コンパクトカーの代表として、クオリティを高めている2代目トヨタヴィッツ(Vitz)。エンジンは、直列3気筒の1Lと、直列4気筒で1.3Lと1.5LのVVT-i仕様、3つの排気量で4タイプ。基本はFF駆動で、1.3Lは4WD駆動も選べる。グレードは、プライバシーガラスやCDオーディオがつく充実装備「F」、スマートエントリー&スタートシステムをもった快適装備「U」、上質感を追求したグレード「I LL(アイル)」、スポーツグレード「RS」、ベーシックなビジネスモデル1L搭載「B」をラインアップする。1L「B」/「F」に設定される「インテリジェントパッケージ」は、エアスパッツや専用LED式リヤコンビネーションランプも装備され、車両が停止するとエンジンが自動的に停止「TOYOTA INTELLIGENT IDLING STOP SYSTEM」を導入したモデル。ミッションはゲート式フロアシフトの自動無段変速機CVT、4WDは4速AT、RSのみ5速マニュアルも選べる。今回の一部改良では、1Lエンジン(インテリジェントパッケージ装着車を除く)、1.3Lエンジン(4WDを除く)において、各制御を改良し、燃費を1L車で22.5km/L(従来型比+0.5km/L)、1.3L車(2WD)で20.0km/L(従来型比+0.4km/L)に向上。これにより、環境対応車普及促進税制(取得税/重量税の減免措置)に適合した。特別仕様車では、Fをベースとした「Limited II(リミテッドII)」を新たに設定。専用シート表皮、ディスチャージヘッドランプ(ロービーム/オートレベリング機能付)、スマートエントリー&スタートシステムおよび、盗難防止システム(エンジンイモビライザーシステム)を装備する。インテリアでは、インサイドドアハンドルや、サイドレジスターなどにメッキ加飾を施し、上質感を高めた。なお、女性の多くが好むパリの小部屋をイメージした「F シャンブル ア パリ コレクション」は継続販売される。
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