2代目となるラクティスは、全長4m未満のコンパクトなボディの中に、クラストップレベルのゆとりある室内空間と使い勝手の良さを求めた、2BOXコンパクトカー。初代ラクティスの魅力を受け継ぐとともにさらなる快適性を追求。多彩な使い方を可能とするラゲージスペースを実現するとともに、6:4分割チルトダウン機構リヤシート(遠隔可倒レバー付)などを採用。エンジンは直列4気筒DOHCの1.3L(99馬力)と1.5L(109馬力/103馬力)の2ユニット。グレードはベーシックな「X」、充実装備の「G」、専用ユーロサスペンションやパドルシフトを採用したスポーツタイプの「S」。福祉車両には、「G 車いす仕様車(タイプI)助手席側セカンドシート付」、「X 車いす仕様車(タイプI)助手席側セカンドシート付」を設定。また、開放感を高めるパノラマルーフ装着車を設定。今回、マイナーチェンジを行い、「G プライムスタイル」を新設定。エクステリアは、プロジェクター式ヘッドランプやLEDクリアランスランプを採用したほか、リヤコンビネーションランプの形状を変更。さらにフロントグリルにメッキ加飾を施すことで、精悍な印象を付与。「S」では新デザインのホイールを採用し、スタイリッシュなイメージを強調している。インテリアは、センタークラスターにブラックメタリック塗装を施し、上質さを表現するとともに、メーターフードやセンタークラスターのシボ加工のデザインを変更し、落ち着きある室内空間を演出。「G プライムスタイル」では、さらに質感を高めるため、専用のシート表皮を設定したほか、ステアリングやシフトノブにシルバーステッチを施すなどの改良を加えた。また、アイドリングストップ機能(Toyota Stop & Start System)付車にはTFTマルチインフォメーションディスプレイを採用。燃費や航続可能距離といった各種情報のほか、燃費ランキングなどを表示することでドライバーのエコドライブを支援。また、全車のフロントドアガラスにスーパーUVカット・IRカット機能付ガラスを採用するなど、快適性も向上。1.3L車はハイブリッド車に採用されていたアトキンソンサイクルのほか、クールドEGRやVVT-iEなどを採用した新開発の高熱効率・低燃費エンジンを搭載し、燃費性能を向上。さらにアイドリングストップ機能付車は、JC08モード走行燃費21.8km/Lの低燃費を実現。ボディカラーには、新色「ブロンズマイカメタリック」を含む全9色を設定。
続きを読む