。
新古車の多くはディーラーが販売ノルマ達成のために自社で登録したもの、購入がキャンセルされた車、展示車、キズ有りの車などです。外車ディーラーがこうした車をオークションに出品し、中古車販売業者がそれを買い取るというケースもあります。新古車や中古車を購入の対象にすれば、いくらか費用を抑えられるでしょう。
日ごろから中古車代理店に顔を出しておく
中古車代理店に日ごろから足を運び「顔馴染み」になるのも大切です。先ほど紹介したような新古車や状態の良い中古車は人気があるため、WEBサイトなどに掲載する前にすぐに売れてしまう可能性があります。
自分の好みの車種・予算などを伝えておけば、該当する車を見つけた場合、優先的に連絡してくれる可能性もあるでしょう。メンテナンスやサポート体制が整っているところであれば、購入後も安心して任せられます。
保証が厚い中古車販売業者から購入する
せっかく費用を抑えて購入した中古車でも、すぐに故障するようなものであればかえって損です。外車の場合、部品交換するときに純正品を使うと思わぬ高額な出費になります。
外車を中古車販売業者から購入するときには、修理やメンテナンスに対する保証が付いているかどうかしっかり確認しましょう。保証期間や保証内容などが充実しているかも重要です。
中古車販売業者の提供する保証には、外車購入時に無料で付帯されるものもあれば、有償で保証期間を延長したり内容を手厚くできたりするものもあります。自分のニーズに合った保証を選びましょう。
決算期に購入する
車を安く購入したいなら、販売店の決算期である3月か9月がおすすめです。新車・中古車販売が活性化する時期であるため、買い取り・下取りに出される車も増えるでしょう。
中古車販売業者の決算月には、ほかの時期よりもたくさんの在庫があるので、選択肢が増え通常よりも安く買えるというメリットが生まれます。
欲しい車があれば事前に状態や価格をチェックしておきましょう。ネクステージのWEBサイトからは、全国から集められた最新の中古車情報をチェックできますので、ぜひご活用ください。
まとめ
高級車アウディを代表するA6シリーズのハイブリッド車は、その外観と内装によってドライバーに上質な時間と空間を提供します。十分なパワーと安定した走りには定評があり、普段使いからロングドライブまで幅広いシーンで活躍できる車です。
ネクステージでは、アウディを含め、さまざまな外車の新古車・中古車をご用意しております。お客様の希望を考慮し、気に入っていただける最高の1台を提供いたしますので、車の購入・買い取り・メンテナンスなどでご相談があればぜひお問い合わせください。
よくある質問
Q.アウディにハイブリッドはありますか?
A.アウディにもハイブリッド車のラインアップがあります。主にマイルドハイブリッドシステム「MHEV」を採用しており、ベルト駆動式オルタネータースターターとリチウムイオンバッテリーを組み合わせることで、優れた走行性能と燃費性能を実現させています。 また、プラグインハイブリッドモデルとしてA8 TFSIeやA8 L TFSIeも展開しており、電動化への取り組みを着実に進めています。
Q.アウディのマイルドハイブリッドとは何ですか?
A.アウディのマイルドハイブリッドは、燃費向上と走行性能を高めるために開発された電動化システムです。通常の車が使用する12Vよりも高性能な48V電源を採用しており、発電機とモーターの2つの働きを持つ装置でエンジンをサポートします。 マイルドシステムは、走行中に発生するエネルギーを電気として回収することで、加速時のアシストや停車時のエンジン停止などに活用が可能です。特に時速55km~160kmで走行中にアクセルを離すと自動でエンジンが止まり、燃料消費を抑えられます。
Q.車のアウディはどこの国の車ですか?
A.アウディはドイツを代表する自動車メーカーのひとつです。現在もその本拠地をドイツに置いています。 アウディのロゴマークとして知られる4つの輪は、歴史的な由来があり、かつてドイツのザクセン州で活躍していた4つの自動車メーカー(アウディ、DKW、ホルヒ、ヴァンダラー)が統合してできた「アウトウニオン」を象徴しています。
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